ナビィの部屋 のバックアップ(No.10)
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- ナビィの部屋 へ行く。
- 1 (2014-10-13 (月) 03:34:45)
- 2 (2014-10-13 (月) 03:45:18)
- 3 (2014-10-31 (金) 15:25:33)
- 4 (2014-11-10 (月) 09:50:58)
- 5 (2014-11-10 (月) 10:05:54)
- 6 (2014-11-20 (木) 09:48:01)
- 7 (2014-11-28 (金) 14:05:29)
- 8 (2014-12-18 (木) 15:51:09)
- 9 (2015-01-01 (木) 07:12:38)
- 10 (2015-01-01 (木) 07:28:24)
- 11 (2015-01-10 (土) 09:43:02)
- 12 (2015-01-20 (火) 08:50:20)
- 13 (2015-01-20 (火) 08:51:20)
- 14 (2015-01-30 (金) 09:10:09)
- 15 (2015-02-09 (月) 11:45:50)
- 16 (2015-02-09 (月) 11:46:37)
- 17 (2015-02-19 (木) 11:48:59)
- 18 (2015-02-27 (金) 13:42:51)
- 19 (2015-03-10 (火) 10:01:47)
- 20 (2015-03-20 (金) 09:32:33)
- 21 (2015-03-20 (金) 09:33:34)
- 22 (2015-03-31 (火) 09:08:44)
- 23 (2015-04-10 (金) 10:16:56)
- 24 (2015-04-20 (月) 15:02:38)
- 25 (2015-04-30 (木) 11:33:32)
- 26 (2015-05-11 (月) 12:37:34)
- 27 (2015-05-20 (水) 12:07:35)
- 28 (2015-05-29 (金) 10:06:21)
- 29 (2015-06-10 (水) 13:55:25)
- 30 (2015-06-19 (金) 08:59:29)
- 31 (2015-06-30 (火) 12:46:25)
- 32 (2015-07-10 (金) 20:10:22)
- 33 (2015-07-21 (火) 11:52:35)
- 34 (2015-08-10 (月) 01:08:38)
- 35 (2015-10-12 (月) 04:26:07)
- 36 (2015-10-12 (月) 04:34:37)
- 37 (2019-01-02 (水) 07:06:43)
- 38 (2019-01-02 (水) 09:39:38)
- 39 (2019-01-02 (水) 13:23:15)
ナビィの部屋 ナビィの部屋オープン! †
~とある森の一角…~
- ナビィ
- うーん、素敵なお部屋に仕上がってよかったです~!
- ナビィ、ちょっと頑張っちゃいました!
- ヘパイストス
- 内装の方は…大丈夫、ですか…?
- ナビィ
- はい♪ナビィ秘蔵の色んな家具を置いてみました!
- 外観の方はヘパイストス様が整えてくださったので安心です~!
- ヘパイストス
- と、とりあえずちょっとやそっとじゃ壊れないようにしたので…
- どんな神様が来ても、大丈夫だと…思います…!
- ナビィ
- さすがヘパイストス様です~!
- ヴァルキリー
- ナビィ、前々から準備していたようだが今日完成したのか?
- ナビィ
- あっ!ヴァルキリー様!そうです~!ついに完成しちゃいました♪
- 名づけて、「ナビィの部屋」!神様が自由に出入りしてくつろげる場所があればいいなと思い作ってみたんです~♪
- ヴァルキリー
- なるほど、確かにくつろぐには丁度よさそうだな。ジークフリートも連れてくれば良かった。
- ナビィ
- 是非~!ヘパイストス様もこの部屋、使ってくださいね!
- ヘパイストス
- えっ、あ…いいんですか?ありがとう、ございます…!
- ナビィ
- 完成したことですし…色んな地域に宣伝して回りますね~!
- ラー
- おいナビィ!シューから聞いたぞ!なにやら面白いものを作っているそうじゃないか!
- タケミカヅチ
- ナビィ殿!新しい施設を作ったそうではないかっ!よし、私が一番乗りだな!はっはっは!
- インドラ
- なんだなんだぁ!?乱闘か!?オレも混ぜろ!
- チヤヴァナ
- なにやら楽しそうですねっ!僕と一緒にヨガしませんかっ!?
- ナビィ
- キャー!な、何事ですか~!?
- ヴァルキリー
- すごいなナビィ!初日から大盛況じゃないか。
- ナビィ
- 大盛況すぎてびっくりしちゃいました…まだ宣伝もしてないのに…!
- ヘパイストス
- 許容人数は…強度…防音性…保温性……ブツブツ
- ナビィ
- へっヘパイストス様?!
- ヘパイストス
- ブツブツ……あっ!はい…な、なんでしょうか!
- ナビィ
- いえ!お、お仕事してるときの集中力すごいです~…!
- ラー
- おお!このソファーふかふかではないかっ!なぁタケミカヅチよ!
- タケミカヅチ
- ああ、素晴らしいソファーだな!はっはっは!よーし、ここはひとつ!私の武勇伝をだな…
- インドラ
- チヤヴァナ!お前浮けるのかっ!?すげぇじゃねぇか!
- チヤヴァナ
- インドラさんはいつも浮いてるじゃないですかっ!僕はまだ数センチしか浮けませんよっ!
- ナビィ
- め、メンバーが濃いです~!
- ヴァルキリー
- 賑やかでよかったな、ナビィ!
- ナビィ
- は、はい~!
こうして「ナビィの部屋」は
晴れ晴れしくオープンしたのであった…
ナビィの部屋 本当に幸運? †
~今日も静かな森の中…~
- ナビィ
- るんるん♪お部屋をお掃除すると気持ちいいですね~!
- フォルトゥナ
- やっほーナビィ!なんか楽しそうなことしてるって聞いて来ちゃった♪
- ナビィ
- わぁ、フォルトゥナ様~!うれしいです~!
- フォルトゥナ
- お部屋の内装とかすっごいかわいいね~!ナビィが用意したの?
- ナビィ
- はいっ!あ、この小屋を建ててくれたのはヘパイストス様なんですよ♪
- フォルトゥナ
- そうなんだ!ヘパイストスって何でも作れるんだね~♪
- 今度モイラ三姉妹を誘ってまた遊びにこよっかな♪ライチもいっぱい持ってきてあげる!
- ナビィ
- わぁ~!ありがとうございます~!
ナビィがフォルトゥナと談笑していると、外から声が……
- アウケレ
- カネちゃーん!マウイちゃーん!どうしよう、こんなところではぐれちゃった…
- 俺、この辺りはじめてきたから全然わかんないよぉ…
- ナビィ
- むむっ、この声は…アウケレ様?
- フォルトゥナ
- あ、あそこに誰かいるよ?おーい!
- アウケレ
- わっ!?あ、あんなところに小屋が…!あぁ、たすかったぁ…!やっぱり俺って運はいいんだなぁ…。
- フォルトゥナ
- まぁ、ここに幸運の女神がいるもんねっ♪
- ナビィ
- アウケレ様~!ナビィです~!どうかしたんですか~?
