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追討!オーディンと波乱の宴エリアデータ のバックアップ(No.6)


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ほとんどなにもわかっていませんが、作っておかないと迷子になる気がしたので。エリアデータはこちら。必要項目が足りない可能性があります。改変よろしくお願いします。(nameless)

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※歩くたびに消費行動力、経験値、ジェムが変動してるようなので、その辺のデータは参考程度に。

※ エリア進行中のメッセージに抜け、間違いがあればコメント、訂正お願いします。

情報提供等

わからないことが多すぎるのとデータ量がすごい予感しかないので是非ご協力を。
編集がわからないけど画像がある方はアップロードして画像名を他情報と一緒に添えてください。

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  • 【第二幕】
    オーディン「おぉ…!ちとエキサイティングしすぎたのう。まさかドレスがはちきれるとは思ってなかったわい」
    ナビィ「きゃ~!オーディン様、せっかくのスイートブールが!」
    ヴァーリ「ふん、行き止まりに追い込めば大した相手ではなかったな」
    ヴィーザル「うっわ、兄貴かっこつけ…速さに追いついてなかった癖に」
    フォルセティ「こらこら。…ふふ、ヴィーザルは相変わらずですね」
    フリッグ「ここで魔神戦をしたことについては褒められることではないけれど、ちゃんと物を散らかさなかったことについては感謝しているわ」
    シヴ「ふふふ、みんな器用だったね」
    フォルセティ「それにしても、本日はやたら魔神に遭遇するような気がします。うかつに一人で行動できませんよ」
    ナンナ「フォルセティ、大丈夫?随分と息があがっているようだけど…」
    ヴィーザル「そりゃ、兄貴がフォルセティを振り回してたからなー。魔神があちこちに飛んで逃げるから、兄貴の指示に従って魔神を囲おうとしてたんだよ」
    ナビィ「なるほど~…」
    ヴァーリ「あの魔神は動きが速かった。ならばその動きさえ封じてしまえば大した相手ではないだろう」
    トール「うむ。そのとおりだな。よく追い込んだものだ」
    ヴィーザル「……そんなことより、なんでオレらがこの魔神を追いかけてたか気にならないの?」
    ナンナ「…どういうこと?」
    ヴィーザル「大したことじゃないんだけどね」
    ヴィーザル様が魔神を討伐した辺りで何かを拾って見せる。手の中には金細工のアクセサリーが、静かにきらきらと輝いていた。
    シヴ「わぁ、きれいね」
    ヘルモーズ「…アクセサリー。さっきの魔神も持ってたのか」
    バルドル「でもこの金細工に見覚えはないな」
    フリッグ「そうね。私達家族の物ではないわ」
    オーディン「ふむふむ、ワシも見覚えないのう。トールはどうじゃ?」
    トール「ワシも記憶にないな」
    ヘイムダル「じゃあ、とりあえず持って歩いて持ち主を探せばいいか」
    とりあえず、流れで金細工を持ち主のもとへかえす方針は決まった。後ほど合流出来次第、会場の準備に当たっている神々に聞いてみることとする。
    ヴァーリ「……ん?!」
    モーズグズ「あっ…ヴァーリが」
    オーディン「なんじゃ?おぉそうか!ワシのビューティフルな変身を見たのは初めてだったのう!」
    ヴァーリ「や、やめろ!こっちによるな!」
    ヴィーザル「あはは、兄貴が取り乱しちゃうなんて相当だな。そのままハグでもしてもらいなよ」
    オーディン「そうじゃそうじゃ、遠慮するでないぞ?」
    ヴァーリ「遠慮ではない、拒否だ!」
    フォルセティ「…ふふ、ほほえましい光景ですね。オーディンは取り込み中のようですから、トールにこれを」
    トール「む?ワシにか」
    フレイ「これ、黄金の林檎だね」
    フレイア「イズンから預かったの?」
    フォルセティ「ええ、こちらはイズンから。私はこれを届ける道中で、例の魔神とヴァーリ、ヴィーザルに遭遇しましてね」
    トール「…それは大変な道のりだったな」
    フォルセティ「久しぶりに全力で走りましたよ…少し休憩させていただきますね。…あぁ、その黄金の林檎はオーディン様とトールにとのことです」
    トール「……」
    シヴ「ふふふ、またかわいい花嫁さんになるのね」
    ヘイムダル「で、会場の準備の様子はどうだった?」
    フォルセティ「あぁ、雪かきはもう終わっていて、設営に取り掛かっていましたよ。それと宴で出す料理の準備もしているようです」
    ヘイムダル「だってさ、オーディン。どうする?」
    オーディン「グッドな知らせじゃな!ワシらももっとエレガンスに決めたいところじゃのう」
    ヘイムダル「そうじゃなくって、外に出るかどうかだよ」
    ナビィ「いったんフリッグ様の館を離れて、会場の皆さんと合流するってことですね!」
    シヴ「イズンがくれた林檎、剥いてあげるから二人で食べて。宴は、するんでしょ?」
    オーディン「当然じゃ!のう、ヴァーリ、ヴィーザルよ。お主らも参加するじゃろう?」
    ヴァーリ「んぐぐ…」
    ヴィーザル「あはは、オヤジ!そんなにきつくハグしたら兄貴が窒息するって!」
    オーディン「おぉ…うっかり力を入れすぎたわい!ワハハ!」
    モーズグズ「あたしはどうしようかな。ここにいても力になれそうなことがあまりなさそうな…」
    バルドル「そんなことはないよ。一緒にフリッグ様を守ってくれて心強かったよ」
    フリッグ「私はまだここに残るわ。二度も襲撃があった以上、あまり留守にはしておきたくないの」
    ヘルモーズ「オレも母さんと同意見だな…ここ、アクセサリーたくさんあるし」
    ヘズ「…僕も…外がざわざわ騒がしいような気配がするから…少し落ち着くまで…」
    ナンナ「そうね…私達は下手に動き回るより、ここで落ち着いて待っていたほうがいいかもしれないわ」
    モーズグズ「…わかった。それならあたしはここで皆を守るわ」
    バルドル「ありがとう、モーズグズ!頼りにしているよ」
    ヘルモーズ「ありがとな、お姉さん!」
    モーズグズ「……ぜ、善処する」
    ヴァーリ「さて…私はもうここに居る用もない。騒がせたな」
    ヴィーザル「で、兄貴どこいくの?もしかして宴の準備でも手伝うとか?」
    ヴァーリ「一言も言っていないぞ」
    ヘズ「……あ、あの、ヴァーリ…?」
    ヴァーリ「…ヘズか。何か」
    ヘズ「あ、いや…大したことじゃないんだ、けど…」
    ヴァーリ「……」
    ヘズ「魔神を倒してくれてありがとう…本当は、ここに入れないように戦っていたんだよね」
    ヴィーザル「えっ?そうなんだ。へー、全然気づかなかった」
    ヴァーリ「失敗したがな」
    ヘズ「それでも、…ヴァーリはすごいよ。最善を尽くそうと、いつも頑張っている…」
    ヴァーリ「当然だろう。それが私なのだからな」
    ヴィーザル「……」
第二幕フリッグの館.jpg-?+?~?+?~?--
-24+24~36+48~240
-22+22~33+44~220
-17+17~25+34~170
-21+21~31+42~210
-23+23~34+46~230
-25+25~37+50~250
-19+19~28+38~190
-16+16~24+32~160
-13+13~19+26~130
-14+14~21+28~140
-15+15~22+30~150
-20+20~30+40~200
-18+18~27+36~180

