再来!天地修復-溢れ逝く時空-エリアデータ のバックアップ(No.5)
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#style(class=table_left)
ほとんどなにもわかっていませんが、作っておかないと迷子になる気がしたので。エリアデータはこちら。必要項目が足りない可能性があります。改変よろしくお願いします。(nameless)
※歩くたびに消費行動力、経験値、ジェムが変動してるようなので、その辺のデータは参考程度に。
※ エリア進行中のメッセージに抜け、間違いがあればコメント、訂正お願いします。
情報提供等 †
わからないことが多すぎるのとデータ量がすごい予感しかないので是非ご協力を。
編集がわからないけど画像がある方はアップロードして画像名を他情報と一緒に添えてください。
コメントはありません。 Comments/再来!天地修復-溢れ逝く時空-エリアデータ?
#style(class=table_left)
Ex
太公望「…このあたりって桃源郷だよね?」
第1ステージ †
第1ステージ台詞 †
- 中華桃源郷
のんびり度■□□□□□□□□
中華桃源郷は中国地域の名所の一つだ。
この場所は以前魔神の手により、
のんびり度■■□□□□□□□
地面が裂け炎が噴き出す荒れた大地となってしまっていたが…
ジョカ様とバンコ様の力で、今の景観に戻すことができたのだった。
のんびり度■■■□□□□□□
ナビィ「とっても穏やかで過ごしやすいですね~♪」
ジョカ「よかった!ゆっくりして行ってくださいね」
ジョカ「ここはよく太公望や東王父も昼寝に来るの」
のんびり度■■■■□□□□□
ジョカ「あと、花神や天仙娘々達もよく遊んでいるわ」
ナビィ「中国地域の神様の憩いの場所なんですね~!」
のんびり度■■■■■□□□□
バンコ「修復できたからよかったものの…」
バンコ「また同じような事態に陥ったらと思うと気が気じゃないな」
のんびり度■■■■■■□□□
中国地域はよく山が崩れるなど地形が変化することは多いが、
その度にバンコ様が修復しているそうだ。
のんびり度■■■■■■■□□
ジョカ「…あら?何かしら」
のんびり度■■■■■■■■□
ジョカ様が何かを見つけたらしい。指差した先に目をやると…
少しばかり離れた丘の上に、見慣れない人物が立っていた。
のんびり度■■■■■■■■■
そしてその人物はこぶしを振り上げ――
ズズン!
- 裂けた大地
ナビィ「ひゃあ!?な、なんですか今の地震は!」
修復度■□□□□□□□□
その地震に呼応するように、地面が盛り上がってくる。
バンコ「まずい、地面が割れるぞ!」
バンコ様がそう注意を促した直後、
大地は裂け、裂け目からは火が噴き出す。
恐ろしいことに、中華桃源郷の面影は
修復度■■□□□□□□□
あっという間に火の海に飲まれ姿を消してしまった。
ジョカ「先ほど見かけた人影ですが…」
ジョカ「あの人物がこぶしを地面に叩きつけたときに地震が起きました」
ジョカ「この災厄は、その人物によって意図的に起こされたものかと思います」
ナビィ「ひえぇ、それってすごい力の持ち主ですね…!」
バンコ「普通じゃ考えられないな。神であるならともかく…」
修復度■■■□□□□□□
ジョカ「このままここに留まるのも危ないわ」
ジョカ「中国地域の他の神にも相談したほうが良いと思うし…」
バンコ「それなら、伝令はナビィに頼もう」
バンコ「その間、オレたちでジョカの見つけた人影とやらを追うか」
ジョカ「犯人ではなくても、重要な人物には変わりないですものね」
修復度■■■■□□□□□
ナビィ「わかりました!ではナビィ、早速伝えてきます~!」
バンコ「…さて、その重要参考人はどこに行ったか探さないとな」
ジョカ「地震に気を取られていた隙に、見失ってしまいましたから…」
バンコ「まだ先ほどの地震からそう時間はたっていない。警戒しておこう」
ジョカ「そうですね。…あら。この足跡は一体…?」
修復度■■■■■□□□□
バンコ「まさか、その人物のものか?やけに大きな足跡だな」
ジョカ「大変!この足跡、中国山脈の方へ続いているようです!」
バンコ「…嫌な予感がするな。まずは、山脈へ向かうとしよう」
足跡を追い、中国山脈へと辿り着いた一行。
- 中国山脈
先ほどの地震の影響か、少し枝葉が落ちているのが見える。
しかし、平素修行をしている中国の神々のことを思えば、
修復度■■■■■■□□□
これもまた日常の風景といって差し支えはないだろう。