- アウケレ
- あっ!ナビィちゃん!いやぁお恥ずかしいことに、迷子になっちゃったんだ…。
- ナビィ
- それは大変です~!とりあえず、お部屋で待ってみてはどうでしょうか?
- アウケレ
- え、いいの?助かるよ!はぁ…カネちゃんもマウイちゃんも走るの速いよ…。
- フォルトゥナ
- ん?二人の女の子?ここに来る途中ですれ違ったよ?
- キミが来た方向と全く逆を走って行ってたけど、大丈夫?
- アウケレ
- ええっ!?なんで逆の方向に!?ご、ごめんねナビィちゃん!俺追っかけてくるよ!
- ナビィ
- えっ?あ、はい!わかりました~!またきてくださいね~♪
- アウケレ
- うん、じゃあね!
- ナビィ
- …アウケレ様、本当に幸運なんでしょうか?
- フォルトゥナ
- ふふっ、それならじゃあせっかくだしアタシがちょっとおまじないしてあげよっかな♪
- ナビィ
- 本当ですか?!
- フォルトゥナ
- 今回は特別大サービスっ!ここで会えたのも何かの縁だしねっ♪
- ナビィ
- さすがフォルトゥナ様です~!
~アウケレと分かれて数分後…~
- フォルトゥナ
- ん~、なんかお腹すいちゃったね。
- ナビィ
- お部屋を作ったばかりなので、食べ物が何も置いてないんです…
- あ!でも近くに林檎の木があるのでそこから持ってきますよ~!
- フォルトゥナ
- え~、なんだか悪いなぁ。
- カネ
- こんにちは!ナビィいたよ、マウイちゃん!
- マウイ
- ようナビィ!さっきはアウケレが悪かったな、遊びに来てみたぜ!
- ナビィ
- わぁ、カネ様にマウイ様~!
- アウケレ
- さ、さっきはお世話になりましたぁ…!
- フォルトゥナ
- わぁっ、いっぱい来てくれたよ♪やったね、ナビィ!
- アウケレも、二人に無事に会えてよかったね♪
- アウケレ
- おかげさまで助かりましたぁ…!
- マウイ
- アウケレが世話になったからさ、パイナップルとかマンゴーとか…とにかくたくさん持ってきたぜ!
- カネ
- そのまま食べても、ジュースにちてもおいちいよ!
- ナビィ
- わぁ!ありがとうございます~!
- フォルトゥナ
- すごーい!丁度お腹がすいてきたときだったんだ!ラッキーだね♪
- マウイ
- そりゃよかった!好きなだけ食ってくれよなっ!
- フォルトゥナ
- うれしい~!とっても美味しそう!早速いただいちゃおうよ~!
- ナビィ
- はいっ♪
その日は南の島の果物をたくさん食べました♪
ナビィの部屋 ハロウィンパーティー! †
~森の一角で…~
- エーディン
- 新しい服、思ってたより似合っててよかったわ。
- ミディール
- そ、そう?あんまり自分じゃ実感湧かなくって…。
- エーディン
- 全く、もっと鏡を良く見たらどうなのよ。
- あたしが選んであげた衣装だもの。似合わないわけがないわ!
- ミディール
- うん…そうだよね。でも…僕にしてはちょっと派手だったんじゃないかな…肩の辺りとか…。
- エーディン
- そうかしら?あたしはあのくらいワイルドな方が良く似合ってると思うけど?
- ミディール
- わ、ワイルドかぁ……。
- オイフェ
- あ、エーディンとミディール!ここに居たのね。探しちゃったわ!
- エーディン
- あら、オイフェじゃない。どうかしたの?
- オイフェ
- どうかしたって程でもないのだけど…。
- マクリルがね、ナビィの部屋でハロウィンパーティーするんだって。他の地域の神も呼ぶって言ってた
わ。
- ミディール
- へぇ、パーティ…なんだか楽しそうだね。
- エーディン
- そうね、パーティならあたしたちも行かなきゃ。
- オイフェ
- 決まりね!じゃあ楽しみに待ってるわ。
- ミディール
- えっ、ちょっと待って!ぼ、僕も行っていいの…?
- オイフェ
- 当たり前じゃない。マクリルが待ってるわよ。
- エーディン
- パーティに相応しいおみやげを準備していくわ。楽しみにしてなさい。
- オイフェ
- ええ、マクリルにも伝えておくわ。じゃあ、また後でね!
- エーディン
- ……箒で飛ぶのってやっぱり速いわね。もう見えなくなったわ。
- ミディール
- もしかして…エーディン、羨ましいの?
- エーディン
- 何言ってんのよ、別にいらないわ。
- 速く空が飛べてもミディールを置いてけぼりにしちゃうじゃない。そんなの、面白くないわ。
- ミディール
- あ、あはは。そうだね…。
- マナナン・マクリル
- よーし!いい感じにセッティングできたぜ!
- アポロン
- マクリルー!ハロウィンパーティーするってほんと?
- アルテミス
- あたしたちも混ぜてよー!
- マナナン・マクリル
- アポロンにアルテミス!もちろん、一緒に楽しもうよ!
- アポロン
- やったー!ねぇ、お菓子とか出るの?
- アルテミス
- アポロンね、お菓子食べたくて食べたくて仕方ないみたいでさー…
- アポロン
- でもアルテミスも食べたいって言ってたでしょ?
- アルテミス
- だってお腹空いちゃったんだもん。
- ラクシュマナ
- おい!はろうぃんパーティーに来てやったぞ!
- マナナン・マクリル
- わっ!いっぱい来たな!
- スバドラー
- ガネーシャお姉ちゃんがね、とっても楽しいお祭りだって教えてくれたの!
- ジャガンナート
- お菓子食えてイタズラもできるとか最高だよな!
- アポロン
- 去年のハロウィンパーティーも楽しかったー!早速イタズラして回りたいなぁ!
- ラクシュマナ
- イタズラしていいのか!やったー!アグニのしっぽ、つかんでやろー!
- アルテミス
- アグニの尻尾ならあたしも掴みに行きたいなー!
- ジャガンナート
- オレもオレも!
- スバドラー
- ずるーい!あたしもやりたい!
- マナナン・マクリル
- よーし…じゃあ次ここに来たやつにお菓子くれなきゃイタズラするぞ!ってあいさつして
やろうぜっ!
- よーし…じゃあ次ここに来たやつにお菓子くれなきゃイタズラするぞ!ってあいさつして
- アポロン
- そうしよう!トリックオアトリートって言うんだよね!ねぇマクリル、見本見せてよー!
- マナナン・マクリル
- そうそう!よーし、よく見てろよー…?
- おっ!丁度良く誰か来たな!
- トリックオアトリートっ!お菓子くれなきゃイタズラするぜっ!
- オイフェ
- あら、マクリル。もう始まってるの?
