モンチュ(時空の図書館) のバックアップ(No.1)
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- 1 (2014-04-05 (土) 07:11:24)
- 2 (2014-04-19 (土) 09:10:37)
1章 あの人が好きなのは!? †
プロローグ
- モンチュ
- あらっ!早速、あんなところにイケメン発見~。今日はツイてそうな気がするわ~!
モンチュはギリシャに遊びに来ていた。
ギリシャには名だたるイケメン…もとい、モンチュ好みのかっこいい神々がたくさんいる。
彼らと親交を深めようと歩いていると、見つけたのはジークフリートだった。
木陰でじっと誰かを待っている端正な横顔。
モンチュは話しかけようと、笑顔で近付いて行った。
その時…ジークフリートががくりと膝を折る。
「あら?」
一瞬膝を折ったジークフリートだったが、すぐに体勢を立て直す。
そして顔を上げた彼と、モンチュは目が合った。
「やだ、彼、あたしのこと見てる…!」
熱い視線に、モンチュの心は躍った。
「でもがっついちゃダメよあたしっ!ここは素敵なレディとして振る舞わないと!」
モンチュはにっこり微笑んで、ジークフリートに手を振りながら再び近づく。
その時。
「…モンチュといったか。お前が俺の、運命の相手だったのか」
ジークフリートの口から、はっきりと、そう発せられた。
「…!?」
モンチュは固まった。
ジークフリートは近付いてきて、モンチュの手を取る。
「もう離さない」
「まぁーっ!?」
その時、ジークフリートの背後で賑やかな声と一団。
「モンチュー!違うの、離れてーっ!」
走ってくるのはクピド達だった。
コンパス選択前
- ちょっと子猫ちゃん!?この夢が覚めないように…じゃなかった、覚めるように協力しなさいっ!?
- モンチュに肩を掴んでがくがく揺すられる。
- ジークフリートって…戦いしか頭にない冷めた男かと思ってたけど、本当は熱い男だったのねっ…!
- 神殿の影に隠れて、モンチュを探すジークフリートを見ていると、モンチュがそんなことを言い出した。
運命の選択発生!
- やだっ!?追いつかれそうじゃない!?
- ジークフリートに見つかって走っているが、徐々に距離を詰められている…!
- クピドの矢って、こんなに強力なのね…!
- 全く追っ手を緩める気配がないジークフリート。モンチュは…疲れた様子はないが、さすがに驚いているようだ。
- いっそ受け入れれば…そうよ!受け入れればすべて丸く収まるじゃない~!?
- モンチュが声高に叫んでいる。
コンパス選択後大大大成功:好感度350UP・(アイテム)1個入手/大成功:好感度200UP/成功:好感度100UP
ちょっと子猫ちゃん!?この夢が覚めないように…~の後:
- このままじゃ世界中の男神達が、アタシを巡って争い合って、世界は終わりに向かってしまうじゃないっ!アタシの生まれ持ったヒロイン性が恐ろしいわ~!
- 自らの肩を抱いて震えているモンチュの横で、ウェウェコヨトルが「すげぇ発想力…」とつぶやいている。(大大大成功)
- この役オイシイけど、クピドの矢のせいでしょ?それに、アタシは追う側で追われる側じゃないのよっ?(大成功)
- このままでもいいじゃないって?それもそうねっ!…よくないわよ~!(成功)
ジークフリートって…戦いしか頭にない冷めた男かと思ってたけど、本当は熱い男だったのねっ…!~の後:
- 恋もまた戦い?…そうよね!さすが子猫ちゃん、いいこと言うじゃない~!ジークフリート、アタシと全力で戦いたいなら、いらっしゃい~!
- ら飛び出して行ってしまったモンチュを追って、慌てて走る。(大大大成功)
- ヴァルキリー落ち込まないで?アタシの魅力、なんて罪作りな…愛の矢のせいですって?わかってるわよ、んも~!(大成功)
- ああいうタイプ、嫌いじゃないのよ!困ったわ~!(成功)
運命の選択発生!