ただ一つ…等間隔に続く足跡を除いて。
ジョカ「足跡は…ここで途切れてしまっていますね」
バンコ「この場所までは確かに来た、ということか」
ガサリ、と背後の草むらが動く。
フッキ「ん?ジョカじゃないか。今はナビィたちとともに、桃源郷で休んでいると聞いていたが」
ジョカ「フッキ!…それが、休んでいる場合ではなくなってしまったんです」
修復度■■■■■■■□□
太公望「ふわぁ…さっきの地震、ジョカが起こしたんだと思っていたけど」
太公望「その様子を見たところ、違うみたいだね」
バンコ「太公望、寝ている場合ではないぞ」
欠伸を噛み殺そうともしない太公望様に、バンコ様がため息をつく。
フッキ「…何があった」
修復度■■■■■■■■□
バンコ「誰かはわからないが…何者かがこぶしで地震を引き起こしたんだ」
太公望「ジョカみたいだね」
ジョカ「もう!違いますったら!…それでね、その人物のものと思われる足跡を追ってきたんです」
フッキ「足跡か…こぶし一突きで、ここまで届く地震を引き起こすなんて、ただの魔神ではありえないぞ。…通常ならな」
バンコ「そこがオレも気になっている」
太公望「うぅ~ん…地震が起こるとせっかく昼寝していても起こされてしまうし」
修復度■■■■■■■■■
太公望「さっさと犯人見つけて捕まえておいてよ」
ジョカ「太公望も、どうか手を貸してください」
フッキ「シッ!…何か気配を感じないか」
(ボス戦)
第1ボス †
第2ステージ †
※エリア名は便宜上のものです
第2ステージ台詞 †
修復度■□□□□□□□□
霊亀「あぁ~…いたたた…ありがたいありがたい。まさか捕まるとは思わんでなぁ…」
バンコ「大丈夫か、霊亀。まさか貴方が捕まっていたなんて、オレも驚いたぞ。しっかりしてくれ」
太公望「…霊亀を救出できたのはいいとしてもさ…」
太公望「この状況、どうするつもり?」
先刻までの静かな中国山脈は一変し、地が割れ、火の粉が舞っている。
ジョカ「向こうの山まで割れてしまっているなんて…!この割れ方…あの人物のせいなのでしょうか」
バンコ「オレはあの魔神のことも気がかりだ。なぜまた出てきているんだ?…まるで戦うように仕向けられたかのような」
霊亀「あの人物、とやらが誰を差すのかはわからんが…これではゆっくり散歩もできないねぇ」
フッキ「あの魔神、何かを探していたな。…仲間がいるんだろうか。他の神々のことも心配だ」
???「ジョカ様!バンコ様!大丈夫ですか~?」
バンコ「その声は…ナビィ!戻ったか。よくオレたちを見つけられたな。伝令ありがとう」
ナビィ「はい!また地震があったので、びっくりしちゃいました…!」
鳳凰「バンコ、ジョカ。一体何が起きているんだい?ナビィから話を聞いたが…寝耳に水だよ」
麒麟「なんと惨い…ああ、このままでは草木も燃えてしまう。何か、止める手立てはないだろうか」
修復度■■□□□□□□□
黄龍「き、麒麟!そっちは危ない…!その、朕も何か、お手伝いしたいのだ。きっと、青龍たちも力になってくれる…」
朱雀「そうですね。このような非常時のためにも私たち四神がいるのです」
朱雀「炎が迫ってきても、火の粉が降り注いでも、私たちが防ぎます!」
青龍「勿論だ。我ら四神の力も合わせて、この災厄を食い止めなくては」
玄武「霊亀を捕まえるなんて…見過ごせないな。俺の張った結界にも響いてるのがわかるよ」
玄武「…ただの地震じゃびくともしないはずなのに」
白虎「フーン…玄武の結界がね。ってこたぁ相当強い奴が相手にいるんだな」
白虎「そいつはぶっとばし甲斐もありそうだ!」
白虎「ナビィの話じゃ犯人見たんだろ?どこに向かっていったんだ?」
ジョカ「ええ、犯人のものと思われる足跡を追って山脈に来たんです」
バンコ「だが、足跡が途切れていてな。見失ってしまったんだ」
鳳凰「そうかい…なるほど。地上から探すより、空から見渡してみるのはどうだい?」
鳳凰「アタシが飛んで探してこよう。朱雀、辺り一帯の地面のことは頼んだよ」
朱雀「…!わかりました!南方の守護、勤めきってみせます。修復作業にあたりましょう」
青龍「黄龍、君は安全な場所へ。…そこから、私たちへ指示を」
黄龍「え?…で、でも…青龍たちばかり危険なところに行くのは…」
修復度■■■□□□□□□
青龍「大丈夫。それが私の、我らの役目だ。麒麟、どうか黄龍を見ていてくれないか」
麒麟「ああ、わかった。一刻も早い解決を祈ろう…どうかこれ以上犠牲を出さないよう」
白虎「こぶし一突きで大地震か。よーっし、アタシは西の方からその犯人とやらを探しに行くぞ!」
