百神~ヒャクカミ~データwiki

ナビィの部屋 のバックアップ差分(No.20)


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>&ref(ナビィの部屋 神様達の憩いの部屋/ナビィの部屋1.jpg,nolink);

#contents()
//今後の仕様がどうなるか不明の為、時空の図書館のテンプレをコピペして作成。適宜編集お願いします。

**ナビィの部屋 ナビィの部屋オープン! [#o581bd33]
>&ref(ナビィの部屋 神様達の憩いの部屋/ナビィの部屋オープン!.jpg,nolink);

~とある森の一角…~

-ナビィ
--うーん、素敵なお部屋に仕上がってよかったです~!	
--ナビィ、ちょっと頑張っちゃいました!	
-ヘパイストス
--内装の方は…大丈夫、ですか…?
-ナビィ
--はい♪ナビィ秘蔵の色んな家具を置いてみました!	
--外観の方はヘパイストス様が整えてくださったので安心です~!	
-ヘパイストス
--と、とりあえずちょっとやそっとじゃ壊れないようにしたので…
--どんな神様が来ても、大丈夫だと…思います…!
-ナビィ
--さすがヘパイストス様です~!	
-ヴァルキリー
--ナビィ、前々から準備していたようだが今日完成したのか?
-ナビィ
--あっ!ヴァルキリー様!そうです~!ついに完成しちゃいました♪	
--名づけて、「ナビィの部屋」!神様が自由に出入りしてくつろげる場所があればいいなと思い作ってみたんです~♪	
-ヴァルキリー
--なるほど、確かにくつろぐには丁度よさそうだな。ジークフリートも連れてくれば良かった。
-ナビィ
--是非~!ヘパイストス様もこの部屋、使ってくださいね!	
-ヘパイストス
--えっ、あ…いいんですか?ありがとう、ございます…!
-ナビィ
--完成したことですし…色んな地域に宣伝して回りますね~!	
-ラー
--おいナビィ!シューから聞いたぞ!なにやら面白いものを作っているそうじゃないか!
-タケミカヅチ
--ナビィ殿!新しい施設を作ったそうではないかっ!よし、私が一番乗りだな!はっはっは!
-インドラ
--なんだなんだぁ!?乱闘か!?オレも混ぜろ!
-チヤヴァナ
--なにやら楽しそうですねっ!僕と一緒にヨガしませんかっ!?
-ナビィ
--キャー!な、何事ですか~!?	
-ヴァルキリー
--すごいなナビィ!初日から大盛況じゃないか。
-ナビィ
--大盛況すぎてびっくりしちゃいました…まだ宣伝もしてないのに…!	
-ヘパイストス
--許容人数は…強度…防音性…保温性……ブツブツ
-ナビィ
--へっヘパイストス様?!	
-ヘパイストス
--ブツブツ……あっ!はい…な、なんでしょうか!
-ナビィ
--いえ!お、お仕事してるときの集中力すごいです~…!	
-ラー
--おお!このソファーふかふかではないかっ!なぁタケミカヅチよ!
-タケミカヅチ
--ああ、素晴らしいソファーだな!はっはっは!よーし、ここはひとつ!私の武勇伝をだな…
-インドラ
--チヤヴァナ!お前浮けるのかっ!?すげぇじゃねぇか!
-チヤヴァナ
--インドラさんはいつも浮いてるじゃないですかっ!僕はまだ数センチしか浮けませんよっ!
-ナビィ
--め、メンバーが濃いです~!	
-ヴァルキリー
--賑やかでよかったな、ナビィ!
-ナビィ
--は、はい~!

こうして「ナビィの部屋」は
晴れ晴れしくオープンしたのであった…


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**ナビィの部屋 本当に幸運? [#p5749e84]

&ref(ナビィの部屋 本当に幸運?.jpg,nolink);

~今日も静かな森の中…~
-ナビィ
--るんるん♪お部屋をお掃除すると気持ちいいですね~!	
-フォルトゥナ
--やっほーナビィ!なんか楽しそうなことしてるって聞いて来ちゃった♪
-ナビィ
--わぁ、フォルトゥナ様~!うれしいです~!	
-フォルトゥナ
--お部屋の内装とかすっごいかわいいね~!ナビィが用意したの?
-ナビィ
--はいっ!あ、この小屋を建ててくれたのはヘパイストス様なんですよ♪	
-フォルトゥナ
--そうなんだ!ヘパイストスって何でも作れるんだね~♪
--今度モイラ三姉妹を誘ってまた遊びにこよっかな♪ライチもいっぱい持ってきてあげる!
-ナビィ
--わぁ~!ありがとうございます~!	

ナビィがフォルトゥナと談笑していると、外から声が……

-アウケレ
--カネちゃーん!マウイちゃーん!どうしよう、こんなところではぐれちゃった…
--俺、この辺りはじめてきたから全然わかんないよぉ…
-ナビィ
--むむっ、この声は…アウケレ様?	
-フォルトゥナ
--あ、あそこに誰かいるよ?おーい!	
-アウケレ
--わっ!?あ、あんなところに小屋が…!あぁ、たすかったぁ…!やっぱり俺って運はいいんだなぁ…。
-フォルトゥナ
--まぁ、ここに幸運の女神がいるもんねっ♪	
-ナビィ
--アウケレ様~!ナビィです~!どうかしたんですか~?	
-アウケレ
--あっ!ナビィちゃん!いやぁお恥ずかしいことに、迷子になっちゃったんだ…。
-ナビィ
--それは大変です~!とりあえず、お部屋で待ってみてはどうでしょうか?	
-アウケレ
--え、いいの?助かるよ!はぁ…カネちゃんもマウイちゃんも走るの速いよ…。
-フォルトゥナ
--ん?二人の女の子?ここに来る途中ですれ違ったよ?	
--キミが来た方向と全く逆を走って行ってたけど、大丈夫?	
-アウケレ
--ええっ!?なんで逆の方向に!?ご、ごめんねナビィちゃん!俺追っかけてくるよ!
-ナビィ
--えっ?あ、はい!わかりました~!またきてくださいね~♪	
-アウケレ
--うん、じゃあね!
-ナビィ
--…アウケレ様、本当に幸運なんでしょうか?	
-フォルトゥナ
--ふふっ、それならじゃあせっかくだしアタシがちょっとおまじないしてあげよっかな♪	
-ナビィ
--本当ですか?!	
-フォルトゥナ
--今回は特別大サービスっ!ここで会えたのも何かの縁だしねっ♪	
-ナビィ
--さすがフォルトゥナ様です~!	


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~アウケレと分かれて数分後…~






-フォルトゥナ
--ん~、なんかお腹すいちゃったね。	
-ナビィ
--お部屋を作ったばかりなので、食べ物が何も置いてないんです…	
--あ!でも近くに林檎の木があるのでそこから持ってきますよ~!	
-フォルトゥナ
--え~、なんだか悪いなぁ。	
-カネ
--こんにちは!ナビィいたよ、マウイちゃん!
-マウイ
--ようナビィ!さっきはアウケレが悪かったな、遊びに来てみたぜ!
-ナビィ
--わぁ、カネ様にマウイ様~!	
-アウケレ
--さ、さっきはお世話になりましたぁ…!
-フォルトゥナ
--わぁっ、いっぱい来てくれたよ♪やったね、ナビィ!	
--アウケレも、二人に無事に会えてよかったね♪	
-アウケレ
--おかげさまで助かりましたぁ…!
-マウイ
--アウケレが世話になったからさ、パイナップルとかマンゴーとか…とにかくたくさん持ってきたぜ!
-カネ
--そのまま食べても、ジュースにちてもおいちいよ!
-ナビィ
--わぁ!ありがとうございます~!	
-フォルトゥナ
--すごーい!丁度お腹がすいてきたときだったんだ!ラッキーだね♪	
-マウイ
--そりゃよかった!好きなだけ食ってくれよなっ!
-フォルトゥナ
--うれしい~!とっても美味しそう!早速いただいちゃおうよ~!	
-ナビィ
--はいっ♪	

その日は南の島の果物をたくさん食べました♪





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**ナビィの部屋 ハロウィンパーティー![#ob4eaf0c]

&ref(ナビィの部屋 ハロウィンパーティー!.jpg,nolink);

~森の一角で…~
-エーディン
--新しい服、思ってたより似合っててよかったわ。	
-ミディール
--そ、そう?あんまり自分じゃ実感湧かなくって…。
-エーディン
--全く、もっと鏡を良く見たらどうなのよ。	
--あたしが選んであげた衣装だもの。似合わないわけがないわ!	
-ミディール
--うん…そうだよね。でも…僕にしてはちょっと派手だったんじゃないかな…肩の辺りとか…。
-エーディン
--そうかしら?あたしはあのくらいワイルドな方が良く似合ってると思うけど?	
-ミディール
--わ、ワイルドかぁ……。
-オイフェ
--あ、エーディンとミディール!ここに居たのね。探しちゃったわ!
-エーディン
--あら、オイフェじゃない。どうかしたの?	
-オイフェ
--どうかしたって程でもないのだけど…。
--マクリルがね、ナビィの部屋でハロウィンパーティーするんだって。他の地域の神も呼ぶって言ってた
わ。
-ミディール
--へぇ、パーティ…なんだか楽しそうだね。	
-エーディン
--そうね、パーティならあたしたちも行かなきゃ。	
-オイフェ
--決まりね!じゃあ楽しみに待ってるわ。
-ミディール
--えっ、ちょっと待って!ぼ、僕も行っていいの…?	
-オイフェ
--当たり前じゃない。マクリルが待ってるわよ。
-エーディン
--パーティに相応しいおみやげを準備していくわ。楽しみにしてなさい。	
-オイフェ
--ええ、マクリルにも伝えておくわ。じゃあ、また後でね!
-エーディン
--……箒で飛ぶのってやっぱり速いわね。もう見えなくなったわ。	
-ミディール
--もしかして…エーディン、羨ましいの?	
-エーディン
--何言ってんのよ、別にいらないわ。	
--速く空が飛べてもミディールを置いてけぼりにしちゃうじゃない。そんなの、面白くないわ。	
-ミディール
--あ、あはは。そうだね…。	



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-マナナン・マクリル
--よーし!いい感じにセッティングできたぜ!	
-アポロン
--マクリルー!ハロウィンパーティーするってほんと?
-アルテミス
--あたしたちも混ぜてよー!
-マナナン・マクリル
--アポロンにアルテミス!もちろん、一緒に楽しもうよ!	
-アポロン
--やったー!ねぇ、お菓子とか出るの?
-アルテミス
--アポロンね、お菓子食べたくて食べたくて仕方ないみたいでさー…
-アポロン
--でもアルテミスも食べたいって言ってたでしょ?
-アルテミス
--だってお腹空いちゃったんだもん。
-ラクシュマナ
--おい!はろうぃんパーティーに来てやったぞ!
-マナナン・マクリル
--わっ!いっぱい来たな!	
-スバドラー
--ガネーシャお姉ちゃんがね、とっても楽しいお祭りだって教えてくれたの!
-ジャガンナート
--お菓子食えてイタズラもできるとか最高だよな!
-アポロン
--去年のハロウィンパーティーも楽しかったー!早速イタズラして回りたいなぁ!
-ラクシュマナ
--イタズラしていいのか!やったー!アグニのしっぽ、つかんでやろー!
-アルテミス
--アグニの尻尾ならあたしも掴みに行きたいなー!
-ジャガンナート
--オレもオレも!
-スバドラー
--ずるーい!あたしもやりたい!
-マナナン・マクリル
--よーし…じゃあ次ここに来たやつにお菓子くれなきゃイタズラするぞ!ってあいさつして
やろうぜっ!	
-アポロン
--そうしよう!トリックオアトリートって言うんだよね!ねぇマクリル、見本見せてよー!
-マナナン・マクリル
--そうそう!よーし、よく見てろよー…?	
--おっ!丁度良く誰か来たな!	
--トリックオアトリートっ!お菓子くれなきゃイタズラするぜっ!	
-オイフェ
--あら、マクリル。もう始まってるの?
-マナナン・マクリル
--…………。	
--うわぁーっ!?お、オイフェか!びっくりさせんなよな!	
-オイフェ
--何いきなりびっくりしてるのよ…アナタが呼んだんでしょ。
-アポロン
--あはは!マクリルがイタズラされたみたい!	
-ラクシュマナ
--いいなー!オレもマクリルにイタズラしたいんだぞ!	
-マナナン・マクリル
--ええーっ!?なんでオレ!?	
-エーディン
--ちょっと、今のマヌケな叫び声は何?
-ミディール
--こ、怖いオバケとか出ないよね…で、出たらどうしよう…。
-マナナン・マクリル
--あっ!エーディン、ミディール!	
-エーディン
--ごきげんよう、マクリル。あなたがパーティ開いたって言うから来てあげたわ。
--ほら、ミディール!アレをマクリルに渡して。
-ミディール
--わ、わかった!こ、これ僕とエーディンからの差し入れ…。
-マナナン・マクリル
--えっ、なに?…これキャラメルアップル?しかもこんなにたくさん!	
-ミディール
--僕もエーディンも一生懸命作ったんだけど…ちょっと不恰好で…ご、ごめんね。
-エーディン
--ちょっとミディール!あたしが料理下手みたいじゃない。
-ミディール
--あっ、ご、ごめん!そんなつもりじゃ…でも味見はしたから…!
-マナナン・マクリル
--見た目なんて美味しかったら気にならないよ!ほらみんな、お菓子がきたぞー!	
-ジャガンナート
--やったやったー!お菓子いっただきまーす!	
-ラクシュマナ
--あーっ!ジャガンナートお兄ちゃんずるいんだぞ!	
-アポロン
--僕もたーべよっ!もうお腹ペコペコだよー!	
-スバドラー
--ラクシュマナもお兄ちゃんたちもちゃんと手を洗ってからじゃないとダメだよー!	
-アルテミス
--甘くて美味しいー!どうもありがとう!	
-ミディール
--よ、喜んでもらえた…!よかったね、エーディン!
-エーディン
--と、当然じゃない。なんたって、あたしとミディールが作ったんですもの!
-マナナン・マクリル
--ほんと助かったよ、ありがとなっ!	
-オイフェ
--今日はパーティなんでしょ?思いっきり楽しみましょう!