やだっ!?追いつかれそうじゃない!?~の後:
- やるからにはアタシは本気よ…ついて来なさいジークちゃん!アンタの愛の力を見せてみなさい~!
- モンチュは地を踏みスピードを上げた。…クピド達と顔を見合わせて、追いかけるのをあきらめた。後で合流しよう。エクチュアとヴァルキリー、そして追いかけるジークフリートだけがモンチュに追随している。(大大大成功)
- おとりになるですって!?ダメよエクチュア、アナタ...!...ジークフリートの愛を独り占めなんて許さないわよ~!...んもうっ、冗談よっ!怒らないで子猫ちゃん!(大成功)
- ほら子猫ちゃん達、逃げるわよ~!アタシについて来なさいっ!(成功)
クピドの矢って、こんなに強力なのね…!~の後:
- 私利私欲で使っちゃダメ?アンタは本当にいい子ね~。そういうところ、好きよ。もちろん、アタシはあれを使ったりしないわ!自分で手に入れないと、意味がないもの!
- モンチュはそう言って、いい子いい子と頭を撫でてくれた。(大大大成功)
- はっ…まさか、あれを使ったら…オシリスちゃんがアタシを組み敷いて…なんてことも…いや!それ以上はダメよ!(大成功)
- アタシもいろんなものを見て来たけど、エジプトにはさすがにああいうものはなかったわ。(成功)
いっそ受け入れれば…そうよ!受け入れればすべて丸く収まるじゃない~!?~の後:
- …な~んて、アタシは安い女じゃないのよ~!そういうわけだからジークちゃん、アタシが欲しかったら全力で追いかけて来なさい~!ほらっ、アンタも行くわよ!
- モンチュは、素早い動きでジークフリートを振り払い、あなたの手を取り走り出した。…ウィンクを飛ばしながら。逃げるには逆効果に見えるが、引っ張られてそのまま一緒に走った。(大大大成功)
- こうなったらアタシがジークちゃんに、大人の恋のお作法教えてア・ゲ・ル!プシュケーちゃんとクピドちゃんはちょっとおめめを閉じておくのよ~!(大成功)
- …冗談よ。アタシもあのお葬式みたいな顔のヴァルキリーを見てるのは忍びないわ。(成功)
コンパス選択なしの画面
- ヴァルキリー落ち着きなさい?こういう非常時こそ、落ち着きが女の価値を物語るのよ?
- アンタがそれを言うのか、とウェウェコヨトルが横からつっこんでいる。
- どうなってるの…?夢っ!?これは夢かしら~!?
- そう言うが、モンチュの顔は嬉しそうだ。
エピローグ
- モンチュ
- クピドの言うことは正しいわ…恋の力はすごいわね!アタシも、追いかけられるなんて初めてだからドキドキしてきちゃった~!
「恋の力ってすごいね…!ボク、ドキドキしてきた!」
「あんなの…あんなジーク、私は認めない…」
「ヴァルキリー、元気出してください~!」
クピドの起こした騒動は、ヴァルキリーにウェウェコヨトルまで巻き込み、静まる気配がない。
物陰に隠れて逃げ回っているが、このままでは日が暮れても逃げ回ることになりそうだ。
「おい、矢の力を失くす方法ないの?」
ウェウェコヨトルがクピドに聞く。
「えぇ?せっかく熱い恋が見られたのに…」
「クピド…まだそんなこと言ってるのぉ…?」
「あっ、ごめんね!?そんな悲しい目しないでよプシュケー!」
- アイテム獲得
- マリネを1個手に入れた!
2章 元通りにする方法 †
プロローグ
- モンチュ
- はぁ…はぁ…こ、このままじゃアタシ、幸せ…じゃなくて、追い回されて倒れてしまうわ…!…美しいって…罪よね~!