玄武「俺は…北へ向かうよ。脆くなっている結界を張り直す。ここが破られたら危険だ」
鳳凰「…というわけだ。何かあったら、ナビィ、空を飛んでアタシに伝えに来な」
ナビィ「はい、わかりました!ナビィも頑張ります~!」
ジョカ「みなさん、とても頼もしいですね。どうもありがとうございます!」
- 中国山脈 夕方
鳳凰様が大きく翼を広げて旋回している。炎を反射し、空も赤く染まっていた。
太公望「へー。四神たちのおかげかな、ちょっと歩きやすくなったかも」
フッキ「ん。そうだな。…ここはひとまずお前たちに任せて、俺は先の…竹林の方を見回ってこよう」
ジョカ「気を付けてくださいね」
フッキ「ん」
フッキ様は足早にその場から遠ざかって行った。
太公望「…ねぇ、霊亀がとってものろいんだけど。どうにかなんないの」
霊亀「おやおや、あいすまん。儂は普通に歩いているつもりだったがねぇ…」
太公望「歩いてるのはその亀でしょ。ボクも乗せてよ」
修復度■■■■□□□□□
霊亀「おお、よいぞ。…うん?…だめだぁ~力が出んようだ…1人が定員だねぇ…」
太公望「…」
バンコ「自分の足で歩くしかないようだな、諦めろ」
ジョカ「不思議ですね…以前は霊亀も、もう少し動きが早かったような気がします」
バンコ「そうはいっても先ほど解放されたばかりだからな。無理はない」
霊亀「うぅ…そうさねぇ。確かにまだ力が戻り切っていないようだよ」
霊亀「力の一部を奪われたままみたいでねぇ…。まぁ、急いても仕方のないことよ」
ナビィ「ナビィ、霊亀様の力も取り戻せるように頑張りますね!」
霊亀様を励ましつつ、歩を進める。
太公望様はまだ亀へ乗ることを諦めきれない様子だったが…
太公望「うわ」
目の前に現れた人影に、その思いもどこかへ吹き飛んでしまったようだ。
申公豹「出合い頭に『うわ』だなんて、失礼じゃない?」
ナビィ「申公豹様!こんなところでどうされたんですか?」
申公豹「どうしたもこうしたも…大地が割れてるんだもの。避難するのは当然でしょ」
申公豹様は髪を梳き上げ、鼻で笑う。
修復度■■■■■□□□□
申公豹「避難していたら、余計なものまでついてきちゃったけど」
ヨウキ「余計なものって何!?」
ヨウキ「あーっ!もう怖かった!いきなり地面が割れるんだもん」
花神「急に体がふわって浮いてね~。気づいたらここにいたの~」
ヨウキ「花神の乗ってた地面は特にすごかったよね…」
花神「お空を飛んでるみたいで、びっくりしちゃったの~」
天仙娘々「申公豹くんに会えてよかったよね!」
仙娘々「大丈夫よ、きっと安全なところに連れていってくれるから」
ジョカ「大変な経験をしたんですね…!無事でよかったです」
申公豹「あのね。言っておくけどあんたたちのために避難経路確保してたわけじゃ…」
天仙娘々「そうなの?でも、ここまで無事に来れたのは申公豹くんのおかげだよ」
申公豹「…気楽だね。ねぇ、あんたたちでこの子ら預かってもらえない?」
太公望「なんで?」
申公豹「ふふ、そりゃ…僕なんかよりあんたたちのほうがよっぽど強いし」
申公豹「しっかり護ってくれるんじゃないかなって思っただけだけど?」
バンコ「護ることはできるだろうが…」
修復度■■■■■■□□□
太公望「これから地面を割った張本人を探しにいくんだってさ」
申公豹「ふぅん。ってことは戦うの?…太公望、あんたにしては珍しいじゃない」
申公豹「まさかあんたが率先して働くつもりなんてね…どういう風の吹き回し?」 - 中国山脈 昼
太公望「昼寝の邪魔でさ。…待ってても、いつ落ち着くかわかんなくなってきたし」
四神の神々のお陰か、少しずつ中国山脈は元の景観を取り戻しつつあった。
しかし、まだ地割れの続く音は遠くから響いてくる。
ジョカ「…フッキ、大丈夫でしょうか…竹林へ向かったんですよね」
霊亀「鳳凰も麒麟も頑張っておるし、儂もたまには気張らんといかんねぇ…それっ」
ナビィ「…霊亀様、あまり速くなってないです~…」
太公望「…こんな調子だしね。このまま放っておくのもめんどくさいでしょ」
申公豹「へぇ、そう…それなら僕は討伐とかそういう暑苦しいことは得意じゃないし」
申公豹「大人しく避難させてもらうよ。…無事に戻れるといいね?」
申公豹様は、肩を竦め、ヨウキ様や花神様、天仙娘々様を連れて山を下って行く。
太公望「…ふあぁ、さっさと終わらせよう」
ジョカ「太公望、やる気を出してくれたんですね!嬉しいです」
バンコ「この先は申公豹が通ってきたんだろう?少し経路を変えてみよう」
バンコ様を先頭に、中国山脈を歩く。
地面が元に戻っていくとともに、暗く立ち込めていた雲も晴れてきた。
ヒュン!