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-ナビィ
--うぅ、道に迷ってしまいました~!	
--この辺りは暗いからちょっと怖いです~…。	

-メイヴ
--誰だ…。
-ナビィ
--ひ、ひえ~っ!で、出た~っ!	
--…………。	
--って、メイヴ様!?び、びっくりしちゃいましたぁ…!	
-メイヴ
--クス…ナビィは相変わらずだな…。
--途中まで送ってやろう…行き先は私も同じ…。
-ナビィ
--ほ、本当ですか!?嬉しいです~!	
--ところで…バク様、随分大きな箱を抱えてますね…?こ、これはいったい…。	
-メイヴ
--…これか?クス…中身が知りたい、と…?

--えっ、聞いたらまずいものなんですか!?	
-メイヴ
--…菓子だ。
-ナビィ
--……菓子!?メイヴ様がお菓子を持ち歩くなんて意外です…。	
--……あっ!そうか!
-メイヴ
--そう…今日はハロウィン…。
--ナビィにやろう…シュークリームだ…。
-ナビィ
--わぁ!とってもかわいらしいです~!ありがとうございます!	
--…あ!丁度森を抜けられたみたいです~!	
-メイヴ
--ではナビィよ…この箱を持ちなさい…。私の案内はここまでだ…。
-ナビィ
--えっ?わぁっ!でも、この箱にはたくさんのシュークリームが…。	
-メイヴ
--ナビィにやると、言っただろう…私もバクも必要のないもの…欲しがるものに与えなさい…。
-ナビィ
--え、ええー?!	
-クーフーリン
--あれ?ナビィ!こんなところで何してんだよ?
-ナビィ
--わぁっ!?び、びっくりしちゃいました!	

-クーフーリン
--悪いな、後ろから声かけちまったから!
-オグマ
--ナビィ、今日はパーティーなんだろう?オイフェに誘われたんだ。
-モリガン
--…オイフェ、張り切ってた……楽しみ…。
-ブリギッド
--えっと…そこ、誰かいたんですか?
-ナビィ
--はいっ!メイヴ様が…あれっ、もう居ないです!	
-オグマ
--何、メイヴ?…確かに甘い匂いはするが…。
-モリガン
--…箱からも、甘い匂い……。
-クーフーリン
--変なヤツだなー、ちょっとくらい話してから帰ればいいのに。
-オグマ
--まぁいい。はやくナビィの部屋へ移動しよう。もたもたしているとパーティが終わるぞ。
-ブリギッド
--私たちもたくさんおみやげを用意したんです!よ、喜んでもらえるかなぁ…。
-ナビィ
--わぁ、本当ですか!楽しみです~!	
-ブリギッド
--頑張ってシェパーズパイもたくさん用意したんです!いっぱい食べてくださいね!
-ナビィ
--そ、そうですか~!ありがとうございます~!	
-クーフーリン
--ナビィ、無理しなくていいぞ。


ハロウィンパーティーは大盛り上がりでした♪


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**ナビィの部屋 お休み日和[#ob4eaf0d]

&ref(ナビィの部屋 お休み日和.jpg,nolink);


~今日も静かな森の中…~

-アメノトリフネ
--おー、あったあった!アレだな!
-ネムティ
--本当だ!森の中にぽつんと建ってるんですね。
-ナビィ
--あ、アメノトリフネ様!ネムティ様!いらっしゃいませ~♪	
-ネムティ
--こんにちは!トリフネさんと遊びに来ちゃいました。
-アメノトリフネ
--タケミカヅチの旦那から聞いたんだ!いつもごひいきにしてもらってるからはいっ、おみやげ!
-ナビィ
--わぁ、蜂蜜パンにナマズのお刺身ですね~!ありがとうございます!	
--今中にはフワワ様がいらっしゃいますよ♪	
-アメノトリフネ
--ん?フワワ?
-フワワ
--今日はエンリル様が珍しくお休みくれたからなぁ。明日、大旱魃でも起きそう。	
-アメノトリフネ
--どーも!アンタがフワワだね!
-フワワ
--え?誰?	
-ナビィ
--アメノトリフネ様とネムティ様です~♪	
-ネムティ
--よろしくお願いしますね、フワワさん!
-フワワ
--へぇー、よろしくな。あ、早く座りなよ。バビロニアみやげあるから食べて。	
-アメノトリフネ
--あっ、カリンの蜂蜜漬け!美味しそうー!
-フワワ
--美味しいよ、ハンナハンナが分けてくれた蜂蜜で漬けてるんだから。	
-ネムティ
--わぁ、綺麗な色の蜂蜜…!私ももらっていいんですか?
-フワワ
--うん、うちもそのパンとお刺身、食べていい?	
-アメノトリフネ
--どうぞどうぞ!甘酒もあるよ!
-フワワ
--へぇ、甘酒かぁ。あんまり飲んだことないから嬉しいな。	
-ネムティ
--おいしいですよね、飲むと体が暖かくなります!
-ナビィ
--ナビィは甘酒に蜂蜜を入れても甘くて美味しいって以前コノハナサクヤヒメ様に教えてもらいました♪	
-アメノトリフネ
--へぇー!試してみようかな!蜂蜜ってかけると何でも美味しくなる気がする。
-ネムティ
--苦手なものにかけてみたら美味しくなるんでしょうか…?
-アメノトリフネ
--あ、今度旦那にやってみよう!タケミカヅチの旦那、トマトが苦手でさぁ!
-フワワ
--エンリル様はサケ見るとちょっと眉間にシワが寄るかな。	
-ナビィ
--でも、サケに蜂蜜は合わない気がします…!	

なんて、他愛のない話をしながら
その日は一日中、ガールズトークを楽しみました♪


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~一方その頃…~

-タケミカヅチ
--困った…トリフネが居ないと移動も楽じゃないぞ。
-アメノオハバリ
--普段からトリフネに頼りすぎだ…
-タケミカヅチ
--まぁいい!足腰を鍛える鍛錬だと思えばな!はっはっは!
-アメノオハバリ
--…お前のそういう前向きなところは長所だと思う。


-エンリル
--フワワ!…そうか、休暇を出しているのだったな。ふん…面倒な。	
-エンキ
--エンリル随分苛だってるねー。何ならオレがフワワの代わりに身の回りのお世話してあげよっか?	
-エンリル
--エンキ!貴様はいい!さっさと立ち去れ!	
-エンキ
--ハハ、怒った怒った。明日は大旱魃かなー?	

-ゲブ
--あれ、オシリス…ネムティはどうしたの。川、渡れないんだけど。
-オシリス
--ネムティは今日居ないが。だらだら怠けられるくらいなら休暇を取らせてやったほうがメリハリが
つくだろう。
-ゲブ
--あ、そう。じゃあ、ガチョウが泳いでそっちに渡って行っちゃったからあとはよろしく。
-オシリス
--…ネムティの休み明けの仕事が増えたな。


終わり♪



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**ナビィの部屋 さっそく宴会だ![#ob4eaf0e]

&ref(ナビィの部屋 さっそく宴会だ!.jpg,nolink);

~ギリシャ平原の一角にて…~


-ディオニュソス
--へぇ…ナビィがそんなものを。ちょっと興味あるな。
-ヘパイストス
--うん…ディオニュソスもワイン、持っていくなら…俺もグラス、たくさん用意するよ…!	
-パーン
--よう、ディオニュソスにヘパイストス。なにやら楽しそうだな?
-ヘパイストス
--あっ…パーン。えっと…	
-ディオニュソス
--ヘパイストスから聞いたんだが、ナビィが宴会場を作ったんだってさ。
-パーン
--へぇ!面白そうだな。…しかし妙だな。引きこもりのヘパイストスが情報持ってるなんてよ?
-ヘパイストス
--そ、それは…俺が小屋、建てたんです…簡単に、壊れたり…しない造りなので…。	
-パーン
--ははぁ、そういうことか…壊れねぇのは残念だなぁ。
-アキレウス
--あ、ヘパ兄!やっと見つけた…仕事場に居ないからすっげー探したぜ!	
-ヘパイストス
--あ、アキレウス。どうかしたの?	
-アキレウス
--いや、母さんのお使いだよ。ヘパ兄にポークスブラキ届けてあげろってさ。ほら!	
-ディオニュソス
--へぇ、結構な量だな…。テティスさんの料理は格別だよ。ワインによく合うし…。
-パーン
--へへっ、一本もらうぜ。
-アキレウス
--あっ!一本どころか何本も持ってくなよ、一応ヘパ兄の分なんだからな?	
-ヘパイストス
--まぁ…こんなにたくさん、俺だけじゃ食べきれないし…みんなで、分けた方が…美味しいから…。	
-アキレウス
--ヘパ兄がそういうなら別にいいけど。で、なんでみんな集まってたんだ?楽しそうだな!	
-ディオニュソス
--はは…パーンと同じこと言ってるぞ。
-ヘパイストス
--いや…ナビィがね…かくかくしかじか。	
-アキレウス
--え!面白そうだな!早速行ってみようぜ?	
-ディオニュソス
--じゃあ俺はワインたくさん持ってくるか。パーン、ちょっと準備手伝ってくれよ。
-パーン
--お?今日は宴会か?いいねぇ、美味い酒が飲めそうだな。
-ヘパイストス
--じゃあ、俺も…グラス、用意してくる…!	
-アキレウス
--じゃあ準備でき次第、ここに集合な!	


-----

~一方、ナビィの部屋では…~


-ナビィ
--お茶の用意ができましたよ~♪	
-テティス
--あら…いい匂いね…。味もとっても美味しいわ。
-ナビィ
--ありがとうございます♪	
-ニュサ
--紅茶に果汁を搾って入れると美味しいのよね。
-テティス
--そうね、せっかくだからニュサが持ってきてくれた果物を搾ってみようかしら…。


ガシャーン!

-ナビィ
--ひえ~っ!な、な、何の音ですか~!?	
-ニュサ
--やだ、何かがぶつかったような音がしたわよ!?	
-テティス
--あぁ…魔神だったらどうしましょう…!	
-アキレウス
--いってぇー!パーンお前耳元で変な笛鳴らすなよな!
-パーン
--オレはただ気分を良くしてやろうと思って吹いただけだぜ?
-ディオニュソス
--おいおい…持ってきたものは大丈夫か?
-ヘパイストス
--だ、大丈夫…死守、しといたから…!
-ナビィ
--わぁ!ヘパイストス様、アキレウス様、ディオニュソス様にパーン様!	
-ヘパイストス
--あっ…す、すみません…。チャリオットに乗ってたら操作を誤ってしまって…。
-テティス
--あぁ大変!どうしたのみんな…!怪我はない!?	
-ニュサ
--もう!なんなのよいったい!…あっ、パーン!ディオニュソスも何でそんなにいっぱいワインを!?	
-パーン
--おっと!ニュサが来てるとは思わなかったぜ。
-ディオニュソス
--いや、宴会でも開こうかと思って。この施設…できたばっかりなんだろ?
-ヘパイストス
--あ、あの…俺が、誘ったんです…。みんなで、お酒でも飲んで…遊んだら楽しいかな、って…。
-ナビィ
--えっ!本当ですか?ありがとうございます~!すごく楽しそうですね♪	
-ディオニュソス
--あぁ…ヘパイストスが酒乱だけど、暴れないように見ておくから安心してよ。
-ヘパイストス
--ご、ごめん…ほどほどに、しておく…。
-ニュサ
--ま、まぁ…ナビィが問題ないって言うなら大目に見てあげるわ。	
-テティス
--せっかく宴会するのなら、お料理たくさん用意してくればよかったわ…。	
-アキレウス
--うっ、母さん…!?
-テティス
--あ、あら…アキレウス…そうよね、男の子同士で遊ぼうと思ってきたのよね。	
--じゃあ…私達は出直したほうがいいかもしれないわ…。ね、ニュサ。	
-ニュサ
--えっ!…う、わかったわ。じゃあプロメテウスやアムピトリーテーでも誘って私たちで楽しくやりましょ!	
-ディオニュソス
--じゃあこれ、お裾分けしとくよ。
-テティス
--あら、ワイン…?とっても美味しそうね。	
-パーン
--あー…まぁ酒はまだあるし一本くらいいいか。ポークスブラキ美味かったぜ。
-テティス
--本当…?ありがとう…!じゃあ今度、パーンにもたくさん作ってきてあげるわ。	
-ディオニュソス
--はは、よかったな。随分食ってたもんな?
-パーン
--おいおい…俺はオカアサンに弁当作ってもらう柄じゃねえっての。
-ニュサ
--じゃあナビィ、また来るわね。パーンが何かしでかしそうだったら言ってね!	
-ナビィ
--は、はい~!いつでも待ってます~♪	


その夜は、案の定大騒ぎになりました…。

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**ナビィの部屋 熱血!お料理教室[#ob4eaf0f]

&ref(ナビィの部屋 熱血!お料理教室.jpg,nolink);

~とあるお昼時~

-タイオワ
--ねーえマサウ~!おなかすいちゃったの。	
-マサウ
--……だからなんだよ?
-タイオワ
--何か美味しいもの用意してよ~!いいでしょ?	
-マサウ
--はぁ?なんでおいらが用意しなくちゃなんねーんだよ!
-タイオワ
--えぇ、ちょっとくらいいいじゃなーい!ソツクナング、今アウォナウィロナのところに出かけちゃっていないのよ。	
-マサウ
--でもおいらの作る料理、ダメダメだって言ってたじゃねーか。
-タイオワ
--あぁ…そういえばそうだったわぁ。そうねぇ…	
-マサウ
--あっ!丁度ナビィちゃんがお料理教室を開くとか言ってたわよ?	
-マサウ
--ええ…!?おいらがお料理教室通うとかねーよ…。
-タイオワ
--そんなことないわよ~、ほら!美味しい料理作ってきてね!	
-マサウ
--いくらなんでも無茶振りにも程があるだろ……。

~ナビィの部屋へ…
-ナビィ
--お料理は楽しいですね~♪	
-チャンティコ
--でしょ?ナビィももっとたくさんお料理すればいいと思うよ!
-ナビィ
--はい!チャンティコ様やウケモチノカミ様に教えてもらいながら頑張ります~!	
-チャンティコ
--うん!会場はあたしとウケモチの方とで分かれてるけど…大丈夫だよね。
--それにしてもウケモチの方が教えるの上手そうだなぁ…あたしも頑張るね!
-マサウ
--…ええっと、ここか?例のお料理教室は。
-ナビィ
--あ、マサウ様!来てくれたんですね~♪	
-マサウ
--べ、別においらは料理したかったわけじゃねーし!
-チャンティコ
--ようこそお料理教室へ!…あれ、あなた赤土の…。	
-マサウ
--マサウだよ。ここに来ちまったのもタイオワの無茶振りだっつーの…
--あいつ、おいらに美味い飯作ってもらいたいとか言ってさぁ…無茶苦茶だぜ。
-チャンティコ
--そうかな?…まぁ、料理していくうちに楽しくなっていくはずだよ。任せて!	
-マサウ
--うむむ……。
-チヤヴァナ
--ここですかっ!?お料理教室!
-ナビィ
--チヤヴァナ様!?	
-チャンティコ
--うわっ、まぶしい!しかも声でかい。	
-マサウ
--お、オマエもお料理習いに来たのか…?	
-チヤヴァナ
--はいっ!もちろんです!
-チャンティコ
--いい返事ね。	
-ナビィ
--でもチヤヴァナ様がお料理に興味があるなんて、なんだか意外です~。	
-チヤヴァナ
--実は、とっても深い訳があるんですよ!

