百神~ヒャクカミ~データwiki

ナビィの部屋 のバックアップソース(No.36)

>&ref(ナビィの部屋 神様達の憩いの部屋/ナビィの部屋1.jpg,nolink);

#contents()
//今後の仕様がどうなるか不明の為、時空の図書館のテンプレをコピペして作成。適宜編集お願いします。

**ナビィの部屋 ナビィの部屋オープン! [#o581bd33]
>&ref(ナビィの部屋 神様達の憩いの部屋/ナビィの部屋オープン!.jpg,nolink);

~とある森の一角…~

-ナビィ
--うーん、素敵なお部屋に仕上がってよかったです~!	
--ナビィ、ちょっと頑張っちゃいました!	
-ヘパイストス
--内装の方は…大丈夫、ですか…?
-ナビィ
--はい♪ナビィ秘蔵の色んな家具を置いてみました!	
--外観の方はヘパイストス様が整えてくださったので安心です~!	
-ヘパイストス
--と、とりあえずちょっとやそっとじゃ壊れないようにしたので…
--どんな神様が来ても、大丈夫だと…思います…!
-ナビィ
--さすがヘパイストス様です~!	
-ヴァルキリー
--ナビィ、前々から準備していたようだが今日完成したのか?
-ナビィ
--あっ!ヴァルキリー様!そうです~!ついに完成しちゃいました♪	
--名づけて、「ナビィの部屋」!神様が自由に出入りしてくつろげる場所があればいいなと思い作ってみたんです~♪	
-ヴァルキリー
--なるほど、確かにくつろぐには丁度よさそうだな。ジークフリートも連れてくれば良かった。
-ナビィ
--是非~!ヘパイストス様もこの部屋、使ってくださいね!	
-ヘパイストス
--えっ、あ…いいんですか?ありがとう、ございます…!
-ナビィ
--完成したことですし…色んな地域に宣伝して回りますね~!	
-ラー
--おいナビィ!シューから聞いたぞ!なにやら面白いものを作っているそうじゃないか!
-タケミカヅチ
--ナビィ殿!新しい施設を作ったそうではないかっ!よし、私が一番乗りだな!はっはっは!
-インドラ
--なんだなんだぁ!?乱闘か!?オレも混ぜろ!
-チヤヴァナ
--なにやら楽しそうですねっ!僕と一緒にヨガしませんかっ!?
-ナビィ
--キャー!な、何事ですか~!?	
-ヴァルキリー
--すごいなナビィ!初日から大盛況じゃないか。
-ナビィ
--大盛況すぎてびっくりしちゃいました…まだ宣伝もしてないのに…!	
-ヘパイストス
--許容人数は…強度…防音性…保温性……ブツブツ
-ナビィ
--へっヘパイストス様?!	
-ヘパイストス
--ブツブツ……あっ!はい…な、なんでしょうか!
-ナビィ
--いえ!お、お仕事してるときの集中力すごいです~…!	
-ラー
--おお!このソファーふかふかではないかっ!なぁタケミカヅチよ!
-タケミカヅチ
--ああ、素晴らしいソファーだな!はっはっは!よーし、ここはひとつ!私の武勇伝をだな…
-インドラ
--チヤヴァナ!お前浮けるのかっ!?すげぇじゃねぇか!
-チヤヴァナ
--インドラさんはいつも浮いてるじゃないですかっ!僕はまだ数センチしか浮けませんよっ!
-ナビィ
--め、メンバーが濃いです~!	
-ヴァルキリー
--賑やかでよかったな、ナビィ!
-ナビィ
--は、はい~!

こうして「ナビィの部屋」は
晴れ晴れしくオープンしたのであった…


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**ナビィの部屋 本当に幸運? [#p5749e84]

&ref(ナビィの部屋 本当に幸運?.jpg,nolink);

~今日も静かな森の中…~
-ナビィ
--るんるん♪お部屋をお掃除すると気持ちいいですね~!	
-フォルトゥナ
--やっほーナビィ!なんか楽しそうなことしてるって聞いて来ちゃった♪
-ナビィ
--わぁ、フォルトゥナ様~!うれしいです~!	
-フォルトゥナ
--お部屋の内装とかすっごいかわいいね~!ナビィが用意したの?
-ナビィ
--はいっ!あ、この小屋を建ててくれたのはヘパイストス様なんですよ♪	
-フォルトゥナ
--そうなんだ!ヘパイストスって何でも作れるんだね~♪
--今度モイラ三姉妹を誘ってまた遊びにこよっかな♪ライチもいっぱい持ってきてあげる!
-ナビィ
--わぁ~!ありがとうございます~!	

ナビィがフォルトゥナと談笑していると、外から声が……

-アウケレ
--カネちゃーん!マウイちゃーん!どうしよう、こんなところではぐれちゃった…
--俺、この辺りはじめてきたから全然わかんないよぉ…
-ナビィ
--むむっ、この声は…アウケレ様?	
-フォルトゥナ
--あ、あそこに誰かいるよ?おーい!	
-アウケレ
--わっ!?あ、あんなところに小屋が…!あぁ、たすかったぁ…!やっぱり俺って運はいいんだなぁ…。
-フォルトゥナ
--まぁ、ここに幸運の女神がいるもんねっ♪	
-ナビィ
--アウケレ様~!ナビィです~!どうかしたんですか~?	
-アウケレ
--あっ!ナビィちゃん!いやぁお恥ずかしいことに、迷子になっちゃったんだ…。
-ナビィ
--それは大変です~!とりあえず、お部屋で待ってみてはどうでしょうか?	
-アウケレ
--え、いいの?助かるよ!はぁ…カネちゃんもマウイちゃんも走るの速いよ…。
-フォルトゥナ
--ん?二人の女の子?ここに来る途中ですれ違ったよ?	
--キミが来た方向と全く逆を走って行ってたけど、大丈夫?	
-アウケレ
--ええっ!?なんで逆の方向に!?ご、ごめんねナビィちゃん!俺追っかけてくるよ!
-ナビィ
--えっ?あ、はい!わかりました~!またきてくださいね~♪	
-アウケレ
--うん、じゃあね!
-ナビィ
--…アウケレ様、本当に幸運なんでしょうか?	
-フォルトゥナ
--ふふっ、それならじゃあせっかくだしアタシがちょっとおまじないしてあげよっかな♪	
-ナビィ
--本当ですか?!	
-フォルトゥナ
--今回は特別大サービスっ!ここで会えたのも何かの縁だしねっ♪	
-ナビィ
--さすがフォルトゥナ様です~!	


------------


~アウケレと分かれて数分後…~






-フォルトゥナ
--ん~、なんかお腹すいちゃったね。	
-ナビィ
--お部屋を作ったばかりなので、食べ物が何も置いてないんです…	
--あ!でも近くに林檎の木があるのでそこから持ってきますよ~!	
-フォルトゥナ
--え~、なんだか悪いなぁ。	
-カネ
--こんにちは!ナビィいたよ、マウイちゃん!
-マウイ
--ようナビィ!さっきはアウケレが悪かったな、遊びに来てみたぜ!
-ナビィ
--わぁ、カネ様にマウイ様~!	
-アウケレ
--さ、さっきはお世話になりましたぁ…!
-フォルトゥナ
--わぁっ、いっぱい来てくれたよ♪やったね、ナビィ!	
--アウケレも、二人に無事に会えてよかったね♪	
-アウケレ
--おかげさまで助かりましたぁ…!
-マウイ
--アウケレが世話になったからさ、パイナップルとかマンゴーとか…とにかくたくさん持ってきたぜ!
-カネ
--そのまま食べても、ジュースにちてもおいちいよ!
-ナビィ
--わぁ!ありがとうございます~!	
-フォルトゥナ
--すごーい!丁度お腹がすいてきたときだったんだ!ラッキーだね♪	
-マウイ
--そりゃよかった!好きなだけ食ってくれよなっ!
-フォルトゥナ
--うれしい~!とっても美味しそう!早速いただいちゃおうよ~!	
-ナビィ
--はいっ♪	

その日は南の島の果物をたくさん食べました♪





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**ナビィの部屋 ハロウィンパーティー![#ob4eaf0c]

&ref(ナビィの部屋 ハロウィンパーティー!.jpg,nolink);

~森の一角で…~
-エーディン
--新しい服、思ってたより似合っててよかったわ。	
-ミディール
--そ、そう?あんまり自分じゃ実感湧かなくって…。
-エーディン
--全く、もっと鏡を良く見たらどうなのよ。	
--あたしが選んであげた衣装だもの。似合わないわけがないわ!	
-ミディール
--うん…そうだよね。でも…僕にしてはちょっと派手だったんじゃないかな…肩の辺りとか…。
-エーディン
--そうかしら?あたしはあのくらいワイルドな方が良く似合ってると思うけど?	
-ミディール
--わ、ワイルドかぁ……。
-オイフェ
--あ、エーディンとミディール!ここに居たのね。探しちゃったわ!
-エーディン
--あら、オイフェじゃない。どうかしたの?	
-オイフェ
--どうかしたって程でもないのだけど…。
--マクリルがね、ナビィの部屋でハロウィンパーティーするんだって。他の地域の神も呼ぶって言ってた
わ。
-ミディール
--へぇ、パーティ…なんだか楽しそうだね。	
-エーディン
--そうね、パーティならあたしたちも行かなきゃ。	
-オイフェ
--決まりね!じゃあ楽しみに待ってるわ。
-ミディール
--えっ、ちょっと待って!ぼ、僕も行っていいの…?	
-オイフェ
--当たり前じゃない。マクリルが待ってるわよ。
-エーディン
--パーティに相応しいおみやげを準備していくわ。楽しみにしてなさい。	
-オイフェ
--ええ、マクリルにも伝えておくわ。じゃあ、また後でね!
-エーディン
--……箒で飛ぶのってやっぱり速いわね。もう見えなくなったわ。	
-ミディール
--もしかして…エーディン、羨ましいの?	
-エーディン
--何言ってんのよ、別にいらないわ。	
--速く空が飛べてもミディールを置いてけぼりにしちゃうじゃない。そんなの、面白くないわ。	
-ミディール
--あ、あはは。そうだね…。	



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-マナナン・マクリル
--よーし!いい感じにセッティングできたぜ!	
-アポロン
--マクリルー!ハロウィンパーティーするってほんと?
-アルテミス
--あたしたちも混ぜてよー!
-マナナン・マクリル
--アポロンにアルテミス!もちろん、一緒に楽しもうよ!	
-アポロン
--やったー!ねぇ、お菓子とか出るの?
-アルテミス
--アポロンね、お菓子食べたくて食べたくて仕方ないみたいでさー…
-アポロン
--でもアルテミスも食べたいって言ってたでしょ?
-アルテミス
--だってお腹空いちゃったんだもん。
-ラクシュマナ
--おい!はろうぃんパーティーに来てやったぞ!
-マナナン・マクリル
--わっ!いっぱい来たな!	
-スバドラー
--ガネーシャお姉ちゃんがね、とっても楽しいお祭りだって教えてくれたの!
-ジャガンナート
--お菓子食えてイタズラもできるとか最高だよな!
-アポロン
--去年のハロウィンパーティーも楽しかったー!早速イタズラして回りたいなぁ!
-ラクシュマナ
--イタズラしていいのか!やったー!アグニのしっぽ、つかんでやろー!
-アルテミス
--アグニの尻尾ならあたしも掴みに行きたいなー!
-ジャガンナート
--オレもオレも!
-スバドラー
--ずるーい!あたしもやりたい!
-マナナン・マクリル
--よーし…じゃあ次ここに来たやつにお菓子くれなきゃイタズラするぞ!ってあいさつして
やろうぜっ!	
-アポロン
--そうしよう!トリックオアトリートって言うんだよね!ねぇマクリル、見本見せてよー!
-マナナン・マクリル
--そうそう!よーし、よく見てろよー…?	
--おっ!丁度良く誰か来たな!	
--トリックオアトリートっ!お菓子くれなきゃイタズラするぜっ!	
-オイフェ
--あら、マクリル。もう始まってるの?
-マナナン・マクリル
--…………。	
--うわぁーっ!?お、オイフェか!びっくりさせんなよな!	
-オイフェ
--何いきなりびっくりしてるのよ…アナタが呼んだんでしょ。
-アポロン
--あはは!マクリルがイタズラされたみたい!	
-ラクシュマナ
--いいなー!オレもマクリルにイタズラしたいんだぞ!	
-マナナン・マクリル
--ええーっ!?なんでオレ!?	
-エーディン
--ちょっと、今のマヌケな叫び声は何?
-ミディール
--こ、怖いオバケとか出ないよね…で、出たらどうしよう…。
-マナナン・マクリル
--あっ!エーディン、ミディール!	
-エーディン
--ごきげんよう、マクリル。あなたがパーティ開いたって言うから来てあげたわ。
--ほら、ミディール!アレをマクリルに渡して。
-ミディール
--わ、わかった!こ、これ僕とエーディンからの差し入れ…。
-マナナン・マクリル
--えっ、なに?…これキャラメルアップル?しかもこんなにたくさん!	
-ミディール
--僕もエーディンも一生懸命作ったんだけど…ちょっと不恰好で…ご、ごめんね。
-エーディン
--ちょっとミディール!あたしが料理下手みたいじゃない。
-ミディール
--あっ、ご、ごめん!そんなつもりじゃ…でも味見はしたから…!
-マナナン・マクリル
--見た目なんて美味しかったら気にならないよ!ほらみんな、お菓子がきたぞー!	
-ジャガンナート
--やったやったー!お菓子いっただきまーす!	
-ラクシュマナ
--あーっ!ジャガンナートお兄ちゃんずるいんだぞ!	
-アポロン
--僕もたーべよっ!もうお腹ペコペコだよー!	
-スバドラー
--ラクシュマナもお兄ちゃんたちもちゃんと手を洗ってからじゃないとダメだよー!	
-アルテミス
--甘くて美味しいー!どうもありがとう!	
-ミディール
--よ、喜んでもらえた…!よかったね、エーディン!
-エーディン
--と、当然じゃない。なんたって、あたしとミディールが作ったんですもの!
-マナナン・マクリル
--ほんと助かったよ、ありがとなっ!	
-オイフェ
--今日はパーティなんでしょ?思いっきり楽しみましょう!




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-ナビィ
--うぅ、道に迷ってしまいました~!	
--この辺りは暗いからちょっと怖いです~…。	

-メイヴ
--誰だ…。
-ナビィ
--ひ、ひえ~っ!で、出た~っ!	
--…………。	
--って、メイヴ様!?び、びっくりしちゃいましたぁ…!	
-メイヴ
--クス…ナビィは相変わらずだな…。
--途中まで送ってやろう…行き先は私も同じ…。
-ナビィ
--ほ、本当ですか!?嬉しいです~!	
--ところで…バク様、随分大きな箱を抱えてますね…?こ、これはいったい…。	
-メイヴ
--…これか?クス…中身が知りたい、と…?

--えっ、聞いたらまずいものなんですか!?	
-メイヴ
--…菓子だ。
-ナビィ
--……菓子!?メイヴ様がお菓子を持ち歩くなんて意外です…。	
--……あっ!そうか!
-メイヴ
--そう…今日はハロウィン…。
--ナビィにやろう…シュークリームだ…。
-ナビィ
--わぁ!とってもかわいらしいです~!ありがとうございます!	
--…あ!丁度森を抜けられたみたいです~!	
-メイヴ
--ではナビィよ…この箱を持ちなさい…。私の案内はここまでだ…。
-ナビィ
--えっ?わぁっ!でも、この箱にはたくさんのシュークリームが…。	
-メイヴ
--ナビィにやると、言っただろう…私もバクも必要のないもの…欲しがるものに与えなさい…。
-ナビィ
--え、ええー?!	
-クーフーリン
--あれ?ナビィ!こんなところで何してんだよ?
-ナビィ
--わぁっ!?び、びっくりしちゃいました!	

-クーフーリン
--悪いな、後ろから声かけちまったから!
-オグマ
--ナビィ、今日はパーティーなんだろう?オイフェに誘われたんだ。
-モリガン
--…オイフェ、張り切ってた……楽しみ…。
-ブリギッド
--えっと…そこ、誰かいたんですか?
-ナビィ
--はいっ!メイヴ様が…あれっ、もう居ないです!	
-オグマ
--何、メイヴ?…確かに甘い匂いはするが…。
-モリガン
--…箱からも、甘い匂い……。
-クーフーリン
--変なヤツだなー、ちょっとくらい話してから帰ればいいのに。
-オグマ
--まぁいい。はやくナビィの部屋へ移動しよう。もたもたしているとパーティが終わるぞ。
-ブリギッド
--私たちもたくさんおみやげを用意したんです!よ、喜んでもらえるかなぁ…。
-ナビィ
--わぁ、本当ですか!楽しみです~!	
-ブリギッド
--頑張ってシェパーズパイもたくさん用意したんです!いっぱい食べてくださいね!
-ナビィ
--そ、そうですか~!ありがとうございます~!	
-クーフーリン
--ナビィ、無理しなくていいぞ。


ハロウィンパーティーは大盛り上がりでした♪


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**ナビィの部屋 お休み日和[#ob4eaf0d]

&ref(ナビィの部屋 お休み日和.jpg,nolink);


~今日も静かな森の中…~

-アメノトリフネ
--おー、あったあった!アレだな!
-ネムティ
--本当だ!森の中にぽつんと建ってるんですね。
-ナビィ
--あ、アメノトリフネ様!ネムティ様!いらっしゃいませ~♪	
-ネムティ
--こんにちは!トリフネさんと遊びに来ちゃいました。
-アメノトリフネ
--タケミカヅチの旦那から聞いたんだ!いつもごひいきにしてもらってるからはいっ、おみやげ!
-ナビィ
--わぁ、蜂蜜パンにナマズのお刺身ですね~!ありがとうございます!	
--今中にはフワワ様がいらっしゃいますよ♪	
-アメノトリフネ
--ん?フワワ?
-フワワ
--今日はエンリル様が珍しくお休みくれたからなぁ。明日、大旱魃でも起きそう。	
-アメノトリフネ
--どーも!アンタがフワワだね!
-フワワ
--え?誰?	
-ナビィ
--アメノトリフネ様とネムティ様です~♪	
-ネムティ
--よろしくお願いしますね、フワワさん!
-フワワ
--へぇー、よろしくな。あ、早く座りなよ。バビロニアみやげあるから食べて。	
-アメノトリフネ
--あっ、カリンの蜂蜜漬け!美味しそうー!
-フワワ
--美味しいよ、ハンナハンナが分けてくれた蜂蜜で漬けてるんだから。	
-ネムティ
--わぁ、綺麗な色の蜂蜜…!私ももらっていいんですか?
-フワワ
--うん、うちもそのパンとお刺身、食べていい?	
-アメノトリフネ
--どうぞどうぞ!甘酒もあるよ!
-フワワ
--へぇ、甘酒かぁ。あんまり飲んだことないから嬉しいな。	
-ネムティ
--おいしいですよね、飲むと体が暖かくなります!
-ナビィ
--ナビィは甘酒に蜂蜜を入れても甘くて美味しいって以前コノハナサクヤヒメ様に教えてもらいました♪	
-アメノトリフネ
--へぇー!試してみようかな!蜂蜜ってかけると何でも美味しくなる気がする。
-ネムティ
--苦手なものにかけてみたら美味しくなるんでしょうか…?
-アメノトリフネ
--あ、今度旦那にやってみよう!タケミカヅチの旦那、トマトが苦手でさぁ!
-フワワ
--エンリル様はサケ見るとちょっと眉間にシワが寄るかな。	
-ナビィ
--でも、サケに蜂蜜は合わない気がします…!	

なんて、他愛のない話をしながら
その日は一日中、ガールズトークを楽しみました♪


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~一方その頃…~

-タケミカヅチ
--困った…トリフネが居ないと移動も楽じゃないぞ。
-アメノオハバリ
--普段からトリフネに頼りすぎだ…
-タケミカヅチ
--まぁいい!足腰を鍛える鍛錬だと思えばな!はっはっは!
-アメノオハバリ
--…お前のそういう前向きなところは長所だと思う。


-エンリル
--フワワ!…そうか、休暇を出しているのだったな。ふん…面倒な。	
-エンキ
--エンリル随分苛だってるねー。何ならオレがフワワの代わりに身の回りのお世話してあげよっか?	
-エンリル
--エンキ!貴様はいい!さっさと立ち去れ!	
-エンキ
--ハハ、怒った怒った。明日は大旱魃かなー?	

-ゲブ
--あれ、オシリス…ネムティはどうしたの。川、渡れないんだけど。
-オシリス
--ネムティは今日居ないが。だらだら怠けられるくらいなら休暇を取らせてやったほうがメリハリが
つくだろう。
-ゲブ
--あ、そう。じゃあ、ガチョウが泳いでそっちに渡って行っちゃったからあとはよろしく。
-オシリス
--…ネムティの休み明けの仕事が増えたな。


終わり♪



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**ナビィの部屋 さっそく宴会だ![#ob4eaf0e]

&ref(ナビィの部屋 さっそく宴会だ!.jpg,nolink);

~ギリシャ平原の一角にて…~


-ディオニュソス
--へぇ…ナビィがそんなものを。ちょっと興味あるな。
-ヘパイストス
--うん…ディオニュソスもワイン、持っていくなら…俺もグラス、たくさん用意するよ…!	
-パーン
--よう、ディオニュソスにヘパイストス。なにやら楽しそうだな?
-ヘパイストス
--あっ…パーン。えっと…	
-ディオニュソス
--ヘパイストスから聞いたんだが、ナビィが宴会場を作ったんだってさ。
-パーン
--へぇ!面白そうだな。…しかし妙だな。引きこもりのヘパイストスが情報持ってるなんてよ?
-ヘパイストス
--そ、それは…俺が小屋、建てたんです…簡単に、壊れたり…しない造りなので…。	
-パーン
--ははぁ、そういうことか…壊れねぇのは残念だなぁ。
-アキレウス
--あ、ヘパ兄!やっと見つけた…仕事場に居ないからすっげー探したぜ!	
-ヘパイストス
--あ、アキレウス。どうかしたの?	
-アキレウス
--いや、母さんのお使いだよ。ヘパ兄にポークスブラキ届けてあげろってさ。ほら!	
-ディオニュソス
--へぇ、結構な量だな…。テティスさんの料理は格別だよ。ワインによく合うし…。
-パーン
--へへっ、一本もらうぜ。
-アキレウス
--あっ!一本どころか何本も持ってくなよ、一応ヘパ兄の分なんだからな?	
-ヘパイストス
--まぁ…こんなにたくさん、俺だけじゃ食べきれないし…みんなで、分けた方が…美味しいから…。	
-アキレウス
--ヘパ兄がそういうなら別にいいけど。で、なんでみんな集まってたんだ?楽しそうだな!	
-ディオニュソス
--はは…パーンと同じこと言ってるぞ。
-ヘパイストス
--いや…ナビィがね…かくかくしかじか。	
-アキレウス
--え!面白そうだな!早速行ってみようぜ?	
-ディオニュソス
--じゃあ俺はワインたくさん持ってくるか。パーン、ちょっと準備手伝ってくれよ。
-パーン
--お?今日は宴会か?いいねぇ、美味い酒が飲めそうだな。
-ヘパイストス
--じゃあ、俺も…グラス、用意してくる…!	
-アキレウス
--じゃあ準備でき次第、ここに集合な!	