修復度■■■■■■■□□
霊亀「ひゃあ!」
空を切り何かが松に突き刺さる。
ナビィ「な、なんですか~!?霊亀様、大丈夫ですか!?これは…矢?」
????「!すまない、貴方たちだったか」
バンコ「ああ、コウゲイか。そういえばこのあたりは、貴方たちがよく狩り場としていたな」
コウゲイ「地割れで警戒していたとはいえ…威嚇してしまった。怪我はないだろうか?」
霊亀「あぁ、大丈夫、大丈夫。少し驚いてしまっただけよ。あぁ~心臓が縮むかと思った…」
コウゲイ「す、すまない…今度何か詫びを入れよう」
ホウモウ「お師匠様、何かありましたか」
ホウモウ「…これはまた…妙な組み合わせですね。どちらへ?」
ジョカ「ホウモウ、元気そうですね。私たち、地震を引き起こした犯人を探しているんです」
コウゲイ「犯人?…とすると、先ほど立て続けに起こった地震は、故意に起こされたものなのか」
ホウモウ「へぇ。一体どんな術を使ったんですかね」
バンコ「いや、こぶし一突きだ。特に妙な術を使っているようには感じなかった」
コウゲイ「こぶしだと?…相当の武道の手練れだろうか」
ホウモウ「武道の達人だろうとなんだろうと、遠くから狙えばいいんじゃないですかね」
コウゲイ「遠いとそれだけ威力も落ちる。魔神相手には威嚇程度にしかならないだろう」
修復度■■■■■■■■□
ホウモウ「お師匠様の弓なら、太陽ほど遠くであっても届く威力ですよ…」
太公望「ふーん、まあ威嚇でもなんでもいいや。見つけたら足止めしといてよ」
コウゲイ「わかった。そうしよう、私にも協力させてくれ」
コウゲイ様たちと別れ、山脈を進む。霊亀様には少し、疲労の色が見えてきた。
バンコ「霊亀、大丈夫か?…オレたちに合わせて、無理に速く歩こうとしているんだろう」
霊亀「なに、この程度…おっとっと。うっかりこけたら大変、大変」
太公望「…危なっかしいんだけど。巻き込まれるのは御免だよ」
霊亀「すまないねぇ。これも力を取り戻すまでの辛抱…おや?」
霊亀様の声につられて地面に目を遣ると、中国山脈に走っていたはずの亀裂がなくなっていた。
霊亀「これはこれは…彼らが頑張ってくれたおかげかねぇ」
バンコ「これで歩きやすくなったな。霊亀も、力の消費を抑えられるだろう」
太公望様が安心したように小さく息を吐いた。
ジョカ「あら。あそこに人影が…ジョウガですね!」
ジョウガ「まあ、貴方様方が現れるなんて…どうなさったのですか?」
ジョウガ「そちらにはコウゲイ様とホウモウが狩りに出かけていたはず…」
バンコ「コウゲイとホウモウにも会った。…先ほどの地震、大丈夫だったか?」
ジョウガ「ええ。西王母様やキュウテンとも一緒におりましたもの。お気遣い、ありがとうございます」
ジョカ「無事でよかったです。フッキは見かけませんでした?」
ジョウガ「フッキ様ですか?いえ、わたくしは見ておりませんの…申し訳ないのですけど…」
ジョカ「そうですか。わかりました。教えてくれてありがとう」
バンコ「東王父は知らないか?」
修復度■■■■■■■■■
ジョウガ「東王父様でしたら、西王母様とキュウテンが探しに行きましたわ。あちらのほうへ」
太公望「そっちか。…ボクが働くんだから、東王父にも働かせてよね」
バンコ「理論はわからないが…そのつもりだ。こういう時くらいな」
ナビィ「では、東王父様と合流しに行くんですね!」
ジョウガ「あの、足しになるかどうかはわからないのですけれど…お饅頭などいかがでしょう…?」
ジョウガ「本当はこれからコウゲイ様にも届けるつもりだったのですけれど…もしよろしければどうぞお持ちになってくださいな」
バンコ「なに、饅頭だって?」
太公望「饅頭?へー…ありがと」
霊亀「饅頭とな。儂もほしいものよ…儂の分はあるかねぇ」
ジョカ「全員分ありそうですね。本当にいただいてしまっていいんですか?」
ジョウガ「ええ、構いませんわ。先ほど蒸しあがったばかりで少し熱いのですけれど」
バンコ「うん、うまい。饅頭はやっぱりいいな。しばらく歩いたが、疲れも吹き飛ぶようだ」
霊亀「あぁ~おいしいねぇ、極楽極楽」
ナビィ「あっ!心なしか、霊亀様の動きが少し速くなりましたよ!」
ジョウガ様の饅頭を食べて落ち着いた面々は、再び山脈を歩き行く。
バンコ「ん…?あれは…誰かが戦闘をしているぞ、魔神か!」
キュウテン「アイヤー!魔神め、西王母様には近づけさせないアル!」
ジョカ「キュウテン!ということは、西王母も近くに…?」
ナビィ「大変です~!た、助けに入りましょう…!」
太公望「ねぇ…あの魔神、さっき見た燃えてる魔神の色違いじゃない?」
(ボス戦)
第2ボス †
第3ステージ †
※エリア名は便宜上のものです
第3ステージ台詞 †
- 中国竹林 夜
修復度■□□□□□□□□
キュウテン「助太刀感謝するネ!アタシ一人じゃちょっぴり危なかったアル」
西王母「私からもお礼をいわせてちょうだい。助かったわ」