-----

~チヤヴァナの回想~

~そう、アレは僕が修行から帰ってきたときのこと…
-インドラ
--今日も派手に暴れたなぁチヤヴァナ!またやろうぜ!
-チヤヴァナ
--とっても楽しかったですねっ!やはり修行は素晴らしいです!	
-インドラ
--はぁー!暴れたら腹減っちまったなぁ!お前タンドリーチキンとか持ってねぇか?
-チヤヴァナ
--タンドリーチキンですか?持ってないですっ!	
--その代わりと言っては難ですが…干した米粒ならありますよっ!	
-インドラ
--お前なぁ…んなもんじゃ腹一杯になんねぇだろが!
-チヤヴァナ
--噛むとちょっと甘いですよ!?	
-インドラ
--なんじゃそりゃ!ちょっと甘いってあんまりうれしくねぇぞ!
--あぁー、余計に腹減ってきたじゃねぇか!おい、魔神ぶっ倒してタンドリーチキン食うぞ!
-チヤヴァナ
--ええっ!?わかりました!早速インド魔宮に行きましょうっ!	

~そしてまたあるときは…
-ダスラ
--ナーサティア、何か持ってない?腹減ったんだわ。	
-ナーサティア
--もう、そんな都合よく持ってないわよ。
-ダスラ
--はぁ…だろうな。タンドリーチキン食べたい。	
-ナーサティア
--タンドリーチキンいいわねぇ!アタシも食べたいわ~。
--はっ…颯爽とクリシュナがやってきて、ボクのタンドリーチキンをお食べなんていい始めたら…
--キャー!これ以上はダメよ~っ!ホントかっこいいんだからぁ!
-ダスラ
--……付き合ってらんないわ。	
-チヤヴァナ
--アシュビンのお二人がタンドリーチキンを所望しているっ……!
--任せてくださいっ!僕がタンドリーチキンをたくさん用意してきますっ!
-ダスラ
--あんたは頼むから余計なことしないで。	
-チヤヴァナ
--はっダスラさん!?なぜ見つかってしまったんでしょうか!隠れて見守っていただけだというのに…	
--さすがダスラさん…千里眼をお持ちなんですねっ!すぐに病魔を見つけられるわけですっ!
-ダスラ
--…柱の陰に隠れてるつもりだったのか?眩しいし声でかいんだけど。	
--とりあえず、ナーサティアもあんなだし色々面倒だから帰って。	
-チヤヴァナ
--待っててくださいねナーサティアさん、ダスラさんっ!必ずやタンドリーチキンを手に入れてみせますっ!
-ナーサティア	
--今日は仕事終わったら真っ先にクリシュナに会いに行くわ!もう決めた!行くわよダスラ!
-ダスラ
--あんたら人の話聞かなすぎだろ。

-----
~再びナビィの部屋~
-チヤヴァナ
--…という訳です!
-マサウ
--なんか身構えるほど深い訳でもなかったような…	
-チャンティコ
--理由はなんだっていいよ。それより、あたしはウケモチと違って厳しいよ?	
-チヤヴァナ
--大丈夫ですっ!僕はどんなに厳しい修行だろうと耐えて自分の糧にしますっ!
-チャンティコ
--いいね!そう、その心意気だよ。	
--あなたには最高のタンドリーチキンが作れるようレシピを伝授してあげる。覚悟はいい?	
-チヤヴァナ
--もちろんですっ!チャンティコさん、是非よろしくお願いしますっ!
-ナビィ
--な、なんだかすごく熱いです~!	
-マサウ
--よくわかんねぇけどバックに炎が見えるぜ…。	
-チャンティコ
--あ、ごめん。本当に炎出しちゃってた。	
-マサウ
--うわ!?あ、あぶねぇなおい!	
-ナビィ
--お料理教室、色々と大変なことになってきました…!	
-チヤヴァナ
--大丈夫です、ナビィさんっ!僕の努力と気合で必ずや美味しい料理を作って見せます!
-チャンティコ
--ほら、マサウも料理するんでしょ!?一緒にやるよ!	
-マサウ
--はぁ!?お、おいらも努力と気合で料理しなくちゃいけねーのか!?	
-ナビィ
--マサウ様、応援してます~!	
-マサウ
--おい!ナビィもやれっつーの!	
-ナビィ
--や、やっぱりですか~!?	
-マサウ
--当たり前だろ!

-----

~ちなみに別会場では~
-ヴァルキリー
--うん…?なかなか上手くいかないな。	
-ロノ
--そうかしら~?ヴァルキリーちゃん、とっても手際がいいと思うわぁ。	
-ヴァルキリー
--ありがとう、ロノ。…ところで、ロノの料理はなぜ全部虹色なんだ?	
-ロノ
--なんでかしら、でもかわいいからいいわよねぇ~!	
-ヴァルキリー
--羨ましいな。私も虹色のケーキを焼いたらジークフリートに喜んでもらえるだろうか…	
-ブリギッド
--はわわっ!?また爆発してしまいましたぁ…	
-ヴァルキリー
--ブリギッド、大丈夫か?	
-ロノ
--材料はまだあるわよぉ~!オーブンはあと幾つかしかないけれど…	
-ブリギッド
--うぅ、すみません…!	
-ウケモチカミ
--みんな楽しそう!でもなんだか焦げ臭いね…大丈夫かな。
-プシュケー
--お菓子作り、一応私が監修していたんですけど…
--なかなか上手くいかないみたいで~!
-ヴァルキリー
--すごい!ロノが材料を混ぜただけで虹色になったぞ。	
-ロノ
--ふしぎねぇ~。	
-ブリギッド
--羨ましい…私もそんな力が欲しいです…!	
-ウケモチカミ
--なかなか上手くいかないみたい…ではあるけど、大丈夫そうね。
--もう少し様子を見て、彼女達が困り始めたら手を貸してあげるってことにしよう?
-プシュケー
--はいっ、そうですね~!
-ブリギッド
--はわわっ!やっぱり爆発してしまいましたぁ…	
-ウケモチカミ
--……とは言ったけど、やっぱり少し不安かな…。
-プシュケー
--そ、そうですね~…。

どちらも終始賑やかでした…



-----

**ナビィの部屋 番外編 トウモロコシを求めて[#ob4eaf0g]

&ref(ナビィの部屋 番外編 トウモロコシを求めて.jpg,nolink);

~中国竹林にて~

-玄奘三蔵
--悟空、八戒、悟浄。ちょっといいですか?
-孫悟空
--うっせー!おら!オレ様の子分ならなんかうめーもんくらい持ってこい!	
-猪八戒
--うわっ耳元で叫ぶんじゃねぇ!ほら肉まんやるから大人しくしろよ。	
-孫悟空
--やれば出来んじゃねーか…って食いかけじゃねーか!テメーオレのことナメてんじゃねーぞ!	
-猪八戒
--知らねぇよ!あーっやめろやめろ!暴れんじゃねぇめんどくせぇ!	
-沙悟浄
--ンフフ…ドクロちゃん…肉まん美味しい?ドクロちゃんが幸せならボクも幸せ…グヒッ!	
-玄奘三蔵
--……。
-玄奘三蔵
--同じことは二度言いませんよ?
-孫悟空
--……。	
-猪八戒
--……。	
-沙悟浄
--…ンフフ。	
-玄奘三蔵
--よかった、私の話を聞いてくれなかったらどうしようかと思いましたよ。あはは。
--実は、三人にお使いに行ってほしくって。
-孫悟空
--あァ!?お使いだぁ!?	
-玄奘三蔵
--あれ、嫌でしたか?
-孫悟空
--誰がそんなガキみてーなこと…	
-玄奘三蔵
--まぁまぁ。これも徳を積む冒険だと思って。
-猪八戒
--はぁーめんどくせぇなぁ。で、俺達はどこに行きゃいいんだ?	
-玄奘三蔵
--アステカに行ってトウモロコシを分けてもらってきて欲しいんです。あそこのトウモロコシは本当に美味しいですからね。
--向こう側の神にももう話はつけてるのですぐに用意してもらえるかと思いますよ。
-孫悟空
--おい!オレはまだやるっつってねーぞ!?	
-玄奘三蔵
--あれ、やらないんですか?
--お使いができた暁にはご褒美を用意しておこうかと思ったのに…残念ですね。
-孫悟空
--は!?このオレ様がご褒美で釣られるとでも思ってんのか!?	
-玄奘三蔵
--はい。…なんだかんだ言って、報酬なんてなくても悟空はちゃんと私のお願い聞いてくれますから。
-孫悟空
--……ったくしょうがねーな!オレ様がいねーとなんもできねーってことだろ!	
--おい、さっさと行って帰ってくるぞ!	
-猪八戒
--はは、また丸め込まれちまったな。	
-孫悟空
--うっせー!ぶっ飛ばす!	
-沙悟浄
--ドクロちゃん…アステカだって…!ンフ…ドクロちゃんはトウモロコシ好き…?…うん、ボク頑張る…!	
-猪八戒
--ほれ、悟浄も行くぞ。…あー、アステカにおねーちゃんが居ればなぁ。	
-玄奘三蔵
--あはは、頑張ってくださいね。




-----


~アステカに到着~
-沙悟浄
--グヒィィィィイイイ!ま、ま、まぶしいィィィ!	
-猪八戒
--あー…確かに太陽がまぶしいな…。沙悟浄、日陰行ってろ。	
-沙悟浄
--ド、ド、ド、ドクロちゃん…大丈夫……?ボク、まぶしいのニガテ……グフッ!	
-猪八戒
--で、アステカに着いたはいいがどこに行きゃいいんだ。	
-孫悟空
--は?アステカの神見つけてシメりゃいいんじゃねーの?	
-猪八戒
--いやいや、シメることねぇだろ。	
-センテオトル
--わっ、誰!?
-孫悟空
--……あァ!?	
-猪八戒
--おい!モロコシが歩いてるぞ!	
-沙悟浄
--トトトトトトトウモロコシがしゃしゃしゃしゃしゃ喋ってる…ド、ドクロちゃん…!見て!	
-孫悟空
--よく見ろっつーんだよオマエら!モロコシの格好したガキじゃねーか!捕まえろ!	
-センテオトル
--えっ!?何!?怖い!トラロック兄ちゃぁーん!
-トラロック
--おいなにしてやがる!アステカ荒らしに来たんなら地の果てまで吹っ飛ばすぞ!
-猪八戒
--うおっ!?すげぇ風!気をつけろ!	
-孫悟空
--オレ様が風如きに負けるわけねーだろが!見てろ……	
-ショチケツァル
--ストップストップ!もうっ、ケンカはダメ!こんなとこでなにさわいでんの?!
-トラロック
--仕掛けてきたのはそっちだ!オレじゃねぇからな。
-ショチケツァル
--もうっ…あ!キミたちって三蔵法師とかいう神のお使いに来た…?
-孫悟空
--ったりめーだろが!アステカからトウモロコシ持ってこいっつーから来てやったんだぜ!	
-トラロック
--お使いに来たヤツの態度じゃねぇぞ!センテオトルを何だと思ったんだおまえら。
-沙悟浄
--フヒッ…ドクロちゃん…。	
-センテオトル
--トウモロコシが欲しかったの?それなら、僕とシペトテックおばさんとチコメコアトル姉ちゃんでいっぱい用意してあるよ?
-猪八戒
--お、ありがてぇ。さっきはサルが悪かったなモロコシ坊ちゃん。	
-孫悟空
--おい猪八戒テメー!生意気言ってんじゃねーぞ!	
-ショチケツァル
--なんか…随分騒がしいけど大丈夫なのかな?
-トラロック
--あーもう!だから俺は知らねぇって!