- マナナン・マクリル
- …………。
- うわぁーっ!?お、オイフェか!びっくりさせんなよな!
- オイフェ
- 何いきなりびっくりしてるのよ…アナタが呼んだんでしょ。
- アポロン
- あはは!マクリルがイタズラされたみたい!
- ラクシュマナ
- いいなー!オレもマクリルにイタズラしたいんだぞ!
- マナナン・マクリル
- ええーっ!?なんでオレ!?
- エーディン
- ちょっと、今のマヌケな叫び声は何?
- ミディール
- こ、怖いオバケとか出ないよね…で、出たらどうしよう…。
- マナナン・マクリル
- あっ!エーディン、ミディール!
- エーディン
- ごきげんよう、マクリル。あなたがパーティ開いたって言うから来てあげたわ。
- ほら、ミディール!アレをマクリルに渡して。
- ミディール
- わ、わかった!こ、これ僕とエーディンからの差し入れ…。
- マナナン・マクリル
- えっ、なに?…これキャラメルアップル?しかもこんなにたくさん!
- ミディール
- 僕もエーディンも一生懸命作ったんだけど…ちょっと不恰好で…ご、ごめんね。
- エーディン
- ちょっとミディール!あたしが料理下手みたいじゃない。
- ミディール
- あっ、ご、ごめん!そんなつもりじゃ…でも味見はしたから…!
- マナナン・マクリル
- 見た目なんて美味しかったら気にならないよ!ほらみんな、お菓子がきたぞー!
- ジャガンナート
- やったやったー!お菓子いっただきまーす!
- ラクシュマナ
- あーっ!ジャガンナートお兄ちゃんずるいんだぞ!
- アポロン
- 僕もたーべよっ!もうお腹ペコペコだよー!
- スバドラー
- ラクシュマナもお兄ちゃんたちもちゃんと手を洗ってからじゃないとダメだよー!
- アルテミス
- 甘くて美味しいー!どうもありがとう!
- ミディール
- よ、喜んでもらえた…!よかったね、エーディン!
- エーディン
- と、当然じゃない。なんたって、あたしとミディールが作ったんですもの!
- マナナン・マクリル
- ほんと助かったよ、ありがとなっ!
- オイフェ
- 今日はパーティなんでしょ?思いっきり楽しみましょう!
- ナビィ
- うぅ、道に迷ってしまいました~!
- この辺りは暗いからちょっと怖いです~…。
- メイヴ
- 誰だ…。
- ナビィ
- ひ、ひえ~っ!で、出た~っ!
- …………。
- って、メイヴ様!?び、びっくりしちゃいましたぁ…!
- メイヴ
- クス…ナビィは相変わらずだな…。
- 途中まで送ってやろう…行き先は私も同じ…。
- ナビィ
- ほ、本当ですか!?嬉しいです~!
- ところで…バク様、随分大きな箱を抱えてますね…?こ、これはいったい…。
- メイヴ
- …これか?クス…中身が知りたい、と…?
- えっ、聞いたらまずいものなんですか!?
- メイヴ
- …菓子だ。
- ナビィ
- ……菓子!?メイヴ様がお菓子を持ち歩くなんて意外です…。
- ……あっ!そうか!
- メイヴ
- そう…今日はハロウィン…。
- ナビィにやろう…シュークリームだ…。
- ナビィ
- わぁ!とってもかわいらしいです~!ありがとうございます!
- …あ!丁度森を抜けられたみたいです~!
- メイヴ
- ではナビィよ…この箱を持ちなさい…。私の案内はここまでだ…。
- ナビィ
- えっ?わぁっ!でも、この箱にはたくさんのシュークリームが…。
- メイヴ
- ナビィにやると、言っただろう…私もバクも必要のないもの…欲しがるものに与えなさい…。
- ナビィ
- え、ええー?!
- クーフーリン
- あれ?ナビィ!こんなところで何してんだよ?
- ナビィ
- わぁっ!?び、びっくりしちゃいました!
- クーフーリン
- 悪いな、後ろから声かけちまったから!
- オグマ
- ナビィ、今日はパーティーなんだろう?オイフェに誘われたんだ。
- モリガン
- …オイフェ、張り切ってた……楽しみ…。
- ブリギッド
- えっと…そこ、誰かいたんですか?
- ナビィ
- はいっ!メイヴ様が…あれっ、もう居ないです!
- オグマ
- 何、メイヴ?…確かに甘い匂いはするが…。
- モリガン
- …箱からも、甘い匂い……。
- クーフーリン
- 変なヤツだなー、ちょっとくらい話してから帰ればいいのに。
- オグマ
- まぁいい。はやくナビィの部屋へ移動しよう。もたもたしているとパーティが終わるぞ。
- ブリギッド
- 私たちもたくさんおみやげを用意したんです!よ、喜んでもらえるかなぁ…。
- ナビィ
- わぁ、本当ですか!楽しみです~!
- ブリギッド
- 頑張ってシェパーズパイもたくさん用意したんです!いっぱい食べてくださいね!
- ナビィ
- そ、そうですか~!ありがとうございます~!
- クーフーリン
- ナビィ、無理しなくていいぞ。
ハロウィンパーティーは大盛り上がりでした♪
ナビィの部屋 お休み日和 †
~今日も静かな森の中…~
- アメノトリフネ
- おー、あったあった!アレだな!
- ネムティ
- 本当だ!森の中にぽつんと建ってるんですね。
- ナビィ
- あ、アメノトリフネ様!ネムティ様!いらっしゃいませ~♪
- ネムティ
- こんにちは!トリフネさんと遊びに来ちゃいました。
- アメノトリフネ
- タケミカヅチの旦那から聞いたんだ!いつもごひいきにしてもらってるからはいっ、おみやげ!
- ナビィ
- わぁ、蜂蜜パンにナマズのお刺身ですね~!ありがとうございます!
- 今中にはフワワ様がいらっしゃいますよ♪
- アメノトリフネ
- ん?フワワ?
- フワワ
- 今日はエンリル様が珍しくお休みくれたからなぁ。明日、大旱魃でも起きそう。
- アメノトリフネ
- どーも!アンタがフワワだね!
- フワワ
- え?誰?
- ナビィ
- アメノトリフネ様とネムティ様です~♪
- ネムティ
- よろしくお願いしますね、フワワさん!
- フワワ
- へぇー、よろしくな。あ、早く座りなよ。バビロニアみやげあるから食べて。
- アメノトリフネ
- あっ、カリンの蜂蜜漬け!美味しそうー!
- フワワ
- 美味しいよ、ハンナハンナが分けてくれた蜂蜜で漬けてるんだから。
- ネムティ
- わぁ、綺麗な色の蜂蜜…!私ももらっていいんですか?
- フワワ
- うん、うちもそのパンとお刺身、食べていい?
- アメノトリフネ
- どうぞどうぞ!甘酒もあるよ!