バンコ「間に合ってよかった。霊亀の力まであいつに奪われていたとは…末恐ろしいな」
霊亀「いやはやしかし、お陰でこの通りよ。饅頭で力も蓄えたしねぇ」
太公望「勝ててよかったね。犯人にはまた逃げられたみたいだけど」
西王母「そうね。…それにこの臭い…燃えているのかしら。酷い状態だわ」
西王母様の言う通り、中国竹林はひどい有り様だ。
見渡す限りの地が割れ、聳え立っていたはずの竹もいくつか薙ぎ倒されており視界を塞ぐ。
空に再びかかった雲のせいか日も届かず薄暗い。…まるで夜になってしまったかのようだ。
ジョカ「竹林…フッキが向かっていたはずなのですが、大丈夫でしょうか…」
太公望「…大丈夫じゃない?ジョカに飛ばされても平気な体してるくらいだし」
ジョカ「このことはフッキには秘密にしておいてください。きっと困らせてしまうわ」
キュウテン「むむっ!あそこの人影…東王父じゃないアルカ!?」
キュウテン様の指した先、確かに、大岩に腰かける東王父様を見つけた。
東王父「ん?あんたら…揃ってどうした?」
西王母「東王父こそ、この非常時にこんなところで何をしているの。探したのよ?」
ナビィ「地震を起こしている犯人を捕まえに行くところなんです!東王父様も力を貸してください~!」
東王父「地震を引き起こす…?はは…なるほど、じゃあ俺が見たのがそいつかもしれないな」
バンコ「!?…詳しく話を聞かせてもらえるか」
東王父「いやなに、昼寝をしてたら急に地鳴りがしてな…」
東父「目を覚ましたら地面から腕を引き抜く奴さんが目の前にいたってだけよ」
東王父「…俺が寝ていたのはそのあたりだ。もう割れて面影もなんも残っちゃいないがな」
修復度■■□□□□□□□
ジョカ「…!割れた、どころか大穴じゃないですか!危ないところでしたね、合流できてよかったです」
太公望「そいつがどっちに向かったか、あてはないの?」
東王父「ん?これは…驚いた。太公望もそいつを討伐に向かってんのかい」
太公望「騒々しいこんな状況が続いてたら、寝るに寝れないでしょ」
東王父「はは、違いない。…行先か。さぁてね…いや、こっちか」
東王父様は屈みこんで何かを手にする。
――白い羽根だ。
キュウテン「羽根…?それがどうかしたアルか?」
バンコ「…そういえばあの人物、翼が生えていたような気もする」
東王父「ああ、生えてたぜ。巨体にあまり似つかわしくない、ちんまりした羽がな」
霊亀「ふむ、ではその羽根は犯人のものかねぇ?」
西王母「そういうことね。…東王父、あなたはそのまま犯人を追ってちょうだい」
西王母「あなたの分の仕事は私が引き受けたわ。…この竹林を元に戻す準備も進めないと…」
キュウテン「西王母様、アタシも手伝うネ!竹を起こしていくアル!」
西王母「助かるわ。東王父は原因を突き止めて食い止めること。いいわね?」
東王父「追うくらいならいいがねぇ…多分あいつ、邪魔をしたら向かってくるぜ」
太公望「東王父、寝ぼけてるの?その時のためのキミでしょ」
東王父「はぁ!?」
バンコ「よし、東王父を先頭に。案内してくれ。頼むぞ」
東王父「いやいやどういうことだよ、えっ…。…。はぁ…わかったよ」
ナビィ「わぁ、ありがとうございます~♪」
修復度■■■□□□□□□
東王父様を先頭に竹林を進むことにする一行。
西王母様とキュウテン様はそれを見届け、竹林の修復作業を始めていく。 - 中国竹林 夕
少しずつではあるが、日の光が差し込むようになってきた。
ジョカ「そういえば、東王父。フッキを見かけませんでした?竹林へ行くといって、別れたきりなんです」
東王父「フッキ?あー…俺も地面が割れるまで寝てたしなぁ…その間に通り過ぎたかな」
バンコ「つまり見ていないんだな」
東王父「そういうこった」
霊亀「ふむ、しかしこの倒れた竹は厄介だねぇ…力はいくらか戻ってきたけれども」
ナビィ「んん…よいしょっ!…霊亀様!これで、かめさんが通れるようになりましたか?」
霊亀「おお、おお、ありがたい!ナビィは力持ちなのだねぇ、助かったよ」
ナビィ「ふぅ…よかったです~!小さい竹だったので…でも、何本も退かすのは大変ですね…!」
太公望「そういうのは東王父に任せたらいいんじゃないの」
東王父「あー、まぁそんくらいなら」
道を塞ぐ竹を避けながら歩くうち、前方から何やら騒がしい声が聞こえてくる。
段々とその声は大きくなっていき…
孫悟空「あァ!?おいテメー!オレの筋斗雲のことなんだと思ってんだ!」
猪八戒「あっおいお前せっかく持ち上げた竹落とすなよ!あーあー…また持ち上げるからな!」
沙悟浄「グフッ…ドクロちゃん、ドークロちゃんっ!ヌフフフ、見える?ドクロちゃんがいーっぱい」
猪八戒「おい悟浄、お前も手伝えよ。あー、この竹を支えるとか」
孫悟空「そっちじゃねー!オレ様の筋斗雲にひっかかってる竹をどうにかすんのが先だろ!」
猪八戒「引っ掛けてんだよ!このままじゃまた倒れてくるだろうが!」
修復度■■■■□□□□□