-----

~トウモロコシをもらいに~
-シペトテック
--あら!遠いとこからよく来たねぇ。いらっしゃい。
-猪八戒
--ナイスバディなねーちゃんは…ねーちゃんは……	
-孫悟空
--さっさとトウモロコシ寄こせっつーんだよ!	
-シペトテック
--おやまぁ、元気がいい子だねぇ。ちょっとまってなさい!
-孫悟空
--うっ。	
-猪八戒
--…へへっ、お前ああいうタイプ苦手なんだろ?	
-孫悟空
--…あァ!?な、何言ってんだテメー!オレ様に苦手なもんがあるかっつーんだよ!	
-シペトテック
--ほら、待たせたね!たくさんあるけど、大丈夫かい?
-猪八戒
--げっ、マジかよすげぇ量あるな…あー、これ竹林まで持って帰んのか…。	
-シペトテック
--少しここで休憩して行ったらどうだい?トウモロコシやトマトを食べていきな!
-チコメコアトル
--あ…あの、サボテンのサラダもありますよ。
-トラソルテオトル
--うふふ~アステカ料理はとっても美味しいんだよ!
--みんなが食べないならわたしが食べちゃうんだよ~♪
-孫悟空
--ふ、フン!	
-猪八戒
--お!このトウモロコシ本当にうめぇな。	
-沙悟浄
--ンフフ…ドクロちゃん、たくさん食べて…グヒッ!ドクロちゃん…ほっぺに付いてる…かーわいい!	
-猪八戒
--悟空、お前これくわねぇなら俺が食っちまうぞ?	
-孫悟空
--んだようっせーな!オレのもんにさわんじゃねーぞ!	
-猪八戒
--へへっ、素直じゃねぇなぁ。	
-シペトテック
--ふふ…元気がよくて仲良しだねぇ。
-チコメコアトル
--はい。はじめはびっくりしましたけど…
--寄り道をしているようで、みんなまっすぐですね。
-シペトテック
--いいことだねぇ。あの三人をまとめる三蔵ちゃんもとってもいい神様だしねぇ!
-沙悟浄
--イヒッ…ドクロちゃんがもっとトウモロコシ食べたいって…!ンフフ…!	
-シペトテック
--あらまぁ!いっぱい食べて行きなさいな!
-孫悟空
--あーっ!沙悟浄だけずりーぞ!オレ様にも寄こせ!	
-猪八戒
--お前らなぁ…じゃ、俺ももらってくか。	
-シペトテック
--そんなにがっつかなくても逃げていかないから安心しな!


-----

~そして~

-玄奘三蔵
--ちゃんとお使いしてくれたんですね。感心、感心!
-猪八戒
--あー…特に何か問題があったわけじゃねーけど、しんどかったなぁ…。	
-沙悟浄
--ンフフッ…ドクロちゃん、楽しかった?ボクも楽しかった…ンフッ…!	
-孫悟空
--おい法師!大人しく使い行ってきてやったぞ!ご褒美寄こしやがれ!	
-玄奘三蔵
--まぁまぁ、そんなに急かさないでくださいよ。
--ご褒美って言うのは…そろそろ来るかと思いますよ。
-太公望
--ちょっと…そんなに急かさないでよ。ゆっくり歩きたいんだけど。
-ナタク
--太公望なぁ…お前、ゆっくり歩いてると寝ちまうだろ?
-ショウキ
--まぁまぁ。自分のペースってものがあるわけだし、私たちは先に行けばいいさ。
-ナタク
--うぅむ、そうか?
-太公望
--そういうわけだから、僕はゆっくり行くよ。
-ショウキ
--まぁ、その頃にはフカヒレもなくなってるかもしれないけどな!
-太公望
--……。
-ナタク
--お、太公望の足取りが少し早くなったぞ!
-コウゲイ
--何、今日はホウモウが手土産の準備したのか?	
-ホウモウ
--…まぁ、そうですけど。だからどうしたんですか。	
-コウゲイ
--いや、なんだか新鮮で嬉しくてな。やはりジョウガも連れて来ればよかったかな。	
-ホウモウ
--ジョウガ様は頑なに留守番すると言ってましたからね。恥ずかしかったんだと思いますよ。	
-コウゲイ
--ふふ、ジョウガらしいと言えばらしいがな。	
--まぁ、彼女は彼女で他の仙女達と時間を過ごすと言っていたからたまにはいいか。	
--…ホウモウも、マコがそっちに行ってるからわざわざ私についてくることもなかったのだが。	
-ホウモウ
--俺は別に…マコと特別仲がいい訳じゃないですから。	
--それに…お師匠様について行くのも弟子の役目だと思ってるんで。	
-コウゲイ
--素直じゃないな。	
-フッキ
--すまない、待たせたな。みんなそろっているのか?
-玄奘三蔵
--いえいえ、今丁度そろった所ですよ。	
-孫悟空
--あ!?なんだこいつら!なんでこんなにたくさん…	
-玄奘三蔵
--ほら!悟空も八戒も悟浄も、最近はあの人のお手伝いをがんばっているじゃないですか。	
--それを皆さんちゃんと評価してくださってたんですよ。ありがたいことですね。	
-フッキ
--あまりいいものは用意してやれないが、少しくらいは息抜きに美味しいもの食べたりするのはいいんじゃないかってな。
--せっかくだから、他の神達も呼んで軽く宴みたいに出来たらと思ったんだ。
--…というか、皆宴好きだからな。いつの間にかこんなに集まってきたって言うのが正しいか。
-孫悟空
--へ、へへ!評価だぁ?!当然だろが!	
-玄奘三蔵
--こらこら。驕ったらせっかくの評価が下がっちゃいますよ。	
-猪八戒
--よっしゃー!景気づけにパーッとやれるっつーことだな!へへっ、ありがてぇ!	
-沙悟浄
--ドクロちゃん…ンフフ…!聞いて…ドクロちゃんかわいい…!ペロペロしたい…ヒヒッ!	
-玄奘三蔵
--あはは、まだお酒は飲んではダメです。悟浄は相変わらずですね。	
--精進に越した事はないのですが…甘やかし過ぎでしょうか。まぁ、たまには良いですよね。	

~朝まで宴は続きました…!~

-----


**ナビィの部屋 番外編 サンタの森の日常[#ob4eaf0h]

&ref(ナビィの部屋 番外編 サンタの森の日常.jpg,nolink);

~サンタの森にて~

-トゥーリッキ
--ニューリッキたん、お荷物いっぱいですぅ!
-ニューリッキ
--トゥーリッキが遊んでるからだろ…
-トゥーリッキ
--お手伝いしますぅ!この箱をあっちに…あわわ!
-ニューリッキ
--わぁーっ!あぶねぇっ!プレゼントだから落っことしたらまずいんだってば!もうトゥーリッキは触んなくていいから!
-ミエリッキ
--あらら、どうかしたんですか~?
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たん!ニューリッキたんがお手伝いしなくてもいいって言ってますぅ。
-ニューリッキ
--プレゼントが壊れたらサンタになんて謝ったらいいのかわかんないだろ!
-ミエリッキ
--まぁまぁ。じゃあ、トゥーリッキちゃんにはアタシのお願い聞いてもらいしょうかね~。
--それで、ニューリッキちゃんのお手伝いはアタシがしますよ~。それでどうですか?
-ニューリッキ
--ま、まぁミエリッキならいいけど。
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たんのお願いですぅ!どんなお願いですか?
-ミエリッキ
--トゥーリッキちゃんには、ワイナミョイネンたちの様子を見に行って欲しいんですよ~。
--さっきロウヒちゃんが魔法を使ってたから、きっと何かあるかもしれないので~…。
-トゥーリッキ
--わぁ!わかったのですぅ!わーい!
-ニューリッキ
--…うーん。わかった感じがしないけど。
-ミエリッキ
--うふふ、きっと大丈夫ですよ~。アタシたちもこのお仕事終わらせましょう~。
&br;&br;
~しばらく歩いていると…
-トゥーリッキ
--あっ、あそこにいるのはレンミンカイネンお兄たんですぅ!
-レンミンカイネン
--…ん?トゥーリッキか。
-トゥーリッキ
--今ワイナミョイネンおネェたんをさがしてるんですぅ!知りませんか~?
-レンミンカイネン
--あいにく…私も彼……を探しているところなんだ。
-トゥーリッキ
--わぁ~一緒ですぅ!
-レンミンカイネン
--ミエリッキに会わなかったか。ロウヒが魔法を使ったと彼女から聞かされてな。
--ワイナミョイネンにぶつけでもしていたら、よからぬことが起こりかねない。
-トゥーリッキ
--それなら、レンミンカイネンお兄たんも一緒にさがしましょう~!	
--トゥーリッキとレンミンカイネンお兄たん、どっちが先に見つけるか勝負ですぅ!
-レンミンカイネン
--……まぁいいとしよう。私は早く用事を済ませてあいつの元に戻らねばならないしな…。


-------
-ヒイシ
--ねぇロウヒちゃん…大丈夫?魔法でクッキー焼いたりして…ちょっと心配なのよぅ…。
-プフリ
--ロウヒ、クッキーをローストチキンに変える天才。
-ロウヒ
--も、もうっ!そんなに心配しなくても大丈夫よ!	
--そんなに難しい魔法を使ってるわけじゃないもの。オイフェだってそう言ってたし…
-ヒイシ
--でも、この前も魔法失敗してワイナミョイネンを怒らせちゃったのよぅ…。
-ロウヒ
--みてなさいっ!私だってこのくらいの魔法、うまく使えるんだから…
-ワイナミョイネン
--ねーえ、イルマリネ~ン!今度かわいいアクセサリー作ってちょうだい!
-イルマリネン
--この前も作っただろうが。
-ワイナミョイネン
--もっといいでしょ~!イルマリネンの腕を見込んでお願いしてるのよぉ!
--それともなぁに?対価が欲しいの?やだぁ、早く言いなさいよ~!
-イルマリネン
--いや、要らん。はぁ、どんなのが欲しいんだ…。
-ワイナミョイネン
--ええっとね、キラキラしててかわいくて派手で…
&br;&br;
ドバーン!
-ワイナミョイネン
--ギャアッ!
-イルマリネン
--なんだなんだ、今の爆発は。
-ワイナミョイネン
--イヤーッ!なんなのよぉー!ずっこけちゃったじゃないのぉ!もうイヤッ!
-イルマリネン
--嬉しくないサービスだ。
-ワイナミョイネン
--爆発ってことはつまり…ロウヒね!?またド下手魔法使ってあたしを後ろから…許さないんだからぁ!
-イルマリネン
--おい落ち着け。まだロウヒがやったとは決まってないだろうが。
-ワイナミョイネン
--イルマリネンッ!アンタの目は穴ぼこちゃんなのっ!?あっちから爆風が来たのよっ!
--あの方向にあるのはロウヒの家のほうでしょうがっ!もうっ怒ったわよぉ!
-イルマリネン
--毎度お前につき合わされるのはごめんだ。
-ワイナミョイネン
--何言ってんのよ~!アンタとあたしの仲でしょっ!ほら、行くわよ!
-イルマリネン
--全く……。
-ロウヒ
--ううっ、なんで上手くいかないの~!?
-ヒイシ
--ロウヒちゃん、クッキーは魔法じゃなくて、普通に焼いたほうが美味しいと思う…。
-ロウヒ
--わーん!なんか悔しい~!
-プフリ
--ロウヒ、誰か来た。
-ロウヒ
--えっ!?も、もしかして……。
-ワイナミョイネン
--コラーッ!アンタたち、また悪さしてるわねっ!?許さないんだからぁ!
-ロウヒ
--わ、ワイナミョイネン!や、やっぱり魔法ぶつかっちゃった?	
-ワイナミョイネン
--やっぱり魔法ぶつかっちゃった?じゃないわよぉ!こっちはずっこけてちょっと擦り剥いちゃったのよっ!?
--もぉ~!乙女の柔肌になんてことしてくれんのーっ!
-ロウヒ
--ご、ごめんなさいーっ!クッキーを魔法で焼こうと思っただけなのーっ!
-ワイナミョイネン
--今度という今度は許さないんだからぁ!海の藻屑にしてやるわっ!
-プフリ
--ロウヒの手伝い、したほうがいい?
-ヒイシ
--で、でも…ワイナミョイネンに下手に攻撃したら、手がつけられなくなっちゃうのよぅ…。
-プフリ
--じゃあ、もう少し様子見。
-イルマリネン
--あぁ、またか…。
-トゥーリッキ
--ふわぁ!見つけたのですぅ!イルマリネンお兄たんですぅ!
-イルマリネン
--! トゥーリッキか。それにレンミンカイネンも。
-トゥーリッキ
--トゥーリッキの勝ちですぅ!わぁーい!
-レンミンカイネン
--やれやれ、先を越されてしまったな。
--案の定、ロウヒとワイナミョイネンが暴れているようだが…?
-イルマリネン
--ここまで来るといつものことって感じだな…。
-レンミンカイネン
--ミエリッキが少し心配をしていた。下手に争いになってはいけないと思っているのだろう。
-イルマリネン
--それでお前らがここに来たと。
-レンミンカイネン
--まぁ、そういうことだな。
-イルマリネン
--その辺りに関しては…まぁ、大丈夫だろう。
-レンミンカイネン
--?
-イルマリネン
--ミョイネンが本気で怒ってたらあんなもんじゃすまない。ありゃ遊んでるようなもんだ。
-レンミンカイネン
--そうなのか?それならいいが…。
-トゥーリッキ
--トゥーリッキもワイナミョイネンおネェたんとロウヒお姉たんと遊びたいのですぅ!
-イルマリネン
--まず先にあそこのロウヒの友達どもと遊んできたらどうだ。
-プフリ
--ん?ヒイシ?
-ヒイシ
--ひっ!い、イルマリネンがこっち見たのよぅ…!
-プフリ
--ふーん。見た感じ、敵意はないけど。
-ヒイシ
--そ、そう…?
-プフリ
--トゥーリッキ、こっち向かってくるな。
-ヒイシ
--えっ?あっ、本当だ…トゥーリッキちゃん!
-トゥーリッキ
--わぁーい!鹿しゃんですぅ!一緒に遊びたいのですぅ!
-ヒイシ
--…遊んじゃって大丈夫…かな…。
-プフリ
--大丈夫じゃない?オレがロウヒ見てる。
-ヒイシ
--本当?あ、ありがとう…。