- フワワ
- へぇ、甘酒かぁ。あんまり飲んだことないから嬉しいな。
- ネムティ
- おいしいですよね、飲むと体が暖かくなります!
- ナビィ
- ナビィは甘酒に蜂蜜を入れても甘くて美味しいって以前コノハナサクヤヒメ様に教えてもらいました♪
- アメノトリフネ
- へぇー!試してみようかな!蜂蜜ってかけると何でも美味しくなる気がする。
- ネムティ
- 苦手なものにかけてみたら美味しくなるんでしょうか…?
- アメノトリフネ
- あ、今度旦那にやってみよう!タケミカヅチの旦那、トマトが苦手でさぁ!
- フワワ
- エンリル様はサケ見るとちょっと眉間にシワが寄るかな。
- ナビィ
- でも、サケに蜂蜜は合わない気がします…!
なんて、他愛のない話をしながら
その日は一日中、ガールズトークを楽しみました♪
~一方その頃…~
- タケミカヅチ
- 困った…トリフネが居ないと移動も楽じゃないぞ。
- アメノオハバリ
- 普段からトリフネに頼りすぎだ…
- タケミカヅチ
- まぁいい!足腰を鍛える鍛錬だと思えばな!はっはっは!
- アメノオハバリ
- …お前のそういう前向きなところは長所だと思う。
- エンリル
- フワワ!…そうか、休暇を出しているのだったな。ふん…面倒な。
- エンキ
- エンリル随分苛だってるねー。何ならオレがフワワの代わりに身の回りのお世話してあげよっか?
- エンリル
- エンキ!貴様はいい!さっさと立ち去れ!
- エンキ
- ハハ、怒った怒った。明日は大旱魃かなー?
- ゲブ
- あれ、オシリス…ネムティはどうしたの。川、渡れないんだけど。
- オシリス
- ネムティは今日居ないが。だらだら怠けられるくらいなら休暇を取らせてやったほうがメリハリが
つくだろう。
- ネムティは今日居ないが。だらだら怠けられるくらいなら休暇を取らせてやったほうがメリハリが
- ゲブ
- あ、そう。じゃあ、ガチョウが泳いでそっちに渡って行っちゃったからあとはよろしく。
- オシリス
- …ネムティの休み明けの仕事が増えたな。
終わり♪
ナビィの部屋 さっそく宴会だ! †
~ギリシャ平原の一角にて…~
- ディオニュソス
- へぇ…ナビィがそんなものを。ちょっと興味あるな。
- ヘパイストス
- うん…ディオニュソスもワイン、持っていくなら…俺もグラス、たくさん用意するよ…!
- パーン
- よう、ディオニュソスにヘパイストス。なにやら楽しそうだな?
- ヘパイストス
- あっ…パーン。えっと…
- ディオニュソス
- ヘパイストスから聞いたんだが、ナビィが宴会場を作ったんだってさ。
- パーン
- へぇ!面白そうだな。…しかし妙だな。引きこもりのヘパイストスが情報持ってるなんてよ?
- ヘパイストス
- そ、それは…俺が小屋、建てたんです…簡単に、壊れたり…しない造りなので…。
- パーン
- ははぁ、そういうことか…壊れねぇのは残念だなぁ。
- アキレウス
- あ、ヘパ兄!やっと見つけた…仕事場に居ないからすっげー探したぜ!
- ヘパイストス
- あ、アキレウス。どうかしたの?
- アキレウス
- いや、母さんのお使いだよ。ヘパ兄にポークスブラキ届けてあげろってさ。ほら!
- ディオニュソス
- へぇ、結構な量だな…。テティスさんの料理は格別だよ。ワインによく合うし…。
- パーン
- へへっ、一本もらうぜ。
- アキレウス
- あっ!一本どころか何本も持ってくなよ、一応ヘパ兄の分なんだからな?
- ヘパイストス
- まぁ…こんなにたくさん、俺だけじゃ食べきれないし…みんなで、分けた方が…美味しいから…。
- アキレウス
- ヘパ兄がそういうなら別にいいけど。で、なんでみんな集まってたんだ?楽しそうだな!
- ディオニュソス
- はは…パーンと同じこと言ってるぞ。
- ヘパイストス
- いや…ナビィがね…かくかくしかじか。
- アキレウス
- え!面白そうだな!早速行ってみようぜ?
- ディオニュソス
- じゃあ俺はワインたくさん持ってくるか。パーン、ちょっと準備手伝ってくれよ。
- パーン
- お?今日は宴会か?いいねぇ、美味い酒が飲めそうだな。
- ヘパイストス
- じゃあ、俺も…グラス、用意してくる…!
- アキレウス
- じゃあ準備でき次第、ここに集合な!
~一方、ナビィの部屋では…~
- ナビィ
- お茶の用意ができましたよ~♪
- テティス
- あら…いい匂いね…。味もとっても美味しいわ。
- ナビィ
- ありがとうございます♪
- ニュサ
- 紅茶に果汁を搾って入れると美味しいのよね。
- テティス
- そうね、せっかくだからニュサが持ってきてくれた果物を搾ってみようかしら…。
ガシャーン!
- ナビィ
- ひえ~っ!な、な、何の音ですか~!?
- ニュサ
- やだ、何かがぶつかったような音がしたわよ!?
- テティス
- あぁ…魔神だったらどうしましょう…!
- アキレウス
- いってぇー!パーンお前耳元で変な笛鳴らすなよな!
- パーン
- オレはただ気分を良くしてやろうと思って吹いただけだぜ?
- ディオニュソス
- おいおい…持ってきたものは大丈夫か?
- ヘパイストス
- だ、大丈夫…死守、しといたから…!
- ナビィ
- わぁ!ヘパイストス様、アキレウス様、ディオニュソス様にパーン様!
- ヘパイストス
- あっ…す、すみません…。チャリオットに乗ってたら操作を誤ってしまって…。
- テティス
- あぁ大変!どうしたのみんな…!怪我はない!?
- ニュサ
- もう!なんなのよいったい!…あっ、パーン!ディオニュソスも何でそんなにいっぱいワインを!?
- パーン
- おっと!ニュサが来てるとは思わなかったぜ。
- ディオニュソス
- いや、宴会でも開こうかと思って。この施設…できたばっかりなんだろ?
- ヘパイストス
- あ、あの…俺が、誘ったんです…。みんなで、お酒でも飲んで…遊んだら楽しいかな、って…。
- ナビィ
- えっ!本当ですか?ありがとうございます~!すごく楽しそうですね♪
- ディオニュソス
- あぁ…ヘパイストスが酒乱だけど、暴れないように見ておくから安心してよ。
- ヘパイストス
- ご、ごめん…ほどほどに、しておく…。
- ニュサ
- ま、まぁ…ナビィが問題ないって言うなら大目に見てあげるわ。
- テティス
- せっかく宴会するのなら、お料理たくさん用意してくればよかったわ…。
- アキレウス
- うっ、母さん…!?