沙悟浄「ドクロちゃん聞こえる?聞こえない?聞こえる?アッ…アヒャァッドクロちゃ…ヒッヒヒッ…アヒィー!キャッドクロちゃん…大胆…!ンヒヒヒ」
猪八戒「あー…おい悟空。これそっち渡すからな!端に寄せとけ」
孫悟空「なんでオレ様がテメーの言うこと聞かなきゃなんねーんだよ!」
猪八戒「わりと重いぞ。持てるか?」
孫悟空「持てるに決まってんだろーが!ぶっ飛ばすぞ!」
沙悟浄「ウヒャアアアアアドクロちゃん見て見てドクロちゃんの形の雲…!フヒヒッ大丈夫ボクはドクロちゃんがいちばーん大好きウフフ、ドクロちゃん照れてるの?ペロペロかーわいいっ」
バンコ「…一体何事だ」
ナビィ「ここの竹も倒れてしまっているみたいですね…片づけているところなのでしょうか」
太公望「ボクにはドクロ抱えて転げまわってる奴が見えるけど」
東王父「まぁ…片付けているようには見えねぇな」
ジョカ「玄奘三蔵が見当たりませんね。いつもなら彼らを纏めているのに…」
霊亀「いや、そこにいるねぇ。見守っていたようだよ」
玄奘三蔵「あはは、見つかってしまいました。少しお待ちくださいね」
玄奘三蔵「さて…悟空、八戒、悟浄。どうです?進度のほどは。粗方片付きました?」
孫悟空「片付くわけねーだろ!そもそも竹が多すぎて」
玄奘三蔵「片付きますね?…ほら、ここを通る方たちがいます。道を開けておあげなさい」
猪八戒「へっ…おっとジョカさんじゃねーか!ここを通るなんてな。目的地は?なんなら送って」
玄奘三蔵「どうぞ、道は開いています」
孫悟空「あァ?なんだこの行列」
沙悟浄「ドクロがひとーつふたーつみーっつ…ンフフ幸せ、ボク幸せだよドクロちゃんっ!グフフフ…ンフゥ」
玄奘三蔵「先ほどから起こっている地震…ただの地震ではないのでしょう?」
ジョカ「はい。この地震、そして大地が裂かれているのもすべて、故意によるものと思います」
バンコ「オレたちは犯人を探し、追っている最中なんだ。東王父が先ほど見たようでな」
東王父「まあ…案内役ってわけさ」
玄奘三蔵「そうでしたか…では、引き続き悟空たちには竹林の修繕を行っていただきますよ」
修復度■■■■■□□□□
孫悟空「おい!オレはそんなもんやるなんて一言も言ってねーぞ!」
玄奘三蔵「おや、悟空ならこのくらい朝飯前だと思ったのですが…できないのなら仕方がありませんね」
孫悟空「でっできるに決まってんだろーが!オレ様をナメんじゃねー!おい八戒、竹寄越せ!」
猪八戒「あー?退かせっていったり寄越せっていったり、どっちだよ。ほら!落とすなよ!」
沙悟浄「フヒヒッ…ドクロちゃんもこの先に行きたい?うん、うん、フヒヒヒヒッ!じゃあボクがんばる!ウッヒャアア!」
ジョカ「まあ…!ありがとうございます。どんどん道が開いていきますね!」
ナビィ「す、すごいです~!あんなに大きな竹があっという間に…」
バンコ「これなら霊亀も、その亀とともに進めそうだな」
霊亀「いやはや、大したものだねぇ!ありがたいありがたい」
太公望「力は使いどころだね…」
東王父「はは、これで俺の力仕事も減ったな」
孫悟空様、猪八戒様、沙悟浄様のお陰で、竹に阻まれていた道が開いていく。 - 中国竹林 昼
日の光も差し込み始めた。修復作業は順調なようだ。
ジョカ「よかった、竹林も徐々に元の姿に戻りつつあるようですね」
風に竹の葉がそよぐ。
…ふと、不自然に葉が抜けている箇所に目が留まった。
バンコ「?葉だけがないのか。妙だな。…いや、よく見てみろ。筍が引き抜かれた後もあるぞ」
敵は大地を割るだけではなかったのか。
思案していると、突然背後の竹藪がガサガサと音を立て始めた。
???「むしゃむしゃ…あっこの子悪い子~!歯に挟まったぁ~!アハハ!」
ナビィ「!?なんでしょう!?竹を食べてるんでしょうか…!」
修復度■■■■■■□□□
バンコ「葉に埋もれているが…こんなことをするのはオレは中国ではあいつしか知らない」
バンコ「神農!この竹の中でよく無事だったな。何をしてるんだ」
神農「あっ?えーっと…そう!バンコ?バンコだ~!えへへ、あのね!僕今新しいお薬作れないかなって…ハッ」
神農「そうだ~!それよりもっともっと大事なことがあるんだよ~!バンコ、バンコ、聞いて!あのね!」
神農「さっき地面がぐらぐらってぱっかーんしちゃってね、葉っぱちゃんが燃えちゃいそうになってね!大変~!」
神農「燃えちゃったらヤダヤダ、かわいそうだよぉ~!せっかく頑張って大きくなったのに~!だからその前にね、僕が摘んであげたのー!」
東王父「それで草の塊みたいになってたってわけか…」
霊亀「植物が動いているのかと思ったねぇ…これはたまげた」
神農「まったくもう!燃やしていい葉っぱと燃やしちゃダメな葉っぱがあるんだよぉ、ぜーんぶ灰になっちゃったら…肥料にできるけど、お薬なくなっちゃうよぉ!」
神農「うぅ葉っぱちゃん、大丈夫かなぁ…燃えないところに持っていかなきゃ~!」
ジョカ「神農、大丈夫よ。みなさんが大地の修復に協力してくれたんです」