---------
~しばらくして、夕暮れ~
-ティエラ
--あ、ミエリッキとニューリッキ。
-イルマタル
--二人ともこんな時間までサンタのお爺様のお手伝いしていたのね。
-ニューリッキ
--わっ、イルマタル!ティエラも!
-ミエリッキ
--こんばんは~。ちょっと量が多かったですからね~。
-イルマタル
--…仕事もう終わってるものだと思ってたわ…はい、あたたかい差し入れ。
-ミエリッキ
--わ~、ありがとうございますぅ。
-ニューリッキ
--お、美味しそう!カレリアンピーラッカだ!
-ティエラ
--言ってくれりゃアタシも手伝ったのに!大丈夫?
-ミエリッキ
--はい、大丈夫ですぅ。後もう少しで終わりますからね~。
-イルマタル
--ミエリッキ、ワイナミョイネンとロウヒだけど、もう心配要らないわよ。
-ミエリッキ
--わぁ、それならよかったですぅ。
--心配って言うほどしてたわけじゃないんですけど、気になってたので~。
-ティエラ
--レンミンを向かわせるまでもなかったかな。まぁいっか!	
-イルマタル
--彼、いつもお気に入りの子にべったりだもの…たまにはそのくらいしてもいいわよ。
-ティエラ
--あはは、それもそうだな!
-ニューリッキ
--それはいいとして…トゥーリッキ…まだ帰ってこないな。何やってんだ?
-イルマタル
--トゥーリッキはまだあの子達と遊んでたわ。
-ニューリッキ
--や、やっぱりか…。
-ティエラ
--ワイナミョイネンのいいお人形さんになってたからなぁ。
-イルマタル
--あの子、なんだかんだ言って女の子が好きだものね。
-ティエラ
--だよなー、もうちょっとしたら迎えに行くか!
&br;&br;	
 ---
-トゥーリッキ
--ほわぁ!ワイナミョイネンおネェたんとおそろいなのですぅ!
-ワイナミョイネン
--やっだぁ!トゥーリッキちゃん、そのおリボン似合ってるわよぉ!女の子はやっぱりいいわぁ!
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たんとニューリッキたんに自慢しちゃうのですぅ!ルンルン♪	
-ロウヒ
--あーっ!やっと出来た!やっと出来たわ!プフリ、ヒイシ、見て見て!
-プフリ
--ふーん。これは、ちゃんとしたクッキー。ローストチキンでも、消し炭でもない。
-ヒイシ
--美味しそうな匂い…!ロウヒちゃん、食べてみてもいい?	
-ロウヒ
--食べて食べて!今日は一日つき合わせちゃってごめんね。
-ヒイシ
--ううん!わたしも楽しかったから…クッキーすごく美味しい…!
-ロウヒ
--よかったぁ、ありがとう!ヒイシが手伝ってくれたおかげよ!
-ヒイシ
--そ、そう…?よかった!
-ロウヒ
--ねぇミョイネン、トゥーリッキ!アナタたちも食べて!今日は…その、迷惑かけちゃったから。
-トゥーリッキ
--ほわぁ、クッキーですぅ!美味しそうですぅ!
-ワイナミョイネン
--ふ、ふーん!クッキーでどうにかなると思ったら大間違いなんだからっ!	
--ま、まぁ、食べてやってもいいわよっ!
-トゥーリッキ
--ワイナミョイネンおネェたん、おいしいからっていっぱい食べちゃダメですぅー!	
-ワイナミョイネン
--そ、そんなに言うほど食べてないわよぉ!
-トゥーリッキ
--おやすみの前に、はみがきしなくちゃダメですぅ!ニューリッキたんにぷんぷんされちゃいますぅ!	
-ロウヒ
--ふふ!なんか嬉しい!もっと焼いてくる!
-ワイナミョイネン
--ちょっとちょっと!アンタもあげるばっかりじゃなくてちゃんと食べなさいよねっ!	
-ロウヒ
--うん、わかってるわよー!
&br;&br;
-イルマタル
--今日はもう平気そうだな。帰るか。
-レンミンカイネン
--…なんだかんだ言って、一日様子を見てしまった…。
-イルマタル
--付き合せちまったな。一杯おごろうか。
-レンミンカイネン
--ありがたい、少し冷えてしまったからな。
--…だが、本当に一杯だけにするよ。私は早くあいつのもとに戻らねばならない…。
-イルマタル
--あー、わかったわかった。
-レンミンカイネン
--今頃あいつは一人で心細い想いをしているはずだ…留守番をしているから。
--一応、戻れなかったときのために夕飯の準備もしていたのだが…
-イルマタル
--……俺は何も聞いてないからな。何も聞いてない。
~サンタの森は今日も平和でした!~


-----

**ナビィの部屋 熱血!年越し大宴会![#ob4eaf0i]

&ref(ナビィの部屋 年越し大宴会!.jpg,nolink);

~年の瀬が迫る夜~
-大黒天
--ナビィよ、先日ナビィの部屋が燃えたと聞いたが、問題はなかったのか?
-ナビィ
--は、はい~!念のためにヘパイストス様に見てもらったのですが、大丈夫だそうです~。
-大黒天
--ほう、ヘパイストスか。それなら安心できるな。
-ナビィ
--壁紙を張り替えたくらいで済んで良かったです~!
-弁財天
--それなら宴会するのに借りちゃっても問題ないわよね!
-ナビィ
--もちろんです~♪
-弁財天
--やったわ!年明けまで盛大に盛り上がらなくっちゃ。ねっ!
-大黒天
--はぁ、お前はもうすでに飲んでいるではないか。
-弁財天
--今飲んでたのは甘酒だから飲んでるうちにはいんないわよ!
-大黒天
--やれやれ…早いうちに毘沙門天を呼んだほうが良さそうだ。
&br;&br;
-福禄寿
--ふわぁ~、眠いのう。
-寿老人
--あら、大きなあくび。もうすぐ宴会よ?
-福禄寿
--宴会が始まったら適当に起こしてくれ。ワシはナビィの部屋に来るまでで疲れてしまってのう。
-寿老人
--宴会前に、そんな状態でええんかい……ぷっ…クスクス。
-福禄寿
--…………。
-寿老人
--福禄寿ったら、そんなに面白い顔しなくてもいいじゃない。	
-ナビィ
--福禄寿様、寿老人様、ウミサチヒコ様が色々持ってきてくれましたよ~♪
-ウミサチヒコ
--よう、宴会と聞いちゃあ黙ってられなくってな!美味い海の幸食って、楽しくやろうや!
-寿老人
--あら、素敵ね。ほら福禄寿、おつまみとっても美味しそうよ?
-福禄寿
--ほぉ~、グルメなワシを唸らせられるもんは持ってきてるかの?
-ウミサチヒコ
--当ったり前よぉ!…って、恵比寿やカヨヒメはどうした?来てねぇのか?
-寿老人
--カヨヒメは今日、年神と過ごすとかなんとか…。恵比寿は…どうしちゃったのかしら。


-----

~一方~

-布袋
--恵比寿さん、恵比寿さん~。
-恵比寿
--なんや!耳元で呼ぶなうっさいねん!
-布袋
--さっきから同じ所、ぐるぐるしてるみたいです~。
-恵比寿
--んなモンわかっとるわ!ほれ、アレみてみぃ!布袋の落としたおやつやないか!	
-布袋
--あっ、本当だ~!恵比寿さん、ご丁寧にありがとうございます~。
-恵比寿
--あーっ拾わなくてえぇ!目印なくなってまうやろ!
-布袋
--それもそうですね~、ふふふ!迷子になっちゃうところでした~。
-恵比寿
--アホか!もう迷子や!完全に迷子や!はぁ~、ナビィの部屋どこやねん……。
-ヤマサチヒコ
--あれ?恵比寿と布袋。何やってんの?
-恵比寿
--あーっ!ヤマサチヒコ!
-布袋
--どうもこんばんは~、迷子になっちゃったみたいです~。
-ヤマサチヒコ
--そりゃ、真っ暗な森の中を適当に進んでたら迷子になっちゃうでしょ。
-ヤマサチヒコ
--恵比寿がさぁ、こっちの方が近道~とか言って道間違えちゃったんじゃないの?
-恵比寿
--ギクッ	
-布袋
--すごい!ヤマサチヒコさん、恵比寿さんのこと良くわかってますね~!その通りです~!
-恵比寿
--い、言うなや!オレ今最高にカッコ悪いやん!
-ヤマサチヒコ
--ナビィの部屋に行きたいならアタシについてきなよ。アタシもナビィの部屋に行く途中だったんだ!
-布袋
--やりましたね、恵比寿さん~!これで宴会に間に合いそうですよ~。	
-恵比寿
--お、おう…はぁ~、やっぱ歩くなら森より海のほうがえぇわ…
-ヤマサチヒコ
--そうそう!海より山の方がいいよね!
-恵比寿
--…くたびれたから突っ込まんでえぇか?


-----

~再び、ナビィの部屋~

-毘沙門天
--む、もう宴会は始まっているのか?
-ナビィ
--あ!毘沙門天様~!いえ、まだですよ。これから始まる所です~♪
-ウケモチノカミ
--ねぇナビィ。今丁度お料理ができたところなんだけど…あら、こんばんは!
-毘沙門天
--ウケモチノカミか。ツクヨミも来てるのか?
-ウケモチノカミ
--もちろん!お料理を出してもあっという間になくなっちゃうから早く行ったほうがいいと思うの。	
&br;&br;
-ツクヨミ
--わぁ、これも美味しい!ねぇ、トヨウケもこれ食べてみて!
-トヨウケヒメ
--…あら、本当。流石ウケモチのお料理ね。	
-毘沙門天
--どうだ、楽しくやっているか?
-ツクヨミ
--あ、毘沙門天!お陰様で。
-トヨウケヒメ
--ウケモチがお酒に合う美味しいお料理を用意してくれて…	
-トヨウケヒメ
--弁財天はもう出来上がってしまったみたいね。
-毘沙門天
--…なるほど、大黒天が呼ぶわけだ。
-ツクヨミ
--あはは…まぁ、僕が言うのも変かもしれないけど、楽しんでいってよ。
-毘沙門天
--うむ…そうさせてもらおう。
-毘沙門天
--ところで、アマテラスとスサノオは来ていないようだが?
-ツクヨミ
--姉さんは初日の出がどうのって言ってたから、今日は来ないかも。
-ツクヨミ
--スサノオはウカノミタマやクシナダヒメと宴会するんだってさ。	
-ツクヨミ
--ここだけの話…たまにはイザナギ父さんとイザナミ母さん二人っきりで過ごさせてあげようって話して兄弟ばらばらに宴会してるんだよ。
-毘沙門天
--なるほど、そういうことか。
-大黒天
--毘沙門天、来ていたのか。気がつかなかったぞ。
-毘沙門天
--む、大黒天か。お前、弁財天はどうした?	
-大黒天
--ナビィが相手をしているところだ。しばらくしたら弾き語りでも始めそうだな。
-サルタヒコ
--……すまない、近くに…いいか。
-大黒天
--ん?サルタヒコではないか。お前が宴会に来るとは珍しいな。
-サルタヒコ
--…アメノウズメに誘われた…たまには、いいかと思ってな…。
-大黒天
--アメノウズメか。せっかくだ、一杯やっていくといい。
-サルタヒコ
--……ありがとう…礼を言う。


&br;&br;
 ---
-アメノウズメ
--こんばんはーっ!宴会してるって聞いて遊びに来ちゃった!
-ナビィ
--あ、アメノウズメ様~!
-弁財天
--あら~アメノウズメじゃなーい!今から一曲弾くとこなの。踊ってってよ~!
-アメノウズメ
--ホント?うん、踊る踊る~!ねぇねぇナビィも一緒に踊ろうよ~!
-ナビィ
--ええっ、ナビィもですか!?
-アメノウズメ
--一人で踊るより、皆で踊ると楽しいよ~♪ねっ!
-ナビィ
--わぁぁ…ナビィ、緊張してきちゃいました…!
&br;&br;
-恵比寿
--おぉ!やっと着いたわぁ…!ここやな、ナビィの部屋!
-布袋
--本当だ~、ヤマサチヒコさん、助かりました~。
-ヤマサチヒコ
--よかったよかった!これで一安心…
-ウミサチヒコ
--あっ、ヤマサチ!
-ヤマサチヒコ
--あっ、ウミサチ!
-恵比寿
--なんやウミサチ、もう初めとったんか!
-ウミサチヒコ
--お?恵比寿!来るのが遅いじゃねぇか。先にはじめちまってるぜ?
-恵比寿
--ま、主役は遅れて来るっちゅうもんなぁ~。
-恵比寿
--ほれ、みやげもんや!でっかい鯛釣ってきたで。
-ウミサチヒコ
--おお、やるじゃねぇか!ウケモチ!いい鯛が来たぜ!
-ウケモチノカミ
--どうかしたの?…わぁ、鯛ね!ちょっと調理してみるから待っててね。


---

~宴会も始まり~

-福禄寿
--随分と賑やかな宴会だのう。
-寿老人
--そうね。まぁ、宴会とは賑やかなものよ。
-カヨヒメ
--あの…遅れてごめんなさい。
-寿老人
--あらカヨヒメ、こんばんは。外は寒かったでしょう?
-カヨヒメ
--はい…あ、でも大丈夫です。
-カヨヒメ
--年ちゃんが別れ際に甘酒をくれたから。
-寿老人
--あら、それならよかったわね。
-福禄寿
--何か食っていくといいぞ。ワシはたらふく食ってしまったからのう。そろそろ寝る。
-ウミサチヒコ
--よーうカヨヒメ!海の幸食ってけよ!新鮮でうめぇぞ!
-ヤマサチヒコ
--カヨヒメ、待ってたよー!アタシも山の幸、美味しいのいっぱい持ってきたんだからー!
-寿老人
--二人とも弁財天みたいにできあがっちゃったみたいなの。適当に食べていってあげて。
-カヨヒメ
--あ…はい。美味しいもの、食べたかったんです。
-カヨヒメ
--こうやって、みなさんで楽しく過ごせるのって…幸せですよね。
-寿老人
--そうね。あぁ…でも、お酒を飲みすぎて、羽目を外しすぎちゃわないように気をつけないと。
-寿老人
--宴会で、羽目を外しすぎちゃってええんかい?
-カヨヒメ
--…………。
-福禄寿
--……しつこいぞ、寿老人。
-寿老人
--お粗末様ね。

宴会はまだまだ終わらなさそうです…!

-----
**ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ![#ob4eaf0j]

&ref(ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ!.jpg,nolink);
ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ!