-----

~一方、ナビィの部屋では…~


-ナビィ
--お茶の用意ができましたよ~♪	
-テティス
--あら…いい匂いね…。味もとっても美味しいわ。
-ナビィ
--ありがとうございます♪	
-ニュサ
--紅茶に果汁を搾って入れると美味しいのよね。
-テティス
--そうね、せっかくだからニュサが持ってきてくれた果物を搾ってみようかしら…。


ガシャーン!

-ナビィ
--ひえ~っ!な、な、何の音ですか~!?	
-ニュサ
--やだ、何かがぶつかったような音がしたわよ!?	
-テティス
--あぁ…魔神だったらどうしましょう…!	
-アキレウス
--いってぇー!パーンお前耳元で変な笛鳴らすなよな!
-パーン
--オレはただ気分を良くしてやろうと思って吹いただけだぜ?
-ディオニュソス
--おいおい…持ってきたものは大丈夫か?
-ヘパイストス
--だ、大丈夫…死守、しといたから…!
-ナビィ
--わぁ!ヘパイストス様、アキレウス様、ディオニュソス様にパーン様!	
-ヘパイストス
--あっ…す、すみません…。チャリオットに乗ってたら操作を誤ってしまって…。
-テティス
--あぁ大変!どうしたのみんな…!怪我はない!?	
-ニュサ
--もう!なんなのよいったい!…あっ、パーン!ディオニュソスも何でそんなにいっぱいワインを!?	
-パーン
--おっと!ニュサが来てるとは思わなかったぜ。
-ディオニュソス
--いや、宴会でも開こうかと思って。この施設…できたばっかりなんだろ?
-ヘパイストス
--あ、あの…俺が、誘ったんです…。みんなで、お酒でも飲んで…遊んだら楽しいかな、って…。
-ナビィ
--えっ!本当ですか?ありがとうございます~!すごく楽しそうですね♪	
-ディオニュソス
--あぁ…ヘパイストスが酒乱だけど、暴れないように見ておくから安心してよ。
-ヘパイストス
--ご、ごめん…ほどほどに、しておく…。
-ニュサ
--ま、まぁ…ナビィが問題ないって言うなら大目に見てあげるわ。	
-テティス
--せっかく宴会するのなら、お料理たくさん用意してくればよかったわ…。	
-アキレウス
--うっ、母さん…!?
-テティス
--あ、あら…アキレウス…そうよね、男の子同士で遊ぼうと思ってきたのよね。	
--じゃあ…私達は出直したほうがいいかもしれないわ…。ね、ニュサ。	
-ニュサ
--えっ!…う、わかったわ。じゃあプロメテウスやアムピトリーテーでも誘って私たちで楽しくやりましょ!	
-ディオニュソス
--じゃあこれ、お裾分けしとくよ。
-テティス
--あら、ワイン…?とっても美味しそうね。	
-パーン
--あー…まぁ酒はまだあるし一本くらいいいか。ポークスブラキ美味かったぜ。
-テティス
--本当…?ありがとう…!じゃあ今度、パーンにもたくさん作ってきてあげるわ。	
-ディオニュソス
--はは、よかったな。随分食ってたもんな?
-パーン
--おいおい…俺はオカアサンに弁当作ってもらう柄じゃねえっての。
-ニュサ
--じゃあナビィ、また来るわね。パーンが何かしでかしそうだったら言ってね!	
-ナビィ
--は、はい~!いつでも待ってます~♪	


その夜は、案の定大騒ぎになりました…。

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**ナビィの部屋 熱血!お料理教室[#ob4eaf0f]

&ref(ナビィの部屋 熱血!お料理教室.jpg,nolink);

~とあるお昼時~

-タイオワ
--ねーえマサウ~!おなかすいちゃったの。	
-マサウ
--……だからなんだよ?
-タイオワ
--何か美味しいもの用意してよ~!いいでしょ?	
-マサウ
--はぁ?なんでおいらが用意しなくちゃなんねーんだよ!
-タイオワ
--えぇ、ちょっとくらいいいじゃなーい!ソツクナング、今アウォナウィロナのところに出かけちゃっていないのよ。	
-マサウ
--でもおいらの作る料理、ダメダメだって言ってたじゃねーか。
-タイオワ
--あぁ…そういえばそうだったわぁ。そうねぇ…	
-マサウ
--あっ!丁度ナビィちゃんがお料理教室を開くとか言ってたわよ?	
-マサウ
--ええ…!?おいらがお料理教室通うとかねーよ…。
-タイオワ
--そんなことないわよ~、ほら!美味しい料理作ってきてね!	
-マサウ
--いくらなんでも無茶振りにも程があるだろ……。

~ナビィの部屋へ…
-ナビィ
--お料理は楽しいですね~♪	
-チャンティコ
--でしょ?ナビィももっとたくさんお料理すればいいと思うよ!
-ナビィ
--はい!チャンティコ様やウケモチノカミ様に教えてもらいながら頑張ります~!	
-チャンティコ
--うん!会場はあたしとウケモチの方とで分かれてるけど…大丈夫だよね。
--それにしてもウケモチの方が教えるの上手そうだなぁ…あたしも頑張るね!
-マサウ
--…ええっと、ここか?例のお料理教室は。
-ナビィ
--あ、マサウ様!来てくれたんですね~♪	
-マサウ
--べ、別においらは料理したかったわけじゃねーし!
-チャンティコ
--ようこそお料理教室へ!…あれ、あなた赤土の…。	
-マサウ
--マサウだよ。ここに来ちまったのもタイオワの無茶振りだっつーの…
--あいつ、おいらに美味い飯作ってもらいたいとか言ってさぁ…無茶苦茶だぜ。
-チャンティコ
--そうかな?…まぁ、料理していくうちに楽しくなっていくはずだよ。任せて!	
-マサウ
--うむむ……。
-チヤヴァナ
--ここですかっ!?お料理教室!
-ナビィ
--チヤヴァナ様!?	
-チャンティコ
--うわっ、まぶしい!しかも声でかい。	
-マサウ
--お、オマエもお料理習いに来たのか…?	
-チヤヴァナ
--はいっ!もちろんです!
-チャンティコ
--いい返事ね。	
-ナビィ
--でもチヤヴァナ様がお料理に興味があるなんて、なんだか意外です~。	
-チヤヴァナ
--実は、とっても深い訳があるんですよ!

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~チヤヴァナの回想~

~そう、アレは僕が修行から帰ってきたときのこと…
-インドラ
--今日も派手に暴れたなぁチヤヴァナ!またやろうぜ!
-チヤヴァナ
--とっても楽しかったですねっ!やはり修行は素晴らしいです!	
-インドラ
--はぁー!暴れたら腹減っちまったなぁ!お前タンドリーチキンとか持ってねぇか?
-チヤヴァナ
--タンドリーチキンですか?持ってないですっ!	
--その代わりと言っては難ですが…干した米粒ならありますよっ!	
-インドラ
--お前なぁ…んなもんじゃ腹一杯になんねぇだろが!
-チヤヴァナ
--噛むとちょっと甘いですよ!?	
-インドラ
--なんじゃそりゃ!ちょっと甘いってあんまりうれしくねぇぞ!
--あぁー、余計に腹減ってきたじゃねぇか!おい、魔神ぶっ倒してタンドリーチキン食うぞ!
-チヤヴァナ
--ええっ!?わかりました!早速インド魔宮に行きましょうっ!	

~そしてまたあるときは…
-ダスラ
--ナーサティア、何か持ってない?腹減ったんだわ。	
-ナーサティア
--もう、そんな都合よく持ってないわよ。
-ダスラ
--はぁ…だろうな。タンドリーチキン食べたい。	
-ナーサティア
--タンドリーチキンいいわねぇ!アタシも食べたいわ~。
--はっ…颯爽とクリシュナがやってきて、ボクのタンドリーチキンをお食べなんていい始めたら…
--キャー!これ以上はダメよ~っ!ホントかっこいいんだからぁ!
-ダスラ
--……付き合ってらんないわ。	
-チヤヴァナ
--アシュビンのお二人がタンドリーチキンを所望しているっ……!
--任せてくださいっ!僕がタンドリーチキンをたくさん用意してきますっ!
-ダスラ
--あんたは頼むから余計なことしないで。	
-チヤヴァナ
--はっダスラさん!?なぜ見つかってしまったんでしょうか!隠れて見守っていただけだというのに…	
--さすがダスラさん…千里眼をお持ちなんですねっ!すぐに病魔を見つけられるわけですっ!
-ダスラ
--…柱の陰に隠れてるつもりだったのか?眩しいし声でかいんだけど。	
--とりあえず、ナーサティアもあんなだし色々面倒だから帰って。	
-チヤヴァナ
--待っててくださいねナーサティアさん、ダスラさんっ!必ずやタンドリーチキンを手に入れてみせますっ!
-ナーサティア	
--今日は仕事終わったら真っ先にクリシュナに会いに行くわ!もう決めた!行くわよダスラ!
-ダスラ
--あんたら人の話聞かなすぎだろ。

-----
~再びナビィの部屋~
-チヤヴァナ
--…という訳です!
-マサウ
--なんか身構えるほど深い訳でもなかったような…	
-チャンティコ
--理由はなんだっていいよ。それより、あたしはウケモチと違って厳しいよ?	
-チヤヴァナ
--大丈夫ですっ!僕はどんなに厳しい修行だろうと耐えて自分の糧にしますっ!
-チャンティコ
--いいね!そう、その心意気だよ。	
--あなたには最高のタンドリーチキンが作れるようレシピを伝授してあげる。覚悟はいい?	
-チヤヴァナ
--もちろんですっ!チャンティコさん、是非よろしくお願いしますっ!
-ナビィ
--な、なんだかすごく熱いです~!	
-マサウ
--よくわかんねぇけどバックに炎が見えるぜ…。	
-チャンティコ
--あ、ごめん。本当に炎出しちゃってた。	
-マサウ
--うわ!?あ、あぶねぇなおい!	
-ナビィ
--お料理教室、色々と大変なことになってきました…!	
-チヤヴァナ
--大丈夫です、ナビィさんっ!僕の努力と気合で必ずや美味しい料理を作って見せます!
-チャンティコ
--ほら、マサウも料理するんでしょ!?一緒にやるよ!	
-マサウ
--はぁ!?お、おいらも努力と気合で料理しなくちゃいけねーのか!?	
-ナビィ
--マサウ様、応援してます~!	
-マサウ
--おい!ナビィもやれっつーの!	
-ナビィ
--や、やっぱりですか~!?	
-マサウ
--当たり前だろ!

-----

~ちなみに別会場では~
-ヴァルキリー
--うん…?なかなか上手くいかないな。	
-ロノ
--そうかしら~?ヴァルキリーちゃん、とっても手際がいいと思うわぁ。	
-ヴァルキリー
--ありがとう、ロノ。…ところで、ロノの料理はなぜ全部虹色なんだ?	
-ロノ
--なんでかしら、でもかわいいからいいわよねぇ~!	
-ヴァルキリー
--羨ましいな。私も虹色のケーキを焼いたらジークフリートに喜んでもらえるだろうか…	
-ブリギッド
--はわわっ!?また爆発してしまいましたぁ…	
-ヴァルキリー
--ブリギッド、大丈夫か?	
-ロノ
--材料はまだあるわよぉ~!オーブンはあと幾つかしかないけれど…	
-ブリギッド
--うぅ、すみません…!	
-ウケモチカミ
--みんな楽しそう!でもなんだか焦げ臭いね…大丈夫かな。
-プシュケー
--お菓子作り、一応私が監修していたんですけど…
--なかなか上手くいかないみたいで~!
-ヴァルキリー
--すごい!ロノが材料を混ぜただけで虹色になったぞ。	
-ロノ
--ふしぎねぇ~。	
-ブリギッド
--羨ましい…私もそんな力が欲しいです…!	
-ウケモチカミ
--なかなか上手くいかないみたい…ではあるけど、大丈夫そうね。
--もう少し様子を見て、彼女達が困り始めたら手を貸してあげるってことにしよう?
-プシュケー
--はいっ、そうですね~!
-ブリギッド
--はわわっ!やっぱり爆発してしまいましたぁ…	
-ウケモチカミ
--……とは言ったけど、やっぱり少し不安かな…。
-プシュケー
--そ、そうですね~…。

どちらも終始賑やかでした…



-----

**ナビィの部屋 番外編 トウモロコシを求めて[#ob4eaf0g]

&ref(ナビィの部屋 番外編 トウモロコシを求めて.jpg,nolink);

~中国竹林にて~

-玄奘三蔵
--悟空、八戒、悟浄。ちょっといいですか?
-孫悟空
--うっせー!おら!オレ様の子分ならなんかうめーもんくらい持ってこい!	
-猪八戒
--うわっ耳元で叫ぶんじゃねぇ!ほら肉まんやるから大人しくしろよ。	
-孫悟空
--やれば出来んじゃねーか…って食いかけじゃねーか!テメーオレのことナメてんじゃねーぞ!	
-猪八戒
--知らねぇよ!あーっやめろやめろ!暴れんじゃねぇめんどくせぇ!	
-沙悟浄
--ンフフ…ドクロちゃん…肉まん美味しい?ドクロちゃんが幸せならボクも幸せ…グヒッ!	
-玄奘三蔵
--……。
-玄奘三蔵
--同じことは二度言いませんよ?
-孫悟空
--……。	
-猪八戒
--……。	
-沙悟浄
--…ンフフ。	
-玄奘三蔵
--よかった、私の話を聞いてくれなかったらどうしようかと思いましたよ。あはは。
--実は、三人にお使いに行ってほしくって。
-孫悟空
--あァ!?お使いだぁ!?	
-玄奘三蔵
--あれ、嫌でしたか?
-孫悟空
--誰がそんなガキみてーなこと…	
-玄奘三蔵
--まぁまぁ。これも徳を積む冒険だと思って。
-猪八戒
--はぁーめんどくせぇなぁ。で、俺達はどこに行きゃいいんだ?	
-玄奘三蔵
--アステカに行ってトウモロコシを分けてもらってきて欲しいんです。あそこのトウモロコシは本当に美味しいですからね。
--向こう側の神にももう話はつけてるのですぐに用意してもらえるかと思いますよ。
-孫悟空
--おい!オレはまだやるっつってねーぞ!?	
-玄奘三蔵
--あれ、やらないんですか?
--お使いができた暁にはご褒美を用意しておこうかと思ったのに…残念ですね。
-孫悟空
--は!?このオレ様がご褒美で釣られるとでも思ってんのか!?	
-玄奘三蔵
--はい。…なんだかんだ言って、報酬なんてなくても悟空はちゃんと私のお願い聞いてくれますから。
-孫悟空
--……ったくしょうがねーな!オレ様がいねーとなんもできねーってことだろ!	
--おい、さっさと行って帰ってくるぞ!	
-猪八戒
--はは、また丸め込まれちまったな。	
-孫悟空
--うっせー!ぶっ飛ばす!	
-沙悟浄
--ドクロちゃん…アステカだって…!ンフ…ドクロちゃんはトウモロコシ好き…?…うん、ボク頑張る…!	
-猪八戒
--ほれ、悟浄も行くぞ。…あー、アステカにおねーちゃんが居ればなぁ。	
-玄奘三蔵
--あはは、頑張ってくださいね。




-----


~アステカに到着~
-沙悟浄
--グヒィィィィイイイ!ま、ま、まぶしいィィィ!	
-猪八戒
--あー…確かに太陽がまぶしいな…。沙悟浄、日陰行ってろ。	
-沙悟浄
--ド、ド、ド、ドクロちゃん…大丈夫……?ボク、まぶしいのニガテ……グフッ!	
-猪八戒
--で、アステカに着いたはいいがどこに行きゃいいんだ。	
-孫悟空
--は?アステカの神見つけてシメりゃいいんじゃねーの?	
-猪八戒
--いやいや、シメることねぇだろ。	
-センテオトル
--わっ、誰!?
-孫悟空
--……あァ!?	
-猪八戒
--おい!モロコシが歩いてるぞ!	
-沙悟浄
--トトトトトトトウモロコシがしゃしゃしゃしゃしゃ喋ってる…ド、ドクロちゃん…!見て!	
-孫悟空
--よく見ろっつーんだよオマエら!モロコシの格好したガキじゃねーか!捕まえろ!	
-センテオトル
--えっ!?何!?怖い!トラロック兄ちゃぁーん!
-トラロック
--おいなにしてやがる!アステカ荒らしに来たんなら地の果てまで吹っ飛ばすぞ!
-猪八戒
--うおっ!?すげぇ風!気をつけろ!	
-孫悟空
--オレ様が風如きに負けるわけねーだろが!見てろ……	
-ショチケツァル
--ストップストップ!もうっ、ケンカはダメ!こんなとこでなにさわいでんの?!
-トラロック
--仕掛けてきたのはそっちだ!オレじゃねぇからな。
-ショチケツァル
--もうっ…あ!キミたちって三蔵法師とかいう神のお使いに来た…?
-孫悟空
--ったりめーだろが!アステカからトウモロコシ持ってこいっつーから来てやったんだぜ!	
-トラロック
--お使いに来たヤツの態度じゃねぇぞ!センテオトルを何だと思ったんだおまえら。
-沙悟浄
--フヒッ…ドクロちゃん…。	
-センテオトル
--トウモロコシが欲しかったの?それなら、僕とシペトテックおばさんとチコメコアトル姉ちゃんでいっぱい用意してあるよ?
-猪八戒
--お、ありがてぇ。さっきはサルが悪かったなモロコシ坊ちゃん。	
-孫悟空
--おい猪八戒テメー!生意気言ってんじゃねーぞ!	
-ショチケツァル
--なんか…随分騒がしいけど大丈夫なのかな?
-トラロック
--あーもう!だから俺は知らねぇって!




-----

~トウモロコシをもらいに~
-シペトテック
--あら!遠いとこからよく来たねぇ。いらっしゃい。
-猪八戒
--ナイスバディなねーちゃんは…ねーちゃんは……	
-孫悟空
--さっさとトウモロコシ寄こせっつーんだよ!	
-シペトテック
--おやまぁ、元気がいい子だねぇ。ちょっとまってなさい!
-孫悟空
--うっ。	
-猪八戒
--…へへっ、お前ああいうタイプ苦手なんだろ?	
-孫悟空
--…あァ!?な、何言ってんだテメー!オレ様に苦手なもんがあるかっつーんだよ!	
-シペトテック
--ほら、待たせたね!たくさんあるけど、大丈夫かい?
-猪八戒
--げっ、マジかよすげぇ量あるな…あー、これ竹林まで持って帰んのか…。	
-シペトテック
--少しここで休憩して行ったらどうだい?トウモロコシやトマトを食べていきな!
-チコメコアトル
--あ…あの、サボテンのサラダもありますよ。
-トラソルテオトル
--うふふ~アステカ料理はとっても美味しいんだよ!
--みんなが食べないならわたしが食べちゃうんだよ~♪
-孫悟空
--ふ、フン!	
-猪八戒
--お!このトウモロコシ本当にうめぇな。	
-沙悟浄
--ンフフ…ドクロちゃん、たくさん食べて…グヒッ!ドクロちゃん…ほっぺに付いてる…かーわいい!	
-猪八戒
--悟空、お前これくわねぇなら俺が食っちまうぞ?	
-孫悟空
--んだようっせーな!オレのもんにさわんじゃねーぞ!	
-猪八戒
--へへっ、素直じゃねぇなぁ。	
-シペトテック
--ふふ…元気がよくて仲良しだねぇ。
-チコメコアトル
--はい。はじめはびっくりしましたけど…
--寄り道をしているようで、みんなまっすぐですね。
-シペトテック
--いいことだねぇ。あの三人をまとめる三蔵ちゃんもとってもいい神様だしねぇ!
-沙悟浄
--イヒッ…ドクロちゃんがもっとトウモロコシ食べたいって…!ンフフ…!	
-シペトテック
--あらまぁ!いっぱい食べて行きなさいな!
-孫悟空
--あーっ!沙悟浄だけずりーぞ!オレ様にも寄こせ!	
-猪八戒
--お前らなぁ…じゃ、俺ももらってくか。	
-シペトテック
--そんなにがっつかなくても逃げていかないから安心しな!