神農「あれれ?そうなのー?それなら葉っぱちゃんたちは大丈夫かぁ、よかったねぇ~!…でも、じゃあじゃあアレはなにかなぁ~」
神農様が草にまみれた手で指し示した先には、硝煙のようなものが立ち昇っている。
ナビィ「…えっ!け、煙が出ています~!もしかして、焦げたような臭いはあそこからしていたんでしょうか…!」
神農「焦げ?…ええっもしかして、葉っぱちゃんやお花ちゃんが燃えてるかもしれないの!?」
神農「ヤダヤダ~!葉っぱちゃんたちいじめないでよぉ!まだ僕見てないのに~!燃えカスになっちゃったら大変!今助けにいくからねー!」
バンコ「あっおい…!」
バンコ様の制止も虚しく、神農様は煙の見える方向へと走って行ってしまった。
太公望「…今の、なんだったの?神農って医者って聞いてるけど」
ジョカ「うふふ…おもしろいでしょう。神農ったら、いつもああなんですよ。植物のことが大好きで…大事でたまらないみたいです」
バンコ「植物が好きなのはいいとして…あのまま放っておくわけにもいかないな」
神農様を追い、煙の出どころへと急ぐ。
脇に生えている竹の合間から、ヌッと一振りの剣が突き出され行く手を妨げられた。
この剣の形は知っている。
ジョカ「コキビですね。そこを通してくれませんか?」
コキビ「ジョカ様?…ここから先には人を入れるなというダッキ姉様からの命だ」
コキビ「それがジョカ様であっても関係ない。進もうとするなら…」
修復度■■■■■■■□□
東王父「待て待て、俺たちゃあんたと戦うつもりはねぇ」
コキビ「それが何?私に斬られるまでじっとしているつもり?腑抜けね」
王貴人「あ、いたいた。コキビお姉様ぁ、ダッキお姉様が見張りはいいからすぐに来てほしいそうよ?」
コキビ「そう。…ふん、命拾いしたな。だが次は斬る。…そこで隠れているつもりか?太公望。貴様のことだって見えている」
太公望「…めんどうだからあまりやりあいたくないんだけど」
ジョカ「あの、ごめんなさいね。コキビだって、悪い子ではないんです」
バンコ「謝ることはない。…コキビと王貴人、煙の方へ進んでいったが…神農もそちらへ向かったはずだ」
ナビィ「そうですね…。ナビィたちも、煙の方へ行ってみましょう!」
東王父「はは、やれやれ…腑抜けとはまた嫌われたもんだねぇ」
霊亀「なに、コキビはいつもあのような感じさね。嫌っておるわけではないと思うぞ」
頭を掻き肩を竦める東王父様を先頭に、煙へと歩を進める一行。
少し行くと、やや開けた場所に出た。
中心に積まれた小枝から細く煙があがっている。
王貴人「あら?さっきの集団だわ~!ねぇねぇダッキお姉様、今話していたのはあれのことよ」
ダッキ「あらぁ…?まぁまぁ、皆様お揃いで…一体何があったのかしらぁ?おもしろいこと?」
ダッキ「フフ…王貴人、そろそろ指をおろしてさしあげて…?東王父様が動けないでおいでよ」
コキビ「…貴様たち、わざわざついてくるなんて、何の用?ダッキお姉様の邪魔をするようなら容赦はしない」
ダッキ「コキビ」
コキビ「…はい。ダッキ姉様が仰るならば」
ダッキ「フフ…いい子ね、本当に、愛らしい子…」
ジョカ「煙を起こしていたのは、あなたたちだったのね。ダッキ」
王貴人「うふふ、こわ~い♪ダッキお姉様ぁ」
ダッキ「まぁ…そのような顔をなさらないで。あぁもしかして…怒っていらして?フフ…可愛らしい方」
ダッキ「わたくしはただ、この竹に囲まれた中で、助けを呼んでいただけですわ…フフ、それだけ、でしてよ…?」
太公望「…人払いをしてたって聞いたけど、それで助けなんて呼べるの?」
ダッキ「まあ、坊や…坊やがいるなんて…誤解なさらないで?先ほどだけですわ。フッキ様が…」
ジョカ「えっ…?」
ダッキ「えぇ、そう。フッキ様がここを通られたから…少しお相手していただこうと思っただけですの。…フフ、もう行ってしまわれましたわ」
神農「ねぇねぇねぇねぇ!!それでこれとこれを一緒に燃やすととってもい~い香りがするんだよ!ねっねっ」
修復度■■■■■■■■□
草むらから、神農様が躍り出る。
王貴人「あ、戻ってきたぁ♪」
コキビ「…するならさっさと燃やせ姉様がお待ちだ」
バンコ「神農!?やっぱりこちらに来ていたんだな。…また葉にまみれているが」
霊亀「はて?その実は何ぞや。一体何を始めるのかねぇ」
神農「るんるるーんるんるん♪一緒に仲良く燃やしましょうねぇ~♪るんるん♪」
ナビィ「あっ煙の色が少し変わりました!不思議です~!」
ダッキ「あらぁ…本当にいい香りねぇ…フフ、体ごととろけてしまいそう…」
神農「でしょー?すっごくキモチイイんだよぉ!えへへ、これとこれね!はい!」
王貴人「はぁーい♪ねーぇ、あなたの持ってるこのお花も綺麗ねぇ、貰ってもいーい?」
神農「あっこれ?ノウゼンカズラちゃん?このお花はねぇカリッカリに乾燥させてね!干しとくといいよぉ~!お花に利尿作用と通経作用があって」
王貴人「へ?え?これもお薬なの?」