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プロローグ~第一幕 

エリア名画像行動経験ジェムその他
プロローグ雪の森1.jpg-3+3~4+6~30--
第一幕雪の森1.jpg-?+?~?+?~?--
-19+19~28+38~190
-10+10~15+20~100
-12+12~18+24~120
-17+17~25+34~170
-11+11~16+22~110
-16+16~24+32~160
-13+13~19+26~130
-14+14~21+28~140
-15+15~22+30~150
-20+20~30+40~200
-18+18~27+36~180

プロローグ~第一幕 台詞

  • 【追討!オーディンと波乱の宴】
    アクセサリーを魔神が盗んでいく事件。これは今に始まった事件ではなく、過去にも何回か起きていた事件だ。
    その事件がまたしても発生したわけだが、神様達は大きく意に介さず宴の余興の準備をしていた。
    オーディン「ワシが身につけられるアクセサリーならまだまだあるわい。宴の準備を進めるよう、北欧の神々に伝えてくるとするかのう!」
    オーディン様はやる気に満ち溢れている。宴を大いに楽しみにしているようだ。
    ……ドレス姿が眩しい。
    ナビィ「では、ナビィは会場の準備に向かいますね!あちらの広場で準備してきます~!」
    ナビィが指さす先は、元々北欧の神々が野外で宴をする際によく使われる広場だ。雪が積もっており時期によっては冷えるが、掃えば今の時期でも十分使えるだろう。
    トール「しかしナビィ一人でこの雪を掃い、除けるには大変だろう。ワシも手を貸すぞ」
    ナビィ「トール様!ありがとうございます~!」
    ロキ「オレは準備とかあんまし興味ないしなー。どうしよっかなー?」
    シギュン「おんなじ所で片付けとかしてるのさー、結構退屈だよねー」
    ヘイムダル「じゃあ北欧の神へ声かけにでも行ってきたら?ボクとグッルトップはトールと準備するよ」
    ロキ「えー、ヘイムダルちゃん来ないのー?」
    シギュン「ヘイムダルはロキと居たくないんだってさー!」
    ロキ「相変わらず冷たいな~、ヘイムダルちゃん!じゃあシギュン、ぼっちなヘイムダルちゃんは置いて二人で行こうぜー!」
    ロキ様とシギュン様は履いている靴の力であっという間に空を駆け、この場から立ち去った。
    スリュム「俺はどうしようかな…やっぱり、あのアクセサリーのことが忘れられなくて…」
    ヘイムダル「アクセサリー?……あぁ、なんか察した。ボクは手伝わないからね」
    スリュム「そんな!魔神が関わっていることかもしれないのに。…けど今この場の人手が足りていないのも事実だよね」
    トール「スリュムよ、探し物があるのなら雪に埋もれているかもしれん。探し物のついでに雪かきを頼めないか」
    スリュム「なるほど……!」
    スリュム「確かにこれだけ雪深いと、落とし物にも気が付かないだろうな。わかった、任せてほしい」
    ナビィ「ありがとうございます♪」
    オーディン「この調子なら夜を待たずに宴ができそうじゃな!エキサイティングしながら、オールナイトでダンスしまくるんじゃあ!ワハハハハ!」
    会場の準備にあたる組と、宴の準備を他の神様に伝える組とで分かれ、各々動き始める。
    ひとまず、他の神様への伝令はロキ様とシギュン様に任せ、会場の準備を手伝うことにした。
  • 【第一幕】
    会場に使う広場にはたくさんの雪が積もっている。まずはこの雪を掃い、整える必要があるだろう。
    トール様やスリュム様、ナビィは既に雪かきをはじめており、除けられた雪がだんだんとかさを増していく。
    ……しかし、広さのわりに人数がまだ足りない。ヘイムダル様は雪かきを手伝いつつも、門番としての力を発揮し他の神々の助けが来るのを待つ。
    ナビィ「はぁ…雪って重たいですね…!少し移動させるだけでも大変です~!」
    トール「どれ、ワシがこのソリの上に雪を積もう。ソリであればナビィの力でも運べるだろう」
    ナビィ「トール様!ありがとうございます!」
    スリュム「道具はともかく、人手が足りないのは痛いな。はやく応援が来ればいいけど」
    オーディン「そうじゃのう。せっかくビューティフルにドレスアップしたというのに。もっと色んな神に見せたいもんじゃ」
    ナビィ「そ、そうですね~…!」
    オーディン「このバストなかなかセクシーじゃろう?ロウヒが魔法でスイートブールを大きくしおってのう。ちょうどいいサイズだったのでな、使ってみたんじゃ!」
    ヘイムダル「んー…誰も来ないわけじゃなさそうだけど?」
    トール「うむ?足音でも聞こえたか」
    ヘイムダル「少し待ってれば正体もわかるんじゃない?」
    ヘイムダル様のおっしゃる通り、雪かきをしながらしばし待つと誰かが近づいてくる姿が見える。
    オーディン「おぉ、グッドタイミングじゃ!誰か来たようじゃのう」
    ナビィ「あっ!本当です~!イズン様、ブラギ様~!」
    ナビィが手を振る方向には散歩だろうか、並んで歩くイズン様とブラギ様の姿が見える。二人もナビィの呼ぶ声に気付いたのかこちらを向き、イズン様は手を振り返す。
    イズン「ナビィ!それに……みんな、そんな格好で何しているの…?」