-----

~そして~

-玄奘三蔵
--ちゃんとお使いしてくれたんですね。感心、感心!
-猪八戒
--あー…特に何か問題があったわけじゃねーけど、しんどかったなぁ…。	
-沙悟浄
--ンフフッ…ドクロちゃん、楽しかった?ボクも楽しかった…ンフッ…!	
-孫悟空
--おい法師!大人しく使い行ってきてやったぞ!ご褒美寄こしやがれ!	
-玄奘三蔵
--まぁまぁ、そんなに急かさないでくださいよ。
--ご褒美って言うのは…そろそろ来るかと思いますよ。
-太公望
--ちょっと…そんなに急かさないでよ。ゆっくり歩きたいんだけど。
-ナタク
--太公望なぁ…お前、ゆっくり歩いてると寝ちまうだろ?
-ショウキ
--まぁまぁ。自分のペースってものがあるわけだし、私たちは先に行けばいいさ。
-ナタク
--うぅむ、そうか?
-太公望
--そういうわけだから、僕はゆっくり行くよ。
-ショウキ
--まぁ、その頃にはフカヒレもなくなってるかもしれないけどな!
-太公望
--……。
-ナタク
--お、太公望の足取りが少し早くなったぞ!
-コウゲイ
--何、今日はホウモウが手土産の準備したのか?	
-ホウモウ
--…まぁ、そうですけど。だからどうしたんですか。	
-コウゲイ
--いや、なんだか新鮮で嬉しくてな。やはりジョウガも連れて来ればよかったかな。	
-ホウモウ
--ジョウガ様は頑なに留守番すると言ってましたからね。恥ずかしかったんだと思いますよ。	
-コウゲイ
--ふふ、ジョウガらしいと言えばらしいがな。	
--まぁ、彼女は彼女で他の仙女達と時間を過ごすと言っていたからたまにはいいか。	
--…ホウモウも、マコがそっちに行ってるからわざわざ私についてくることもなかったのだが。	
-ホウモウ
--俺は別に…マコと特別仲がいい訳じゃないですから。	
--それに…お師匠様について行くのも弟子の役目だと思ってるんで。	
-コウゲイ
--素直じゃないな。	
-フッキ
--すまない、待たせたな。みんなそろっているのか?
-玄奘三蔵
--いえいえ、今丁度そろった所ですよ。	
-孫悟空
--あ!?なんだこいつら!なんでこんなにたくさん…	
-玄奘三蔵
--ほら!悟空も八戒も悟浄も、最近はあの人のお手伝いをがんばっているじゃないですか。	
--それを皆さんちゃんと評価してくださってたんですよ。ありがたいことですね。	
-フッキ
--あまりいいものは用意してやれないが、少しくらいは息抜きに美味しいもの食べたりするのはいいんじゃないかってな。
--せっかくだから、他の神達も呼んで軽く宴みたいに出来たらと思ったんだ。
--…というか、皆宴好きだからな。いつの間にかこんなに集まってきたって言うのが正しいか。
-孫悟空
--へ、へへ!評価だぁ?!当然だろが!	
-玄奘三蔵
--こらこら。驕ったらせっかくの評価が下がっちゃいますよ。	
-猪八戒
--よっしゃー!景気づけにパーッとやれるっつーことだな!へへっ、ありがてぇ!	
-沙悟浄
--ドクロちゃん…ンフフ…!聞いて…ドクロちゃんかわいい…!ペロペロしたい…ヒヒッ!	
-玄奘三蔵
--あはは、まだお酒は飲んではダメです。悟浄は相変わらずですね。	
--精進に越した事はないのですが…甘やかし過ぎでしょうか。まぁ、たまには良いですよね。	

~朝まで宴は続きました…!~

-----


**ナビィの部屋 番外編 サンタの森の日常[#ob4eaf0h]

&ref(ナビィの部屋 番外編 サンタの森の日常.jpg,nolink);

~サンタの森にて~

-トゥーリッキ
--ニューリッキたん、お荷物いっぱいですぅ!
-ニューリッキ
--トゥーリッキが遊んでるからだろ…
-トゥーリッキ
--お手伝いしますぅ!この箱をあっちに…あわわ!
-ニューリッキ
--わぁーっ!あぶねぇっ!プレゼントだから落っことしたらまずいんだってば!もうトゥーリッキは触んなくていいから!
-ミエリッキ
--あらら、どうかしたんですか~?
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たん!ニューリッキたんがお手伝いしなくてもいいって言ってますぅ。
-ニューリッキ
--プレゼントが壊れたらサンタになんて謝ったらいいのかわかんないだろ!
-ミエリッキ
--まぁまぁ。じゃあ、トゥーリッキちゃんにはアタシのお願い聞いてもらいしょうかね~。
--それで、ニューリッキちゃんのお手伝いはアタシがしますよ~。それでどうですか?
-ニューリッキ
--ま、まぁミエリッキならいいけど。
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たんのお願いですぅ!どんなお願いですか?
-ミエリッキ
--トゥーリッキちゃんには、ワイナミョイネンたちの様子を見に行って欲しいんですよ~。
--さっきロウヒちゃんが魔法を使ってたから、きっと何かあるかもしれないので~…。
-トゥーリッキ
--わぁ!わかったのですぅ!わーい!
-ニューリッキ
--…うーん。わかった感じがしないけど。
-ミエリッキ
--うふふ、きっと大丈夫ですよ~。アタシたちもこのお仕事終わらせましょう~。
&br;&br;
~しばらく歩いていると…
-トゥーリッキ
--あっ、あそこにいるのはレンミンカイネンお兄たんですぅ!
-レンミンカイネン
--…ん?トゥーリッキか。
-トゥーリッキ
--今ワイナミョイネンおネェたんをさがしてるんですぅ!知りませんか~?
-レンミンカイネン
--あいにく…私も彼……を探しているところなんだ。
-トゥーリッキ
--わぁ~一緒ですぅ!
-レンミンカイネン
--ミエリッキに会わなかったか。ロウヒが魔法を使ったと彼女から聞かされてな。
--ワイナミョイネンにぶつけでもしていたら、よからぬことが起こりかねない。
-トゥーリッキ
--それなら、レンミンカイネンお兄たんも一緒にさがしましょう~!	
--トゥーリッキとレンミンカイネンお兄たん、どっちが先に見つけるか勝負ですぅ!
-レンミンカイネン
--……まぁいいとしよう。私は早く用事を済ませてあいつの元に戻らねばならないしな…。


-------
-ヒイシ
--ねぇロウヒちゃん…大丈夫?魔法でクッキー焼いたりして…ちょっと心配なのよぅ…。
-プフリ
--ロウヒ、クッキーをローストチキンに変える天才。
-ロウヒ
--も、もうっ!そんなに心配しなくても大丈夫よ!	
--そんなに難しい魔法を使ってるわけじゃないもの。オイフェだってそう言ってたし…
-ヒイシ
--でも、この前も魔法失敗してワイナミョイネンを怒らせちゃったのよぅ…。
-ロウヒ
--みてなさいっ!私だってこのくらいの魔法、うまく使えるんだから…
-ワイナミョイネン
--ねーえ、イルマリネ~ン!今度かわいいアクセサリー作ってちょうだい!
-イルマリネン
--この前も作っただろうが。
-ワイナミョイネン
--もっといいでしょ~!イルマリネンの腕を見込んでお願いしてるのよぉ!
--それともなぁに?対価が欲しいの?やだぁ、早く言いなさいよ~!
-イルマリネン
--いや、要らん。はぁ、どんなのが欲しいんだ…。
-ワイナミョイネン
--ええっとね、キラキラしててかわいくて派手で…
&br;&br;
ドバーン!
-ワイナミョイネン
--ギャアッ!
-イルマリネン
--なんだなんだ、今の爆発は。
-ワイナミョイネン
--イヤーッ!なんなのよぉー!ずっこけちゃったじゃないのぉ!もうイヤッ!
-イルマリネン
--嬉しくないサービスだ。
-ワイナミョイネン
--爆発ってことはつまり…ロウヒね!?またド下手魔法使ってあたしを後ろから…許さないんだからぁ!
-イルマリネン
--おい落ち着け。まだロウヒがやったとは決まってないだろうが。
-ワイナミョイネン
--イルマリネンッ!アンタの目は穴ぼこちゃんなのっ!?あっちから爆風が来たのよっ!
--あの方向にあるのはロウヒの家のほうでしょうがっ!もうっ怒ったわよぉ!
-イルマリネン
--毎度お前につき合わされるのはごめんだ。
-ワイナミョイネン
--何言ってんのよ~!アンタとあたしの仲でしょっ!ほら、行くわよ!
-イルマリネン
--全く……。
-ロウヒ
--ううっ、なんで上手くいかないの~!?
-ヒイシ
--ロウヒちゃん、クッキーは魔法じゃなくて、普通に焼いたほうが美味しいと思う…。
-ロウヒ
--わーん!なんか悔しい~!
-プフリ
--ロウヒ、誰か来た。
-ロウヒ
--えっ!?も、もしかして……。
-ワイナミョイネン
--コラーッ!アンタたち、また悪さしてるわねっ!?許さないんだからぁ!
-ロウヒ
--わ、ワイナミョイネン!や、やっぱり魔法ぶつかっちゃった?	
-ワイナミョイネン
--やっぱり魔法ぶつかっちゃった?じゃないわよぉ!こっちはずっこけてちょっと擦り剥いちゃったのよっ!?
--もぉ~!乙女の柔肌になんてことしてくれんのーっ!
-ロウヒ
--ご、ごめんなさいーっ!クッキーを魔法で焼こうと思っただけなのーっ!
-ワイナミョイネン
--今度という今度は許さないんだからぁ!海の藻屑にしてやるわっ!
-プフリ
--ロウヒの手伝い、したほうがいい?
-ヒイシ
--で、でも…ワイナミョイネンに下手に攻撃したら、手がつけられなくなっちゃうのよぅ…。
-プフリ
--じゃあ、もう少し様子見。
-イルマリネン
--あぁ、またか…。
-トゥーリッキ
--ふわぁ!見つけたのですぅ!イルマリネンお兄たんですぅ!
-イルマリネン
--! トゥーリッキか。それにレンミンカイネンも。
-トゥーリッキ
--トゥーリッキの勝ちですぅ!わぁーい!
-レンミンカイネン
--やれやれ、先を越されてしまったな。
--案の定、ロウヒとワイナミョイネンが暴れているようだが…?
-イルマリネン
--ここまで来るといつものことって感じだな…。
-レンミンカイネン
--ミエリッキが少し心配をしていた。下手に争いになってはいけないと思っているのだろう。
-イルマリネン
--それでお前らがここに来たと。
-レンミンカイネン
--まぁ、そういうことだな。
-イルマリネン
--その辺りに関しては…まぁ、大丈夫だろう。
-レンミンカイネン
--?
-イルマリネン
--ミョイネンが本気で怒ってたらあんなもんじゃすまない。ありゃ遊んでるようなもんだ。
-レンミンカイネン
--そうなのか?それならいいが…。
-トゥーリッキ
--トゥーリッキもワイナミョイネンおネェたんとロウヒお姉たんと遊びたいのですぅ!
-イルマリネン
--まず先にあそこのロウヒの友達どもと遊んできたらどうだ。
-プフリ
--ん?ヒイシ?
-ヒイシ
--ひっ!い、イルマリネンがこっち見たのよぅ…!
-プフリ
--ふーん。見た感じ、敵意はないけど。
-ヒイシ
--そ、そう…?
-プフリ
--トゥーリッキ、こっち向かってくるな。
-ヒイシ
--えっ?あっ、本当だ…トゥーリッキちゃん!
-トゥーリッキ
--わぁーい!鹿しゃんですぅ!一緒に遊びたいのですぅ!
-ヒイシ
--…遊んじゃって大丈夫…かな…。
-プフリ
--大丈夫じゃない?オレがロウヒ見てる。
-ヒイシ
--本当?あ、ありがとう…。


---------
~しばらくして、夕暮れ~
-ティエラ
--あ、ミエリッキとニューリッキ。
-イルマタル
--二人ともこんな時間までサンタのお爺様のお手伝いしていたのね。
-ニューリッキ
--わっ、イルマタル!ティエラも!
-ミエリッキ
--こんばんは~。ちょっと量が多かったですからね~。
-イルマタル
--…仕事もう終わってるものだと思ってたわ…はい、あたたかい差し入れ。
-ミエリッキ
--わ~、ありがとうございますぅ。
-ニューリッキ
--お、美味しそう!カレリアンピーラッカだ!
-ティエラ
--言ってくれりゃアタシも手伝ったのに!大丈夫?
-ミエリッキ
--はい、大丈夫ですぅ。後もう少しで終わりますからね~。
-イルマタル
--ミエリッキ、ワイナミョイネンとロウヒだけど、もう心配要らないわよ。
-ミエリッキ
--わぁ、それならよかったですぅ。
--心配って言うほどしてたわけじゃないんですけど、気になってたので~。
-ティエラ
--レンミンを向かわせるまでもなかったかな。まぁいっか!	
-イルマタル
--彼、いつもお気に入りの子にべったりだもの…たまにはそのくらいしてもいいわよ。
-ティエラ
--あはは、それもそうだな!
-ニューリッキ
--それはいいとして…トゥーリッキ…まだ帰ってこないな。何やってんだ?
-イルマタル
--トゥーリッキはまだあの子達と遊んでたわ。
-ニューリッキ
--や、やっぱりか…。
-ティエラ
--ワイナミョイネンのいいお人形さんになってたからなぁ。
-イルマタル
--あの子、なんだかんだ言って女の子が好きだものね。
-ティエラ
--だよなー、もうちょっとしたら迎えに行くか!
&br;&br;	
 ---
-トゥーリッキ
--ほわぁ!ワイナミョイネンおネェたんとおそろいなのですぅ!
-ワイナミョイネン
--やっだぁ!トゥーリッキちゃん、そのおリボン似合ってるわよぉ!女の子はやっぱりいいわぁ!
-トゥーリッキ
--ミエリッキお姉たんとニューリッキたんに自慢しちゃうのですぅ!ルンルン♪	
-ロウヒ
--あーっ!やっと出来た!やっと出来たわ!プフリ、ヒイシ、見て見て!
-プフリ
--ふーん。これは、ちゃんとしたクッキー。ローストチキンでも、消し炭でもない。
-ヒイシ
--美味しそうな匂い…!ロウヒちゃん、食べてみてもいい?	
-ロウヒ
--食べて食べて!今日は一日つき合わせちゃってごめんね。
-ヒイシ
--ううん!わたしも楽しかったから…クッキーすごく美味しい…!
-ロウヒ
--よかったぁ、ありがとう!ヒイシが手伝ってくれたおかげよ!
-ヒイシ
--そ、そう…?よかった!
-ロウヒ
--ねぇミョイネン、トゥーリッキ!アナタたちも食べて!今日は…その、迷惑かけちゃったから。
-トゥーリッキ
--ほわぁ、クッキーですぅ!美味しそうですぅ!
-ワイナミョイネン
--ふ、ふーん!クッキーでどうにかなると思ったら大間違いなんだからっ!	
--ま、まぁ、食べてやってもいいわよっ!
-トゥーリッキ
--ワイナミョイネンおネェたん、おいしいからっていっぱい食べちゃダメですぅー!	
-ワイナミョイネン
--そ、そんなに言うほど食べてないわよぉ!
-トゥーリッキ
--おやすみの前に、はみがきしなくちゃダメですぅ!ニューリッキたんにぷんぷんされちゃいますぅ!	
-ロウヒ
--ふふ!なんか嬉しい!もっと焼いてくる!
-ワイナミョイネン
--ちょっとちょっと!アンタもあげるばっかりじゃなくてちゃんと食べなさいよねっ!	
-ロウヒ
--うん、わかってるわよー!
&br;&br;
-イルマタル
--今日はもう平気そうだな。帰るか。
-レンミンカイネン
--…なんだかんだ言って、一日様子を見てしまった…。
-イルマタル
--付き合せちまったな。一杯おごろうか。
-レンミンカイネン
--ありがたい、少し冷えてしまったからな。
--…だが、本当に一杯だけにするよ。私は早くあいつのもとに戻らねばならない…。
-イルマタル
--あー、わかったわかった。
-レンミンカイネン
--今頃あいつは一人で心細い想いをしているはずだ…留守番をしているから。
--一応、戻れなかったときのために夕飯の準備もしていたのだが…
-イルマタル
--……俺は何も聞いてないからな。何も聞いてない。
~サンタの森は今日も平和でした!~


-----

**ナビィの部屋 熱血!年越し大宴会![#ob4eaf0i]

&ref(ナビィの部屋 年越し大宴会!.jpg,nolink);

~年の瀬が迫る夜~
-大黒天
--ナビィよ、先日ナビィの部屋が燃えたと聞いたが、問題はなかったのか?
-ナビィ
--は、はい~!念のためにヘパイストス様に見てもらったのですが、大丈夫だそうです~。
-大黒天
--ほう、ヘパイストスか。それなら安心できるな。
-ナビィ
--壁紙を張り替えたくらいで済んで良かったです~!
-弁財天
--それなら宴会するのに借りちゃっても問題ないわよね!
-ナビィ
--もちろんです~♪
-弁財天
--やったわ!年明けまで盛大に盛り上がらなくっちゃ。ねっ!
-大黒天
--はぁ、お前はもうすでに飲んでいるではないか。
-弁財天
--今飲んでたのは甘酒だから飲んでるうちにはいんないわよ!
-大黒天
--やれやれ…早いうちに毘沙門天を呼んだほうが良さそうだ。
&br;&br;
-福禄寿
--ふわぁ~、眠いのう。
-寿老人
--あら、大きなあくび。もうすぐ宴会よ?
-福禄寿
--宴会が始まったら適当に起こしてくれ。ワシはナビィの部屋に来るまでで疲れてしまってのう。
-寿老人
--宴会前に、そんな状態でええんかい……ぷっ…クスクス。
-福禄寿
--…………。
-寿老人
--福禄寿ったら、そんなに面白い顔しなくてもいいじゃない。	
-ナビィ
--福禄寿様、寿老人様、ウミサチヒコ様が色々持ってきてくれましたよ~♪
-ウミサチヒコ
--よう、宴会と聞いちゃあ黙ってられなくってな!美味い海の幸食って、楽しくやろうや!
-寿老人
--あら、素敵ね。ほら福禄寿、おつまみとっても美味しそうよ?
-福禄寿
--ほぉ~、グルメなワシを唸らせられるもんは持ってきてるかの?
-ウミサチヒコ
--当ったり前よぉ!…って、恵比寿やカヨヒメはどうした?来てねぇのか?
-寿老人
--カヨヒメは今日、年神と過ごすとかなんとか…。恵比寿は…どうしちゃったのかしら。


-----

~一方~

-布袋
--恵比寿さん、恵比寿さん~。
-恵比寿
--なんや!耳元で呼ぶなうっさいねん!
-布袋
--さっきから同じ所、ぐるぐるしてるみたいです~。
-恵比寿
--んなモンわかっとるわ!ほれ、アレみてみぃ!布袋の落としたおやつやないか!	
-布袋
--あっ、本当だ~!恵比寿さん、ご丁寧にありがとうございます~。
-恵比寿
--あーっ拾わなくてえぇ!目印なくなってまうやろ!
-布袋
--それもそうですね~、ふふふ!迷子になっちゃうところでした~。
-恵比寿
--アホか!もう迷子や!完全に迷子や!はぁ~、ナビィの部屋どこやねん……。
-ヤマサチヒコ
--あれ?恵比寿と布袋。何やってんの?
-恵比寿
--あーっ!ヤマサチヒコ!
-布袋
--どうもこんばんは~、迷子になっちゃったみたいです~。
-ヤマサチヒコ
--そりゃ、真っ暗な森の中を適当に進んでたら迷子になっちゃうでしょ。
-ヤマサチヒコ
--恵比寿がさぁ、こっちの方が近道~とか言って道間違えちゃったんじゃないの?
-恵比寿
--ギクッ	
-布袋
--すごい!ヤマサチヒコさん、恵比寿さんのこと良くわかってますね~!その通りです~!
-恵比寿
--い、言うなや!オレ今最高にカッコ悪いやん!
-ヤマサチヒコ
--ナビィの部屋に行きたいならアタシについてきなよ。アタシもナビィの部屋に行く途中だったんだ!
-布袋
--やりましたね、恵比寿さん~!これで宴会に間に合いそうですよ~。	
-恵比寿
--お、おう…はぁ~、やっぱ歩くなら森より海のほうがえぇわ…
-ヤマサチヒコ
--そうそう!海より山の方がいいよね!
-恵比寿
--…くたびれたから突っ込まんでえぇか?