神農「そう~♪すごいでしょ~!凌霄花ってお薬になるんだぁ!」
バンコ「煙も、特に火事が起こる規模ではなさそうだな…」
コキビ「ダッキ姉様に向かってつまらない言いがかりをするな」
ジョカ「フッキがここを通ったなら、もうすぐ合流できるかもしれませんね」
ダッキ「あらぁ…もう行ってしまわれるの?」
バンコ「地震を引き起こした犯人を追っているんだ」
ダッキ「そう…残念ですわぁ…わたくしたちはここで助けを待ちましょう…」
霊亀「そのうち先ほど竹を片付けていた者らがここに追いつくかもしれんねぇ」
ジョカ「ダッキ。フッキがどちらに向かったか教えてもらえますか?」
ダッキ「そういえば…わたくし、大きな殿方を見かけましたのよ。翼の生えた…屈強そうな方…」
ダッキ「はっきりではないですけれど…フッキ様は、それを聞いてあちらのほうへ」
ダッキ様は目線を竹林の奥地へと向ける。その先に、フッキ様は向かっていったのだろう。
ナビィ「翼、ですか」
東王父「…この羽根の持ち主だったりしてな。行くしかねぇか」
神農「羽根ー?」
バンコ「その翼の生えた者が、今回の地震を引き起こした犯人だろう。こぶし一突きで地を割るところをオレは見た」
神農「地震の?…地が…地が割れちゃったら葉っぱちゃんが育たないでしょぉー!どこっどこにいるの!?」
ジョカ「それが…わからないので、探しているところなんです。神農もついてきてもらますか?」
神農「うんうん、行く行く!だって葉っぱちゃんたちの一大事かもしれないもんね!もう~大事な大事なお薬になるかもしれないのに!メッ!だよ!」
修復度■■■■■■■■■
ダッキ様、コキビ様、王貴人様と別れ、フッキ様が向かったといわれた方向を目指す。
神農様はまれに土を掘っては、拾った根を懐に入れていた。 - 中国竹林 昼
ナビィ「西王母様や孫悟空様たちのお陰でしょうか、元の中国竹林に戻りましたね~!見晴らしがよくなりました!」
霊亀「ふむ、涼しいねぇ。腰かけて休むのにも、散歩するのにもちょうどいい…」
太公望「静かなら昼寝もできそうだけど、普段がああだから、あんまり来る気にはならないよね」
ジョカ「うふふ、孫悟空たちは元気がいいですものね」
東王父「いやいや、太公望。入口はそう喧しくもないぞ?絶好の昼寝ポイントだ」
バンコ「ほう…それはいいことを聞いたな」
東王父「げっ」
太公望「…なんていうか、東王父って詰めが甘いよね」
バンコ「まったく…なるほどな。そういった箇所でサボっているんだな」
東王父「あぁ…うっかりしてたぜ…」
神農「んぐっ?ねぇねぇ!フッキいたよ!他にも誰かい、ぐ…うっの、喉に詰まったぁ~!」
太公望「また草食べてるし。食べるか喋るかどっちかにしたら?」
霊亀「おやおや…あぁでも、飲み込めたようだねぇ、安心安心」
神農「あぁ、びっくりした~!えへへっおもしろーい!」
ジョカ「フッキ、ナタク、ヨウセンもいたんですね。無事でよかったわ」
フッキ「ジョカ!待て、みなも下がっていてくれ。魔神がいるんだ」
ナタク「青い奴だ。今あっちのほうに潜んでる」
ナタク様が顎をしゃくった方向に、ぼんやりと青白いく大きな光が見える。
ナタク「…見えたか?燃えてるぜ。フッキが見覚えあるっていうからさ」
ヨウセン「ひとまず敵の出方を見ているところですよ。哮天犬も威嚇していますが…力のある相手のようですね」
ナタク「…あっ動いた!近づいてくるぜ!」
(ボス戦)
第3ステージボス †
第4ステージ †
エリア名 | 画像 | 行動 | 経験 | ジェム | その他 |
---|
中国竹林 夕地割れ(エリア名表示なし) | -15 | +30~45 | +75~750 | -- | |
-17 | +34~51 | +85~850 | |||
-18 | +36~54 | +90~900 | |||
-19 | +38~57 | +95~950 | |||
-20 | +40~60 | +100~1000 | |||
-21 | +42~63 | +105~1050 | |||
-34 | +51~68 | +170~1020 |
第4ステージ台詞 †
(ボス戦)
第4ボス †
陰り逝く時空 ヘレグ=クレプシード | |
---|---|
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HP | 8000 |
報酬 | , |
遭遇時 | |
撃破時 |
幻惑ノ砂丘 †
エリア名 | 画像 | 行動 | 経験 | ジェム | その他 |
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幻惑ノ砂丘 | &ref(): File not found: "幻惑ノ砂丘.jpg" at page "再来!天地修復-溢れ逝く時空-エリアデータ"; | -25 | +25~75 | +75~125 | -- |