    トール「うむ…あまり見るでない。オーディンが着たいとうるさいものでな」
    オーディン「着たがっていたのはワシだけではないじゃろう?トールもそのピッチピチのドレス、よく似合っとるわい!」
    スリュム「イズン達か…悪いね、地獄絵図で」
    ブラギ「また花嫁衣裳を着せられているのか…それはともかくとしてだ。オーディンやヘイムダルも新しい衣装だな」
    ヘイムダル「まぁ…色々とあってね」
    オーディン「ワシのドレスに注目するとは、さすがブラギじゃのう!フハハハハ!」
    トール「…この通り、オーディンは女装して一人で盛り上がっている。よほど楽しいらしい」
    イズン「せっかくドレスで着飾るのに、二人ともまたよぼよぼな姿じゃもったいないわ。あたしのリンゴ、食べたほうがいいんじゃないの?」
    スリュム「若返ったところで女装には変わりないだろ?」
    トール「ん…?……うむ」
    イズン「……そ、それもそうね…」
    スリュム「なんで笑っているんだ?」
    ヘイムダル「そんなことよりもさ。この辺の雪かき手伝ってくれない?手が足りなくってさ」
    ブラギ「雪かきか…私は力仕事は得意ではないな」
    イズン「それだったら、あたしとブラギでエーギルやラーンを連れて来ましょうか?ニョルズも手が空いてたら来てくれるかも」
    ブラギ「それもそうだな。スカジにも声を掛けられるかもしれない」
    ナビィ「一気に人数が増えますね!とっても心強いです~!」
    オーディン「そうじゃのう!ワシらも安心してメイクアップできるわい!」
    トール「何……お主、これ以上おぞましい姿を晒すつもりか」
    オーディン「おぞましいとはなんじゃ!どう見てもキュートアンドセクシーじゃろう!」
    ヘイムダル「ボクとしては何でもいいけど、メイクアップするにも人手が足りなくない?」
    オーディン「ハッ…!確かにその通りじゃ!フレイとフレイアも、シヴもおらんからのう」
    イズン「わかった、見かけたらその面々にも声かけてくるわ。急いだほうがいいんでしょう?」
    スリュム「そうだね…雪かきは結構な肉体労働だから。俺はともかく、みんなの体力が心配だよ」
    トール「ワシにはスリュムが一番息が上がっておるように見えるのだが…」
    ブラギ「私もだ。気のせいだろうか」
    ヘイムダル「しっ。余計なことは言わないほうが面倒が少ないでしょ」
    この場は一旦イズン様、ブラギ様と別れ、ロキ様とシギュン様の呼んでくるであろう応援と同じく、イズン様とブラギ様の帰りを待つこととなった。
    イズン様、ブラギ様と別れた数刻後。準備を進める神々に声がかけられる。
    ???「確かに準備をしているみたいね」
    ナビィ「わっ!誰かと思ったらイルマタル様、ミエリッキ様、タピオ様!」
    イルマタル様とミエリッキ様、タピオ様は雪の森の傍、サンタの森で暮らす北欧地域の神々だ。イルマタル様は手に籠を持っている。
    ミエリッキ「さっきロキさんが教えてくれたんですよ~。この辺りで宴の準備しているから手伝ってほしいって」
    トール「なるほど、ロキから聞いたのだな」
    イルマタル「ええ。そのうち他のサンタの森の神々も集まると思うわ」
    タピオ「フフ…さすがボクのミエリッキ、人望が厚いようだね」
    ナビィ「そ、そうですね~!」
    スリュム「そうか…助かるよ。ありがとう」
    ミエリッキ「アタシ、結構力仕事得意なんですよぅ。この辺りの雪をかけばいいんですよね~」
    トール「そうだな。この辺り一帯はまだ手を付けられていない」
    イルマタル「……ねぇ。トールとオーディンはいつまであの格好でいるつもりなのかしら」
    ヘイムダル「さぁ…気が済むまでじゃないかな?少なくとも今日一日はああだろうね」
    オーディン「おぉ?なんじゃなんじゃ!ワシのことかのう?!」
    タピオ「な、なんだい?!その衣装は…」
    ミエリッキ「わぁ、すごい衣装ですねぇ。クマさんかと思いましたぁ」
    タピオ「ミエリッキ…君の気配りができる所、ボクは好きだよ」
    オーディン「聞いたか、トールよ!キュートかつ力強さを兼ね備えるクマと言いおったぞ!魅惑のボディじゃからのう!ワハハハ!」
    トール「そうか、嬉しそうで何よりだな」
    イルマタル「ひとまず、他の神の応援が来るまで目の前の仕事をある程度片付けましょう。休憩したければ、私が焼いたパンを持ってきたから食べるといいわ」
    ミエリッキ「イルマタルのパンはどれも美味しいですよ~。アタシはカレリアンピーラッカが好きですぅ」
    ナビィ「わぁ、是非頂きたいです~!」
    タピオ「ボクの森で採れた木の実とイルマタルの丁寧な仕事が織りなすパン…間違いなく美味しいよ」
    休憩を入れつつも、ミエリッキ様とイルマタル様の手伝いもあり、多少は会場らしさが見えてきた。腰かけるための岩や木でできたベンチが顔を出す。
    ???「へぇ、結構片付いているじゃないか」
    ナビィ「あ、ラーン様!それにスカジ様!イズン様、ブラギ様が呼んで来てくれたんですね!」
    スカジ「まーね!」
    スカジ「宴ってやっぱりみんなでやるから楽しいんだよね。何も手伝わないのも悪いし、結構急いできたんだから!」
    スリュム「あぁスカジ。ちょうどよかった…」