- テティス
- あ、あら…アキレウス…そうよね、男の子同士で遊ぼうと思ってきたのよね。
- じゃあ…私達は出直したほうがいいかもしれないわ…。ね、ニュサ。
- ニュサ
- えっ!…う、わかったわ。じゃあプロメテウスやアムピトリーテーでも誘って私たちで楽しくやりましょ!
- ディオニュソス
- じゃあこれ、お裾分けしとくよ。
- テティス
- あら、ワイン…?とっても美味しそうね。
- パーン
- あー…まぁ酒はまだあるし一本くらいいいか。ポークスブラキ美味かったぜ。
- テティス
- 本当…?ありがとう…!じゃあ今度、パーンにもたくさん作ってきてあげるわ。
- ディオニュソス
- はは、よかったな。随分食ってたもんな?
- パーン
- おいおい…俺はオカアサンに弁当作ってもらう柄じゃねえっての。
- ニュサ
- じゃあナビィ、また来るわね。パーンが何かしでかしそうだったら言ってね!
- ナビィ
- は、はい~!いつでも待ってます~♪
その夜は、案の定大騒ぎになりました…。
ナビィの部屋 熱血!お料理教室 †
~とあるお昼時~
- タイオワ
- ねーえマサウ~!おなかすいちゃったの。
- マサウ
- ……だからなんだよ?
- タイオワ
- 何か美味しいもの用意してよ~!いいでしょ?
- マサウ
- はぁ?なんでおいらが用意しなくちゃなんねーんだよ!
- タイオワ
- えぇ、ちょっとくらいいいじゃなーい!ソツクナング、今アウォナウィロナのところに出かけちゃっていないのよ。
- マサウ
- でもおいらの作る料理、ダメダメだって言ってたじゃねーか。
- タイオワ
- あぁ…そういえばそうだったわぁ。そうねぇ…
- マサウ
- あっ!丁度ナビィちゃんがお料理教室を開くとか言ってたわよ?
- マサウ
- ええ…!?おいらがお料理教室通うとかねーよ…。
- タイオワ
- そんなことないわよ~、ほら!美味しい料理作ってきてね!
- マサウ
- いくらなんでも無茶振りにも程があるだろ……。
~ナビィの部屋へ…
- ナビィ
- お料理は楽しいですね~♪
- チャンティコ
- でしょ?ナビィももっとたくさんお料理すればいいと思うよ!
- ナビィ
- はい!チャンティコ様やウケモチノカミ様に教えてもらいながら頑張ります~!
- チャンティコ
- うん!会場はあたしとウケモチの方とで分かれてるけど…大丈夫だよね。
- それにしてもウケモチの方が教えるの上手そうだなぁ…あたしも頑張るね!
- マサウ
- …ええっと、ここか?例のお料理教室は。
- ナビィ
- あ、マサウ様!来てくれたんですね~♪
- マサウ
- べ、別においらは料理したかったわけじゃねーし!
- チャンティコ
- ようこそお料理教室へ!…あれ、あなた赤土の…。
- マサウ
- マサウだよ。ここに来ちまったのもタイオワの無茶振りだっつーの…
- あいつ、おいらに美味い飯作ってもらいたいとか言ってさぁ…無茶苦茶だぜ。
- チャンティコ
- そうかな?…まぁ、料理していくうちに楽しくなっていくはずだよ。任せて!
- マサウ
- うむむ……。
- チヤヴァナ
- ここですかっ!?お料理教室!
- ナビィ
- チヤヴァナ様!?
- チャンティコ
- うわっ、まぶしい!しかも声でかい。
- マサウ
- お、オマエもお料理習いに来たのか…?
- チヤヴァナ
- はいっ!もちろんです!
- チャンティコ
- いい返事ね。
- ナビィ
- でもチヤヴァナ様がお料理に興味があるなんて、なんだか意外です~。
- チヤヴァナ
- 実は、とっても深い訳があるんですよ!
~チヤヴァナの回想~
~そう、アレは僕が修行から帰ってきたときのこと…
- インドラ
- 今日も派手に暴れたなぁチヤヴァナ!またやろうぜ!
- チヤヴァナ
- とっても楽しかったですねっ!やはり修行は素晴らしいです!
- インドラ
- はぁー!暴れたら腹減っちまったなぁ!お前タンドリーチキンとか持ってねぇか?
- チヤヴァナ
- タンドリーチキンですか?持ってないですっ!
- その代わりと言っては難ですが…干した米粒ならありますよっ!
- インドラ
- お前なぁ…んなもんじゃ腹一杯になんねぇだろが!
- チヤヴァナ
- 噛むとちょっと甘いですよ!?
- インドラ
- なんじゃそりゃ!ちょっと甘いってあんまりうれしくねぇぞ!
- あぁー、余計に腹減ってきたじゃねぇか!おい、魔神ぶっ倒してタンドリーチキン食うぞ!
- チヤヴァナ
- ええっ!?わかりました!早速インド魔宮に行きましょうっ!
~そしてまたあるときは…
- ダスラ
- ナーサティア、何か持ってない?腹減ったんだわ。
- ナーサティア
- もう、そんな都合よく持ってないわよ。
- ダスラ
- はぁ…だろうな。タンドリーチキン食べたい。
- ナーサティア
- タンドリーチキンいいわねぇ!アタシも食べたいわ~。
- はっ…颯爽とクリシュナがやってきて、ボクのタンドリーチキンをお食べなんていい始めたら…
- キャー!これ以上はダメよ~っ!ホントかっこいいんだからぁ!
- ダスラ
- ……付き合ってらんないわ。
- チヤヴァナ
- アシュビンのお二人がタンドリーチキンを所望しているっ……!
- 任せてくださいっ!僕がタンドリーチキンをたくさん用意してきますっ!
- ダスラ
- あんたは頼むから余計なことしないで。
- チヤヴァナ
- はっダスラさん!?なぜ見つかってしまったんでしょうか!隠れて見守っていただけだというのに…
- さすがダスラさん…千里眼をお持ちなんですねっ!すぐに病魔を見つけられるわけですっ!
- ダスラ
- …柱の陰に隠れてるつもりだったのか?眩しいし声でかいんだけど。
- とりあえず、ナーサティアもあんなだし色々面倒だから帰って。
- チヤヴァナ
- 待っててくださいねナーサティアさん、ダスラさんっ!必ずやタンドリーチキンを手に入れてみせますっ!
- ナーサティア
- 今日は仕事終わったら真っ先にクリシュナに会いに行くわ!もう決めた!行くわよダスラ!
- ダスラ
- あんたら人の話聞かなすぎだろ。
~再びナビィの部屋~
- チヤヴァナ
- …という訳です!
- マサウ
- なんか身構えるほど深い訳でもなかったような…
- チャンティコ
- 理由はなんだっていいよ。それより、あたしはウケモチと違って厳しいよ?