~元旦の数日前…~

-ナビィ
--へぇ、日本地域では年の初めに太陽を見る行事があるんですね~。	
-アマテラス
--初日の出と呼んでおるのじゃ!日の出が見やすい山のてっぺんや、海に集まって見ることが多いのぅ。
-ナビィ
--面白そうですね~!ナビィもやってみたいです~♪	
-アマテラス
--そうじゃろうそうじゃろう♪わらわの活躍を是非拝んでほしいのじゃ。
-ラー
--なんだと、初日の出!?
-ナビィ
--わぁ、ラー様!	
-アマテラス
--お主は相変わらず眩しいのう。	
-ラー
--ハッハッハ、褒めても何もでないぞ!
--ところで…その初日の出、とやら。つまり、太陽神が一番目立つときという認識でいいのか?
-アマテラス
--まぁ…間違ってはいないと思うがのぅ。	
-ラー
--素晴らしい行事だ!それならば早速、今から準備せねば……!
-ナビィ
--準備って何の準備ですか?	
-ラー
--決まっているだろう。神を集めて今年で一番眩しい日の光を見せる!
-アマテラス
--それ…大丈夫かのぅ?変な天変地異が起きる様では困ってしまうのじゃ。	
-ラー
--大丈夫だ!私が大丈夫と思っている限りは問題ないと思うぞ。
-ナビィ
--そ、そうですか…!	


その後……

-アポロン
--ねぇヘリオス、初日の出って何か知ってる?
-ヘリオス
--うーん…あっ!日本の神様取材したときにそんなようなこと言ってたかも!	
--年が変わるときに太陽を見に行くんだってさ!	
-アポロン
--へぇ~、なんかね、ラーがそのときに太陽の神様皆集まってやろうって誘ってきたんだ!
-ヘリオス
--えーっ何それ!おれも行っていい?スクープのにおいがする!	
-アポロン
--行こう行こう!わくわくしてきちゃった!


-トナティウ
--うーん、ラーがいきなり太陽の神集めて来いなんて言い出したけど…	
-ウィツィロポチトリ
--太陽の神、って一口に言ってもいっぱい居ますよね。
-コヨルシャウキ
--ウィツィロポチトリと、トナティウが行くなら、ワタシ、初日の出、楽しみです。
-ウィツィロポチトリ
--でも具体的に何をすればいいのかよくわからないですね。
-トナティウ
--いつもどおりでいいぞ!なーんていってたけど…	
-トラウィスカルパンテクートリ
--トナティウ、もしかしてお前…ラーの言ってた集まりに参加すんのか。	
-トナティウ
--わっ、トラウィスカル!な、なに?あたしが行くのじゃ不満?	
-トラウィスカルパンテクートリ
--いや、そんなわけねぇだろ!…別に、確認しただけだっつうの。	
-トナティウ
--何よ、トラウィスカルには関係ないじゃない。	
-コヨルシャウキ
--仲良し、ですね。
-ウィツィロポチトリ
--え、そうなんですか?


--------



~大晦日の夜…ナビィの部屋前~

-ソール
--スーリヤ様の所にもラー様がやってきたのですか?
-スーリヤ
--うんっ!当然じゃない。ラーっていつも面白いこと考えてるわよねー!	
-マーニ
--ソールが頑張る所、マーニも見たいのです~!
-ソール
--ソールで大丈夫でしょうか…ちょっと、ドキドキしてます~。
-スーリヤ
--大丈夫よー!みんなで楽しくやればそれだけで十分!	
-シャマシュ
--あっ!ねぇ、もしかして皆もラーに呼ばれたの?	
-スーリヤ
--シャマシュじゃない!そうそう、でね!何するのかなって話をしてた所なの!	
-ソール
--とりあえず、夜明け前にナビィの部屋前に集まれって話を聞いたのです~。
-シャマシュ
--えっと…それだけ?	
-スーリヤ
--まぁ、そうね!	
-シャマシュ
--やっぱりか…ラーってわりと行き当たりばったりよねー。	
-アポロン
--あれ、皆もう集まってるのー?
-ヘリオス
--一番乗りかと思ったのになー。
-ソール
--わぁ、アポロン様!ヘリオス様~!	
-マーニ
--お二人も来たのです~!	
-アポロン
--うん!楽しそうだったから来てみたよ。
-ヘリオス
--神がたくさん集まるところにはスクープがあるからねー!
-トナティウ
--えーっと、ナビィの部屋ってここ?
-ウィツィロポチトリ
--あの辺り、ちょっと明るいですよ。多分あそこに集まってるんじゃないでしょうか!
-シャマシュ
--トナティウ、ウィツィロポチトリ!二人も来たんだ。	
-トナティウ
--あ、シャマシュ!うん、あんまりこういう集まりって来たことなくって…。
-ラー
--おお、こんなに集まるとは思っていなかったぞ。私の厚い人望だからこそ実現できたのだな。
-アマテラス
--うぅむ。どうかのぅ。
-ナビィ
--わぁ、本当にたくさんの神様が集まってます~!すごいです~♪
-アマテラス
--これなら楽しく宴会ができそうじゃ♪
-ラー
--アマテラスよ、忘れたのか?次の日の出は初日の出なのだぞ!
-アマテラス
--わ、わかっておるぞ!ちょっといちご大福が食べたくなっただけじゃ。
-ナビィ
--宴会の準備はできてますよ~♪良い年越しをしましょう♪

------

~日の出後~

-ジョウガ
--今日の太陽は少し日が強いといいますか…	
--冬の陽気とは違うような気がしますの…。	
-ホウモウ
--確かに、同時にいくつも太陽が上がっているような…	
-コウゲイ
--ふむ、年明けからそれでは困るな。様子を見てきたほうがいいか。
-ジョウガ
--ええ、お気をつけて…!



年明けからスクープの嵐でした…!

※謹賀新年イラストあり

**ナビィの部屋 はじめてのおつかい[#ob4eaf0k]

&ref(ナビィの部屋 はじめてのおつかい.jpg,nolink);

〜バビロニアの魔塔にて〜
-マルドゥク
--なんだかヒマだなー。なぁキングー、どっか遊びに行こうぜー!
-キングー
--えっ、イヤだよ…今日はティアマトさんに借りた本読むって決めてたんだから。
-マルドゥク
--えー!?オレはオマエと遊びたいのにー!なぁなぁ!なぁなぁ!
-キングー
--やっ!尻尾には触らないでって言ってるのに…もう、エアさんに言いつけるよ!?
-マルドゥク
--それもイヤだー!キングーのいじわるー!	
-アプス
--この騒ぎは…どうかしたんですか?
-キングー
--あっアプスさん!マルドゥクがわがまま言うんです!
-マルドゥク
--だってヒマなんだもん。なー、ムシュフシュ!
-アプス
--ヒマですか…そうだなぁ、私の手伝いしてもらえませんか?
-マルドゥク
--手伝い?	
-アプス
--と言っても簡単なんですけどね。ヤムにピスタチオを届けに行ってほしいんです。
-マルドゥク
--なーんだ、ホントに簡単じゃん!一瞬で終わっちゃうよ。
-アプス
--すぐに片付くのはいいことじゃないですか。じゃあこの包みを持って。
--絶対に中身を食べちゃダメですよ?
-マルドゥク
--そんなことわかってるって!すぐ片付けてやるからな!
-アプス
--中身を落っことしたりしてもダメですからね?
-キングー
--その包み、マルドゥクが全力で走ったら破けちゃうんじゃ…
-マルドゥク
--えー!?じゃあ走っちゃダメなの!?	
-アプス
--ふふ、そういうことですね。
-マルドゥク
--ちぇーっ!めんどくさーい!
-アプス
--ほらほら、もう出発した方がいいんじゃないですか。日が暮れてしまいますよ?
-マルドゥク
--わわ、やべっ!行ってきまーす!	
-キングー
--…えっと、アプスさん…本当に大丈夫なんですか?
-アプス
--心配しなくても大丈夫ですよ。信じて待っててあげましょう。
-キングー
--アプスさんがそういうなら…うーん。
&br;&br;
-マルドゥク
--おーい!ヤムー!出て来いよー!	
--……。	
--こっからじゃ聞こえないのか?もっとおっきい声じゃないとダメかな。	
-バアル
--騒がしいな。マルドゥクか?
-マルドゥク
--あー!バアル!	
--なぁなぁ、ヤム知らない?オレ、ヤムに会いたくて海に来たんだ!
-バアル
--ヤムか…あいにく留守のようだな。俺もヤムに用があって出向いたんだが…
-マルドゥク
--えーっ、つまんねー!
-バアル
--もしかしたら、ナビィの部屋にでも出かけているのかもしれないな。
-マルドゥク
--なびぃのへや?なんだそれ?
-バアル
--ナビィが作った施設だそうだ。俺もつい最近知ったんだが…
--アナトもモートも知っているのに俺には黙っているものだからな。ヤムに教えられて初めて知ったんだよ。
-マルドゥク
--えー!オレも今知った!なんだよー、オレも行きたい!
-バアル
--そうだな…場所を教えてやるから出向いてみてはどうだ。
-マルドゥク
--ホント!?よっしゃー!じゃあ行ってくる!バアルは行かないの?
-バアル
--俺はもう少し待ってみるよ。行き違いになっても面倒だからな。
-マルドゥク
--ふーん。

----
〜ナビィの部屋〜

-ヤム
--…そうですね、ここはこうした方が…。	
-チェプコロカムイ
--……俺は、こっちの方がありがたい…。
-ヘパイストス
--…それなら、こう…でしょうか…。	
-イルマリネン
--…それはこっちの方がいいだろう…。
-ナビィ
--…そこは日当たりとか大丈夫ですか…。
-マルドゥク
--ヤムー!ここにいたんだな!
-ヤム
--わ、マルドゥク!こんな所で会うなんて。どうかしたんですか?
-マルドゥク
--アプスのお使いに来てやったんだ。ヒマだったからな!ほらこれ!
-ヤム
--あぁ、なるほど…!ピスタチオかぁ、嬉しいです。レヴィアタンと一緒にいただきますね。	
--アプスたちによろしく伝えておいてくださいね。	
-マルドゥク
--へへっ!……アプスたち?
-ヤム
--あ。いいえ、深い意味はないですよ。気にしないでください。
-マルドゥク
--あやしーぞ…ところでこれ、なにしてんの?
-ナビィ
--あっ!マルドゥク様〜!実はナビィの部屋の外に池をつくろうって話になりまして…
-チェプコロカムイ
--…俺は水の中の方が落ち着く。	
-ヤム
--レヴィアタンには少し狭いかもしれないですが、水場があるのとないのとでは違いますからね。	
-ヘパイストス
--ええと…俺、池を作るって…勝手が、分ってなくて…イルマリネンさんも呼んだんです…。
-イルマリネン
--そもそも俺らは鍛冶の神だ。何でも屋じゃないんだからな。
-ナビィ
--す、すみません〜!でも誰にお願いしたら良いかよくわからなくって…
-マルドゥク
--ふーん、ってことはおっきな水溜りつくればいいんだろ?そんなの簡単じゃん!
-チェプコロカムイ
--…何するつもりだ?
&br;&br;
----
〜後日〜
-エンキ
--え?マルドゥクがナビィの部屋の近くにでっかい穴あけたって?
-アプス
--話を聞いてびっくりしましたよ…ヤムがナビィの部屋に出かけてるとも思ってませんでしたし。	
-エンキ
--あはは、さすがマルドゥク。池を作るのうまく行ったんでしょ?ならいいじゃない。
-アプス
--その通りなんですけどね。ヤムから聞きましたがお使いもちゃんとこなしてきたそうですし。
-エンキ
--それなら安心。ハハ、おっきくなったもんだなぁ。
-アプス
--ティアマトに感謝してくださいよ。キングーとマルドゥクの面倒を一生懸命見てるんですから。
-エンキ
--わかったわかった。ラムステーキ辺り用意しとく。
&br;&br;
-ヤム
--ナビィの部屋の池、もうすぐ完成するんだそうですよ。ワクワクしちゃいますね。	
-ティアマト
--もう、びっくりよ。マルドゥクが出かけていったと思ったらそんなことになってるなんて。
-ヤム
--ふふふ、結果オーライでよかったじゃないですか。	
-ティアマト
--まぁそうね…根はいい子だってわかってるんだけど、つい心配になっちゃうのよ。度が過ぎることも多いし…
-ヤム
--だからこそ僕にピスタチオを届けるように言いつけたんでしょう?	
--マルドゥクが自分の力をセーブできるようになれば一人前って言ってたじゃないですか。
-ティアマト
--ま、まぁね。いつまでもあの子の面倒見てられないもの。
-ヤム
--ティアマトは優しいですね。アプスがティアマトをいつも褒めてるのがよくわかります。
-ティアマト
--えっアプスが!?も、もう!何言ってるのよ、当たり前じゃない。
-ムンム
--あ…あの、ティアマトさん、ヤムさん。お茶を淹れたのでいかがですか…?
-ティアマト
--あ、あらムンム。ありがとう、いただくわね。
-ヤム
--わぁ、嬉しいなぁ。いただいていきます。	
--あ、でも長居はしません。バアルに会いに行かなくちゃ。アプスも帰ってきますしね。
-ティアマト
--ちょっとちょっと、どういう意味よ。
-ヤム
--ふふふ、そのままの意味です。	
その後、池は無事に完成しました


**ナビィの部屋 第1回! 魔神調査報告会[#ob4eaf0l]

&ref(ナビィの部屋 第1回! 魔神調査報告会.jpg,nolink);