-----

~再び、ナビィの部屋~

-毘沙門天
--む、もう宴会は始まっているのか?
-ナビィ
--あ!毘沙門天様~!いえ、まだですよ。これから始まる所です~♪
-ウケモチノカミ
--ねぇナビィ。今丁度お料理ができたところなんだけど…あら、こんばんは!
-毘沙門天
--ウケモチノカミか。ツクヨミも来てるのか?
-ウケモチノカミ
--もちろん!お料理を出してもあっという間になくなっちゃうから早く行ったほうがいいと思うの。	
&br;&br;
-ツクヨミ
--わぁ、これも美味しい!ねぇ、トヨウケもこれ食べてみて!
-トヨウケヒメ
--…あら、本当。流石ウケモチのお料理ね。	
-毘沙門天
--どうだ、楽しくやっているか?
-ツクヨミ
--あ、毘沙門天!お陰様で。
-トヨウケヒメ
--ウケモチがお酒に合う美味しいお料理を用意してくれて…	
-トヨウケヒメ
--弁財天はもう出来上がってしまったみたいね。
-毘沙門天
--…なるほど、大黒天が呼ぶわけだ。
-ツクヨミ
--あはは…まぁ、僕が言うのも変かもしれないけど、楽しんでいってよ。
-毘沙門天
--うむ…そうさせてもらおう。
-毘沙門天
--ところで、アマテラスとスサノオは来ていないようだが?
-ツクヨミ
--姉さんは初日の出がどうのって言ってたから、今日は来ないかも。
-ツクヨミ
--スサノオはウカノミタマやクシナダヒメと宴会するんだってさ。	
-ツクヨミ
--ここだけの話…たまにはイザナギ父さんとイザナミ母さん二人っきりで過ごさせてあげようって話して兄弟ばらばらに宴会してるんだよ。
-毘沙門天
--なるほど、そういうことか。
-大黒天
--毘沙門天、来ていたのか。気がつかなかったぞ。
-毘沙門天
--む、大黒天か。お前、弁財天はどうした?	
-大黒天
--ナビィが相手をしているところだ。しばらくしたら弾き語りでも始めそうだな。
-サルタヒコ
--……すまない、近くに…いいか。
-大黒天
--ん?サルタヒコではないか。お前が宴会に来るとは珍しいな。
-サルタヒコ
--…アメノウズメに誘われた…たまには、いいかと思ってな…。
-大黒天
--アメノウズメか。せっかくだ、一杯やっていくといい。
-サルタヒコ
--……ありがとう…礼を言う。


&br;&br;
 ---
-アメノウズメ
--こんばんはーっ!宴会してるって聞いて遊びに来ちゃった!
-ナビィ
--あ、アメノウズメ様~!
-弁財天
--あら~アメノウズメじゃなーい!今から一曲弾くとこなの。踊ってってよ~!
-アメノウズメ
--ホント?うん、踊る踊る~!ねぇねぇナビィも一緒に踊ろうよ~!
-ナビィ
--ええっ、ナビィもですか!?
-アメノウズメ
--一人で踊るより、皆で踊ると楽しいよ~♪ねっ!
-ナビィ
--わぁぁ…ナビィ、緊張してきちゃいました…!
&br;&br;
-恵比寿
--おぉ!やっと着いたわぁ…!ここやな、ナビィの部屋!
-布袋
--本当だ~、ヤマサチヒコさん、助かりました~。
-ヤマサチヒコ
--よかったよかった!これで一安心…
-ウミサチヒコ
--あっ、ヤマサチ!
-ヤマサチヒコ
--あっ、ウミサチ!
-恵比寿
--なんやウミサチ、もう初めとったんか!
-ウミサチヒコ
--お?恵比寿!来るのが遅いじゃねぇか。先にはじめちまってるぜ?
-恵比寿
--ま、主役は遅れて来るっちゅうもんなぁ~。
-恵比寿
--ほれ、みやげもんや!でっかい鯛釣ってきたで。
-ウミサチヒコ
--おお、やるじゃねぇか!ウケモチ!いい鯛が来たぜ!
-ウケモチノカミ
--どうかしたの?…わぁ、鯛ね!ちょっと調理してみるから待っててね。


---

~宴会も始まり~

-福禄寿
--随分と賑やかな宴会だのう。
-寿老人
--そうね。まぁ、宴会とは賑やかなものよ。
-カヨヒメ
--あの…遅れてごめんなさい。
-寿老人
--あらカヨヒメ、こんばんは。外は寒かったでしょう?
-カヨヒメ
--はい…あ、でも大丈夫です。
-カヨヒメ
--年ちゃんが別れ際に甘酒をくれたから。
-寿老人
--あら、それならよかったわね。
-福禄寿
--何か食っていくといいぞ。ワシはたらふく食ってしまったからのう。そろそろ寝る。
-ウミサチヒコ
--よーうカヨヒメ!海の幸食ってけよ!新鮮でうめぇぞ!
-ヤマサチヒコ
--カヨヒメ、待ってたよー!アタシも山の幸、美味しいのいっぱい持ってきたんだからー!
-寿老人
--二人とも弁財天みたいにできあがっちゃったみたいなの。適当に食べていってあげて。
-カヨヒメ
--あ…はい。美味しいもの、食べたかったんです。
-カヨヒメ
--こうやって、みなさんで楽しく過ごせるのって…幸せですよね。
-寿老人
--そうね。あぁ…でも、お酒を飲みすぎて、羽目を外しすぎちゃわないように気をつけないと。
-寿老人
--宴会で、羽目を外しすぎちゃってええんかい?
-カヨヒメ
--…………。
-福禄寿
--……しつこいぞ、寿老人。
-寿老人
--お粗末様ね。

宴会はまだまだ終わらなさそうです…!

-----
**ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ![#ob4eaf0j]

&ref(ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ!.jpg,nolink);
ナビィの部屋 特別編 初日の出だよ!


~元旦の数日前…~

-ナビィ
--へぇ、日本地域では年の初めに太陽を見る行事があるんですね~。	
-アマテラス
--初日の出と呼んでおるのじゃ!日の出が見やすい山のてっぺんや、海に集まって見ることが多いのぅ。
-ナビィ
--面白そうですね~!ナビィもやってみたいです~♪	
-アマテラス
--そうじゃろうそうじゃろう♪わらわの活躍を是非拝んでほしいのじゃ。
-ラー
--なんだと、初日の出!?
-ナビィ
--わぁ、ラー様!	
-アマテラス
--お主は相変わらず眩しいのう。	
-ラー
--ハッハッハ、褒めても何もでないぞ!
--ところで…その初日の出、とやら。つまり、太陽神が一番目立つときという認識でいいのか?
-アマテラス
--まぁ…間違ってはいないと思うがのぅ。	
-ラー
--素晴らしい行事だ!それならば早速、今から準備せねば……!
-ナビィ
--準備って何の準備ですか?	
-ラー
--決まっているだろう。神を集めて今年で一番眩しい日の光を見せる!
-アマテラス
--それ…大丈夫かのぅ?変な天変地異が起きる様では困ってしまうのじゃ。	
-ラー
--大丈夫だ!私が大丈夫と思っている限りは問題ないと思うぞ。
-ナビィ
--そ、そうですか…!	


その後……

-アポロン
--ねぇヘリオス、初日の出って何か知ってる?
-ヘリオス
--うーん…あっ!日本の神様取材したときにそんなようなこと言ってたかも!	
--年が変わるときに太陽を見に行くんだってさ!	
-アポロン
--へぇ~、なんかね、ラーがそのときに太陽の神様皆集まってやろうって誘ってきたんだ!
-ヘリオス
--えーっ何それ!おれも行っていい?スクープのにおいがする!	
-アポロン
--行こう行こう!わくわくしてきちゃった!


-トナティウ
--うーん、ラーがいきなり太陽の神集めて来いなんて言い出したけど…	
-ウィツィロポチトリ
--太陽の神、って一口に言ってもいっぱい居ますよね。
-コヨルシャウキ
--ウィツィロポチトリと、トナティウが行くなら、ワタシ、初日の出、楽しみです。
-ウィツィロポチトリ
--でも具体的に何をすればいいのかよくわからないですね。
-トナティウ
--いつもどおりでいいぞ!なーんていってたけど…	
-トラウィスカルパンテクートリ
--トナティウ、もしかしてお前…ラーの言ってた集まりに参加すんのか。	
-トナティウ
--わっ、トラウィスカル!な、なに?あたしが行くのじゃ不満?	
-トラウィスカルパンテクートリ
--いや、そんなわけねぇだろ!…別に、確認しただけだっつうの。	
-トナティウ
--何よ、トラウィスカルには関係ないじゃない。	
-コヨルシャウキ
--仲良し、ですね。
-ウィツィロポチトリ
--え、そうなんですか?


--------



~大晦日の夜…ナビィの部屋前~

-ソール
--スーリヤ様の所にもラー様がやってきたのですか?
-スーリヤ
--うんっ!当然じゃない。ラーっていつも面白いこと考えてるわよねー!	
-マーニ
--ソールが頑張る所、マーニも見たいのです~!
-ソール
--ソールで大丈夫でしょうか…ちょっと、ドキドキしてます~。
-スーリヤ
--大丈夫よー!みんなで楽しくやればそれだけで十分!	
-シャマシュ
--あっ!ねぇ、もしかして皆もラーに呼ばれたの?	
-スーリヤ
--シャマシュじゃない!そうそう、でね!何するのかなって話をしてた所なの!	
-ソール
--とりあえず、夜明け前にナビィの部屋前に集まれって話を聞いたのです~。
-シャマシュ
--えっと…それだけ?	
-スーリヤ
--まぁ、そうね!	
-シャマシュ
--やっぱりか…ラーってわりと行き当たりばったりよねー。	
-アポロン
--あれ、皆もう集まってるのー?
-ヘリオス
--一番乗りかと思ったのになー。
-ソール
--わぁ、アポロン様!ヘリオス様~!	
-マーニ
--お二人も来たのです~!	
-アポロン
--うん!楽しそうだったから来てみたよ。
-ヘリオス
--神がたくさん集まるところにはスクープがあるからねー!
-トナティウ
--えーっと、ナビィの部屋ってここ?
-ウィツィロポチトリ
--あの辺り、ちょっと明るいですよ。多分あそこに集まってるんじゃないでしょうか!
-シャマシュ
--トナティウ、ウィツィロポチトリ!二人も来たんだ。	
-トナティウ
--あ、シャマシュ!うん、あんまりこういう集まりって来たことなくって…。
-ラー
--おお、こんなに集まるとは思っていなかったぞ。私の厚い人望だからこそ実現できたのだな。
-アマテラス
--うぅむ。どうかのぅ。
-ナビィ
--わぁ、本当にたくさんの神様が集まってます~!すごいです~♪
-アマテラス
--これなら楽しく宴会ができそうじゃ♪
-ラー
--アマテラスよ、忘れたのか?次の日の出は初日の出なのだぞ!
-アマテラス
--わ、わかっておるぞ!ちょっといちご大福が食べたくなっただけじゃ。
-ナビィ
--宴会の準備はできてますよ~♪良い年越しをしましょう♪

------

~日の出後~

-ジョウガ
--今日の太陽は少し日が強いといいますか…	
--冬の陽気とは違うような気がしますの…。	
-ホウモウ
--確かに、同時にいくつも太陽が上がっているような…	
-コウゲイ
--ふむ、年明けからそれでは困るな。様子を見てきたほうがいいか。
-ジョウガ
--ええ、お気をつけて…!



年明けからスクープの嵐でした…!

※謹賀新年イラストあり

**ナビィの部屋 はじめてのおつかい[#ob4eaf0k]

&ref(ナビィの部屋 はじめてのおつかい.jpg,nolink);

〜バビロニアの魔塔にて〜
-マルドゥク
--なんだかヒマだなー。なぁキングー、どっか遊びに行こうぜー!
-キングー
--えっ、イヤだよ…今日はティアマトさんに借りた本読むって決めてたんだから。
-マルドゥク
--えー!?オレはオマエと遊びたいのにー!なぁなぁ!なぁなぁ!
-キングー
--やっ!尻尾には触らないでって言ってるのに…もう、エアさんに言いつけるよ!?
-マルドゥク
--それもイヤだー!キングーのいじわるー!	
-アプス
--この騒ぎは…どうかしたんですか?
-キングー
--あっアプスさん!マルドゥクがわがまま言うんです!
-マルドゥク
--だってヒマなんだもん。なー、ムシュフシュ!
-アプス
--ヒマですか…そうだなぁ、私の手伝いしてもらえませんか?
-マルドゥク
--手伝い?	
-アプス
--と言っても簡単なんですけどね。ヤムにピスタチオを届けに行ってほしいんです。
-マルドゥク
--なーんだ、ホントに簡単じゃん!一瞬で終わっちゃうよ。
-アプス
--すぐに片付くのはいいことじゃないですか。じゃあこの包みを持って。
--絶対に中身を食べちゃダメですよ?
-マルドゥク
--そんなことわかってるって!すぐ片付けてやるからな!
-アプス
--中身を落っことしたりしてもダメですからね?
-キングー
--その包み、マルドゥクが全力で走ったら破けちゃうんじゃ…
-マルドゥク
--えー!?じゃあ走っちゃダメなの!?	
-アプス
--ふふ、そういうことですね。
-マルドゥク
--ちぇーっ!めんどくさーい!
-アプス
--ほらほら、もう出発した方がいいんじゃないですか。日が暮れてしまいますよ?
-マルドゥク
--わわ、やべっ!行ってきまーす!	
-キングー
--…えっと、アプスさん…本当に大丈夫なんですか?
-アプス
--心配しなくても大丈夫ですよ。信じて待っててあげましょう。
-キングー
--アプスさんがそういうなら…うーん。
&br;&br;
-マルドゥク
--おーい!ヤムー!出て来いよー!	
--……。	
--こっからじゃ聞こえないのか?もっとおっきい声じゃないとダメかな。	
-バアル
--騒がしいな。マルドゥクか?
-マルドゥク
--あー!バアル!	
--なぁなぁ、ヤム知らない?オレ、ヤムに会いたくて海に来たんだ!
-バアル
--ヤムか…あいにく留守のようだな。俺もヤムに用があって出向いたんだが…
-マルドゥク
--えーっ、つまんねー!
-バアル
--もしかしたら、ナビィの部屋にでも出かけているのかもしれないな。
-マルドゥク
--なびぃのへや?なんだそれ?
-バアル
--ナビィが作った施設だそうだ。俺もつい最近知ったんだが…
--アナトもモートも知っているのに俺には黙っているものだからな。ヤムに教えられて初めて知ったんだよ。
-マルドゥク
--えー!オレも今知った!なんだよー、オレも行きたい!
-バアル
--そうだな…場所を教えてやるから出向いてみてはどうだ。
-マルドゥク
--ホント!?よっしゃー!じゃあ行ってくる!バアルは行かないの?
-バアル
--俺はもう少し待ってみるよ。行き違いになっても面倒だからな。
-マルドゥク
--ふーん。

----
〜ナビィの部屋〜

-ヤム
--…そうですね、ここはこうした方が…。	
-チェプコロカムイ
--……俺は、こっちの方がありがたい…。
-ヘパイストス
--…それなら、こう…でしょうか…。	
-イルマリネン
--…それはこっちの方がいいだろう…。
-ナビィ
--…そこは日当たりとか大丈夫ですか…。
-マルドゥク
--ヤムー!ここにいたんだな!
-ヤム
--わ、マルドゥク!こんな所で会うなんて。どうかしたんですか?
-マルドゥク
--アプスのお使いに来てやったんだ。ヒマだったからな!ほらこれ!
-ヤム
--あぁ、なるほど…!ピスタチオかぁ、嬉しいです。レヴィアタンと一緒にいただきますね。	
--アプスたちによろしく伝えておいてくださいね。	
-マルドゥク
--へへっ!……アプスたち?
-ヤム
--あ。いいえ、深い意味はないですよ。気にしないでください。
-マルドゥク
--あやしーぞ…ところでこれ、なにしてんの?
-ナビィ
--あっ!マルドゥク様〜!実はナビィの部屋の外に池をつくろうって話になりまして…
-チェプコロカムイ
--…俺は水の中の方が落ち着く。	
-ヤム
--レヴィアタンには少し狭いかもしれないですが、水場があるのとないのとでは違いますからね。	
-ヘパイストス
--ええと…俺、池を作るって…勝手が、分ってなくて…イルマリネンさんも呼んだんです…。
-イルマリネン
--そもそも俺らは鍛冶の神だ。何でも屋じゃないんだからな。
-ナビィ
--す、すみません〜!でも誰にお願いしたら良いかよくわからなくって…
-マルドゥク
--ふーん、ってことはおっきな水溜りつくればいいんだろ?そんなの簡単じゃん!
-チェプコロカムイ
--…何するつもりだ?
&br;&br;
----
〜後日〜
-エンキ
--え?マルドゥクがナビィの部屋の近くにでっかい穴あけたって?
-アプス
--話を聞いてびっくりしましたよ…ヤムがナビィの部屋に出かけてるとも思ってませんでしたし。	
-エンキ
--あはは、さすがマルドゥク。池を作るのうまく行ったんでしょ?ならいいじゃない。
-アプス
--その通りなんですけどね。ヤムから聞きましたがお使いもちゃんとこなしてきたそうですし。
-エンキ
--それなら安心。ハハ、おっきくなったもんだなぁ。
-アプス
--ティアマトに感謝してくださいよ。キングーとマルドゥクの面倒を一生懸命見てるんですから。
-エンキ
--わかったわかった。ラムステーキ辺り用意しとく。
&br;&br;
-ヤム
--ナビィの部屋の池、もうすぐ完成するんだそうですよ。ワクワクしちゃいますね。	
-ティアマト
--もう、びっくりよ。マルドゥクが出かけていったと思ったらそんなことになってるなんて。
-ヤム
--ふふふ、結果オーライでよかったじゃないですか。	
-ティアマト
--まぁそうね…根はいい子だってわかってるんだけど、つい心配になっちゃうのよ。度が過ぎることも多いし…
-ヤム
--だからこそ僕にピスタチオを届けるように言いつけたんでしょう?	
--マルドゥクが自分の力をセーブできるようになれば一人前って言ってたじゃないですか。
-ティアマト
--ま、まぁね。いつまでもあの子の面倒見てられないもの。
-ヤム
--ティアマトは優しいですね。アプスがティアマトをいつも褒めてるのがよくわかります。
-ティアマト
--えっアプスが!?も、もう!何言ってるのよ、当たり前じゃない。
-ムンム
--あ…あの、ティアマトさん、ヤムさん。お茶を淹れたのでいかがですか…?
-ティアマト
--あ、あらムンム。ありがとう、いただくわね。
-ヤム
--わぁ、嬉しいなぁ。いただいていきます。	
--あ、でも長居はしません。バアルに会いに行かなくちゃ。アプスも帰ってきますしね。
-ティアマト
--ちょっとちょっと、どういう意味よ。
-ヤム
--ふふふ、そのままの意味です。	
その後、池は無事に完成しました


**ナビィの部屋 第1回! 魔神調査報告会[#ob4eaf0l]

&ref(ナビィの部屋 第1回! 魔神調査報告会.jpg,nolink);

~ナビィの部屋内~
-トト
--本日はお集まりいただきありがとうございます!
--これより、魔神調査報告会を行いたいと思います。よろしくお願いします。
-バステト
--魔神調査報告会って具体的によくわかんないのニャ。
-マアト
--倒した魔神や見た魔神をお互いに報告しあうんだよね?
-トト
--はい。魔神とは結局何者なのかはっきりとはわかってはいませんよね。
--だから、より理解を深めるために行いたいなと思ったのです!
-ナビィ
--とても興味深いですね~!
-マアト
--うーん…難しいですね。魔神と戦うときって、一生懸命になっちゃうから…!
-トト
--初歩的なこともあまりわかっていないんですよね。
--例えば…どこから出現してくるのか?とか…
-マアト
--確かに、そこがわかれば魔神の出現を抑えられるよね。
-トト
--私もたくさんメモしているんですが、突然現れるのでよくわからないんです。
-ナビィ
--言われてみれば確かに…!いつの間にか後ろにいたり、飛び出してきたりしますよね~!
-バステト
--魔神には家があるのかニャ?	
-マアト
--魔神の家…?そっか、バステトちゃんみたいにお昼寝する必要があるもんね。
-トト
--なるほど…(カキカキ) どこにあるのか、他の神様の手も借りて調べてみましょう。
-バステト
--ふわぁ~魔神…フカフカの魔神を布団にしたら絶対気持ちいいはずニャ…。
-トト
--フカフカ…そういえば、ケルト地域にはクロウ・クルーアッハという魔神がいましたね。
-ナビィ
--えーっと、その…魔神をお布団にするのはあぶないですよ~!
-マアト
--牙とか鋭いですよね…!
-トト
--魔神の持つ力や脅威は常にチェックしないといけませんね…。
-バステト
--オイラはどの魔神が一番美味しいのか気になるニャ。	
-ナビィ
--ええっ、魔神でお料理するんですか!?
-トト
--確かに…チョコレートでできた魔神は美味しそうでしたね。
-バステト
--ミズチとか丸焼きにしたら美味しそうだニャ~。	
-ナビィ
--な、なるほど…!
-トト
--確かに、ミズチをお料理する価値はありそうですね(カキカキ)
-マアト
--お料理の話したら、なんだかおなかすいてきちゃいました。	
-ナビィ
--あ、何か果物でも食べて行きますか?
-マアト
--わぁ!お願いしたいです。トトちゃんも食べよう?
-トト
--いいですね、いただきます。

----------
~一方、エジプト地域では…~

-ハピ
--トトとバステトとマアトが帰ってこないな…どうかしたのかな。
-ホルス
--ナビィの部屋に出かけてくるって話を聞いたが…帰りが珍しく遅いよな。
-ハピ
--様子を見に行って来ようか?ナビィの部屋への行き方なら、前にゲブに聞いたから知ってるよ。
-ホルス
--それならオレも連れて行って欲しい。魔神に捕まっていたりしたら、ハピまであぶないだろ。
-ハピ
--そんなに心配することじゃないと思うけど、用心に越した事は無いか…よろしく。
-バステト
--ムニャムニャ…食べられないのニャ…
-マアト
--すやすや…
-トト	
--えーっと、これはこうで…(カキカキ)
-ナビィ
--トト様、もう夜も遅いのでお休みになった方がいいですよ~。
-トト	
--はいっ!あ、本当だ、外真っ暗でしたね…	
--資料をまとめるのに一生懸命になってしまって…すみません、長居してしまいました…。
-ナビィ
--あ、いえいえその点に関しては気になさらなくて大丈夫です~♪	
--今日はお泊りになっていった方がいいかもしれませんね~。
-トト
--わぁ、すみません。お手数かけます…!
-ハピ
--こんばんは、ナビィいる?
-ナビィ
--あ!ハピ様、ホルス様~!
-ホルス
--ナビィ、もしかしてトトたちはまだここにいるのか?
-トト
--すみません、ご心配をおかけしました…
-ホルス
--あ、トト!よかった、バステトとマアトも寝てるみたいだ。
-ハピ
--三人とも無事ならいいんだ、よかった。
-ナビィ
--よかったら休んでいってください~♪	
--美味しい果物がありますよ!
-ハピ
--へぇ、そうなんだ。せっかくだから頂いて行こうよ、ホルス。
-ホルス
--そうさせてもらおうかな…少しくらい休んでいったっていいよな。
--ところで、トトたちは何の話を?
-トト
--魔神についての報告会をしていたんです。それの資料を今まとめていて…
-ハピ
--どれどれ……魔神の家…?料理…?
-ホルス
--どういうことだ?
-トト
--なかなか興味深い内容だと思いませんか?
-ハピ
--う、うん。まぁ…楽しそうだね。

魔神については今後も調査を続けようと思います!