- チヤヴァナ
- 大丈夫ですっ!僕はどんなに厳しい修行だろうと耐えて自分の糧にしますっ!
- チャンティコ
- いいね!そう、その心意気だよ。
- あなたには最高のタンドリーチキンが作れるようレシピを伝授してあげる。覚悟はいい?
- チヤヴァナ
- もちろんですっ!チャンティコさん、是非よろしくお願いしますっ!
- ナビィ
- な、なんだかすごく熱いです~!
- マサウ
- よくわかんねぇけどバックに炎が見えるぜ…。
- チャンティコ
- あ、ごめん。本当に炎出しちゃってた。
- マサウ
- うわ!?あ、あぶねぇなおい!
- ナビィ
- お料理教室、色々と大変なことになってきました…!
- チヤヴァナ
- 大丈夫です、ナビィさんっ!僕の努力と気合で必ずや美味しい料理を作って見せます!
- チャンティコ
- ほら、マサウも料理するんでしょ!?一緒にやるよ!
- マサウ
- はぁ!?お、おいらも努力と気合で料理しなくちゃいけねーのか!?
- ナビィ
- マサウ様、応援してます~!
- マサウ
- おい!ナビィもやれっつーの!
- ナビィ
- や、やっぱりですか~!?
- マサウ
- 当たり前だろ!
~ちなみに別会場では~
- ヴァルキリー
- うん…?なかなか上手くいかないな。
- ロノ
- そうかしら~?ヴァルキリーちゃん、とっても手際がいいと思うわぁ。
- ヴァルキリー
- ありがとう、ロノ。…ところで、ロノの料理はなぜ全部虹色なんだ?
- ロノ
- なんでかしら、でもかわいいからいいわよねぇ~!
- ヴァルキリー
- 羨ましいな。私も虹色のケーキを焼いたらジークフリートに喜んでもらえるだろうか…
- ブリギッド
- はわわっ!?また爆発してしまいましたぁ…
- ヴァルキリー
- ブリギッド、大丈夫か?
- ロノ
- 材料はまだあるわよぉ~!オーブンはあと幾つかしかないけれど…
- ブリギッド
- うぅ、すみません…!
- ウケモチカミ
- みんな楽しそう!でもなんだか焦げ臭いね…大丈夫かな。
- プシュケー
- お菓子作り、一応私が監修していたんですけど…
- なかなか上手くいかないみたいで~!
- ヴァルキリー
- すごい!ロノが材料を混ぜただけで虹色になったぞ。
- ロノ
- ふしぎねぇ~。
- ブリギッド
- 羨ましい…私もそんな力が欲しいです…!
- ウケモチカミ
- なかなか上手くいかないみたい…ではあるけど、大丈夫そうね。
- もう少し様子を見て、彼女達が困り始めたら手を貸してあげるってことにしよう?
- プシュケー
- はいっ、そうですね~!
- ブリギッド
- はわわっ!やっぱり爆発してしまいましたぁ…
- ウケモチカミ
- ……とは言ったけど、やっぱり少し不安かな…。
- プシュケー
- そ、そうですね~…。
どちらも終始賑やかでした…
ナビィの部屋 番外編 トウモロコシを求めて †
~中国竹林にて~
- 玄奘三蔵
- 悟空、八戒、悟浄。ちょっといいですか?
- 孫悟空
- うっせー!おら!オレ様の子分ならなんかうめーもんくらい持ってこい!
- 猪八戒
- うわっ耳元で叫ぶんじゃねぇ!ほら肉まんやるから大人しくしろよ。
- 孫悟空
- やれば出来んじゃねーか…って食いかけじゃねーか!テメーオレのことナメてんじゃねーぞ!
- 猪八戒
- 知らねぇよ!あーっやめろやめろ!暴れんじゃねぇめんどくせぇ!
- 沙悟浄
- ンフフ…ドクロちゃん…肉まん美味しい?ドクロちゃんが幸せならボクも幸せ…グヒッ!
- 玄奘三蔵
- ……。
- 玄奘三蔵
- 同じことは二度言いませんよ?
- 孫悟空
- ……。
- 猪八戒
- ……。
- 沙悟浄
- …ンフフ。
- 玄奘三蔵
- よかった、私の話を聞いてくれなかったらどうしようかと思いましたよ。あはは。
- 実は、三人にお使いに行ってほしくって。
- 孫悟空
- あァ!?お使いだぁ!?
- 玄奘三蔵
- あれ、嫌でしたか?
- 孫悟空
- 誰がそんなガキみてーなこと…
- 玄奘三蔵
- まぁまぁ。これも徳を積む冒険だと思って。
- 猪八戒
- はぁーめんどくせぇなぁ。で、俺達はどこに行きゃいいんだ?
- 玄奘三蔵
- アステカに行ってトウモロコシを分けてもらってきて欲しいんです。あそこのトウモロコシは本当に美味しいですからね。
- 向こう側の神にももう話はつけてるのですぐに用意してもらえるかと思いますよ。
- 孫悟空
- おい!オレはまだやるっつってねーぞ!?
- 玄奘三蔵
- あれ、やらないんですか?
- お使いができた暁にはご褒美を用意しておこうかと思ったのに…残念ですね。
- 孫悟空
- は!?このオレ様がご褒美で釣られるとでも思ってんのか!?
- 玄奘三蔵
- はい。…なんだかんだ言って、報酬なんてなくても悟空はちゃんと私のお願い聞いてくれますから。
- 孫悟空
- ……ったくしょうがねーな!オレ様がいねーとなんもできねーってことだろ!
- おい、さっさと行って帰ってくるぞ!
- 猪八戒
- はは、また丸め込まれちまったな。
- 孫悟空
- うっせー!ぶっ飛ばす!
- 沙悟浄
- ドクロちゃん…アステカだって…!ンフ…ドクロちゃんはトウモロコシ好き…?…うん、ボク頑張る…!
- 猪八戒
- ほれ、悟浄も行くぞ。…あー、アステカにおねーちゃんが居ればなぁ。
- 玄奘三蔵
- あはは、頑張ってくださいね。
~アステカに到着~
- 沙悟浄
- グヒィィィィイイイ!ま、ま、まぶしいィィィ!
- 猪八戒
- あー…確かに太陽がまぶしいな…。沙悟浄、日陰行ってろ。
- 沙悟浄
- ド、ド、ド、ドクロちゃん…大丈夫……?ボク、まぶしいのニガテ……グフッ!
- 猪八戒
- で、アステカに着いたはいいがどこに行きゃいいんだ。
- 孫悟空
- は?アステカの神見つけてシメりゃいいんじゃねーの?
- 猪八戒
- いやいや、シメることねぇだろ。
- センテオトル
- わっ、誰!?
- 孫悟空
- ……あァ!?
- 猪八戒
- おい!モロコシが歩いてるぞ!
- 沙悟浄
- トトトトトトトウモロコシがしゃしゃしゃしゃしゃ喋ってる…ド、ドクロちゃん…!見て!