「逃げ回ってばかりじゃダメなんだ!」
クピドが言う。
愛の矢は抜けばすぐに効力を失うが、抜かない場合は、アフロディーテの力で効力を失くすしかないという。
しかし、クピドは渋る。
「うぅ、怒られるから…アフロディーテ様に聞くのは、ボクやだなぁ」
「そんなこと言ってる場合じゃないよぉ!」
「戦うしかないんじゃねぇかな」
ウェウェコヨトルがそう言うと、モンチュは。
「アタシが抱きしめてあげてその間に抜いて…いやよ!抜けないわ~!」
「抜けたとしてもそれはダメだ!」
ヴァルキリーの猛反対に合い、抱きしめることはせずに、どうにかジークフリートの意識を正面に惹きつけながら、誰かが背中に回って矢を抜く、ということになった。
「…待て。モンチュ。俺を一人にしないでくれ…」
「わーっ!」
息ひとつ切らずに追いついてきたジークフリートに、クピド達と共に再び逃げ出す。
コンパス選択前
- こうなったら地の果てまで、追いかけあいね…ジークちゃん!
- 背中を狙われていると察知したのか、ジークフリートが距離を取り始めた。
- んもう!男達がアタシを巡って大混乱なんて!女冥利に尽きるけど…
- クピドが乱発した矢のせいで、ギリシャ全土が混乱に巻き込まれていた。モンチュは、迫ってくる者達に不敵に立ちふさがる。
- んま~!アンタ、綺麗なお顔じゃないの…
- モンチュの声に振り向くと、矢が刺さったディオニュソスがモンチュのてを掴んでいる。
- ウェウェコヨトルの言う通りだわ…少し休憩しましょう。
- ばてているクピドとプシュケーを見て、ウェウエコヨトルが休憩を提案する。モンチュも乗り気だ。
- よく見たらエクチュアもいい体してるじゃない…アタシの好みじゃないけど、熱い性格といい、なかなかいい男ね!もしかしてアンタ、狙ってるの?
- モンチュがこっそり耳打ちしてくる。
コンパス選択後
こうなったら地の果てまで、追いかけあいね…ジークちゃん!~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- あらアンタ、バテちゃってるじゃない!鍛え方が足りないわね~。(成功)
んもう!男達がアタシを巡って大混乱なんて!女冥利に尽きるけど…~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- …やっぱりもう少し楽しんで…ダメ?んもう、アンタは真面目が過ぎるわよ~!(成功)
~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- (成功)
~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- (成功)
&strong(){運命の選択発生!}
んま~!アンタ、綺麗なお顔じゃないの…~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- こんなに近くでこの子のお顔を見れるなんて…!はぁ…!…ちょっと子猫ちゃん、邪魔しちゃイヤよ~!(成功)
ウェウェコヨトルの言う通りだわ…少し休憩しましょう。~の後:
- (大大大成功)
- アンタも無理しちゃダメよ?適度な運動は体にいいけど、やりすぎはダメ!ほら、お水飲みなさい!(大成功)
- あら、アタシはまだまだ平気よ?アンタの方が心配だわ。(成功)
よく見たらエクチュアもいい体してるじゃない…アタシの好みじゃないけど、~の後:
- アタシの方がいい体つき?あったりまえじゃない!アタシは極めてんのよ!…って、アタシを褒めてどうすんのっ!んもう、アンタは本当に!
- モンチュが冗談半分で抱きしめてきた…力強く少し苦しかったが、かわいがられるのは悪い気はしない。(大大大成功)
- (大成功)
- あら、違った?まぁそうよね、アンタの好みとはちょっと違うかしら~。(成功)
コンパス選択なしの画面
- ウェウェコヨトル、噂に違わずイケメンじゃない…泣いた女の子が何人いるのかしら!
- プシュケーを助けたり、ヴァルキリーを励ましているウェウェコヨトルを見て、モンチュがため息をつく。
- あんなに振り回されてもついて行く…プシュケーちゃんの愛情は見上げたものだわ。それに青春…いいわね~。
- クピドとプシュケーを見て、モンチュがしみじみうなずいている。
エピローグ
- モンチュ
- 刺激的な時間が終わっちゃって、ちょっぴり寂しいわね。…んもう、子猫ちゃん心配しないでっ!次の恋を探しに行くだけよ!アタシはタフなのよ~!