    スリュム「ちょっとこのソリを引っ張ってもらえないかな?俺一人でも引っ張れないことはないんだが、危ないからね」
    スカジ「えー、ほんとに?いいけどさ!」
    ミエリッキ「これだけ人数が集まれば、一気に雪かきも終わりそうですねぇ」
    ヘイムダル「エーギルやニョルズは連れて来れなかったんだ?」
    イズン「あぁ…それはね」
    ブラギ「エーギルはあまり陸へは上がるどころか外にも出ないからな」
    ラーン「ニョルズには悪いことしたよ。ワタシの代わりにエーギルを引っ張ってきてほしいって頼んでしまってね」
    イルマタル「海の神達も苦労があるものね」
    スカジ「まぁニョルズならエーギルのこと連れてくるんじゃない?エーギルってなんだかんだいいヤツだからさ。断り切れないんじゃないかなーって」
    スカジ「ってかさー…ヘイムダルのその格好どうしたの?グッルトップも連れちゃって。結構似合ってるじゃん!」
    ヘイムダル「え?あー……これはね…」
    オーディン「ワシらがパーティーでフィーバーするために、合わせて執事の格好になってもらったんじゃよ!」
    ラーン「わ!?オーディンか。アンタ、なんて格好しているんだい」
    トール「宴の余興だそうだ。この衣装でダンスをするのだとかなんだとか」
    スカジ「そ、そう……トールもまたその格好してるんだね」
    トール「うむ…あまり見るな」
    それからしばらくして、男神二人が雪かきをする神々に声をかける。ニョルズ様とエーギル様だ。
    ニョルズ「出遅れて悪かったね。雪かきをしているのはここかな」
    エーギル「俺が来る必要もないと思うけどよ…」
    イルマタル「あら、思っていたより来るのが早かったわね」
    ナビィ「ニョルズ様、エーギル様!お手伝いに来てくださってありがとうございます~!」
    エーギル「雪かきだろ。…俺はあまり陸での作業には慣れてねぇんだ。期待すんなよ」
    スリュム「いやいや、男手が増えるだけでも心強いからね…」
    ニョルズ「スリュム?大丈夫かい、そんなにパンを頬張って」
    ミエリッキ「ずっと動きっぱなしだったのでくたくたみたいなんですぅ」
    イルマタル「かわいそうだからそっとしておいてあげて」
    ニョルズ「ああ…わかった」
    スカジ「ちょっと寝てた方がいいんじゃない?」
    ブラギ「…雪の中でか?」
    スリュム「確かに俺は霜の王だけどね。雪の中で寝るのは勘弁したいかな…重たいからね」
    ミエリッキ「あぶないですからね~。霜の力を持っているのに、雪の中で凍えていたら笑えないですよぅ」
    集まった神々は談笑しつつ、それぞれの力を合わせ雪かきを進めていく。
    集まった神々はよく連携が取れているため、見る間に雪かきが進んでいく。あれだけ雪深かった会場が、オーディン様のダンスするためのステージごと見えてきた。
    ラーン「どんなもんだい、結構片付いたね」
    トール「うむ。この調子であれば、もう直に雪かきは終わりそうだな」
    ナビィ「すごいですね♪本当に助かりました~!」
    オーディン「おぉ、雪かきがはかどっておる様子じゃのう!ベリーグッドじゃ!」
    ヘイムダル「これだけ集まればボクが働く必要もないかな。グッルトップと休憩してくるよ」
    ヘイムダル「……待って。はぁ、こっちは休憩しようと思ってたんだけど」
    オーディン「おぉ、何かあったかのう?お主の目と耳は良いからな!」
    ヘイムダル「まぁね…ちょっと面倒な事になりそう。ロキとシギュンが魔神を連れてきたみたい」
    スカジ「え?魔神?」
    トール「なんだと?!」
    ヘイムダル様がそう述べるや否や、何者かが山積みにした雪を崩す。その影は明らかに神々とは違う、禍々しい気配を放っていた。
    ロキ「アハハ!こっちに飛んできちゃうとはねー。ま、結果オーライ!皆でその魔神、倒しちゃってよー♪」
    ブラギ「ロキ!おのれ、何のつもりだ」
    シギュン「あー…アタシ達別に悪さとかしたわけじゃないんだけどさ。魔神に出くわしちゃって」
    ロキ「そういうことー。ブラギひどくなーい?まず疑いから入るなんてさー!」
    イズン「はぁ…普段の行いが良くないからでしょ」
    ???「やっと追いついた!いやー、ロキもシギュンも速いなぁ!」
    ???「よかった。お前が無事であれば、私は何も言うことはない…!」
    イルマタル「ティエラとレンミンカイネンね。ロキとシギュンが連れてきたのは」
    ティエラ「そういうこと!魔神が途中で現れるなんて思ってなかったけどさ!」
    タピオ「ではボクらの出番だね。女神達と愛はこのボクが守るよ」
    レンミンカイネン「魔神が出現したというのに、私はお前の傍に居ることができなかった。…私は胸が張り裂けんばかりだったよ。しかし、もう大丈夫だ。魔神をお前に近づけるなど絶対にさせない」
    ティエラ「おーい、レンミンカイネンー、戻ってこーい!とりあえず、話をするのは魔神を倒してからな!」
    ミエリッキ「ふふ、レンミンカイネンも結構なマイペースですよねぇ」
    タピオ「レンミンカイネンッ…!またミエリッキの関心を引くとはやるじゃないか…!」
    オーディン「これだけ神が集まっておれば怖いもんなどないわい!よし、皆の者。ワシのグレートなグリグリグングニルをとくと見るがよい!」
    (ボス戦)