- 孫悟空
- よく見ろっつーんだよオマエら!モロコシの格好したガキじゃねーか!捕まえろ!
- センテオトル
- えっ!?何!?怖い!トラロック兄ちゃぁーん!
- トラロック
- おいなにしてやがる!アステカ荒らしに来たんなら地の果てまで吹っ飛ばすぞ!
- 猪八戒
- うおっ!?すげぇ風!気をつけろ!
- 孫悟空
- オレ様が風如きに負けるわけねーだろが!見てろ……
- ショチケツァル
- ストップストップ!もうっ、ケンカはダメ!こんなとこでなにさわいでんの?!
- トラロック
- 仕掛けてきたのはそっちだ!オレじゃねぇからな。
- ショチケツァル
- もうっ…あ!キミたちって三蔵法師とかいう神のお使いに来た…?
- 孫悟空
- ったりめーだろが!アステカからトウモロコシ持ってこいっつーから来てやったんだぜ!
- トラロック
- お使いに来たヤツの態度じゃねぇぞ!センテオトルを何だと思ったんだおまえら。
- 沙悟浄
- フヒッ…ドクロちゃん…。
- センテオトル
- トウモロコシが欲しかったの?それなら、僕とシペトテックおばさんとチコメコアトル姉ちゃんでいっぱい用意してあるよ?
- 猪八戒
- お、ありがてぇ。さっきはサルが悪かったなモロコシ坊ちゃん。
- 孫悟空
- おい猪八戒テメー!生意気言ってんじゃねーぞ!
- ショチケツァル
- なんか…随分騒がしいけど大丈夫なのかな?
- トラロック
- あーもう!だから俺は知らねぇって!
~トウモロコシをもらいに~
- シペトテック
- あら!遠いとこからよく来たねぇ。いらっしゃい。
- 猪八戒
- ナイスバディなねーちゃんは…ねーちゃんは……
- 孫悟空
- さっさとトウモロコシ寄こせっつーんだよ!
- シペトテック
- おやまぁ、元気がいい子だねぇ。ちょっとまってなさい!
- 孫悟空
- うっ。
- 猪八戒
- …へへっ、お前ああいうタイプ苦手なんだろ?
- 孫悟空
- …あァ!?な、何言ってんだテメー!オレ様に苦手なもんがあるかっつーんだよ!
- シペトテック
- ほら、待たせたね!たくさんあるけど、大丈夫かい?
- 猪八戒
- げっ、マジかよすげぇ量あるな…あー、これ竹林まで持って帰んのか…。
- シペトテック
- 少しここで休憩して行ったらどうだい?トウモロコシやトマトを食べていきな!
- チコメコアトル
- あ…あの、サボテンのサラダもありますよ。
- トラソルテオトル
- うふふ~アステカ料理はとっても美味しいんだよ!
- みんなが食べないならわたしが食べちゃうんだよ~♪
- 孫悟空
- ふ、フン!
- 猪八戒
- お!このトウモロコシ本当にうめぇな。
- 沙悟浄
- ンフフ…ドクロちゃん、たくさん食べて…グヒッ!ドクロちゃん…ほっぺに付いてる…かーわいい!
- 猪八戒
- 悟空、お前これくわねぇなら俺が食っちまうぞ?
- 孫悟空
- んだようっせーな!オレのもんにさわんじゃねーぞ!
- 猪八戒
- へへっ、素直じゃねぇなぁ。
- シペトテック
- ふふ…元気がよくて仲良しだねぇ。
- チコメコアトル
- はい。はじめはびっくりしましたけど…
- 寄り道をしているようで、みんなまっすぐですね。
- シペトテック
- いいことだねぇ。あの三人をまとめる三蔵ちゃんもとってもいい神様だしねぇ!
- 沙悟浄
- イヒッ…ドクロちゃんがもっとトウモロコシ食べたいって…!ンフフ…!
- シペトテック
- あらまぁ!いっぱい食べて行きなさいな!
- 孫悟空
- あーっ!沙悟浄だけずりーぞ!オレ様にも寄こせ!
- 猪八戒
- お前らなぁ…じゃ、俺ももらってくか。
- シペトテック
- そんなにがっつかなくても逃げていかないから安心しな!
~そして~
- 玄奘三蔵
- ちゃんとお使いしてくれたんですね。感心、感心!
- 猪八戒
- あー…特に何か問題があったわけじゃねーけど、しんどかったなぁ…。
- 沙悟浄
- ンフフッ…ドクロちゃん、楽しかった?ボクも楽しかった…ンフッ…!
- 孫悟空
- おい法師!大人しく使い行ってきてやったぞ!ご褒美寄こしやがれ!
- 玄奘三蔵
- まぁまぁ、そんなに急かさないでくださいよ。
- ご褒美って言うのは…そろそろ来るかと思いますよ。
- 太公望
- ちょっと…そんなに急かさないでよ。ゆっくり歩きたいんだけど。
- ナタク
- 太公望なぁ…お前、ゆっくり歩いてると寝ちまうだろ?
- ショウキ
- まぁまぁ。自分のペースってものがあるわけだし、私たちは先に行けばいいさ。
- ナタク
- うぅむ、そうか?
- 太公望
- そういうわけだから、僕はゆっくり行くよ。
- ショウキ
- まぁ、その頃にはフカヒレもなくなってるかもしれないけどな!
- 太公望
- ……。
- ナタク
- お、太公望の足取りが少し早くなったぞ!
- コウゲイ
- 何、今日はホウモウが手土産の準備したのか?
- ホウモウ
- …まぁ、そうですけど。だからどうしたんですか。
- コウゲイ
- いや、なんだか新鮮で嬉しくてな。やはりジョウガも連れて来ればよかったかな。
- ホウモウ
- ジョウガ様は頑なに留守番すると言ってましたからね。恥ずかしかったんだと思いますよ。
- コウゲイ
- ふふ、ジョウガらしいと言えばらしいがな。
- まぁ、彼女は彼女で他の仙女達と時間を過ごすと言っていたからたまにはいいか。
- …ホウモウも、マコがそっちに行ってるからわざわざ私についてくることもなかったのだが。
- ホウモウ
- 俺は別に…マコと特別仲がいい訳じゃないですから。
- それに…お師匠様について行くのも弟子の役目だと思ってるんで。
- コウゲイ
- 素直じゃないな。
- フッキ
- すまない、待たせたな。みんなそろっているのか?
- 玄奘三蔵
- いえいえ、今丁度そろった所ですよ。
- 孫悟空
- あ!?なんだこいつら!なんでこんなにたくさん…
- 玄奘三蔵
- ほら!悟空も八戒も悟浄も、最近はあの人のお手伝いをがんばっているじゃないですか。
- それを皆さんちゃんと評価してくださってたんですよ。ありがたいことですね。
- フッキ
- あまりいいものは用意してやれないが、少しくらいは息抜きに美味しいもの食べたりするのはいいんじゃないかってな。
- せっかくだから、他の神達も呼んで軽く宴みたいに出来たらと思ったんだ。
- …というか、皆宴好きだからな。いつの間にかこんなに集まってきたって言うのが正しいか。
- 孫悟空
- へ、へへ!評価だぁ?!当然だろが!