~ナビィの部屋内~
-トト
--本日はお集まりいただきありがとうございます!
--これより、魔神調査報告会を行いたいと思います。よろしくお願いします。
-バステト
--魔神調査報告会って具体的によくわかんないのニャ。
-マアト
--倒した魔神や見た魔神をお互いに報告しあうんだよね?
-トト
--はい。魔神とは結局何者なのかはっきりとはわかってはいませんよね。
--だから、より理解を深めるために行いたいなと思ったのです!
-ナビィ
--とても興味深いですね~!
-マアト
--うーん…難しいですね。魔神と戦うときって、一生懸命になっちゃうから…!
-トト
--初歩的なこともあまりわかっていないんですよね。
--例えば…どこから出現してくるのか?とか…
-マアト
--確かに、そこがわかれば魔神の出現を抑えられるよね。
-トト
--私もたくさんメモしているんですが、突然現れるのでよくわからないんです。
-ナビィ
--言われてみれば確かに…!いつの間にか後ろにいたり、飛び出してきたりしますよね~!
-バステト
--魔神には家があるのかニャ?	
-マアト
--魔神の家…?そっか、バステトちゃんみたいにお昼寝する必要があるもんね。
-トト
--なるほど…(カキカキ) どこにあるのか、他の神様の手も借りて調べてみましょう。
-バステト
--ふわぁ~魔神…フカフカの魔神を布団にしたら絶対気持ちいいはずニャ…。
-トト
--フカフカ…そういえば、ケルト地域にはクロウ・クルーアッハという魔神がいましたね。
-ナビィ
--えーっと、その…魔神をお布団にするのはあぶないですよ~!
-マアト
--牙とか鋭いですよね…!
-トト
--魔神の持つ力や脅威は常にチェックしないといけませんね…。
-バステト
--オイラはどの魔神が一番美味しいのか気になるニャ。	
-ナビィ
--ええっ、魔神でお料理するんですか!?
-トト
--確かに…チョコレートでできた魔神は美味しそうでしたね。
-バステト
--ミズチとか丸焼きにしたら美味しそうだニャ~。	
-ナビィ
--な、なるほど…!
-トト
--確かに、ミズチをお料理する価値はありそうですね(カキカキ)
-マアト
--お料理の話したら、なんだかおなかすいてきちゃいました。	
-ナビィ
--あ、何か果物でも食べて行きますか?
-マアト
--わぁ!お願いしたいです。トトちゃんも食べよう?
-トト
--いいですね、いただきます。

----------
~一方、エジプト地域では…~

-ハピ
--トトとバステトとマアトが帰ってこないな…どうかしたのかな。
-ホルス
--ナビィの部屋に出かけてくるって話を聞いたが…帰りが珍しく遅いよな。
-ハピ
--様子を見に行って来ようか?ナビィの部屋への行き方なら、前にゲブに聞いたから知ってるよ。
-ホルス
--それならオレも連れて行って欲しい。魔神に捕まっていたりしたら、ハピまであぶないだろ。
-ハピ
--そんなに心配することじゃないと思うけど、用心に越した事は無いか…よろしく。
-バステト
--ムニャムニャ…食べられないのニャ…
-マアト
--すやすや…
-トト	
--えーっと、これはこうで…(カキカキ)
-ナビィ
--トト様、もう夜も遅いのでお休みになった方がいいですよ~。
-トト	
--はいっ!あ、本当だ、外真っ暗でしたね…	
--資料をまとめるのに一生懸命になってしまって…すみません、長居してしまいました…。
-ナビィ
--あ、いえいえその点に関しては気になさらなくて大丈夫です~♪	
--今日はお泊りになっていった方がいいかもしれませんね~。
-トト
--わぁ、すみません。お手数かけます…!
-ハピ
--こんばんは、ナビィいる?
-ナビィ
--あ!ハピ様、ホルス様~!
-ホルス
--ナビィ、もしかしてトトたちはまだここにいるのか?
-トト
--すみません、ご心配をおかけしました…
-ホルス
--あ、トト!よかった、バステトとマアトも寝てるみたいだ。
-ハピ
--三人とも無事ならいいんだ、よかった。
-ナビィ
--よかったら休んでいってください~♪	
--美味しい果物がありますよ!
-ハピ
--へぇ、そうなんだ。せっかくだから頂いて行こうよ、ホルス。
-ホルス
--そうさせてもらおうかな…少しくらい休んでいったっていいよな。
--ところで、トトたちは何の話を?
-トト
--魔神についての報告会をしていたんです。それの資料を今まとめていて…
-ハピ
--どれどれ……魔神の家…?料理…?
-ホルス
--どういうことだ?
-トト
--なかなか興味深い内容だと思いませんか?
-ハピ
--う、うん。まぁ…楽しそうだね。

魔神については今後も調査を続けようと思います!

-----
**ナビィの部屋 視線の主[#ob4eaf0m]

&ref(ナビィの部屋 視線の主.jpg,nolink);

〜ナビィの部屋内〜
-ロキ
--へぇ〜、ナビィの部屋っていろんなモノがあるジャン?なーに?この置物。
-ナビィ
--わぁ、それあぶないです〜!ナビィが作ったばっかりなので……
-ロキ
--あ、壊しちゃった。ゴメンゴメン!	
-シギュン
--コラコラー!ロキってば、ナビィの作った置物壊しちゃダメだよっ!
-ロキ
--あっれー、シギュン?どーしたの。今日はヘイムダルちゃんに付き合って門番するって言ってたジャン。
-シギュン
--んー…ヒマ過ぎてばっくれてきちゃった!
--…ってのはウソで〜…ヘイムダルにお願いされちゃったんだよねー。
&br;&br;''〜数時間前〜''
-ヘイムダル
--…………。
-シギュン
--どうしたの、ヘイムダル。眉間にシワ寄っちゃってるよ〜?
-ヘイムダル
--見られてる…気がする。
-シギュン
--えっ!?どこから!?誰かいるの!?
-ヘイムダル
--…わかんない。でもなーんか、視線を感じるような…。
--ねぇシギュン。悪いけど、ナビィのとこ行って心当たり無いか聞いてみてよ。
--もし魔神かなんかだったらとっても困っちゃうでしょ。
-シギュン
--うん、わかった!ぴゅーっといってくる!	
''---''
-シギュン
--って感じだったんだー。正直、アタシはさっぱりなんだけどさー…
-ロキ
--へー、ヘイムダルちゃんってちゃんとお仕事してるんだー。
-ナビィ
--視線…?うーん…なんでしょう?
-シギュン
--ナビィはなんも心当たりないの?
-ナビィ
--んー…あっ!もしかしたら、あの方かもしれません!
-ロキ
--……どの方?
----
〜一方、バビロニアの魔塔〜
-アルル
--アヌ、どうかしたの?
-アヌ
--あぁ、アルル。来てくれたんだね…よかった。	
--ちょっと…お願い事があるんだけど…
-アルル
--……あぁ!なるほど、大丈夫よ。早速行ってくるわね!
-アヌ
--うん、よろしく頼むよ。	
--……。	
--ムンム、お茶の用意をして欲しいな。いいかい?
-ムンム
--あ、はい…!アヌ様の好きな紅茶、用意しますね。
-アヌ
--うん、よろしく。	
--お客様が二方、やってくるからね。茶菓子も用意してあげて。
-ムンム
--…お客様?ですか…?
-アヌ
--そう、空を飛んでくるから到着が早いよ。	
-ムンム
--わわっ…!す、すぐお持ちいたします…!
-アヌ
--……。	
--お客様、ようこそバビロニアへ。僕に用だね?
-ロキ
--はいはーい、どーもどーもハジメマシテ。アンタがウワサのアヌ様?
-アヌ
--そうだよ。あなたは北欧地域の神…ロキだね。よろしくね。
-ロキ
--ホントに何でも知ってるんだなー!ま、オレがちょこーっと有名なだけかもしれないけどねー。
-シギュン
--ちょっとちょっとロキってば!もう少しかっこいい挨拶してよー!
-アヌ
--あぁ、そんなに堅くならなくても大丈夫だよ。そっちのあなたはシギュンだね。よろしく。
-シギュン
--うへぇ!ホントに何でも知ってるー!
-ロキ
--アハハ!ホントに面白いねー。ってことはさー、オレたちがアンタに会いに来た理由もわかるよね?
-アヌ
--ここに来るまで話し合ってたこと?うん。わかるよ。	
--なんでも、僕の視線に気づいた神がいるとかなんとか。それを確かめるので来たんだよね。
-ロキ
--わー、話がはやーい!アンタとは会話する必要なくって楽だな〜♪
-アヌ
--確かに、僕は天空から常に地上を監視しているからね。
-シギュン
--常に!?なんで!?
-アヌ
--なんで…と言われても、それが僕だからとしかいいようがないかな…。	
--僕は地上にはびこる罪を断罪しなくちゃいけないからね。
-シギュン
--へー…って、感心してる場合じゃないや。アタシ、視線の原因ヘイムダルに教えてこないと…
-ロキ
--そっかそっかー。じゃあさ、アンタは解放してくれた人間が罪人だったらどうするワケ?
-シギュン
--ちょ、ちょっとロキってば。もう用済んだし帰ろうよー。
-アヌ
--…? 質問の意図がよくわからないけど…?
-ロキ
--そのまんまの意味だよー?アハハ、アンタってばナビィの話からして人間に優しくしてるって聞いたからねー。
--ホントにそんなことしてるのかちょっと疑問でさ〜。見逃してたりするんじゃないのー?
-アヌ
--そうだなぁ…悲しいけど、粛清するしかないよね。
-ロキ
--…………。
-シギュン
--…………。
-ロキ
--アッハハハ!アヌ様面白ーい♪なるほどねー。
--じゃ、シギュン〜聞きたかったこと聞けたし、もう帰ろっかー。ヘイムダルちゃんが待ってるよ、アハハ!
-シギュン
--う、うん!サヨナラ、アヌ様!
-アヌ
--あれ、もう帰ってしまうのかい?お茶を淹れさせたのになぁ…。	
--それじゃあ後で、ムンムと僕とで頂いてしまえばいいか。	
--……。	
--あの人は、僕を裏切らないよね?
----

-ヘイムダル
--あ、シギュン。おかえりー、ナビィなんか知ってた?
-シギュン
--うん、視線の原因は神様っぽいよ。
-ヘイムダル
--そっかー、じゃ、平気そうだね。
--…ん?気のせいかと思うんだけど…顔色悪くない?
-シギュン
--ええっ!?そんなに顔に出てるの!?	
-ヘイムダル
--んー…ロキに何かされたの?
-シギュン
--う。ううん、そういうわけじゃないんだけどさー…。	
''---''
-シギュン
--ねぇロキ。なんであんな質問いきなりしたの?
-ロキ
--決まってるジャン。弱点探りだよー。
-シギュン
--…なんでそんなことする必要あるの?
-ロキ
--敵になろうと味方になろうと、弱点は知っておくに越したことないよー?
--特に、あの神はあんな得体の知れない能力持ってる神サマだもんねー。
--ちょっと探ったらぽろっと出てくるかなーって。
-シギュン
--うぅ、アタシはできるだけ関わりたくないよー。ロキもあの神様を下手に茶化すのやめよう?	
--なんていうか、あの神…口調とか表情は柔らかいはずなのに冷淡って言うか、何考えてるのか全然読めなくってさ…。
-ロキ
--ふーん。よく見てるねー。
--まぁ、そんなとこだと思うよ?結構繊細っぽいねー。
--ちょっとつついただけで、すぐに崩れちゃいそうな不安定さ…アハハ!いいねー、嫌いじゃない。
-シギュン
--えーっ……アタシはパス!	
''---''
-シギュン
--なーんてことがあってね…はぁ…
-ヘイムダル
--へー、ご愁傷様。
-シギュン
--だって、悲しいねって言いながらぜんっぜん悲しい顔してないんだもん。こわいよ!
-ヘイムダル
--でも、別に悪いことしたりしなきゃ何にもしてこないんでしょ?
-シギュン
--まーね。はぁー、なんか変に疲れちゃった。キイチゴ食べよーっと。
-ヘイムダル
--ボクとしては、ロキが何かしでかさないかの方が心配だけどね。
&br;&br;''〜ナビィの部屋内〜''
-ナビィ
--わぁ、あっという間に直っちゃいました!すごいです〜♪	
-アルル
--こういう修理は任せておいてー!
--それにしても、ナビィの部屋にオリジナルの置物を置こうと思うなんていいアイデアじゃない!
-ナビィ
--わぁ、ありがとうございます〜!見た目が華やかになるといいな〜と思いまして…!
-アルル
--あたしも手伝ってあげるから、もっとたくさん作って飾らない?きっとかわいいわよ〜!
-ナビィ
--本当ですか!アルル様が監修してくださるなら安心です!お願いします〜♪
-アルル
--任せておいてー!
-ナビィ
--丁度よくアルル様が来てくれて助かりました〜♪	
&br;&br;''ナビィの部屋に飾る素敵な置物が出来上がりました!''
-----
**ナビィの部屋 番外編 バレンタイン大作戦~アイヌ編~[#ob4eaf02]

&ref(ナビィの部屋 番外編 バレンタイン大作戦~アイヌ編~.jpg,nolink);

~アイヌの里~
-レタッチリ
--サマイクル様、バレンタインを詳しく教えていただきたいのですけど…よろしいでしょうか?
-サマイクル
--…バレンタイン?あぁ、お祭りの。	
--好きな相手、大事な相手ににチョコレートを贈る祭り…という事は知っているよな。
-レタッチリ
--はい!チョコレートは甘くて美味しいお菓子ですわよね。
-サマイクル
--そうそう。贈り物を贈りあって親交を深めるお祭り…といった所かな?	
--レタッチリなら、オキクルミにチョコレートを贈ればいいんじゃないか?
-レタッチリ
--なるほど、とっても素敵ですわ!今年もバレンタイン、やるのですよね。
--わたくし、自分でチョコレートのお菓子を作ってみたいのですわ。
--もちろん、オキクルミ様には内緒で!いかがでしょうか…?
-サマイクル
--素晴らしいね。いいんじゃないかな、私も手伝おう。	
-レタッチリ
--まぁ!ありがとうございます!サマイクル様に手伝って頂ければきっと美味しいお菓子が作れますわ。
-サマイクル
--私で力になれるかわからないが尽力するよ。	
''---''
-サマイクル
--ところでレタッチリ、何のお菓子を作るのか決めているのか?
-レタッチリ
--うーん…難しくないものを、と思ってはいたのですが…
-サマイクル
--そうだな…チョコレートを溶かしてコーティングに使ったり…って言うのは簡単ではないかな。	
--イチゴみたいな果物やアーモンドみたいな歯ごたえのあるものをコーティングすると美味しいんだ。	
--工程も難しくない。溶かして浸して固めるだけだからな。
-レタッチリ
--それ、とってもいいアイデアですわね!
--いろんなモノをコーティングしたら、とっても面白そうですわ!
-サマイクル
--ああ、そうと決まれば早速材料を探してこよう。私はチョコレートを用意してくるから…	
--レタッチリは、コーティングしたいものを集めてきてくれないか?
-レタッチリ
--はい!わかりましたわ。フフ、とってもわくわくしますわね!