-----
**ナビィの部屋 視線の主[#ob4eaf0m]

&ref(ナビィの部屋 視線の主.jpg,nolink);

〜ナビィの部屋内〜
-ロキ
--へぇ〜、ナビィの部屋っていろんなモノがあるジャン?なーに?この置物。
-ナビィ
--わぁ、それあぶないです〜!ナビィが作ったばっかりなので……
-ロキ
--あ、壊しちゃった。ゴメンゴメン!	
-シギュン
--コラコラー!ロキってば、ナビィの作った置物壊しちゃダメだよっ!
-ロキ
--あっれー、シギュン?どーしたの。今日はヘイムダルちゃんに付き合って門番するって言ってたジャン。
-シギュン
--んー…ヒマ過ぎてばっくれてきちゃった!
--…ってのはウソで〜…ヘイムダルにお願いされちゃったんだよねー。
&br;&br;''〜数時間前〜''
-ヘイムダル
--…………。
-シギュン
--どうしたの、ヘイムダル。眉間にシワ寄っちゃってるよ〜?
-ヘイムダル
--見られてる…気がする。
-シギュン
--えっ!?どこから!?誰かいるの!?
-ヘイムダル
--…わかんない。でもなーんか、視線を感じるような…。
--ねぇシギュン。悪いけど、ナビィのとこ行って心当たり無いか聞いてみてよ。
--もし魔神かなんかだったらとっても困っちゃうでしょ。
-シギュン
--うん、わかった!ぴゅーっといってくる!	
''---''
-シギュン
--って感じだったんだー。正直、アタシはさっぱりなんだけどさー…
-ロキ
--へー、ヘイムダルちゃんってちゃんとお仕事してるんだー。
-ナビィ
--視線…?うーん…なんでしょう?
-シギュン
--ナビィはなんも心当たりないの?
-ナビィ
--んー…あっ!もしかしたら、あの方かもしれません!
-ロキ
--……どの方?
----
〜一方、バビロニアの魔塔〜
-アルル
--アヌ、どうかしたの?
-アヌ
--あぁ、アルル。来てくれたんだね…よかった。	
--ちょっと…お願い事があるんだけど…
-アルル
--……あぁ!なるほど、大丈夫よ。早速行ってくるわね!
-アヌ
--うん、よろしく頼むよ。	
--……。	
--ムンム、お茶の用意をして欲しいな。いいかい?
-ムンム
--あ、はい…!アヌ様の好きな紅茶、用意しますね。
-アヌ
--うん、よろしく。	
--お客様が二方、やってくるからね。茶菓子も用意してあげて。
-ムンム
--…お客様?ですか…?
-アヌ
--そう、空を飛んでくるから到着が早いよ。	
-ムンム
--わわっ…!す、すぐお持ちいたします…!
-アヌ
--……。	
--お客様、ようこそバビロニアへ。僕に用だね?
-ロキ
--はいはーい、どーもどーもハジメマシテ。アンタがウワサのアヌ様?
-アヌ
--そうだよ。あなたは北欧地域の神…ロキだね。よろしくね。
-ロキ
--ホントに何でも知ってるんだなー!ま、オレがちょこーっと有名なだけかもしれないけどねー。
-シギュン
--ちょっとちょっとロキってば!もう少しかっこいい挨拶してよー!
-アヌ
--あぁ、そんなに堅くならなくても大丈夫だよ。そっちのあなたはシギュンだね。よろしく。
-シギュン
--うへぇ!ホントに何でも知ってるー!
-ロキ
--アハハ!ホントに面白いねー。ってことはさー、オレたちがアンタに会いに来た理由もわかるよね?
-アヌ
--ここに来るまで話し合ってたこと?うん。わかるよ。	
--なんでも、僕の視線に気づいた神がいるとかなんとか。それを確かめるので来たんだよね。
-ロキ
--わー、話がはやーい!アンタとは会話する必要なくって楽だな〜♪
-アヌ
--確かに、僕は天空から常に地上を監視しているからね。
-シギュン
--常に!?なんで!?
-アヌ
--なんで…と言われても、それが僕だからとしかいいようがないかな…。	
--僕は地上にはびこる罪を断罪しなくちゃいけないからね。
-シギュン
--へー…って、感心してる場合じゃないや。アタシ、視線の原因ヘイムダルに教えてこないと…
-ロキ
--そっかそっかー。じゃあさ、アンタは解放してくれた人間が罪人だったらどうするワケ?
-シギュン
--ちょ、ちょっとロキってば。もう用済んだし帰ろうよー。
-アヌ
--…? 質問の意図がよくわからないけど…?
-ロキ
--そのまんまの意味だよー?アハハ、アンタってばナビィの話からして人間に優しくしてるって聞いたからねー。
--ホントにそんなことしてるのかちょっと疑問でさ〜。見逃してたりするんじゃないのー?
-アヌ
--そうだなぁ…悲しいけど、粛清するしかないよね。
-ロキ
--…………。
-シギュン
--…………。
-ロキ
--アッハハハ!アヌ様面白ーい♪なるほどねー。
--じゃ、シギュン〜聞きたかったこと聞けたし、もう帰ろっかー。ヘイムダルちゃんが待ってるよ、アハハ!
-シギュン
--う、うん!サヨナラ、アヌ様!
-アヌ
--あれ、もう帰ってしまうのかい?お茶を淹れさせたのになぁ…。	
--それじゃあ後で、ムンムと僕とで頂いてしまえばいいか。	
--……。	
--あの人は、僕を裏切らないよね?
----

-ヘイムダル
--あ、シギュン。おかえりー、ナビィなんか知ってた?
-シギュン
--うん、視線の原因は神様っぽいよ。
-ヘイムダル
--そっかー、じゃ、平気そうだね。
--…ん?気のせいかと思うんだけど…顔色悪くない?
-シギュン
--ええっ!?そんなに顔に出てるの!?	
-ヘイムダル
--んー…ロキに何かされたの?
-シギュン
--う。ううん、そういうわけじゃないんだけどさー…。	
''---''
-シギュン
--ねぇロキ。なんであんな質問いきなりしたの?
-ロキ
--決まってるジャン。弱点探りだよー。
-シギュン
--…なんでそんなことする必要あるの?
-ロキ
--敵になろうと味方になろうと、弱点は知っておくに越したことないよー?
--特に、あの神はあんな得体の知れない能力持ってる神サマだもんねー。
--ちょっと探ったらぽろっと出てくるかなーって。
-シギュン
--うぅ、アタシはできるだけ関わりたくないよー。ロキもあの神様を下手に茶化すのやめよう?	
--なんていうか、あの神…口調とか表情は柔らかいはずなのに冷淡って言うか、何考えてるのか全然読めなくってさ…。
-ロキ
--ふーん。よく見てるねー。
--まぁ、そんなとこだと思うよ?結構繊細っぽいねー。
--ちょっとつついただけで、すぐに崩れちゃいそうな不安定さ…アハハ!いいねー、嫌いじゃない。
-シギュン
--えーっ……アタシはパス!	
''---''
-シギュン
--なーんてことがあってね…はぁ…
-ヘイムダル
--へー、ご愁傷様。
-シギュン
--だって、悲しいねって言いながらぜんっぜん悲しい顔してないんだもん。こわいよ!
-ヘイムダル
--でも、別に悪いことしたりしなきゃ何にもしてこないんでしょ?
-シギュン
--まーね。はぁー、なんか変に疲れちゃった。キイチゴ食べよーっと。
-ヘイムダル
--ボクとしては、ロキが何かしでかさないかの方が心配だけどね。
&br;&br;''〜ナビィの部屋内〜''
-ナビィ
--わぁ、あっという間に直っちゃいました!すごいです〜♪	
-アルル
--こういう修理は任せておいてー!
--それにしても、ナビィの部屋にオリジナルの置物を置こうと思うなんていいアイデアじゃない!
-ナビィ
--わぁ、ありがとうございます〜!見た目が華やかになるといいな〜と思いまして…!
-アルル
--あたしも手伝ってあげるから、もっとたくさん作って飾らない?きっとかわいいわよ〜!
-ナビィ
--本当ですか!アルル様が監修してくださるなら安心です!お願いします〜♪
-アルル
--任せておいてー!
-ナビィ
--丁度よくアルル様が来てくれて助かりました〜♪	
&br;&br;''ナビィの部屋に飾る素敵な置物が出来上がりました!''
-----
**ナビィの部屋 番外編 バレンタイン大作戦~アイヌ編~[#ob4eaf02]

&ref(ナビィの部屋 番外編 バレンタイン大作戦~アイヌ編~.jpg,nolink);

~アイヌの里~
-レタッチリ
--サマイクル様、バレンタインを詳しく教えていただきたいのですけど…よろしいでしょうか?
-サマイクル
--…バレンタイン?あぁ、お祭りの。	
--好きな相手、大事な相手ににチョコレートを贈る祭り…という事は知っているよな。
-レタッチリ
--はい!チョコレートは甘くて美味しいお菓子ですわよね。
-サマイクル
--そうそう。贈り物を贈りあって親交を深めるお祭り…といった所かな?	
--レタッチリなら、オキクルミにチョコレートを贈ればいいんじゃないか?
-レタッチリ
--なるほど、とっても素敵ですわ!今年もバレンタイン、やるのですよね。
--わたくし、自分でチョコレートのお菓子を作ってみたいのですわ。
--もちろん、オキクルミ様には内緒で!いかがでしょうか…?
-サマイクル
--素晴らしいね。いいんじゃないかな、私も手伝おう。	
-レタッチリ
--まぁ!ありがとうございます!サマイクル様に手伝って頂ければきっと美味しいお菓子が作れますわ。
-サマイクル
--私で力になれるかわからないが尽力するよ。	
''---''
-サマイクル
--ところでレタッチリ、何のお菓子を作るのか決めているのか?
-レタッチリ
--うーん…難しくないものを、と思ってはいたのですが…
-サマイクル
--そうだな…チョコレートを溶かしてコーティングに使ったり…って言うのは簡単ではないかな。	
--イチゴみたいな果物やアーモンドみたいな歯ごたえのあるものをコーティングすると美味しいんだ。	
--工程も難しくない。溶かして浸して固めるだけだからな。
-レタッチリ
--それ、とってもいいアイデアですわね!
--いろんなモノをコーティングしたら、とっても面白そうですわ!
-サマイクル
--ああ、そうと決まれば早速材料を探してこよう。私はチョコレートを用意してくるから…	
--レタッチリは、コーティングしたいものを集めてきてくれないか?
-レタッチリ
--はい!わかりましたわ。フフ、とってもわくわくしますわね!

----
~サマイクルの様子~
-サマイクル
--さて、チョコレートを調達する…といっても、どこに行こうかな。
-チセコロカムイ
--お?サマイクルさんだべ~。
-サマイクル
--チセコロカムイか。どうした?機嫌がいいな。
-チセコロカムイ
--えへへ、内緒~!サマイクルさん、おら急いでるからまたな~。
-サマイクル
--ふむ?チセコロカムイが急ぐなんて珍しいな。
--……それはいいとして。チョコレートをどうしようかな。
--コタンコロカムイにでも聞こうかと思ったが…今は寝てるか。
-チセコロカムイ
--あれ?イソポカムイくんだべ~。そんなところで何やってるんだべ?
-イソポカムイ
--わーっチセコロカムイ、小さな声で言ってよ!サマイクルさんにバレちゃ…
-サマイクル
--ああイソポカムイじゃないか。私を呼んだか?
-イソポカムイ
--あっ…いやぁ…えへへ…呼んでないですっ!
-サマイクル
--おや?その手に持ってるのは…
-イソポカムイ
--えっ!?ウサギは渡さないもん…!
-サマイクル
--ウサギは確かに欲しいが…それじゃなくてな。
--その片手のお菓子はチョコレートじゃないか?どこでそれを。
-イソポカムイ
--あー、ええっと…アトゥイコロカムイさんにもらったんだよ。	
--他の地域の海の神様がチョコレートをたくさんくれたんだって。分けてくれたんだよ!
-サマイクル
--ほう、なるほど…それはいいことを聞いた。ありがとう。
-チセコロカムイ
--チョコレート…あっ、いっけねぇ。おら、ここでお話してる場合じゃなかったべ。	
イソポカムイくん、またな~。
-イソポカムイ
--はぁ…変にドキドキしちゃったよ。

----
~レタッチリの様子~
-レタッチリ
--とは言ったものの…何を探しましょう?
-キムンカムイ
--おや?レタッチリ。こんな所でどうかしたのかい?
-レタッチリ
--あら、キムンカムイ様!御機嫌よう。ちょっと探し物をしておりまして…
-キムンカムイ
--それならボクも手伝うよー。探しているのはどんなものかい?
-レタッチリ
--ええと、美味しい果物や木の実を探しているんですの。
--チョコレートでコーティングして、お菓子を作ろうかと…
-キムンカムイ
--なるほど。じゃあ、甘酸っぱかったりちょっと硬い木の実のほうがいいのかな?
-レタッチリ
--そうですわね…わたくし、あまり詳しくなくて恐縮ですけれど…。
-キムンカムイ
--大丈夫、大丈夫。ボクね、丁度いいものを持ってるんだなぁ。	
--ほら、キイチゴ。前にヴァルキリーがアイヌに来たときにもらった実を育ててみたんだぁ。
-レタッチリ
--まぁかわいらしい!本当にこれ頂いてしまって大丈夫なんですの?
-キムンカムイ
--もちろんだよー。まだ山でいっぱい育ててるから、たくさん持って行って欲しいんだなぁ。
-レタッチリ
--ありがとうございます!とっても嬉しいですわ。
-キムンカムイ
--この辺りにも、探せばドングリとか落ちてるかもしれないね。
-レタッチリ
--ドングリ…探してみますわ!

----
~その後~
-レタッチリ
--ただいま戻りましたわ。見てくださいませ!
-サマイクル
--おお、レタッチリすごいな…こんなにたくさん木の実を?
-レタッチリ
--はい!キムンカムイ様がくださいましたの。
--それにしても、甘くていい匂い…チョコレートの匂いですわね?
-サマイクル
--ああ、今準備していてね。そろそろ丁度いい頃合いにとけてきたと思うよ。
-レタッチリ
--まぁ、このままでもとっても美味しそう…早く作りたいですわ!
&br;&br;''~それから…~''
-オキクルミ
--ん?サマイクル…俺を呼び出してどうしたんだ。
-サマイクル
--フフ、とりあえずついて来てくれ。
-オキクルミ
--……?
&br;&br;
-サマイクル
--よし、みんな集まっているか?
-イソポカムイ
--集まってるよー!
-キラウシカムイ
--オキクルミはやく来てってばー!待ちきれないからー!	
-オキクルミ
--イソポカムイ、キラウシカムイ…それに、他にもいっぱい神が集まっているが…これは?
-サマイクル
--まぁまぁ。ほらレタッチリ、オキクルミを呼んできたぞ。
-レタッチリ
--はいっ!あの、オキクルミ様。実はお渡ししたいものがありますの。
-オキクルミ
--なんだ?
-レタッチリ
--これ、バレンタインだと聞きまして作ってみましたの…!
-オキクルミ
--……チョコレート?俺にか。
-レタッチリ
--はい!サマイクル様をはじめ、色々な神様にお手伝いしていただきまして…。
-オキクルミ
--食ってもいいのか?
-レタッチリ
--もちろんですわ!形が少し不恰好になってしまいましたけれど…。
-オキクルミ
--どれ。
--…………。
--…うまいぞ。
-レタッチリ
--! よかった!
-サマイクル
--よし、お前たちも食べていいぞ。今日は宴だな。
-イソポカムイ
--よっし!食べていいって!
-キラウシカムイ
--たくさん食べちゃおーぜ!
-キムンカムイ
--あれ?もうはじまっちゃってるのかな?
-アペフチカムイ
--宴と聞いたらこないわけにはいかないね!
-コタンコロカムイ
--随分と甘い匂いがするな。酒は飲めるのか?
-サマイクル
--大丈夫、まだはじまったばかりだよ。あとまだ酒は用意していない。
-コタンコロカムイ
--そうか…。
-サマイクル
--はは、頃合いを見て出すよ。それより…
--レタッチリが作ったたくさんのチョコレート、食べていってくれないか?でないと彼らがあっという間に…
-イソポカムイ
--げぇっ!アペフチばぁちゃんにコタンコロカムイさん!
-キラウシカムイ
--にしし、隙ありっ!イソポカムイの分もーらいっ!
-イソポカムイ
--あーっ!キラウシカムイってばずるいー!
-キムンカムイ
--わぁ、とっても楽しそうでおいしそうなんだなぁ。
-レタッチリ
--ふふふ!皆で食べた方が美味しいかと思いましてお呼びいたしましたの。	
--作ったチョコレートはまだまだたくさんありますので…どうぞ、頂いてくださいましね!
-アペフチカムイ
--全くレタッチリって子は…ほら、オキクルミ!もっと近くに寄ってやりんしゃい。
-オキクルミ
--ん?ああ…わかった。
-レタッチリ
--オキクルミ様のために、いろんなものを用意してみましたの!これはキイチゴで、これはドングリで…
-オキクルミ
--…一口で食べれる量でいいな。
-レタッチリ
--サケとスサムも頂きましたので、チョコレートで…
-オキクルミ
--……?サマイクル…これは…。
-サマイクル
--す、すまない…。
&br;&br;''バレンタイン作戦は大成功でした!''

----
~おまけ~
-チセコロカムイ
--あ、いたいた。えへへ。
-チロンヌプカムイ
--あれ、チセコロちゃん…?どうしたんだ~?
-チセコロカムイ
--おらからのぷれぜんとだぁ。びっくりした?
-チロンヌプカムイ
--えっ!?ぷ、ぷれぜんと!?ど、どういう…
-チセコロカムイ
--今日はバレンタインって日だよ~。
--アペフチばあさまが、いつもお世話になってる子にぷれぜんと贈るといいって言ってたんだべ。
-チロンヌプカムイ
--いつもお世話にって…おら、別に特別な事してないけど…いいの?
-チセコロカムイ
--うん!だから、いっしょに食べよ~。
-チロンヌプカムイ
--え、えっと…!ありがと、チセコロちゃん…!
-チセコロカムイ
--ん?顔が真っ赤だべ~。大丈夫?
-チロンヌプカムイ
--だ、大丈夫!大丈夫だよ!	
&br;&br;''こちらも大成功だったようです!''
-----
**ナビィの部屋 お出かけなのです![#ob4eaf03]

&ref(ナビィの部屋 お出かけなのです!.jpg,nolink);
~ある日の昼下がり~
-マーニ
--ソール、お出かけしたいのです~!	
--お外はとってもいいお天気なのです!
-ソール
--お出かけ!行きたいです~!どこにいくのですか?
-マーニ
--うーん…考えてなかったのです…。
-ムンディルファリ
--ん?二人ともどうかしたのかい?悩み事ならパパに言ってごらん?
-マーニ
--あっ!パパ~!
-ソール
--ソールとマーニでお出かけしたいのです!	
--でも、行くところがまだ決まってないのです…。	
-ムンディルファリ
--なるほど…それは確かに、重要な問題だね。
--…そうだ!ナビィの部屋にでもいってみたらどうかな?
-マーニ
--ナビィの部屋ですか?あっ!ヴァルキリー様から聞いたことあるのです!
-ソール
--ナビィの部屋?
-ムンディルファリ
--僕も噂で聞いただけだから、行ってみたことはないんだけど…
--なんでも、ナビィが神様のくつろぐための場所ってことで建てた小屋なんだって。
--二人で冒険しに行くなら、ピッタリかなって思ったんだ。
-マーニ
--行ってみたいのです~!
-ソール
--ソールもマーニと一緒に行くのです~!
-マーニ
--パパはお出かけ、一緒にしないのですか?
-ムンディルファリ
--えっ、パパかい?…えっとね、今日はちょっと予定があるんだ…。
-ソール
--そうなのですか…残念です~…。	
-マーニ
--パパのために、おみやげもって帰ってくるのです!
-ムンディルファリ
--ほ、ほんとうかい!?さすが僕の子だ~!なんて優しいんだろう…!
-マーニ
--楽しみに待っていて欲しいのです~!
&br;
----
~それから~
-国御柱神
--天御柱神、ナビィの部屋は見つかりましたか?	
-天御柱神
--おう、これでいつでも年神を連れて行けるぜ。
-年神
--ナビィの部屋…とっても気になるのだ。早く連れて行って欲しいでち。
-天御柱神
--わかってるって。じゃあ国御柱神、サクッと行ってくるからよ!
-国御柱神
--フフ、行ってらっしゃい。私も後で向かってみますね。
&br;
-マーニ
--あれ?あそこにいるのは…
-ソール
--天御柱神様と国御柱神様です~!
-天御柱神
--ん?おお、ソールとマーニか。
-国御柱神
--あら、こんにちは。お二人でお出かけですか?	
-ソール
--そうなのですっ!とってもワクワクなのです~!
-マーニ
--ナビィの部屋にお出かけするのです~!
-国御柱神
--まぁ偶然!
-天御柱神
--俺と年神もナビィの部屋に行く予定だったんだ。	
-マーニ
--本当ですか!わぁ、ご一緒したいです~!
-ソール
--天御柱神様が一緒なら、迷子になるのも怖くないです~!
-天御柱神
--よーしわかった任せとけ!俺について来い!
-年神
--天御柱神、優しく抱っこするでち。
-天御柱神
--おっと、悪い悪い。
&br;
----
~そして到着~
-天御柱神
--よし、簡単についたな。ここがナビィの部屋だ。
-ナビィ
--天御柱神様、年神様、お待ちしておりました~♪
-マーニ
--わぁ、とっても楽しそうです~!	
-ソール
--こんにちはなのです~!
-ナビィ
--あっ!マーニ様にソール様も!こんにちは!	
-年神
--早く中に入って、温かいミルクを飲みたいのだ。
-ナビィ
--用意してありますよ~♪どうぞどうぞ!
-天御柱神
--そうだナビィ、後から国御柱神がお菓子もって来るって言ってたぞ。
-ナビィ
--本当ですか!楽しみです~!
-マーニ
--無事にナビィの部屋につけたのも、天御柱神様のお陰です!	
-ソール
--とってもたすかったのです!
-天御柱神
--はは、大したことはしてねぇけど…こちらこそありがとな!
&br;
-ムンディルファリ
--うぅっ…!よかったぁ…無事にナビィの部屋に辿り着けたんだね…!
--天御柱神にはあとでお礼しにいかないと…!
-国御柱神
--あら…?ムンディルファリさん。どうかなさったのですか?
-ムンディルファリ
--ひぇっ!…あぁびっくりしたぁ…国御柱神かぁ…。
-国御柱神
--フフ、もしかして…ソールちゃんとマーニちゃんを見守っていたのですね?
-ムンディルファリ
--あっ!こ、このことは二人には内緒にしてね?!
--二人だけで頑張ってたのに、僕が心配しすぎて見守ってたなんて、ためにならないだろうし…。
-国御柱神
--大丈夫、わかっていますよ。心配したくなる気持ちもとってもわかりますわ。	
--もしよろしければ、お菓子を一緒に届けにいきませんか?道端で鉢合わせたことにして。
-ムンディルファリ
--いいのかい…?是非!本当にありがとう、国御柱神…きみはとってもいいお嫁さんになれるよ。
-国御柱神
--フフ!ありがとうございます。なんだか照れてしまいますね…!	
''その日はとてもあたたかい一日になりました!''
-----
**ナビィの部屋 海の幸大集合![#ob4eaf04]