第一幕 ボス

神々を食らう獣 フェンリル
フェンリル1.jpg
HP222
報酬[淑女] オーディンの解放石(ムネアツ)、[淑女] オーディンの解放石(パッション)
遭遇時大きな獣の姿の魔神は、雪の積みあがった山の上でこちらの様子を伺っている。

下手に隙を作ればその途端に痛手を食らう可能性もある。
慎重に戦わなければ…!
撃破時フェンリルが一瞬だけ隙を見せたため一気に攻め込む!

しかし、フェンリルのすさまじい力を相手にするには、
不意を突いているとはいえ一人で攻め込むには危険だ。

この場にいる他の神々とも協力し合い、なんとか勝利をおさめることがことができた。

第二幕

エリア名画像行動経験ジェムその他
第一幕雪の森1.jpg-?+?~?+?~?--
-19+19~28+38~190
-10+10~15+20~100
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-15+15~22+30~150
-20+20~30+40~200
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第二幕フリッグの館.jpg-?+?~?+?~?--
-24+24~36+48~240
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-14+14~21+28~140
-15+15~22+30~150
-20+20~30+40~200
-18+18~27+36~180

第二幕台詞

  • 【第一幕】
    オーディン「おぉ…!ちとエキサイティングしすぎたのう。ドレスがはちきれそうじゃ」
    シギュン「オーディンの爺さんさー、はちきれそうとか元々ドレスのサイズ小さかったんじゃないの?いくら何でも無茶しすぎだよー!」
    オーディン「そんなはずはないぞ?!フリッグにサイズを測ってもらったんじゃからな」
    ロキ「アハハ!こだわるねぇ。でも確かに、やるからには徹底的に楽しまないとジャン?」
    シギュン「だよねー!だからアタシ達も着替えたんだし!」
    ナビィ「フリッグ様のドレスなんですか?」
    オーディン「絶対に自分じゃ着ないとかなんとかって言っておったもんじゃ!ワシにぴったりのサイズじゃからのう」
    ヘイムダル「まぁ…デザイン面でもね…」
    シギュン「フリッグが、自分の屋敷に結構な量の衣装しまってんの。ヘイムダルとアタシの執事の格好もそれのアレンジってゆーね!」
    ナビィ「なるほど~!楽しそうです♪」
    ヘイムダル「ボクはそれに巻き込まれたクチだけどね」
    ニョルズ「よく似合っているじゃないか。格好いいと思うよ」
    ヘイムダル「あー…まぁありがとね」
    トール「執事服なだけよいではないか」
    ロキ「トールが執事の格好したらぱっつぱつになっちゃうんじゃないー?アハハ!」
    スリュム「……ん?これは」
    ティエラ「キミ、目がいいね!こんなに小さいものを見つけるなんて」
    スリュム「たまたまさ。キラッと光ったんだ」
    スリュム様の手には小さな宝石がはめ込まれた指輪が乗っていた。雪の中から拾い上げたもので、光を反射してキラリと光っている。
    ラーン「綺麗な指輪だねぇ…金を使っているのか」
    イズン「ラーン、金のアクセサリーとか好きだものね」
    スリュム「あっ、それは俺が拾ったものなんだけど」
    ラーン「拾ったってことは誰のものかわからないってことじゃないか。持ち主はさがしているんじゃないかい?」
    ヘイムダル「それこそ去年のトールみたいにね」
    スリュム「……確かに、その通りだね。さっき倒した魔神が落としたのかな」
    ティエラ「そうだと思うよ。…な、レンミンカイネン!」
    レンミンカイネン「ん?まぁそうだな」
    エーギル「金ねぇ…神の持ち物なら北欧の神のもんだろ。さっきのは北欧地域の魔神だったからな」
    スカジ「へー、エーギル頭いいじゃん!じゃあ北欧の神を探せばいいのかな」
    ミエリッキ「アタシは指輪に見覚えないです~」
    イルマタル「私も見覚えないわ。そもそも装飾品にそこまでこだわりはないもの」
    ティエラ「サンタの森の神っぽくはないよなぁ」
    ブラギ「男性のものではなさそうだな。サイズからして、女神か若い神か…」
    ナビィ「おしゃれで指が細い神様ってことでしょうか?」
    タピオ「おしゃれで指が細い神か…フフ、それはボクの事かな。指輪に見覚えはないけどね」
    ミエリッキ「指輪に見覚えがないならタピオの物じゃないですね~」
    オーディン「うん?よく見せてくれんかの」
    スリュム「え?あぁ……」
    ナビィ「オーディン様、なにかわかりましたか?」
    オーディン「んんん、どこかで見たような…」
    オーディン「…おぉそうじゃあ!これはフリッグのものではないかのう?サイズを測ってもらったときに確か付けとったような…」
    ラーン「なんだ、それなら話が早いじゃないか」
    スカジ「じゃーあたし達が会場の準備進めておくから、フリッグの所に指輪持っていきなよ」
    イルマタル「そうね、全員が届けに行く必要はないと思うわ」
    トール「ワシはフリッグの所へ行ってドレス以外の衣装を探したい」
    ヘイムダル「あ、そっか。着替えちゃってもいいんだね」
    ロキ「なになにー?もっと派手なドレスにしちゃうってー?」
    トール「そうは言っとらんだろうが」
    シギュン「ロキとトール、フリッグのとこに行くのー?アタシも行くー♪」
    スリュム「ヘイムダルとグッルトップはいかないのか?」
    ヘイムダル「なんでそこで背中押すのさ」
    オーディン「よし、ではワシらは指輪を届けるついでに、エレガントにメイクアップしてくるぞ!期待して待っておるがよい、フハハハ!」
    ヘイムダル「わっ!?ちょ、ちょっとオーディン!ボクは行くなんて一言も…」
    ミエリッキ「わぁ、丸太を担ぐときの持ち方と一緒ですね~」