----
~サマイクルの様子~
-サマイクル
--さて、チョコレートを調達する…といっても、どこに行こうかな。
-チセコロカムイ
--お?サマイクルさんだべ~。
-サマイクル
--チセコロカムイか。どうした?機嫌がいいな。
-チセコロカムイ
--えへへ、内緒~!サマイクルさん、おら急いでるからまたな~。
-サマイクル
--ふむ?チセコロカムイが急ぐなんて珍しいな。
--……それはいいとして。チョコレートをどうしようかな。
--コタンコロカムイにでも聞こうかと思ったが…今は寝てるか。
-チセコロカムイ
--あれ?イソポカムイくんだべ~。そんなところで何やってるんだべ?
-イソポカムイ
--わーっチセコロカムイ、小さな声で言ってよ!サマイクルさんにバレちゃ…
-サマイクル
--ああイソポカムイじゃないか。私を呼んだか?
-イソポカムイ
--あっ…いやぁ…えへへ…呼んでないですっ!
-サマイクル
--おや?その手に持ってるのは…
-イソポカムイ
--えっ!?ウサギは渡さないもん…!
-サマイクル
--ウサギは確かに欲しいが…それじゃなくてな。
--その片手のお菓子はチョコレートじゃないか?どこでそれを。
-イソポカムイ
--あー、ええっと…アトゥイコロカムイさんにもらったんだよ。	
--他の地域の海の神様がチョコレートをたくさんくれたんだって。分けてくれたんだよ!
-サマイクル
--ほう、なるほど…それはいいことを聞いた。ありがとう。
-チセコロカムイ
--チョコレート…あっ、いっけねぇ。おら、ここでお話してる場合じゃなかったべ。	
イソポカムイくん、またな~。
-イソポカムイ
--はぁ…変にドキドキしちゃったよ。

----
~レタッチリの様子~
-レタッチリ
--とは言ったものの…何を探しましょう?
-キムンカムイ
--おや?レタッチリ。こんな所でどうかしたのかい?
-レタッチリ
--あら、キムンカムイ様!御機嫌よう。ちょっと探し物をしておりまして…
-キムンカムイ
--それならボクも手伝うよー。探しているのはどんなものかい?
-レタッチリ
--ええと、美味しい果物や木の実を探しているんですの。
--チョコレートでコーティングして、お菓子を作ろうかと…
-キムンカムイ
--なるほど。じゃあ、甘酸っぱかったりちょっと硬い木の実のほうがいいのかな?
-レタッチリ
--そうですわね…わたくし、あまり詳しくなくて恐縮ですけれど…。
-キムンカムイ
--大丈夫、大丈夫。ボクね、丁度いいものを持ってるんだなぁ。	
--ほら、キイチゴ。前にヴァルキリーがアイヌに来たときにもらった実を育ててみたんだぁ。
-レタッチリ
--まぁかわいらしい!本当にこれ頂いてしまって大丈夫なんですの?
-キムンカムイ
--もちろんだよー。まだ山でいっぱい育ててるから、たくさん持って行って欲しいんだなぁ。
-レタッチリ
--ありがとうございます!とっても嬉しいですわ。
-キムンカムイ
--この辺りにも、探せばドングリとか落ちてるかもしれないね。
-レタッチリ
--ドングリ…探してみますわ!

----
~その後~
-レタッチリ
--ただいま戻りましたわ。見てくださいませ!
-サマイクル
--おお、レタッチリすごいな…こんなにたくさん木の実を?
-レタッチリ
--はい!キムンカムイ様がくださいましたの。
--それにしても、甘くていい匂い…チョコレートの匂いですわね?
-サマイクル
--ああ、今準備していてね。そろそろ丁度いい頃合いにとけてきたと思うよ。
-レタッチリ
--まぁ、このままでもとっても美味しそう…早く作りたいですわ!
&br;&br;''~それから…~''
-オキクルミ
--ん?サマイクル…俺を呼び出してどうしたんだ。
-サマイクル
--フフ、とりあえずついて来てくれ。
-オキクルミ
--……?
&br;&br;
-サマイクル
--よし、みんな集まっているか?
-イソポカムイ
--集まってるよー!
-キラウシカムイ
--オキクルミはやく来てってばー!待ちきれないからー!	
-オキクルミ
--イソポカムイ、キラウシカムイ…それに、他にもいっぱい神が集まっているが…これは?
-サマイクル
--まぁまぁ。ほらレタッチリ、オキクルミを呼んできたぞ。
-レタッチリ
--はいっ!あの、オキクルミ様。実はお渡ししたいものがありますの。
-オキクルミ
--なんだ?
-レタッチリ
--これ、バレンタインだと聞きまして作ってみましたの…!
-オキクルミ
--……チョコレート?俺にか。
-レタッチリ
--はい!サマイクル様をはじめ、色々な神様にお手伝いしていただきまして…。
-オキクルミ
--食ってもいいのか?
-レタッチリ
--もちろんですわ!形が少し不恰好になってしまいましたけれど…。
-オキクルミ
--どれ。
--…………。
--…うまいぞ。
-レタッチリ
--! よかった!
-サマイクル
--よし、お前たちも食べていいぞ。今日は宴だな。
-イソポカムイ
--よっし!食べていいって!
-キラウシカムイ
--たくさん食べちゃおーぜ!
-キムンカムイ
--あれ?もうはじまっちゃってるのかな?
-アペフチカムイ
--宴と聞いたらこないわけにはいかないね!
-コタンコロカムイ
--随分と甘い匂いがするな。酒は飲めるのか?
-サマイクル
--大丈夫、まだはじまったばかりだよ。あとまだ酒は用意していない。
-コタンコロカムイ
--そうか…。
-サマイクル
--はは、頃合いを見て出すよ。それより…
--レタッチリが作ったたくさんのチョコレート、食べていってくれないか?でないと彼らがあっという間に…
-イソポカムイ
--げぇっ!アペフチばぁちゃんにコタンコロカムイさん!
-キラウシカムイ
--にしし、隙ありっ!イソポカムイの分もーらいっ!
-イソポカムイ
--あーっ!キラウシカムイってばずるいー!
-キムンカムイ
--わぁ、とっても楽しそうでおいしそうなんだなぁ。
-レタッチリ
--ふふふ!皆で食べた方が美味しいかと思いましてお呼びいたしましたの。	
--作ったチョコレートはまだまだたくさんありますので…どうぞ、頂いてくださいましね!
-アペフチカムイ
--全くレタッチリって子は…ほら、オキクルミ!もっと近くに寄ってやりんしゃい。
-オキクルミ
--ん?ああ…わかった。
-レタッチリ
--オキクルミ様のために、いろんなものを用意してみましたの!これはキイチゴで、これはドングリで…
-オキクルミ
--…一口で食べれる量でいいな。
-レタッチリ
--サケとスサムも頂きましたので、チョコレートで…
-オキクルミ
--……?サマイクル…これは…。
-サマイクル
--す、すまない…。
&br;&br;''バレンタイン作戦は大成功でした!''

----
~おまけ~
-チセコロカムイ
--あ、いたいた。えへへ。
-チロンヌプカムイ
--あれ、チセコロちゃん…?どうしたんだ~?
-チセコロカムイ
--おらからのぷれぜんとだぁ。びっくりした?
-チロンヌプカムイ
--えっ!?ぷ、ぷれぜんと!?ど、どういう…
-チセコロカムイ
--今日はバレンタインって日だよ~。
--アペフチばあさまが、いつもお世話になってる子にぷれぜんと贈るといいって言ってたんだべ。
-チロンヌプカムイ
--いつもお世話にって…おら、別に特別な事してないけど…いいの?
-チセコロカムイ
--うん!だから、いっしょに食べよ~。
-チロンヌプカムイ
--え、えっと…!ありがと、チセコロちゃん…!
-チセコロカムイ
--ん?顔が真っ赤だべ~。大丈夫?
-チロンヌプカムイ
--だ、大丈夫!大丈夫だよ!	
&br;&br;''こちらも大成功だったようです!''
-----
**ナビィの部屋 お出かけなのです![#ob4eaf03]

&ref(ナビィの部屋 お出かけなのです!.jpg,nolink);
~ある日の昼下がり~
-マーニ
--ソール、お出かけしたいのです~!	
--お外はとってもいいお天気なのです!
-ソール
--お出かけ!行きたいです~!どこにいくのですか?
-マーニ
--うーん…考えてなかったのです…。
-ムンディルファリ
--ん?二人ともどうかしたのかい?悩み事ならパパに言ってごらん?
-マーニ
--あっ!パパ~!
-ソール
--ソールとマーニでお出かけしたいのです!	
--でも、行くところがまだ決まってないのです…。	
-ムンディルファリ
--なるほど…それは確かに、重要な問題だね。
--…そうだ!ナビィの部屋にでもいってみたらどうかな?
-マーニ
--ナビィの部屋ですか?あっ!ヴァルキリー様から聞いたことあるのです!
-ソール
--ナビィの部屋?
-ムンディルファリ
--僕も噂で聞いただけだから、行ってみたことはないんだけど…
--なんでも、ナビィが神様のくつろぐための場所ってことで建てた小屋なんだって。
--二人で冒険しに行くなら、ピッタリかなって思ったんだ。
-マーニ
--行ってみたいのです~!
-ソール
--ソールもマーニと一緒に行くのです~!
-マーニ
--パパはお出かけ、一緒にしないのですか?
-ムンディルファリ
--えっ、パパかい?…えっとね、今日はちょっと予定があるんだ…。
-ソール
--そうなのですか…残念です~…。	
-マーニ
--パパのために、おみやげもって帰ってくるのです!
-ムンディルファリ
--ほ、ほんとうかい!?さすが僕の子だ~!なんて優しいんだろう…!
-マーニ
--楽しみに待っていて欲しいのです~!
&br;
----
~それから~
-国御柱神
--天御柱神、ナビィの部屋は見つかりましたか?	
-天御柱神
--おう、これでいつでも年神を連れて行けるぜ。
-年神
--ナビィの部屋…とっても気になるのだ。早く連れて行って欲しいでち。
-天御柱神
--わかってるって。じゃあ国御柱神、サクッと行ってくるからよ!
-国御柱神
--フフ、行ってらっしゃい。私も後で向かってみますね。
&br;
-マーニ
--あれ?あそこにいるのは…
-ソール
--天御柱神様と国御柱神様です~!
-天御柱神
--ん?おお、ソールとマーニか。
-国御柱神
--あら、こんにちは。お二人でお出かけですか?	
-ソール
--そうなのですっ!とってもワクワクなのです~!
-マーニ
--ナビィの部屋にお出かけするのです~!
-国御柱神
--まぁ偶然!
-天御柱神
--俺と年神もナビィの部屋に行く予定だったんだ。	
-マーニ
--本当ですか!わぁ、ご一緒したいです~!
-ソール
--天御柱神様が一緒なら、迷子になるのも怖くないです~!
-天御柱神
--よーしわかった任せとけ!俺について来い!
-年神
--天御柱神、優しく抱っこするでち。
-天御柱神
--おっと、悪い悪い。
&br;
----
~そして到着~
-天御柱神
--よし、簡単についたな。ここがナビィの部屋だ。
-ナビィ
--天御柱神様、年神様、お待ちしておりました~♪
-マーニ
--わぁ、とっても楽しそうです~!	
-ソール
--こんにちはなのです~!
-ナビィ
--あっ!マーニ様にソール様も!こんにちは!	
-年神
--早く中に入って、温かいミルクを飲みたいのだ。
-ナビィ
--用意してありますよ~♪どうぞどうぞ!
-天御柱神
--そうだナビィ、後から国御柱神がお菓子もって来るって言ってたぞ。
-ナビィ
--本当ですか!楽しみです~!
-マーニ
--無事にナビィの部屋につけたのも、天御柱神様のお陰です!	
-ソール
--とってもたすかったのです!
-天御柱神
--はは、大したことはしてねぇけど…こちらこそありがとな!
&br;
-ムンディルファリ
--うぅっ…!よかったぁ…無事にナビィの部屋に辿り着けたんだね…!
--天御柱神にはあとでお礼しにいかないと…!
-国御柱神
--あら…?ムンディルファリさん。どうかなさったのですか?
-ムンディルファリ
--ひぇっ!…あぁびっくりしたぁ…国御柱神かぁ…。
-国御柱神
--フフ、もしかして…ソールちゃんとマーニちゃんを見守っていたのですね?
-ムンディルファリ
--あっ!こ、このことは二人には内緒にしてね?!
--二人だけで頑張ってたのに、僕が心配しすぎて見守ってたなんて、ためにならないだろうし…。
-国御柱神
--大丈夫、わかっていますよ。心配したくなる気持ちもとってもわかりますわ。	
--もしよろしければ、お菓子を一緒に届けにいきませんか?道端で鉢合わせたことにして。
-ムンディルファリ
--いいのかい…?是非!本当にありがとう、国御柱神…きみはとってもいいお嫁さんになれるよ。
-国御柱神
--フフ!ありがとうございます。なんだか照れてしまいますね…!	
''その日はとてもあたたかい一日になりました!''
-----
**ナビィの部屋 海の幸大集合![#ob4eaf04]

&ref(ナビィの部屋 海の幸大集合!.jpg,nolink);

-----
**ナビィの部屋 春のお菓子教室 [#e8bc2329]

&ref(ナビィの部屋 春のお菓子教室.jpg,nolink);

[[時空の図書館]]