&ref(ナビィの部屋 海の幸大集合!.jpg,nolink);
~とある波打ち際~
-アトゥイコロカムイ
--先日はチョコレートを分けてくれてありがとう、えっと…
-リル
--名前か?リルだよクジラの姉さん。気に入ってもらえてよかったぜ!
-アトゥイコロカムイ
--あたしはアトゥイコロカムイだよ。アイヌでももっとバレンタインが流行ればなぁ。
-リル
--またケルトの土産持ってきてやるからよ、いつでも言ってくれよな!
--アイヌの土産も待ってるぜ。俺はあんまりアイヌのこと知らねぇし…。
-アトゥイコロカムイ
--もちろん、色々用意したいと思ってるよ。	
--あたしはケルト以外の地域のこともあまりよく知らなくって。旅してるなら教えてほしいな。
-リル
--なるほど?んじゃあ、海の神たちで集まって土産持ち寄るってのはどうだ?
-アトゥイコロカムイ
--面白そう…だけど、そんなことできるの?
-リル
--できるできる!ナビィの部屋とか借りれば何とかなるだろよ!
--早速声かけに行かなくちゃな!んじゃまたな、アトゥイコロカムイ!
-アトゥイコロカムイ
--海の神でお土産持ち寄って……フフ、レプンカムイも誘ってあげないとね。	
----
~それから~
-ナビィ
--リル様、ようこそナビィの部屋へ~♪
-リル
--おうナビィ。今日はここ、少し借りるぞ!
-ナビィ
--はい、大丈夫です~!他にもどなたかいらっしゃるのですか?
-リル
--あぁ!もうすぐ集まってくるんじゃねぇかな。
-アトゥイコロカムイ
--お待たせ。レプンカムイも連れて来たよ。
-レプンカムイ
--ようナビィ!で、オマエがリルだろ?よろしくな!
-リル
--おー、よろしく頼むぜ!
-ウミサチヒコ
--おまえら来るの早くねぇか?
-ナビィ
--あ、ウミサチヒコ様~!
-ウミサチヒコ
--土産を持ち寄る会なんだろ?持って来たぜ、日本の海の幸!	
-レプンカムイ
--すげぇ!いっぱいあるな!
-ウミサチヒコ
--スサノオや恵比寿にも手伝ってもらっちまったからな。
-アトゥイコロカムイ
--恵比寿…あぁ、クジラを釣る神。面白そう、今度会ってみたいな。
-カナロア
--やぁ、来てみたよ。
-リル
--ようカナロア!来てくれてありがとよ!	
-ウミサチヒコ
--カナロア!久しぶりじゃねぇか!
-カナロア
--あぁ、リルにウミサチヒコじゃないか。今日は声かけてくれてありがとうな。
-アトゥイコロカムイ
--すごいね、海の神があっという間に…
-レプンカムイ
--リルって顔広いんだな!
-リル
--へへ、伊達に船旅してねぇぜ。	
-ウミサチヒコ
--南の島のフルーツは本当にうめぇよなぁ。
-カナロア
--たくさん持ってきたから、そのまま食べたり絞ってジュースにしたりできるぞ。
-ナビィ
--それでしたらナビィが準備しますね~!	
-レプンカムイ
--ところであと何人くらいくるんだ?
-リル
--ヤムは仕事があるとか何とかでこないってよ。北欧のエーギルは…まぁ、こねぇだろうなぁ。
-アトゥイコロカムイ
--仕事?
-リル
--ギルガメッシュに付き合って研究するとか言ってたな。
-アトゥイコロカムイ
--へぇ…大変だね。
-リル
--ポセイドンの旦那も忙しそうだったしなぁ。
-グラウコス
--ヒャッホーウ!呼んだかァ!?
-ウミサチヒコ
--!? なんだなんだぁ!?	
-グラウコス
--ポセイドンの旦那がよォ!海の神で集まってるってエキサイティンな話教えてくれたんだぜェ!
-リル
--グラウコス!元気だったか、よく来たな!
-グラウコス
--会いたかったぜェ!みんな出揃ってるとか、クレイジーだなァ!
-トリトン
--おいグラウコス、騒ぎすぎるなって。
-グラウコス
--ヒャッホーウ!クレイジー!
-トリトン
--…あ、来て早々悪かったな。ほら、ギリシャの土産!
-レプンカムイ
--お、この魚マリダってやつだろ!チェプコロカムイが教えてくれたんだ!	
-トリトン
--よく知ってるな!揚げてフライにするとすげーうまいんだ。
-レプンカムイ
--そうなのか!俺もスサムって魚持ってきたんだけど、こいつも揚げたり焼いたりするとうまいよ!	
-アトゥイコロカムイ
--あら、相性がいいのかしら。連れてきて良かったよ。
-リル
--どうだ?他地域の海の神たちは。
-アトゥイコロカムイ
--うん、色んな神がいて面白いと思ったよ。	
--それにお土産も…みんなが持ってきてくれた分、あたしも料理してみたいな。
-ウミサチヒコ
--海の幸なら任せろ!捌き方とか、うめぇ食い方教えてやるよ!	
-カナロア
--俺も手伝うよ。待ってるだけも悪いしな。
-グラウコス
--おいおい、オレのスペシャルな土産を忘れんなよなァーッ!
--ほらよォ!元気の出る草!コイツ使うだけで最ッ高にクレイジーになれるとかスゲェアイテムだろ!
-トリトン
--やっぱり持ってきてたのかよ!
&br;
''この日は一日エキサイティンでした!''
----
~おまけ~
-エーギル
--…………。
-イズン
--…ねぇ、なんかエーギルの様子が変じゃない?
--そわそわしてるっていうか…。
-ブラギ
--言われてみれば…何かあったのだろうか?
-エーギル
--……フフ。	
-ブラギ
--笑っているな。機嫌がいいようだ。
-イズン
--な、何があったのかしら。
-----
**ナビィの部屋 春のお菓子教室 [#e8bc2329]

&ref(ナビィの部屋 春のお菓子教室.jpg,nolink);

~インド魔宮にて~
-ヴァサンタ
--お料理教室…?ナビィの部屋で…?
-ラティ
--そうよ~、前にチヤヴァナが参加してきたんですって!
--ほら、チヤヴァナって体鍛えてばっかりでお料理とかからっきしだったでしょ?
--それが、お料理教室に行ってきてからはタンドリーチキンを作れるようになったとか…。
-ヴァサンタ
--え、楽しそう…お料理教室、今でもやってるのかな…?
-ラティ
--さぁ…?どうなのかしら。
-カーマ
--ん?二人とも集まってどうしたんだ?
-ヴァサンタ
--あ、カーマ。…ナビィの部屋のお料理教室って知ってる?
-カーマ
--あぁ!チヤヴァナが参加してきたっつぅやつだろ。
-ラティ
--ヴァサンタがそれに参加したいみたいなの。でも今ってお料理教室やってるのかしら?
-カーマ
--ははぁそういうことね。それだったら、ヴァサンタがお料理教室開けばいいんじゃねェの?
-ヴァサンタ
--えっ!?お、俺が…?
-ラティ
--あらやだ、楽しそうじゃない~!ヴァサンタ頑張って!
-ヴァサンタ
--ちょ、ちょっとラティ…俺、他の神様に教えられるほど料理できないよ…。
-ラティ
--なぁに言ってんのよ!アタシに持ってきてくれるお菓子、全部おいしいじゃない。
-カーマ
--ヴァサンタが開くならお料理教室ってよりお菓子教室じゃねェか?
-ヴァサンタ
--確かに興味はあるけど…みんなで楽しくお菓子作るの、すごく楽しそうだし…。
-カーマ
--それならチャレンジあるのみってとこじゃねェの。俺も手伝ってやるからさ。
-ラティ
--アタシもアタシも!ヴァサンタのお菓子いっぱい食べれるんでしょ?
-ヴァサンタ
--二人とも…!うん、ちょっと頑張ってみようかな…。	
----
~それから~
-ナビィ
--ヴァサンタ様、準備ならばっちりですよ~♪
-ヴァサンタ
--わぁ、すごい…こんなにたくさん材料を用意してくれたんだ…!	
--それに…ずいぶんフルーツがたくさんあるね…!これは…?	
-ナビィ
--実は、この間カナロア様がフルーツをたくさん持ってきてくださったんです~!
--そのときに他の神様と分け合ったんですけど、それでもたくさんあったので……
--ナビィの部屋で好きに使っていいと仰っていただけたんです~♪
-ヴァサンタ
--へぇ…贅沢だね…!	
-プシュケー
--こんにちは~、お菓子教室って聞いて来てみました。
-ラティ
--プシュケー誘ってきたわよ、ヴァサンタ!
-ヴァサンタ
--あ、ラティ…!プシュケーも…!	
-プシュケー
--ヴァサンタさん、お菓子作るのとっても上手だから、私一緒に作ってみたかったんです~。
-ヴァサンタ
--そ、そう…?ありがとう。俺も、プシュケーにまた焼き菓子教えてもらいたいな…。	
-プシュケー
--それならお互いに教え合いましょう~!その方がおいしく作れますよ!
-ヴァサンタ
--本当?嬉しいな…!	
-カーマ
--ようナビィ、ヴァサンタ。俺も連れてきたぜ。
-エクチュア
--ここだな!ナビィの部屋ってのはよぉ!なかなかいい場所じゃねぇか!
-アウォナウィロナ
--お料理教室…。いと温かき活気に満ちぬ。
-ナビィ
--わぁ!カーマ様、エクチュア様、アウォナウィロナ様!	
-ラティ
--カーマったらさりげなく着飾ってるじゃない。どうしたの?	
-カーマ
--そりゃあ他所の神様と交流するってんだからな。こんな色男が適当な格好するわけにはいかねェだろ?
-エクチュア
--カーマっていつもそうなんだぜ!全くよぉ、どんなときでも欠かさず身支度整えるなんて熱いヤツだよなぁ!
-カーマ
--おいおい、あんまり褒めんなって。色男って再認識して惚れるヤツがいるかもしれねェだろ?
-プシュケー
--でも、お菓子作りしてるとせっかくの綺麗な服…汚れちゃうかもしれないですよ~。
-ヴァサンタ
--あ…それはちょっともったいないね…。	
-アウォナウィロナ
--静まりたまえ、惑いし神々よ。そなたらに捧ぐ品を授けよう。
--吾、大地の声を聞きぬ。いと温かき装いを求める者、現れると。
--志高き神々よ。そなたらが望むのならば、受け取りたまえ。
-プシュケー
--わぁ~!かわいいエプロンです!	
-ナビィ
--本当です~!フリルがついていてオシャレですね♪	
-ラティ
--やだ~!すっごいかわいいじゃない~!アタシが着たいくらいよ~!
-カーマ
--へぇ~、確かにすごく丁寧に作られてんなぁ。
-ヴァサンタ
--すごい…!アウォナウィロナさん、手先が器用なんですね…!
-エクチュア
--うおぉ、すげぇ!最高に愛が詰まってる…!どんだけあったけぇんだよアウォナウィロナ!	
-アウォナウィロナ
--神々よ。そなたらの望むものを手に取るとよい。
--吾、全てに祈りを込めぬ。そなたらの助けになるはずであろう。
-ラティ
--これってもしかして、もらっちゃってもいいの?	
-アウォナウィロナ
--そなたが望むのであれば。
-ラティ
--やったー!嬉しい~!ありがとう!
-プシュケー
--全員分以上あるんですね!わぁ…嬉しいです~!
-カーマ
--俺はカワイイ服よりカッコいい服の方が似合うんだが…どうよ?これはこれで似合ってんだろ?	
-ヴァサンタ
--あは…カーマ、それ裏表逆だよ。
-カーマ
--は!?やべっ。仕切りなおしな。
-プシュケー
--フフ!カーマさん、とっても似合ってます~。	
-エクチュア
--やべぇ!腰のリボン、どうやって結べばいいんだ!?
-ナビィ
--エクチュア様、ナビィが結びます~!
-エクチュア
--ありがてぇ!ナビィ、助かるぜ!
-ナビィ
--いえいえ!これでお菓子教室も無事にはじめられそうですね~♪
-アウォナウィロナ
--吾が子らに、新たなる菓子を馳走したい。よろしく頼む。
-ラティ
--ねぇねぇヴァサンタ!早く作りましょうよ~!アタシ待ちきれないわ~!
-プシュケー
--おそろいのエプロンを着ると、なんだかよりわくわくしちゃいますね~!
-カーマ
--みんな良く似合ってるぜ。アウォナウィロナ、ありがとな!
-ヴァサンタ
--じゃあ…早速はじめよう…!お菓子たくさん作って、食べ合ったり交換会したりしよう…!
-ナビィ
--ヴァサンタ様、とっても嬉しそうです~♪	
''とっても楽しい一日になりました!''
----
~後日談~
-ネヴィン
--お菓子教室だと?くっ…気がつくのが遅かった。
-ヴァハ
--あんたもしかして、お菓子教室に行くつもりだったの?
-ネヴィン
--決まっているではないか!私のチョコレート菓子作りのテクニックを知らしめるいいチャンスだぞ?
-ヴァハ
--やめときなって。あんたが作るとお菓子がモンスターになって騒ぎになるだけよ。
-ネヴィン
--フフン。さては、私の才能に嫉妬しているな?私の方が菓子作り上手いからな!
-ヴァハ
--何をー!?そんな才能別に欲しくなんかないわ!
-ネヴィン
--ほう、言ったな?後悔するぞ。
-ヴァハ
--何よ、その不敵な笑み。腹立つーっ!全部燃やしてやるよ!
-モリガン
--お菓子教室…ケーキ…クーフーリン…。
&br;
-ヌアダ
--ネヴィンとヴァハが騒いでると聞いたがいつもの事だ。放っておこうか。
-ディアン・ケヒト
--クックック…血の気が多いですねぇ。こわいこわい。
--さて、ヌアダ殿。ミアハとケーキを焼きましたが如何です?
-ヌアダ
--…彼女らより、ディアンが一番お菓子作るのが上手いというのもなかなか滑稽だよねぇ…。
-ディアン・ケヒト
--まぁ…私は天才ですから何でも器用にこなせるのですよ。ククッ…!
''---''
-クピド
--プシュケー、お菓子作りで何教わったの?
-プシュケー
--えーっと、内緒!	
-クピド
--なんで!?
-プシュケー
--大丈夫、また作ったらクピドにあげるから…その…。	
-アンテロス
--あれ?二人で何のお話~?
-クピド
--プシュケーがお菓子教室で作ったお菓子を教えてくれないんだよ~!	
-アンテロス
--ははぁ、なるほどね~。クピド、ちょっとこっちにおいで。
-クピド
--えっ?何、アンテロス?
-アンテロス
--…クピド、彼女を信じてあげる事も愛だよ?わかってるね?
-クピド
--…? うん?それがどういうこと?
-アンテロス
--あれ、わからないの~?はは、それなら仕方ないなぁ。
-クピド
--ま、待ってよ!鞭は嫌だよ!	
-アンテロス
--嫌なら、もっと周りを見たり考えたりすることだね。
--そしてちゃんと返してあげないと。本当に鞭で打っちゃうよ?
-クピド
--うぅ、アンテロスの言うことはやっぱり難しいよ…。
-プシュケー
--…? 二人とも何を話してるのかな?フフ、仲良しだなぁ~。	
''---''
-エクチュア
--よぉイシュチェル!会いたかったぜぇ!
-イシュチェル
--げっ、エクチュア!相変わらず暑苦しいわね…。
-エクチュア
--実はよぉ、この間カーマに誘われてお菓子教室に行って来たんだぜ!
-イシュチェル
--ふ、ふーん…それがどうしたのよ。
-エクチュア
--イシュチェルはイツァムナーと仲良くなりてぇんだろ!?
--そう思ってなぁ、愛を伝えるのにピッタリなお菓子の作り方、習ってきたんだぜ!
-イシュチェル
--ばっ、ばかー!何でっかい声で言ってんのよー!
-イツァムナー
--ん?二人とも集まって…どうかしたのか?
-エクチュア
--おっ、イツァムナー!今ちょうどお前の事を…モガモガ
-イシュチェル
--べ、別にっ!なんでもないわ!そうでしょ、エクチュア!
-エクチュア
--モゴモゴ…。
-イツァムナー
--あはは、エクチュアが苦しそうだよ。二人とも仲良しなんだね。
-イシュチェル
--はぁ!?ど、どこがそう見えんのよーっ!エクチュアもイツァムナーもばかーっ!
-イツァムナー
--あれ?違うの?仲がいいって、良い事だと思うけどな。
-エクチュア
--…ぷはーっ、そうだぜイシュチェル!みんな仲がいいとか最高じゃねぇか!なっ!?
-イシュチェル
--もーっ!そういう話じゃなくってーっ!	
''---''
-アウィテリンツタ
--お兄ちゃん、チーフが新しいお菓子作ってくれるみたいですよ!
-アポヤンタチ
--へぇ…新しいお菓子…何かあったのか?
-アウィテリンツタ
--なんでも、お菓子教室に行ってきたんだとか…
--他の地域の神様とおそろいのエプロンでお料理したみたいですよ!
-アポヤンタチ
--えっ、チーフあの格好で他の神と…!?しかもおそろいって…。
-アウィテリンツタ
--ほら、ついこの間チーフがたくさんエプロンを作ってたじゃないですか。
-アポヤンタチ
--あれを配ったのか!?うぅ、頭が…。
-アウィテリンツタ
--かわいくて好評だったみたいですよ?帰ってきてからのチーフ、すごーく機嫌よかったし!
-アポヤンタチ
--あ、わかった。女神が多かったんだな?確かにかわいい格好だから…。
-アウィテリンツタ
--男女半々くらいだったみたいですよ!おそろいのエプロンをみんなで着てるの見たかったなぁ。
-アポヤンタチ
--えっ!?…そういう趣味が流行ってるのか…!?いやいや、そんな訳が…。	