「もう~!アタシは追い専だって言ってるでしょ~!」
謎の叫びと共に、モンチュはジークフリートの肩をがっと押さえつけた。
さすがに驚いたジークフリートに隙が出来た。
背後に回ったウェウェコヨトルは、ジークフリートの背中の矢を抜いた!
「…?ここはどこだ。俺は何を…」
「戻った!元に戻ったよ!」
クピドの声に、皆はほっと息をつく。
「大丈夫だ、ジーク。気にするな」
「ヴァルキリー、いつの間に…まぁ、お前がそう言うなら…ところで、お前は何をしている?」
ジークフリートは、依然として自分の肩を掴んで見つめてくるモンチュに、首を傾げた。
「離れろ!」
「ごめんなさい~!アタシったらつい!」
「やっぱりジークフリートにはヴァルキリーがお似合いだね!」
「クピドは反省して!もう、矢を番えないで~!」
- アイテム獲得
- 高級マリネを1個手に入れた!
3章 おいしい贈り物 †
プロローグ
- モンチュ
- アタシのお料理力、見せてあげるわ!もちろん、男の胃袋掴むために料理の腕は磨いてるのよ~!
「そろそろ、オレの用事済ませてもいい?」
一件落着したところで、ウェウェコヨトルがプシュケーに声をかける。
「あっ、私にご用事…でしたよね?なんでしょう~?」
「オレに、ギリシャのチョコレート、紹介してくんない?」
「あらっ、色男!逆チョコなんてステキ~!誰に贈るのかしら~!」
「アンタにもあげようか?」
「んま~!アタシは安い女じゃないわよ~!からかわないでよねっ!」
モンチュのテンションに、ウェウェコヨトルは苦笑気味だ。
「いや、まぁ…まぁいいや。アステカのやつらに、さ、贈りたくて。日頃の感謝っていうか?そういうのもたまにはいいかなってさ」
「いいですね~。ちょうど私、今からチョコ菓子を作ろうと思ってたんです。私で良ければ、作りましょうか~?」
「えっ、いいの!?やりぃ!アンタのチョコ、スッゲーうまいってエクチュアが言ってたんだ」
「そ、そんな…!大したこと、ないです…」
「ボクもプシュケーのチョコレート、食べたいなぁ!」
「うん、クピドの分も作ってあげるね」
「そういうことなら、アタシも作っちゃおうかしらっ!プシュケーちゃん、いい?」
「はい!もちろんです~。」
皆で、プシュケーのチョコ菓子作りに参加することになった。
コンパス選択前
- いいこと、プシュケー?追いかけるなら全力で最後まで追いかけきることよ?半端に追いかけちゃ、ダメっ!
- モンチュがプシュケーに、何か説いている。
- ウェウェコヨトル、アタシのケーキも味見してちょうだい!
- モンチュが、焼き上げたケーキをウェウェコヨトルに差し出している。
- &strong(){運命の選択発生!}
- あら、そんな混ぜ方じゃ足りないわよ?もっと腰を入れなさい!ほら!?
- 材料を混ぜていると、モンチュの熱い指導が始まった。
- こんなに楽しいことがあるなら、やっぱり引っ張ってハトホル連れて来れば良かったかしら?
- 楽しいお料理風景を見て、モンチュがつぶやいている。
- んん?アタシのコイバナが聞きたいですって?