    レンミンカイネン「私はお前のことが心配だ。オーディン達に同行するというなら私も」
    ティエラ「レンミンカイネン、変身でもしてくるのか?」
    レンミンカイネン「いや、そういうつもりではないが」
    ティエラ「あれ…ミエリッキに言われたこと気にしてたんじゃなかったのかー?ほら、他の神とも交流したらどうかってやつ」
    ミエリッキ「はい~?」
    レンミンカイネン「……そういわれてみればそうだったな…」
    ミエリッキ「最終的にどうするかはレンミンカイネンが決めればいいと思いますよ~」
    タピオ「ミエリッキからアドバイスがもらえるということ自体が幸福だからね」
    ミエリッキ「アタシは色んな神様と関わってお友達になっておけば、お話していくうちに色々教えてもらえて、冒険するときにいろんな方法で助けてあげられるかなって思ったんですぅ」
    イルマタル「そうね。レンミンカイネンは確かに武術や魔法の腕はあるけど視野が狭いもの。いざというときに守れるものも守れなくなってしまうわ」
    レンミンカイネン「……」
    レンミンカイネン「わかった。私はお前のことを守るために努力しよう。…約束してくれ、もう一度私の許へ戻ってきてくれると」
    ティエラ「相変わらずオーバーだなぁ」
    イズン「あたし達がしっかり会場整えておくから、みんなもちゃんと余興の準備してくるのよ」
    スリュム「衣装を選ぶのなら俺に任せ」
    スカジ「スリュム!男手が足りないからアンタはこっちで準備ね」
    タピオ「ボクも女神たちを守るためにここに留まるよ。それに、白魚のような君たちの手に雪かきなんてさせられないからね…!」
    ミエリッキ「ではタピオ、その雪の塊運んでください~」
    イルマタル「結構な量があるからちょうどいいわ」
    【第二幕】
    会場のことは会場の準備を引き受けてくださった神々に任せつつ、雪道を歩きフリッグ様の館…フェンサリルに到着する。外観からして豪奢な造りの館を見間違えることはない。
    シギュン「あ!アレさ、ブローグホーヴィでしょ!」
    ヘイムダル「ホントだ。フレイとフレイア、そう言えばフリッグの館で探し物するって言ってそのままだったっけ?」
    ヘイムダル様はブローグホーヴィの傍にグッルトップを繋ぐ。ホーヴィはめかしこんだグッルトップを一瞥するが、特に気にも留めていない様子だ。グッルトップはホーヴィにそっぽを向く。
    シギュン「ホーヴィ、ちゃんとグッルトップのオシャレに気付いてんジャン!二頭とも気難しいの相変わらずだね~」
    ヘイムダル「まーね…ケンカしないだけマシじゃない?」
    歓談しながら館への扉に向かおうとしたその時。その館の大きな扉から突然何者かが飛び出し、そのまま森の中へ去ってしまった。そしてその何者かは明らかに神ではなく……。
    ???「泥棒!ちくしょう、取り逃がした」
    ナビィ「ひゃあ!な、なにがあったのでしょう…?!」
    トール「ヘルモーズではないか。何かを追っていたようだな」
    ヘイムダル「魔神だね。なんか綺麗な物持ってたみたいだけど」
    ヘルモーズ「みんな…!そうなんだよ、さっき母さんの所に魔神が現れて…」
    オーディン「なに、フリッグの所にとな?」
    ???「ヘルモーズ、けがはない?」
    ヘルモーズ「あ、兄貴達。…そんなぞろぞろ出て来なくても」
    ヘルモーズ様が振り返ると館の入り口にはバルドル様、ヘズ様、ナンナ様が立っている。ヘルモーズ様が心配で駆け付けたようだった。
    バルドル「みんなヘルモーズのことが心配だったからだよ。アクセサリーも大事だけど、ヘルモーズは一人しかいないからね」
    ヘルモーズ「…けど、取り逃がしたよ。逃げ足が速くってさ」
    ロキ「さっきの魔神ってあっちの森に飛んでったヤツ?」
    シギュン「あっ、アタシも見たよー!手にいっぱい宝石とかアクセサリー持ってた!」
    ナンナ「…!ロキさん…」
    バルドル「ロキも来てくれていたんだね。歓迎するよ」
    ロキ「うっわ、バルドル!まだ生きてんの?アハハ、歓迎だってさ」
    ヘルモーズ「は?何がおかしいんだよ」
    バルドル「ひとまず外は寒いから中へ入って。温かい紅茶も準備するよ」
    オーディン「おぉ、助かるのう!紅茶で心も体もホットになるわい!」
    ナビィ「おじゃまします~!」
    ロキ「はー、オレは別にいらなーい」
    シギュン「あっ!ロキー!?紅茶飲もうよー!ついでにお菓子ももらおーよー!」
    ヘイムダル「シギュン、追わなくていいよ。バルドルとロキを引き合わせる方が面倒な事になるから」
    シギュン「引き合わせなくってもいーんだけど、ロキを一人にするのなんか心配ジャン!アタシも行ってくる!」
    トール「む…ロキもシギュンもこの場を去るか」
    ヘイムダル「ここまでついてきたのがむしろすごいんじゃないの」
    ヘイムダル「ロキはバルドルのこと毛嫌いしてるし、フリッグ達もロキのことあんまり良く思ってないでしょ」
    トール「それもそうであったな…」
    バルドル「そうか…残念だよ」
    バルドル様達の案内で館を進んでいく。ロキ様とシギュン様が一行から抜けてしまったのは残念だが、ひとまずは先ほどの魔神による被害と指輪を届けることを優先する。
    オーディン「さっき飛び出してきた魔神は飛び出してくるまで気づかんかったのう」
    トール「それもそうだな。扉や壁を隔てた建物内にしろ、魔神の気配には気づきやすいはずだが」
    ナンナ「ヘズも、その魔神の気配に途中まで気が付かなかったって言っていたの。普段はそんなことはないはずなのに…」
    ヘズ「蜃気楼の塔の幻影みたいだった。気づいたときにはもう…結構接近されてたんだ」
    蜃気楼の塔の幻影と言えば神様達にそっくりなまやかしの存在であるが、気配がほとんど神様と似ているため近くに居ても判断が付きにくい