**ナビィの部屋 とっておきの贈り物 [#yf18e15d]

&ref(ナビィの部屋 とっておきの贈り物.jpg,nolink);
~森の一角で…~
-ワイナミョイネン
--ええーっ、モンチュちゃんったら、あの子からチョコレートもらったの!?
-モンチュ
--そうよ~!フフフ…日ごろの行いかしら?なーんちゃって!
-ワイナミョイネン
--羨ましいわぁ~!あたしもチョコ食べたい~!
-モンチュ
--そういうと思って…これミョイネンにあげちゃうわよ!
-ワイナミョイネン
--へっ!?なにこれっ!
-モンチュ
--ハイビスカスの花びら!煮出すとカルカデっていうお茶になるのよ~!
--色も鮮やかだし、美容にもとってもいいんだから!
-ワイナミョイネン
--やっだぁすごい素敵!モンチュちゃん大好き!あたしこれ、毎日飲むわ!ありがとう!	
''---''
-ワイナミョイネン
--ってことがあったのよ~。
-イルマリネン
--そうか、よかったな。
-ワイナミョイネン
--イルマリネン、あたしが何言いたいかわかるわよね~!長い付き合いだものね~!
-イルマリネン
--…………。
-ワイナミョイネン
--ちょっとぉ!かわいいあたしを無視するなんていい度胸してるじゃな~い…?	
--コラァ!はっ倒すわよ!
-イルマリネン
--はぁ…うるさいぞ。俺はお前のわがままには付き合わないし、話してる暇もない。
-ワイナミョイネン
--やだー!イルマリネンのいじわるー!あたし泣いちゃうわよ!
-イルマリネン
--勝手に泣いていればいいだろう。ほら、出て行け。
-ワイナミョイネン
--わーん!イルマリネンのバカァー!ウオオォアアン!	
--イルマリネンのエプロンで涙拭いてやるんだからー!ビショビショにしてやるわぁー!
-イルマリネン
--おいやめろやめろ。…はぁ、話だけでもきいてやるから大人しくしてくれ。
-ワイナミョイネン
--やったわ~!やっぱり持つべきものは友ね~!
-イルマリネン
--聞くだけだからな。
-ワイナミョイネン
--実はねぇ…かくかくしかじか。	
--だからモンチュちゃんに何か贈り物をしたいなって思ってるのよ~!
-イルマリネン
--なるほど?そういうのはイルマタルやミエリッキなんかに聞いたほうがいいんじゃないのか。
-ワイナミョイネン
--も~っ、イルマリネンったらおバカねっ!アンタだから頼んでるのよっ!
-イルマリネン
--つまり、その贈り物を俺に作れと。
-ワイナミョイネン
--そうっ!話が早いわねっ!サンポみたいなすごいやつよろしく頼むわね~!
-イルマリネン
--毎度のことだが注文がアバウトだな…やれやれ。
----
~それから~
-ナビィ
--お料理教室もお菓子教室も好評でしたよ~♪
-モンチュ
--アタシとしたことが、一歩出遅れちゃうなんて…!参加したかったわっ!
--お料理教室もお菓子教室もアタシ好みの子がいたのかしら…悔しいわ~!
-ナビィ
--モンチュ様は何か教室を開いたりしないんですか?	
-モンチュ
--フフ、ナビィちゃんったら。アタシはそういう柄じゃないわよ?
-ナビィ
--そうですか?ナビィはモンチュ様、教えるのが上手だと思います~!	
--ええっと…魔神に襲われたとき、うまく逃げる方法とか!
-モンチュ
--も~、ナビィちゃんったら可愛いこと言ってくれるじゃなーい!
--お礼にあっつーいチューしてあげちゃおうかしら!
-ナビィ
--も、モンチュ様~!ナビィは間に合ってますよ~!
-ワイナミョイネン
--モンチュちゃーん!ここにいたのね、探しちゃったじゃなーい!
-ナビィ
--あっ!ワイナミョイネン様~!	
-モンチュ
--あらっ、ミョイネンじゃない!アタシを探してって…どうかしたの?
-ワイナミョイネン
--ふっふっふ…イルマリネン!持ってきなさいっ!
-イルマリネン
--全く、神使いが荒いぞ。
-モンチュ
--キャーッ!イルマリネンよぉ~!イルマリネ~ン!アタシの投げキッスを受け取って~!
-ワイナミョイネン
--ちょっとぉー!あたしとイルマリネンで態度が違うじゃないっ!あたしにも投げなさいよっ!
-ナビィ
--なんだか随分おっきい箱ですね~!どうしたんですか?
-ワイナミョイネン
--ふふん。モンチュちゃん、この間あたしにカルカデ分けてくれたでしょ?
--それのお返しよっ!ほら、御覧なさーいっ!
-モンチュ
--どれどれ…?なにこれっ!?す、すごいじゃなーい!
-ナビィ
--わぁ~!モンチュ様の像です~!実物大なんですね♪
-ワイナミョイネン
--これがあたしの気持ち…どう?すごいでしょ~!
-イルマリネン
--一から全部作ったのは俺だけどな…。
-モンチュ
--ミョイネンありがとう~っ!キャーッうれしい~!ウフフ、エジプトピラミッドに飾っちゃおうかしら!	
''モンチュ様、とってもご機嫌でした!''
----
~エジプトピラミッドにもどって~
-ヌト
--きゃーモンチュちゃん!これどうしたの?
-モンチュ
--ミョイネンがプレゼントしてくれたのよ!この造形美…すばらしいわ~。	
--イルマリネンが作ったってところもポイント高いわよね~…ウフフ!	
-ヌト
--モンチュちゃんにそっくりね!触ってもいいのかしら?
-モンチュ
--いいわよいいわよ~!見てこの腹筋!ちゃんと作りこまれてるわぁ!	
-ヌト
--ほんとだわ~!すごーい!ゲブもこのくらい鍛えてればいいのにー!
-モンチュ
--もーヌトったら!さりげなく惚気てるんじゃないわよ~っ!このこのっ!
-ヌト
--モンチュちゃんにもすぐいい子が見つかるわよ~っ!うふふ!
--あ、そうそう!この間イシスちゃんがエイシ分けてくれたの。カルカデと一緒に食べましょうよ!
-モンチュ
--やだっいいの?!遠慮なくいただいちゃうわよ!	
-ヌト
--ちょっと待ってて!準備してくるわ!
-モンチュ
--待って待って、アタシもお手伝いするわよ~!
&br;
-セクメト
--アハハ!ゲレグ、遅いぞー!こっちこっちー!
-ゲレグ
--セクメト!待て待て、ちょっと走るの早すぎるぞ!	
--……見失っちまったな…全く。
--……。
--ん!?なんじゃこりゃあ!
-セクメト
--ゲレグー!どうしたー、魔神かー!
-ゲレグ
--び、びっくりした…モンチュの像か…
--ってなんであいつの像がこんな所に?一体誰がこんなものを…	
-セクメト
--すごい!モンチュにそっくりだ!レウもそう思うよな!
-ヌト
--あらあら、セクメトちゃんにゲレグちゃん!どうかしたの?
--あ!モンチュちゃんの像を見てたのね!眺めちゃうのもわかるわー、とってもそっくりだもの!
-モンチュ
--アタシの像がどうかしたの~?あらっ!セクメトに…ゲレグじゃなーい!
-ゲレグ
--げっ、本物も来た…!
-セクメト
--ヌト、いい匂いがするな!お茶か?
-ヌト
--あらよくわかったわね!カルカデよ。エイシもいっぱいあるから食べてちょうだい!
-セクメト
--わーい!食べる食べる!いっぱい食べるぞ!
-モンチュ
--ゲレグはアタシからあーんってしてあげちゃう~!
-ゲレグ
--い、いやそれはいい!


**ナビィの部屋 番外編 だれのメガネ? [#db5ee8b7]

&ref(ナビィの部屋 番外編 だれのメガネ?.jpg,nolink);



~インド海岸で…~

わーい、早く来いよスバドラー!

うぅジャガンナートお兄ちゃん、走るのが速いよー!	

スバドラーが遅いだけだろー!

もーっ、お兄ちゃんってばいつもひとりで走っていっちゃうんだからー!	
ん?なんだこれ?

きゃっ!いきなり止まるとぶつかっちゃうでしょ!	

ほら、スバドラーも見てみろよ!これ。

…えっと…メガネ?お兄ちゃん、これどうしたの?	

砂浜に落ちてたの見つけたんだよ。何でこんな所にあるんだろ?

うーん…?誰かが落としちゃったのかな。	

かな?でもそうだったら落としたヤツ、この辺りにいるんじゃない?

メガネってないと歩きにくいもんね…。	

とりあえず、メガネかけてる神様を探そうよ!	

でもメガネをかけてる神様っていっぱいいるよなー…誰のメガネだろ?

神様がいっぱいいるし、インド魔宮に行ってみようよ!	

よっしゃー!

----

~インド魔宮へ~

二人とも、インド魔宮に来てどうかしたの?

クリシュナ姉ちゃん、これ見て!誰のか知らない?	

インド海岸歩いてたら砂浜で見つけたの!	

なるほど…メガネを拾ったんだね。

残念だけど、誰のメガネかまではわからないな。

そっか…うーん、どうしよっかなー。	

インドの神様なら、アシュビン双神がメガネをかける必要のある神を知っているんじゃないかな。

ボクはメガネをかける必要がないから診てもらったことはないけれど。

あの二人がわからなかったら、インドの神様のものではないということさ。

ほんと!やっぱりクリシュナ姉ちゃんは頼りになるなぁ。ありがと!	

うん、クリシュナお姉ちゃんに聞いてよかったー!ありがとう!	

力になれたなら良かった。解決するといいね。

わぁー、ジャガンナートとスバドラーだ!

ガネーシャ姉ちゃん!アシュビンの二人って今どこにいるかわかる?	

ナーサティアとダスラ?うーん、今日は見てないよ。

あのね、このメガネの持ち主を探してるの。困ってるんじゃないかなぁ…。	

メガネかぁ……。

インドの神様だったら、ハヌマーンとバギーラタとチヤヴァナだね!

じゃあその誰かのメガネなのかな?	

わからないから、やっぱり誰かに聞いたほうがいいよ!

アシュビンの二人と、ハヌマーンたちを探せばいいのかな?


----

~ところ変わって~


ちょっとー、二日酔いの面倒はいいとして…

わけのわからない事になってる所までは面倒見ないわよ?

面目ないッス…。	

恥ずかしい話だ…色々と世話をかけてすまない。	

ナーサティアさん、ダスラさんの手を煩わせてしまって本当に申し訳なく思いますっ!	

どうやったらインド海岸でメガネを投げる遊びなんてするのよ…泥酔していたにも程があるわ。

僕はお酒飲んでませんよ!ちょっと瞑想していただけですっ!	

アナタは巻き込まれた側でしょ!

昨晩は相当酔ってたのか、何の話をして何をしていたのかさっぱりなんスよ…。	

ハヌマーンと落ち合った時点で、お互い相当飲んでいたからな…。	

メガネの話になって、なんだかすごく楽しかったってことはおぼえてるんスよ。	

メガネを交換したりした程度ならともかく、何故投げたりしたのか…。	

はぁ、意味のわからない事をするのが酔っ払いでしょ。

瞑想していたので、僕のメガネまで取られて投げられていた事に気づきませんでしたっ…!	

チヤヴァナには本当に悪い事をしてしまったな。すまない。	

それにしても、メガネはもっと大事に扱ってちょうだい。なくして困るのはアナタたちよ?

いた!お兄ちゃん、みんな集まってるよー!

ホントだ!…でも三人ともメガネしてないぞ?

あーらジャガンナートにスバドラーね、いらっしゃい!込み入っちゃってごめんなさいね。	

あれ?ダスラは?

ダスラは…ええと、はは…。	

ダスラさんなら、僕らのメガネ探しにインド海岸に行ってるッス…。	

ダスラさん、そしてナーサティアさんに迷惑をかけてしまうなんて…このチヤヴァナ、一生の不覚ですっ!	

メガネ?それってもしかしてこれのこと?

あっ!それは私のものだ。間違いない…!これをどこで?	

インド海岸で遊んでたら見つけたんだよな!

うん、もしかしたらダスラさんと入れ違いになっちゃったのかも?

インド海岸は広いもんなー。

バギーラタのメガネを探しているようだったら、ありもしないもの探してウロウロしてる事になっちゃ
うわ。	

さすがにそれはちょっとかわいそうだから教えに行ってくれないかしら?	

お礼に蜂蜜パーニープーリー用意しておいてあげるから!	

食べたい食べたい!わかった、すぐ行ってくる!


----


~再びインド海岸~

ダスラー!どこだー!返事しろよー!

ダスラさーん!

…………。	

あ、あそこにいるのダスラさんじゃない?

ホントだ!おーい!

…ん?誰かと思えば、クリシュナの弟か。	

悪いけど、今手が離せないんで。	

ダスラさーん、メガネ探してるんでしょ?

妹もいたのか。…ま、そうだけど。あんたら、何か知ってんの?	

あ、メガネ二つ持ってる!ハヌマーンとチヤヴァナのやつか?

あたしたちもメガネ拾ったの!それをさっきナーサティアさんに届けたんだよ!

オレらが見つけたのはバギーラタのやつだったんだよな!

あー…なるほど、わかったわ。	

入れ違いになっちゃってごめんね、ダスラさん。

別にいいよ、仕事だし。まぁ、さっさと帰ることにするわ…。	

砂浜はスリッパに砂が入るんでね…日差しも強いし。	


~インド魔宮に戻って~


お帰りさい!無事に見つかってよかったわ。	

すぐわかったよなー!あんな猫背なヤツ、インドじゃダスラかハヌマーンくらいだもん。

そうよねー、わかるわかる。ほら、美味しいもの用意しておいたわよ!	

やったー!蜂蜜パーニープーリー!

美味しそうー!ありがとう、ナーサティアさん!

手、ちゃんと消毒しろよ。

ほらナーサティア、メガネあったわ。チヤヴァナのとハヌマーンのやつ。

お疲れ様!雑用させちゃって悪かったわね。	

別に。

よかった、これがないと困るんスよ、ホントに…	

僕もアシュビンのお二人が下さったこのメガネがないと何にも見えないです…!	

あんたのは神具なんだから特に大事にしてくれ…。

私達からも礼をしなければならないな。皆、ありがとう。	

ところで…

お母さん、お母さん、3人ともメガネが見つかったって!	

本当?良かった~!見つからなかったらどうしようかと思っちゃった!	

…パール。ガネーシャ。何の話か、我に詳しく聞かせてもらおうか。

はっ、し、シヴァ!ええっと…。	

…さては。またイタズラしたのだな?

イタズラじゃないわよ~!浜辺をガネーシャと散歩していたら、美味しそうなヤシの実がなってたの。	

それを指差して、ハヌマーンとバギーラタにどうやって取るのか聞いただけよ?	

でも二人とも酔っ払ってたんだよね!	

まさかそこでメガネを投げちゃうとは思ってなかったのよ~!	

夕方だったから暗かったし、二人とも酔ってるし、メガネがないから見えてないしで…。	

今日も探しに行ったのよ?でも私じゃ見つけられなかったの。思ってたより遠くに飛んでいってたみたいで…	

全く…見つかったから良かったものを、見つからなかったらどうするつもりだったのだ。

ごめんなさい~!迷惑かけちゃったから後でおみやげ持って行かなくっちゃね。






**ナビィの部屋 みんなでお泊り会 [#x374cce7]

&ref(ナビィの部屋 みんなでお泊り会.jpg,nolink);

~ある日のギリシャ神殿~


この間はネグリジェをありがとうね、フォルトゥナちゃん!

えへへ、気に入ってもらえたなら良かった♪	

姉妹でおそろいなんでしょ?羨ましいなぁ。	

そうなの!ラケちゃんもお姉ちゃんも気に入ってるみたい☆

アタシね、モイラ三姉妹がそろってネグリジェ着てるところみたいな~!	

あ!いいなー!私も見たいな!	

ホント?じゃあじゃあ、みんなでパジャマパーティーしようよっ☆

わぁ!やりたーい!	

パジャマパーティー…?	

みんなでお泊り会するんだよ、パンドラちゃん!

そうそう!寝る前にあったかい飲み物飲んだり、色んなお話したり…	

とにかくね、とっても楽しいんだ☆

わぁー…!いいなぁー…!私も混ぜて!	

もちろん!みんなで遊んだ方が楽しいよ♪	

でも、どこで集まって遊ぶの?	

集まりやすいところがいいよね☆

あ、それならちょうどいい場所があるよ!


----

~ナビィの部屋~


こんばんは~!いらっしゃいませ!	

こんばんは、ナビィ!

夕方に集まるのってドキドキするね…!

へ~、ナビィの部屋ってここにあるんだ☆

今日はお泊り会をすると聞いて、ナビィもとってもワクワクしてるんです~♪	

あ、やっと来たー!ずっと待ってたんだからー!	

今夕飯作ってる所なの。もうすぐできるよ。	

ヨウキとヒイアカだっ!来てくれたんだね♪

やーん!あたしもいるよー!	

わぁ、ハウメア~!会いたかったよー!

あたしもー!南の島から飛んできちゃった!ね、ヒイアカちゃん!	

えっ?うん…!ナビィの部屋にもいってみたかったし…。	

女の子で集まって、恋の話とか、恋の話とか、恋の話をするんでしょ?	

恋の話?

そうそう!私ね、今日はそれが楽しみで来たのー!	

恋かぁ…えーっと、ドキドキする事だよね…

も~、恋の話はいいけどパンドラちゃんに変な事吹き込むのはダメだからね☆

ナビィにはないのー?色んなところ旅してるんでしょ?	

へっ?!えっと、ナビィに振られるとは思っていませんでした!	

そういえば、アトロポス様とラケシス様は後で来るのですか?	

うん!ギリシャのお土産を用意したいから、だって!

でも夕飯には間に合うように来るって言ってたから、もうすぐくるかな?

お待たせ。気を遣わせてしまってごめんね。

ラケも来てあげたのよ!

わっ、びっくりした!後ろから声かけるなんてお姉ちゃんずるい☆	

アトロポスちゃんにラケシスちゃん!ちょうど良かったー、今お料理できたとこなの!	

ええと、南の島料理なんだけどいい?	

わぁ…!美味しそう!私の見たことのないものばっかり…!

ありがとう…!これはアヒ・ポケで、こっちはラウラウで…	

南の島ってギリシャから遠いもんね!アタシも早く食べたいな~…!

お姉ちゃん、ギリシャのお土産ってなんだったの?	

ええと…それはね、これ。ギリシャヨーグルトとギリシャ風チーズケーキだよ。

どっちもラケが選んだのよ!

すごーい!ねぇねぇ、早く食べようよー!	

私ね、みんなで集まってお話しながらご飯を食べるの大好きなのー!	

私も大好き!なんだか嬉しいな。普段こんなにいっぱいでお話しないし…!	

わかるわかるー!アタシも今すごい楽しいよっ♪	

ナビィもです~!ご一緒させてもらえて本当に嬉しいです♪	

当然さ。ボクもずっとナビィとゆっくり話ができそうで嬉しいよ。

そうそうっ!ナビィっていつも忙しそうだし、今日はゆっくり遊びましょ!	

アタシはナビィのパジャマ、早く見たいなー!	

ちょっと、お喋りもいいけどお料理が冷めちゃうのよ!

そうだった!おなかすいたよー、食べてもいい?	

パンドラちゃんって食いしん坊なんだよー★	

わ、私だけじゃないもん!それはクロートーちゃんもだからー!


----



~後日~

南の島のお料理と、アトロポスさんが持ってきてくれたお菓子食べてね…

それでね、みんなでパジャマに着替えてね…

ホットミルクとか、ココアとか、あったかい飲み物飲みながら…

最近あったこととか、面白い話とか、恋のお話とか…

それでね、ラケシスちゃんが一番初めに寝ちゃってね…

ヨウキちゃんも夜更かしするって言ってたけどすぐに寝ちゃってね…

フォルトゥナさんと、ハウメアさんに色々教えてもらったりして…

アトロポスさんとヒイアカちゃんは朝起きるのが早いの、でもクロートーちゃんとヨウキちゃんはよく寝てて…
	

朝ごはんはナビィが用意してくれたリンゴでお料理してね…

とにかく、すごい楽しかったの!

---

と、報告してくれたよ。	

パンドラもたくさん友人ができたようでよかった。安心したね。	

…………。

ヘパイストス?	

…………う…。

…全く、貴方は本当に涙もろいね。	

…パンドラ…よかった……!






**ナビィの部屋 アリスなお茶会 [#bd354bfa]

&ref(ナビィの部屋 アリスなお茶会.jpg,nolink);


~ある日のはじまりの森~


見てください、ムンディルファリ様~♪

あれ、どうかしたのかいナビィ?とってもかわいい衣装だね。	

ありがとうございます~!変身で、不思議の国に迷い込んだような格好になったんですよ♪

なるほど、ナビィのそのドレスはアリスの役なんだね~!よく似合ってるよ!	

嬉しくってつい色んな神様に見せてまわっているんです~!

うんうん、いいんじゃないかな!	

折角だからお茶会でも開きたくなってくるね!	

お茶会ですか?

そうさ!クッキーを食べながら紅茶を飲み、楽しく語り合うお茶会…	

色んな神様にその姿を見せたいのなら、丁度いいかもしれないね。	

なるほど~!是非やってみたいです~♪

よーし、そうと決まればキャストを集めなければね!	

早速探しに行ってくるから、ナビィはお茶会の会場を用意して欲しいんだ!よろしくね!	

へっ!?む、ムンディルファリ様~!ま、待ってください~!

…走って行ってしまいました…!速いです~…!

----

~ナビィの様子~

とはいったものの…何を用意しましょう?	

クッキーとお茶…を用意すればいいのでしょうか?	

あ、ナビィだ。なにしてるの?

イソポカムイ様~!えっと、今お茶会をしようと思ってその準備です~!	

お茶会?…お菓子食べられるの?

…の予定です!でも何を用意しようか決まってないんです…。	

ムンディルファリ様はクッキーとか用意してみたらと仰ってました!	

クッキー?食べたいなー!それだったらボクも参加していい?

あ、はい!もちろんです~♪	

やったー!…そういえば、あっちに大きなポットがあったよ!

お茶会に使うにはちょうどいいんじゃない?

…へ?大きなポット?なんだかとっても気になります…!	

えへへ…じゃあまたあとでね!

…大きいと言ってもどのくらい大きいのでしょうか?


----

~ムンディルファリの様子~

なるほど、アリスに見立てたお茶会ね。

…ということは、私はハートの女王役ということかしら?

フリッグはそこまで横暴ではないけれどね。	

いつも赤いドレスを着ているし、実際に女王だしで丁度いいかなと思ったんだ。	

ふふ、たまにはそういった催しも面白そうだわ。

私も宮殿にいるばかりで最近退屈していたのよね。

じゃあ来てくれるんだね?ありがとう~!	

構わないわよ。会場までしっかりエスコートしてちょうだい。

…そうだわ、何も持たずに参加するのは恥ずかしいわね。

ムンディルファリ、キイチゴを集めてきてちょうだい。タルトでも焼いて持っていきましょう?

えっ?!僕が!?	

あら、当然でしょう?

は、はい!かしこまりました~!	

---

…と言ってキイチゴを集めてるわけだけど…。	

ム~ンディルファリ!

ひえっ!?ロキ!び、びっくりしたなぁもう…!	

あれ?いつもの格好と違うね。もしかしてきみも…?	

お、気づいた?アハハ、オレも変身したんだよね~♪

縞々の尻尾と猫耳…ということは、チェシャ猫役なんだね!	

ご名答~♪ロキ様は見事、チェシャ猫に変身してしまいましたとさ!

ところで…ムンディルファリパパはなーんでキイチゴを集めてるのかな~?

へ?えーっとフリッグに頼まれたんだよ。キイチゴタルトを作るんだってさ!	

ふーん、キイチゴタルトねぇ…フリッグ様が手作りお菓子作るなんて、ワケありっぽいジャン?

ええっ!?なんでわかるの!?……あっ!	

あっれー?もしかしてオレに隠したいことでもあったの?アハハ!

べ、別に隠そうと思ってたわけじゃないよ~!	

ずるいずるーい!オレにも教えて?キャハハ!

ひ、ひえ~!


----

~ナビィの部屋~

クッキーとお茶…これでいいのでしょうか?	

イソポカムイ様の言う通り…大きなポットがありましたが…	

これ、人ひとり入れるサイズじゃないですか~!	

うーん……あれ?ボクはなんでこんなところで…。

わぁっ太公望様!?いつの間にポットの中にいたのですか!?	

さぁ…全然覚えがないけど、結構よく眠れたしいい気分だったなぁ…ふわぁ…。

危ないところでした…!あのままお湯を入れていたらヤケドしちゃいます~!	