- クピドがモンチュに、恋の話をせがんでいる。
コンパス選択後
いいこと、プシュケー?追いかけるなら全力で最後まで追いかけきることよ?~の後:
- (大大大成功)
- 男って鈍感な生き物なんだから!押してダメだからって引いてたら、一生気付かないものなのよ!(大成功)
- アタシは全世界の恋する乙女を応援してるの!でも、最後は自分で決めなきゃダメなのよ(成功)
ウェウェコヨトル、アタシのケーキも味見してちょうだい!~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- おいしい!?嬉しいわ~。イケメンに褒められると、やっぱりテンション上がるわね~!(成功)
~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- (成功)
&strong(){運命の選択発生!}
あら、そんな混ぜ方じゃ足りないわよ?もっと腰を入れなさい!ほら!?~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- そうそう、その調子!気持ちも一緒に混ぜ込んで、意中の相手をゲットするのよ!(成功)
こんなに楽しいことがあるなら、やっぱり引っ張ってハトホル連れて来れば~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- 料理?あの子だってやろうと思えば、アタシの半分くらいの腕前はあるわよ。多分ね!(成功)
んん?アタシのコイバナが聞きたいですって?~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- 坊やにはまだ早いわよ~!もっと大人になったら、話してあげる!(成功)
コンパス選択なしの画面
- ウェウェコヨトル…さすがね…洗い物を率先して手伝う男子は、ポイントト高いわ…!
- モンチュは感嘆のため息をついている。
- ほーら、出来上がりよ~!アタシの極限まで高まった女子力が生み出した創作お菓子、エジプト風チョコケーキ!プシュケーちゃんには負けないわ!
- モンチュが手にしているケーキは、色つやも香りも良くとてもおいしそうだ。料理ができるというのは本当らしい。
エピローグ
- モンチュ
- プシュケーちゃんは本当にいいお嫁さんになるわ~。アタシも負けずに、女を磨かなきゃっ!
「作り過ぎちゃいました…!」
トリュフにブラウニー、生チョコ、チョコクッキー…皆で作ったたくさんのお菓子。
「アステカのやつら、喜ぶよ。ありがとうな!」
「いえ!またいつでも協力させてください」
「ねぇねぇ、ウェウェコヨトルが持って帰っても、まだたくさんあるよね!ボクも持って帰っていい?」
「あ、待ってクピド…クピドにはこれもあげるから…」
プシュケーはいつの間にか作っていた、色とりどりのチョコレートのセットをクピドに差し出している。
少し顔が赤い。
「いいの!?やったぁ!すっごく嬉しいよ!」
「…青春っていいわね~」
見守るモンチュのまなざしは優しかった。
- アイテム獲得
- 想い出のチョコクッキーを4個手に入れた!
エンディング †
- モンチュ
- ちょっと遊びにくるつもりだったのに…とーっても楽しかったわ!アンタのおかげかしら!ありがとうね!
エジプトへ帰るというモンチュを見送る。
自分が作った菓子を手に、モンチュはうっとりしている。
「あぁ…本当に幸せな一日だったわ…!イケメンに追いかけられ、イケメンと戯れ…!」
そこでモンチュははたと止まった。
「って、アンタ、バレンタインにこんなことしてていいの!?」
構わないが、と答えるが、モンチュはぶんぶんと首を横に振る。
「ダメダメ!若いんだから、恋を楽しまないと!アンタはクピドちゃんの矢が必要なんじゃないかしら?アタシと仲良ししてる場合じゃないでしょ?」
それでもモンチュと共にいたい、楽しいし心地よい。そう伝えると、モンチュは苦笑する。
「んもう。仕方がないわねぇ。それじゃアタシからのバレンタインプレゼント、よ!」
モンチュはそう言って、ぱっと手を掴んで、何かを渡してくれた。
それは、紫色の可愛らしいスミレの花、だった。
「昼間に見つけたのよ。子猫ちゃんにぴったり!って思って。…ねぇ、日本には花言葉、っていうのがあるのよ。紫のスミレの花言葉、知ってる?」
首を横に振ると、モンチュがにっこり笑う。
「誠実、よ!誰よりも誠実な子猫ちゃん。アタシ達を助けてくれて、ありがとうね!」
- アイテム獲得
- 紫のスミレを1個手に入れた!