- 玄奘三蔵
- こらこら。驕ったらせっかくの評価が下がっちゃいますよ。
- 猪八戒
- よっしゃー!景気づけにパーッとやれるっつーことだな!へへっ、ありがてぇ!
- 沙悟浄
- ドクロちゃん…ンフフ…!聞いて…ドクロちゃんかわいい…!ペロペロしたい…ヒヒッ!
- 玄奘三蔵
- あはは、まだお酒は飲んではダメです。悟浄は相変わらずですね。
- 精進に越した事はないのですが…甘やかし過ぎでしょうか。まぁ、たまには良いですよね。
~朝まで宴は続きました…!~
ナビィの部屋 番外編 サンタの森の日常 †
ナビィの部屋 熱血!年越し大宴会! †
ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ! †
ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ!
~元旦の数日前…~
- ナビィ
- へぇ、日本地域では年の初めに太陽を見る行事があるんですね~。
- アマテラス
- 初日の出と呼んでおるのじゃ!日の出が見やすい山のてっぺんや、海に集まって見ることが多いのぅ。
- ナビィ
- 面白そうですね~!ナビィもやってみたいです~♪
- アマテラス
- そうじゃろうそうじゃろう♪わらわの活躍を是非拝んでほしいのじゃ。
- ラー
- なんだと、初日の出!?
- ナビィ
- わぁ、ラー様!
- アマテラス
- お主は相変わらず眩しいのう。
- ラー
- ハッハッハ、褒めても何もでないぞ!
- ところで…その初日の出、とやら。つまり、太陽神が一番目立つときという認識でいいのか?
- アマテラス
- まぁ…間違ってはいないと思うがのぅ。
- ラー
- 素晴らしい行事だ!それならば早速、今から準備せねば……!
- ナビィ
- 準備って何の準備ですか?
- ラー
- 決まっているだろう。神を集めて今年で一番眩しい日の光を見せる!
- アマテラス
- それ…大丈夫かのぅ?変な天変地異が起きる様では困ってしまうのじゃ。
- ラー
- 大丈夫だ!私が大丈夫と思っている限りは問題ないと思うぞ。
- ナビィ
- そ、そうですか…!
その後……
- アポロン
- ねぇヘリオス、初日の出って何か知ってる?
- ヘリオス
- うーん…あっ!日本の神様取材したときにそんなようなこと言ってたかも!
- 年が変わるときに太陽を見に行くんだってさ!
- アポロン
- へぇ~、なんかね、ラーがそのときに太陽の神様皆集まってやろうって誘ってきたんだ!
- ヘリオス
- えーっ何それ!おれも行っていい?スクープのにおいがする!
- アポロン
- 行こう行こう!わくわくしてきちゃった!
- トナティウ
- うーん、ラーがいきなり太陽の神集めて来いなんて言い出したけど…
- ウィツィロポチトリ
- 太陽の神、って一口に言ってもいっぱい居ますよね。
- コヨルシャウキ
- ウィツィロポチトリと、トナティウが行くなら、ワタシ、初日の出、楽しみです。
- ウィツィロポチトリ
- でも具体的に何をすればいいのかよくわからないですね。
- トナティウ
- いつもどおりでいいぞ!なーんていってたけど…
- トラウィスカルパンテクートリ
- トナティウ、もしかしてお前…ラーの言ってた集まりに参加すんのか。
- トナティウ
- わっ、トラウィスカル!な、なに?あたしが行くのじゃ不満?
- トラウィスカルパンテクートリ
- いや、そんなわけねぇだろ!…別に、確認しただけだっつうの。
- トナティウ
- 何よ、トラウィスカルには関係ないじゃない。
- コヨルシャウキ
- 仲良し、ですね。
- ウィツィロポチトリ
- え、そうなんですか?
~大晦日の夜…ナビィの部屋前~
- ソール
- スーリヤ様の所にもラー様がやってきたのですか?
- スーリヤ
- うんっ!当然じゃない。ラーっていつも面白いこと考えてるわよねー!
- マーニ
- ソールが頑張る所、マーニも見たいのです~!
- ソール
- ソールで大丈夫でしょうか…ちょっと、ドキドキしてます~。
- スーリヤ
- 大丈夫よー!みんなで楽しくやればそれだけで十分!
- シャマシュ
- あっ!ねぇ、もしかして皆もラーに呼ばれたの?
- スーリヤ
- シャマシュじゃない!そうそう、でね!何するのかなって話をしてた所なの!
- ソール
- とりあえず、夜明け前にナビィの部屋前に集まれって話を聞いたのです~。
- シャマシュ
- えっと…それだけ?
- スーリヤ
- まぁ、そうね!
- シャマシュ
- やっぱりか…ラーってわりと行き当たりばったりよねー。
- アポロン
- あれ、皆もう集まってるのー?
- ヘリオス
- 一番乗りかと思ったのになー。
- ソール
- わぁ、アポロン様!ヘリオス様~!
- マーニ
- お二人も来たのです~!
- アポロン
- うん!楽しそうだったから来てみたよ。
- ヘリオス
- 神がたくさん集まるところにはスクープがあるからねー!
- トナティウ
- えーっと、ナビィの部屋ってここ?
- ウィツィロポチトリ
- あの辺り、ちょっと明るいですよ。多分あそこに集まってるんじゃないでしょうか!
- シャマシュ
- トナティウ、ウィツィロポチトリ!二人も来たんだ。
- トナティウ
- あ、シャマシュ!うん、あんまりこういう集まりって来たことなくって…。
- ラー
- おお、こんなに集まるとは思っていなかったぞ。私の厚い人望だからこそ実現できたのだな。
- アマテラス
- うぅむ。どうかのぅ。
- ナビィ
- わぁ、本当にたくさんの神様が集まってます~!すごいです~♪
- アマテラス
- これなら楽しく宴会ができそうじゃ♪
- ラー
- アマテラスよ、忘れたのか?次の日の出は初日の出なのだぞ!
- アマテラス
- わ、わかっておるぞ!ちょっといちご大福が食べたくなっただけじゃ。
- ナビィ
- 宴会の準備はできてますよ~♪良い年越しをしましょう♪
~日の出後~
- ジョウガ
- 今日の太陽は少し日が強いといいますか…
- 冬の陽気とは違うような気がしますの…。
- ホウモウ
- 確かに、同時にいくつも太陽が上がっているような…
- コウゲイ
- ふむ、年明けからそれでは困るな。様子を見てきたほうがいいか。
- ジョウガ
- ええ、お気をつけて…!
年明けからスクープの嵐でした…!
※謹賀新年イラストあり