    しかし、幻影は塔や最近出現した迷宮の外へ出ることができない。もともと不安定な存在であり、形を保っていられないからだ…と神様の間では考察されている。
    オーディン「となると厄介なもんじゃなぁ、ヘズでも気づかんとなると相当デンジャラスじゃのう」
    トール「ヘズとてずっと気を張って辺りに注意を配ることはできぬだろうしな」
    ヘルモーズ「そうだよな…オレだって母さんの館にまで魔神が入り込んでくるなんて思ってなかった」
    ヘイムダル「けど、フリッグの館に現れるなんて相当度胸ある魔神だね」
    ヘイムダル「それかただの馬鹿かってことだとは思うけど。気配を読まれないように準備してきてるからやっぱり前者ってことかなー」
    ナビィ「お、恐ろしいですね…!」
    豪奢な廊下を進んだ先の部屋。様々な調度品が並ぶ中に、フリッグ様、シヴ様、フレイ様とフレイア様…隅の辺りにモーズグズ様がなにやら机の上にアクセサリーを並べている様子だ。
    シヴ様が席を立ち、紅茶と茶菓子の準備をしてくださった。落ち着く紅茶の香りと甘い焼き菓子の匂いがとても心地よい。
    ナビィ「ありがとうございます~!いただきます♪」
    フリッグ「そのお菓子は私達で作ったのよ。珍しくモーズグズが来てくれたから、お茶請けに…とね」
    モーズグズ「…とても美味しかった。ありがとう」
    トール「言われてみれば、モーズグズが居るのは珍しいな。ギャッラルブルーでの番は今日は休みなのか」
    モーズグズ「それは…そうね。そこのフレイとフレイアに誘われたの」
    トール「フレイとフレイアに?」
    フレイ「今日は宴だって言ってたでしょ?」
    フレイア「モーズグズも一緒の方が楽しいもの。ね?」
    モーズグズ「初めは断ったのだけど、断り切れなくて…」
    トール「相変わらずだな」
    バルドル「ギャッラルブルーには後で僕も様子を見に行ってみるよ。今は閉鎖しているんだっけ」
    トール「なんと力業な。しかし番が居ないのであればそうなるのも無理はないか」
    オーディン「なに、宴の日に死者が橋を渡ることもないじゃろ!モーズグズよ、思いっきり羽根を伸ばしていくがよいぞ、そのノリでダンスもエキサイトできればベリーグッドじゃ!」
    モーズグズ「え、えぇ。ありがとう」
    ヘイムダル「ところで、その机の上にお店広げてるのは何?さっき入れ違いになった魔神と関係あったりするの?」
    フリッグ「そうよ、盗まれたものの考察をしていたの」
    シヴ「フェンサリルには、フリッグのアクセサリーがたくさんあるから。魔神も、何度か盗みに来てるんだって」
    オーディン「おぉ、そうじゃった!うっかり忘れとったわい」
    ヘルモーズ「母さんが外に出歩いてた時に盗まれたとかなんとかって言ってたやつだよな」
    フリッグ「ええ。よくこんな小さなものを盗っていくものだとむしろ感心したわ」
    フレイ「器用だよね、クスクス」
    フレイア「どうやったんだろうね、クスクス」
    ナンナ「それだけ器用な魔神が物を盗んでいるなら、何を盗まれてもおかしくないということよね…」
    フリッグ「神具になるような強力なものはまだ盗まれてはいないけれど、周囲への警戒は必要ね。フェンサリルに侵入もされているから余計に気を付けておいたほうがいいわ」
    オーディン「宴というのになんということじゃ。まさか魔神もワシとフィーバーするためにファッションにこだわりはじめたのかの」
    ヘイムダル「…さすがにそれはないでしょ」
    ヘズ「さっき皆には伝えたけど、魔神の気配を寸前まで感じなかった。もしかしたら…魔神は母さんや他の神様のアクセサリーを身に着けることで気配を隠しているのかも…」
    ナビィ「えぇっ!?そんなことが可能なんですか!?」
    モーズグズ「確かに、神が身に着けるものは少なからず神の力が宿るわ。あり得ない話ではないと思う」
    オーディン「ふむ、やはりワシとフィーバーするためのファッションではないか!こすぷれとかいうやつじゃろ?」
    トール「全てがオーディンの元へ集まれば良いものだが」
    オーディン「なに、ワシは北欧の最高神じゃ。しかも宴で一番目立つ位置におるぞ?奴らにとってなかなかナイスな的じゃろ!ワハハ!」
    ヘイムダル「いやいや、笑い事じゃないから。そのオーディンを誰が守るのかってことになるでしょ」
    モーズグズ「でも、オーディンが言う通り魔神がオーディンのところに集結してくれれば、あたしたちも守りやすくはあるね」
    フレイア「フフ、オーディンお姫様みたいだね」
    フレイ「ドレス着てるものね」
    トール「さすがに無理があるのではないか…?」
    シヴ「そうかな?トールも、お姫様みたいでかわいいよ」
    トール「シヴよ…ううむ。ワシも妙な格好をしていたことを一瞬でも忘れてしまっていたとは」
    バルドル「なんにせよ、各々で気を付ける必要があるのは変わりなさそうだね」
    ヘズ「幻影のようにわかりにくい存在が増えてしまうことは避けたいね…」
    ナビィ「いわれてみると、神様の持ち物を魔神が盗んでいく事件は各地で起きていましたね…神様の力を得て、より強くなる魔神もいたんです~」
    フリッグ「魔神とは大体が魔の力で構成されていると聞くわ。神の力とは対極にある力のはずなのに、混ぜてもいいものなのかしら」
    シヴ「どうなんだろうね」
    シヴ「コーヒーの中に、ミルクを入れてかき混ぜるのと同じ…なのかな。まろやかになって、美味しいの。ミルクは紅茶にも合うのよ」
    ナンナ「そういうことなのかしら…」
    シヴ様は紅茶にミルクをたらし、かき混ぜる。渦模様を描きながら混ざっていく紅茶は次第に透明度を失っていく。
    バルドル「神の持ち物が欲しいのであれば、盗むなんてことをしないで欲しいと教えてくれれば僕らだって快く渡せると思うのに…」
    ヘルモーズ「な、なに言ってんだよ!いくらなんでも相手が魔神なら下手に渡さないほうがいいだろ」
    フリッグ「バルドルの気持ちはわかるけれど、相手の目的が分からないのなら有効な手段ではないわね」
    バルドル「交渉ができるのなら、目的を聞くことだってできると思うんだ」
    バルドル「はっきり言って、僕は魔神について詳しく知らない。…知恵ある魔神でさえ、どうして乱暴な手段をとっているのかも。もっと彼らを知ることができたら、無用な争いもなくなると思う」
    ヘルモーズ「兄貴、いくら何でもそれは夢見すぎだろ。まだ捕まってる神だっているんだし」
    ヘズ「……」
    バルドル「そうかな。例えば、クレプシード家の者たちとは会話が成立したじゃないか」
    トール「相手に聞く耳があればだがな。聞く耳があったとしても一筋縄ではいかんだろう」
    フレイア「戦いも強かったよね」
    フレイ「何者なんだろうね?」
    ヘズ「そういえば…以前出会ったクレプシード家の者たちは、魔の力も…神の力もあるように感じた。…それも、一種類だけではないというか…いくつもの力が組み合わさったような、そんな…」
    ナンナ「ヘズ…!それってどういうこと…?」
    ヘズ「…上手くは言えない。…けど、こう…神の力を、魔の力でいくつも繋ぎ合わせたような…そんな感じがして」
    ヘズ「ごめん。…これ以上のことはよくわからないんだ。…感覚的なこともあって、はっきりとは言えなくて」
    ナンナ「…ありがとう、それでも貴重な情報よ」
    シヴ「ってことは、クレプシード家の皆は神様ってこと?」
    モーズグズ「いえ…まだ断定はできない。魔の力で繋ぎ合わせた、ということは…神に似た何かと言ったほうが近いと思う」
    ヘイムダル「ややこしい話になってきたなぁ。ボクとしてはさっさと宴を終わらせて帰りたいんだけど」
    フレイ「魔神が悪さをしていたら、宴もできないもんね」
    フレイア「危ない出来事がたくさんあるかもしれないしね」
    オーディン「なーに、心配するでないぞ!北欧地域の神々はワシも認めるホットなハートを持っとるじゃろ、恐れる必要などどこにもないわい!」
    トール「その格好で鼓舞されてもだな」
    ヘズ「僕は皆と同じ情報を持つことはできない。でも、だからこそわかることがあると思うんだ。…力になりたい」
    ナビィ「はいヘズ様!ナビィ、頼りにしています~!」
    ナビィのその一言のすぐあと、ヘズ様の表情が曇る。これはナビィの発言に対してではなく……
    ヘズ「待って…皆気を付けて。魔神がまた、フェンサリルのそばに出現しているみたい…他にも何人か、神だと思う」
    フリッグ「なんですって?…ヘズ、助かるわ。皆警戒しましょう。敵はすぐ傍にいるわ」
    どこから魔神が現れてもいいようにと神様らが周囲を警戒し、空気がピンと張り詰める。夜の雪の森のような、静かな緊張感で館の一室は満たされていた。…そしてその静寂を破ったのは…
    ヘイムダル「あちこちから物音がする。動きが速いのかも」
    ヘズ「…気配もあちこちに移動しているみたいだ」
    ヘルモーズ「速さ自慢ってことか。オレだって足の速さじゃ負けないからな…!」
    ナビィ「……ヘイムダル様?何か気づきましたか?」
    ヘイムダル「…あー、そういうこと。めんどくさいなぁ、もう」
    オーディン「なんじゃなんじゃ!もったいぶっとるとそのうちあっというまに爺さんになってしまうぞ!」
    ヘイムダル「そのうちくるでしょ。ほら」
    ???「そこだ!ヴィーザル、押さえろ!」
    ???「えー?兄貴、そこオレに命令しちゃうんだ」
    ???「はぁ、やれやれ…走って追いつくのがやっとですよ」
    ナビィ「ヴァーリ様、ヴィーザル様、フォルセティ様!」
    オーディン「おぉ?!なんじゃなんじゃ、ワシも混ぜてくれんかのう!」
    フリッグ「ここが誰の土地かわかっているのかしら。速やかに終わらせるわよ」
    (ボス戦)

第二幕 ボス

狂気の悪戯神 ロキ 
狂気の悪戯神 ロキ.jpg
HP555
報酬[淑女] オーディンの涙ステッキ(赤)、[侍女] ロキの限定写真 
遭遇時ヴァーリ様、ヴィーザル様、そしてフォルセティ様が追い詰めた魔神。

素早く動くため、逃げられないように工夫をしたいところだ。

…そして、あの魔神のやはり手には何か光るものが…?
撃破時いち早く戦いを終わらせるべく短期決戦に持ち込んだことが功を奏したようだ。

フリッグ様の屋敷の中が荒らされることはなく、
ロキ様の魔神は燃える手の中から何かを落として消え去った。

第三幕

エリア名画像行動経験ジェムその他
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第3 台詞

  • (ボス戦)

第3 ボス

 
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第4

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第4 台詞

  • (ボス戦)

第4 ボス

 
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第5

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第5 台詞

  • (ボス戦)

第5 ボス

 
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第6幕

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第6 台詞

  • (ボス戦)

第6ボス

 
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報酬 
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撃破時

無限エリア 

エリア名画像行動経験ジェムその他
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