あ、ナビィ!ポット見つけたんだ?…あれっ、太公望起きちゃったの?

まだ眠いけどね…ふわ~…もう少し寝てもいい?	

なるほど…太公望様はネムリネズミ役なのですね~…!	
お待たせ~!

ここがナビィの部屋なのね。なかなかよくできた小屋だわ。

あ、ムンディルファリ様、フリッグ様!来てくださったんですね~♪	

ん…?いい匂い…	

わかった!これキイチゴの匂いでしょ?	

二人とも鼻がいいのね。そうよ、これもお茶請けにどうぞ。

わ~、キイチゴのタルト?ボクこういうお菓子あんまり食べたことないんだ!	

すごいです~!フリッグ様ってお料理上手なのですね!	

ありがとう、好きに頂いてちょうだい。キイチゴはムンディルファリが集めてくれたのよ。

本当に集めただけだけどね~…。

これでお茶会をはじめられそうですね~♪	

ちょっとちょっと~?オレのこと置いてはじめるなんてひどーい!

ロキ様!ロキ様も来てくださったんですね~!	

わぁ、ロキ!きみ、あの後別れたから帰ったんだとばかり…	

そーんなワケないジャン?アハハ!

楽しい楽しいお茶会をするんだろ~?

ええと、まぁ…そうだね!	

クックック…ご機嫌如何でしょうか、皆様。

ディアン・ケヒト様!?	

帽子屋の役がいないとの事で、そちらのロキ殿に呼ばれたのですよ。

へぇ~!よろしくね~。	

ええっ!?なんか見るからにやばそうな神様じゃない!?	

ディアン・ケヒト…噂には聞いていたけれど、実際に会うのは初めてね。	

お近づきの印にと、こちら…チョコレートケーキを御用意させて頂きましたよ。

あっ…いい匂い…	

むにゃむにゃ…チョコレートの甘い匂いがする。誰か来たの?	

ディアン・ケヒトが来たのよ。眠ったままで大丈夫かしら?	

解剖実験に丁度いいかもね~?アハハ!

げぇーっ!	

どうぞ、切り分けて食べて頂いて構いませんよ?私の手作りですからどうぞご安心下さい…クク!

で、ではフリッグ様のキイチゴタルトと一緒にいただきましょうか!	

ムンディルファリ、あなたが先に食べなさい。	

ええ~っ!?	

新しいメンバーで楽しかったです♪


----


~後日~



ナビィ…その衣装…似合ってる……	

わぁ、モリガン様ありがとうございます~!

色合いがなんだかモリガン様とお揃いみたいですよね♪

……ナビィと…お揃い…?	

…嬉しい……。
ほんとですか?そう言っていただけてナビィも嬉しいです~!

…クーフーリン、ウサギ……ならないかな……	

ウサギ…クーフーリン……捕まえられるかな……	

モリガン様なら、不思議の国へ行く前に捕まえられそうな気がします…!








**ナビィの部屋 特訓だ! [#e1210b50]

&ref(ナビィの部屋 特訓だ!.jpg,nolink);

~ナビィの部屋内~

おうナビィ、突然で悪いんだが、部屋を貸してもらってもいいか?

ダグザ様!いらっしゃいませ~♪どうされたんですか?

ちょっとゴヴニュを鍛え直してやろうと思ってな。

ゴヴニュ様を?	

ああ、ボアーンとも相談して、ここならそう隠れられもしないだろうってことになったんだ。

それに、造りもしっかりしているんだろ?特訓にもってこいじゃねぇか。

特訓ですか…!お部屋を使うのは構いませんよ~!	

本当か。ありがとうよ!

そうだ、ナビィも一緒にどうだ?

へ!?ナビィは、えっと…応援してます~!	

まあ、応援がないのとあるのとじゃ違うしな。よし、準備をすすめるか!

---

ナビィ!邪魔するヨー!

キュウテン様!	

おっと、お客さんか?	

アイヤー!初めましてアル!

もしかして、今日は先約があったのか?悪いことしちまったな。	

約束はしてないけど、西王母様に言われて様子を見に来たネ!

そうか、いつもこうなのか?活気があっていいな!	

なかなかいい部屋アルな。初めて来たけど、落ち着くアル!

そう言っていただけると嬉しいです♪	

本当は、西王母様にも来てほしかったヨ…。

西王母様、お忙しいんでしょうか?	

東王父が最近だらけすぎネ!そのせいで西王母様が大変アル!

あの怠け癖をどうにかできたらいいアルな。

ほう…?怠け癖か。	

これから俺が、ついでに稽古つけてやってもいいかもな!	

実は今、ダグザ様はその準備中なんですよ~♪	

稽古…いい案ネ!修行をすれば、あの怠け癖も少しはマシになるかもしれないヨ!

善は急げアル。さっそく連れてくるとするネ!


----

~ナビィの部屋前~


げぇーっ!まじありえねーっ!	

ご、ゴヴニュ様~!大丈夫ですか~?	

大丈夫、今日は調子がいいぞ!サボらず続けているからな!

サボれるならサボってるっつーの!あっ嘘です、やりますってぇ!	

うう、いつまでこれ続けんだよぉ…!	

待たせたアルな、連れてきたヨー!

おいおい、ナビィの部屋は憩いの場だと聞いてたんだが…?

ダグザがいるとは驚いたなぁ。茶でも飲めるんじゃなかったのかね。

東王父様、いらっしゃいませ~!お茶ならありますよ~、クッキーもあります!

だが、それは稽古後のお楽しみというわけだ!	

稽古だって!?

そうなんです~!今はダグザ様にお部屋をお貸ししているんです♪

東王父!もしかして、寝ぼけててアタシの話聞いてなかったアルか?

今日はここでみっちり修行させてもらうヨロシ!

まだ準備運動の最中だからな。適当なところで入ってくれ!	

はぁーっ!?準備!?何回スクワットやってると思って…	

なんだゴヴニュ。まだまだ余力があるみたいだな?	

ないない、ないです!もう十分だろーがよぉ!	

まいったな…修行だとわかってたらうまいこと隠れたんだがなぁ…。

はは!まあそう言わずに。普段運動なんざろくにしてねぇんだろ?

耳か痛いねぇ…ああそうか。それで太公望はいつの間にかいなくなっちまったってわけか。

そういえば一緒にいたけど、なんだかんだと逃げられてしまったアルな!

ははは、相変わらず要領がいいな、あいつは。

ここまで来ちまったからには仕方ない…さっと済ませてお茶にありつくとするか。

…へ?なに、このおっさんまさかダグザの特訓受けるためにわざわざ来たのかよ!?どうかし
てんじゃねーの!	

つーかおたくら誰?	

中国から来たアル!自己紹介は、修行のあとでも構わないアルか?アタシも特訓に参加するネ!

おっ、いい心意気だな!	

メンバーも揃ったことだし、準備運動が終わったら、走り込みから始めるぞ!	

ひゃ~!皆様、頑張ってください…!	


特訓は夜まで続きました…!


----


~後日~

邪魔するわね。ダグザって方はここにいらして?

あら、あなたは…?中国からはるばる来てくださったの?	

ごめんなさいね。ちょうど課外授業があって、ダグザも出かけているの。	

まあ、そうだったのね。

もしよければ言伝なり預かっておくけれど、どうかしら?	

それは助かるわ。お願いできるかしら。

といっても、大したことではないのだけれど…。

先日、ダグザが東王父に稽古をつけてくれたとキュウテンから聞いたのよ。

東王父…ではあなたは西王母さんかしら?お会いできて光栄だわ。私はボアーンというの。	

ウフフ、ご明察よ。よろしく、ボアーン。

よろしくね。待っていたらダグザも帰ってくるとは思うのだけど…遅くなると悪いかしら?	

迷惑じゃなければ、お茶くらい構わないわよ。

そう?じゃあ、すぐにお茶を用意するわ。あなたは紅茶にミルクは入れる?	

そうね…お任せするわ。

稽古をつけてもらったあの日から、東王父が珍しく仕事をしているものだから、お礼をしなきゃと思ったの。

フフ、ダグザの特訓は折り紙付きよ。	

戻ってきたときの顔が今でも忘れられないわ。

手土産に饅頭を用意したのだけど…少し多かったかしら?

あら、こんなに…!	

ありがとう、いただくわ。ダグザは食欲旺盛だからきっと喜ぶわよ。	

よかったわ。稽古のことも、よければまた頼みたいくらいよ。

フフ、それを聞いたらもっと喜ぶわね!	






**ナビィの部屋 アステカダンスパーティー! [#ka3e68d0]

&ref(ナビィの部屋 アステカダンスパーティー!.jpg,nolink);


~ナビィの部屋内~


ねぇナビィちゃん、今度ウェウェくんがダンスパーティーひらくんだって!知ってる~?

ダンスパーティーですか?初耳です~!でも素敵ですね!	

ボクもそう思う~!あのね、それで色んな地域の神様を集めてほしいんだぁ。

ダンスって、地域で違うからねぇ。とっても楽しそうでしょ~!

なるほど!わかりました、ナビィも色んな神様に声かけしてみますね!	

わぁ!ありがとぅ~!ナビィちゃんも来てくれるの、待ってるねぇ!

はい~!	

…とは言ったものの、誰を誘うか悩んでしまいますね……!	

ナビィちゃん、ナビィちゃん、遊びに来たわよ~!

あらぁ、かわいいお客さんがいたのね。こんにちは。

こんにちは~!きみはだぁれ?	

わたしはロノって言うの。南の島の踊りが大好きな神様よ?

ロノ様、遊びに来てくださったんですね~♪嬉しいです~!	

わぁい、ロノさんよろしくねぇ。ボクはね、ケツァルコアトルって言うんだぁ。	

ケツァルコアトル様はアステカの神様なんです~!	

あら、そうなの!ウフフ、よろしくねケツァルちゃん。

ねぇロノさん、さっき踊りがだいすきって言ってたよねぇ~!	

そうよ~、歌って踊るのってとっても楽しいでしょう?ケツァルちゃんも好き?

うん、だいすき~!くすくす、あのねぇ、今度アステカでダンスパーティーするんだよぉ。	

もしよかったら、ロノさんも一緒にあそぼうよぉ。	

ダンスパーティー?とっても楽しそうねぇ!ぜひ行きたいわ。

わぁい!ヘビくん、ナビィちゃん、やったねぇ。ロノさんも来てくれるって!	

ウフフ…!楽しみにしてるわぁ。


----

~日本神社にて~

ロノからアステカでダンスパーティーをすると聞いたわ。どんな神様が集まっているのかしら…?

ナビィは誰が集まっているのかまだよくわからないです~。	

コノハナサクヤヒメ様は行かないのですか?	

残念だけれど、その時間は予定が入ってしまっているの。

チルヒメを誘ってアヌビスと女子会しようって決めているのよ。

なるほど~…それは残念です~!	

ごめんなさいね。また別の機会に誘って頂戴ね。

ナビィ、その話…ボクに詳しく聞かせてもらえるかい?

あっ、ヤマトタケル様~!	

まぁ、どこから出てきたのかしら。ビックリしたわ。	

舞と聞いて居ても立っても居られなくなってしまってね…。

あ!もしかして、ヤマトタケル様はダンスパーティーに来られるのですか?	

もちろん。ボクの美しさを知ってもらう恰好のチャンスだからね。

な、なるほど~!	

ヤマトタケル、アステカに行くのは構わないけれど…あまり変なことを言わないでほしいわ。	

ボクはいつだって大真面目だよ?

ねぇねぇ、舞って聞こえたけど何?アタシ達も混ぜて!

……!あっ、ナビィさん…こ、こんにちは……。

アメノウズメ様、阿多福様~!こんにちは!	

まぁ、丁度良かったわ。	

? なになに?

アステカでダンスパーティーが開催されるそうだよ。二人もどうかな?	

…ダンス、パーティー……?

何それ!すごい楽しそうー!ねぇ阿多福、アタシ達もついてっちゃおーよ~!

えっ、えっと……!いいのかな……。

ケツァルコアトル様はたくさんの神様に来てほしいそうですよ♪	

…!そ、それなら…行きたい…!…あの…いい、ですか?

もちろんです~!なんだか賑やかなパーティーになりそうですね♪	

アステカってことはウェウェコヨトルとダンスできるんでしょ?

もー、今から楽しみで仕方ないよ~!いっぱい踊っちゃうんだからね!	

まぁ、一番美しい舞を踊るのはボクで間違いないけれどね。


----

~パーティー当日~


おっ、ナビィ!ケツァルがそっちに行ったろ。神様たくさん集めてくれた?	

ウェウェコヨトル様~!もちろんです!

へー、楽しみじゃん!どんな神様が来るのかなー。	

ウェウェくん~。パーティーの準備は大丈夫~?

ケツァルか。当然!ばっちり決めてみたぜ。	

わぁ、とっても楽しそうだねぇ。ここがステージ?

そうそう。色んなヤツのダンスが見やすいようにさ。	

ナビィも楽しみです~!

アステカってここで合ってるかしらぁ…?

あっ!ロノさんだぁ。	

あら、ケツァルちゃん!会えてよかったわぁ。じゃあここで合ってるのね!

南の島の神か!いいじゃんいいじゃん、よろしくな。	

こんにちは!わたしはロノよ。歌って踊るのが大好きなの。仲良くしてね~!

オレはウェウェコヨトル。パーティーの主催したのはオレなんだ。楽しんでってくれよな?	

アステカってかわいい子がいっぱいで素敵ねぇ。ウフフ!

アタシ達もアステカに到着!やっほーウェウェコヨトル!

あ…あの…こ、こんにちは…。

ボクにふさわしい舞台があると聞いてね。はるばる日本からやって来たんだ。

おっ、アメノウズメ!他にも色々連れてきてくれたのか。サンキュー!	

みんなで踊ったほうが楽しいからついつい誘っちゃったよー!いいよね!

パーティーだしな。美味いもの食ったり酒飲んだりして楽しくやろうぜ。	

あっ!そうだぁ。ねぇねぇウェウェくん~。

ん?なんだよケツァル。まだだれか来るのか?	

うん。あのねぇ、ボク北欧のほうにも行ってみたんだよぉ。

…ってことは……。	

よーし、アステカに到着じゃ!久々の長旅だったわい!

お、オーディン様~!	

なんじゃ、ナビィも来ておったか!こりゃあ楽しそうな宴になりそうじゃな!ハハハハハ!

なるほどねー。北欧から来てくれてサンキュー!今日はよろしくな。	

ハハハハハ!ダンスと聞いて出向かぬわけにはいかんと思ってのう!

オーディン様、とってもパワフルです~!	

この日はナビィもいっぱいダンスしました~!







**ナビィの部屋 ストラップ作り♪ [#nef6c1da]

&ref(ナビィの部屋 ストラップ作り♪.jpg,nolink);

~インド大河の近くで…~

うーん!なかなかうまくいかないなぁ…。	

えー?イイカンジじゃん!

シーター様、ハトホル様、こんにちは~!

何か作っているんですか?

あっ!ナビィちゃん!	

シーターにストラップの作り方を教わってるんだ~!	

まだほんの作りかけだけどね!	

ナビィも作ろうよー!鞄とかチョーデコれるし!	

えっいいんでしょうか…!作ってみたいです~!

全然いいし!チョー楽しそうじゃん?	

なになに?ナビィも一緒にストラップ作るって話?	

はい~!よければお邪魔したいです♪

そうだ!アタシひらめいちゃったんだけどー。	

ナビィの部屋に集まって作るってよくない?	

ナビィの部屋?	

そういえばモンチュが言ってたよ、すごく素敵な場所なんだって!	

トトもハピもバステトも行ってたみたいでさ~。	

アタシもせっかくだし行ってみたいなー!	

いいですよ~!是非遊びに来てください♪

実はアタシもマジ気になってたんだよね~!	

さっそくアゲアゲでいっちゃうよ~!	


ナビィの部屋に移動して…

へーっ!結構広いんだね!

ヤバーイ!ソファ、チョーふかふかなんですけど!

ほんとだー!これはくつろいじゃうねっ!

気に入っていただけて嬉しいです~!

…ナビィ。

ひゃっ!も、モリガン様~!びっくりしちゃいました~!	

ん、お客さんかな~?	

…新しいお人形…作るの…。

ないしょで…。

プレゼントですか~?	

え!じゃあ一緒に作ろうよ!	

アタシとシーターもこれから作ろうと思ってたから、ちょうどいいって話!	

名案じゃん!	

インドのアクセとかー布とかー…いろいろあるから、好きに使っちゃって~!

…いいの…?

ナビィもモリガン様と作ってみたいです♪	

……ありがと。

----

~その日の夕方…~

ここがナビィの部屋か…。

おーマジであったし。…ってあれ?

あんたももしかしてナビィの部屋に用がある感じ?

そうだけど、まさかお前も?

マジ奇遇じゃん! おーいナビィ!

ラーマ様にホルス様!いらっしゃいませ~♪	

ナビィ、元気そうだな。

はい、元気です~!	

ホルス?…ってあー!あの!知ってるぜ!

ハトホルから話聞いてたんだよなー。

はっハトホルから!?お前一体…!

ラーマ様はシーター様ととっても仲が良いんです♪	

シーター…ハトホルが話していたような気がするな。友達だって…。

そうそう!オレはラーマ。よろしくなー!

ところでシーター迎えに来たんだけど、まだいる?中?

はい!中にいらっしゃいますよ~!	

ほら、あんたもハトホルのこと迎えに来たんだろ?入っちゃおーぜ!

え!?俺はただ様子を見に来たというか…。

王として、いつも世話になっているナビィに挨拶しないのはよくないだろ?

ほら、土産も持ってきたんだ。みんなで食べてくれよな。

お土産!?マジ!?サンキュー!もらうわ!

ナビィ、誰誰?お客さん?	

…って、あれっ?ホルス君じゃーん!	

ラーマもきてくれたんだ~!チョーうれしー!	

あれっ?アタシ、ラーマ君のことホルス君に紹介してたっけ?	

ちょっとちょっと~いつの間に仲良くなったのか教えてよ~!	

さっき入り口でばったり会っちゃったんだよなー。

えー!マジ偶然じゃん!	

……ナビィ。	

モリガン様、どうされました~?	

……お人形…できたの…。	

…クーフーリン…探さなきゃ…。	

あっ!できたんだねー!	

すごーい!マジかわいーんですけど!	

素敵です~!クーフーリン様のお人形ですね!	

…新しいの…見せに行きたいの…。	

チョーわかる!できたの早く見せに行きたいよねー!	

片づけはアタシたちでやっとくよ!任せといて!	

ナビィ、モリガン様と一緒にストラップ作れて楽しかったです~!	

……うん、ありがと。	

…今のは?

ケルトのモリガンちゃんっていうんだって。	

一緒にストラップ作ったんだー!	

ラーマ、見て見て~!チョーかわいくない?おそろいでつけようよ!	

おー!スゲーじゃん!

…どうよ?マジイカしてるっつーか?サンキューな!

ヤバーイ!チョー嬉しい~!	

みんなで作ったってことは、ハトホルも作ったのか?

え!?あ、アタシのはいいんだよー!	

ハトホル様の作ったストラップもかわいいですよ~♪	

ホルス君だっけ?チョーかわいいから貰っちゃいなよー!ほらっ!	

シータ-!?	

えっ!?もらってもいいものなのか?

すっごく試作っていうか…あんまり出来はよくないんだけどっ!	

…貰ってくれるの?	

ハトホルが作ったものなんだろ?…貰っておく。

ありがとー!シーターみたいに器用にはいかなくてさー!	

また作ったら貰ってもらっていいかな?	

ホルス君に渡すと思ったら、練習でも気合いが入るからさ!	

それ、ハトホルの記念すべき第一作目だからねー♪	

マジかよ!よかったじゃんホルス、マジ運命じゃね?

大事にするよ。ありがとう。



ナビィのストラップはお部屋に飾りました♪




**ナビィの部屋 番外編 神社の迷い子 [#u63e79c5]

&ref(ナビィの部屋 番外編 神社の迷い子.jpg,nolink);

~日本神社境内~

ぐすん…転んじゃったよ…い、痛いよ~!

…痛くても、頑張ってアイヌの里に戻らなくっちゃ…。

うう、うまく立てないよ…。

ズシャッ

ぐすん、また擦りむいちゃったよ~!

あら?誰かの泣き声がすると思ったら…。	

どうしたの?迷子かしら?	

あっ…。

立たせてくれて、どうもありがとう…。

まあ、大変!ひどい傷!	

他にもあちこち怪我しているじゃない!	

…もしかして、階段から転げ落ちちゃったの?	

う、うん…。

とても痛かったんだけど、お姉さんがきてくれて助かったよ。

通りかかってよかったわ。	

お姉さんの名前はなんというの?

ああ、自己紹介が遅れてごめんなさいね。	

私はスセリヒメ。あなたの名前を聞いてもいい?	

僕はシランパカムイっていうんだ。

アイヌの里から修行にきていたんだよ。

アイヌから来ていたのね。	

そう遠くはないけれど…。しょうがないわね。	

少し私の家で休んだらどうかしら?	

何しろこの怪我だし。傷の手当くらいならできるわ!	

ほ、本当に…?行ってもいいの?

ぐすん…スセリヒメ姉ちゃん、優しいね!
もうシランパカムイ君ったら。歩ける?	

う、うん!

----

~スセリヒメの家~

スセリヒメ、ただいま帰りました。

ん?誰か連れてきたのか。	

日本神社で怪我をしていたの。

シランパカムイ君っていうんですって。

あっ、突然お邪魔してしまってごめんなさい!

動けなかったところを、スセリヒメ姉ちゃんに助けてもらったんだ。

そうか。…気にせず好きに休んで行くといい。	

シランパカムイ君、手当てするから動かないでね。

う、うん…!

少し沁みるかもしれないわ。

だ、大丈夫…!泣かないよ!

---

はい、できた。よく我慢したわね!

ぐすん…スセリヒメ姉ちゃん、どうもありがとう!

それはそうと…スセリヒメ。	

オオクニヌシとは一緒ではないのか?	

この後約束をしているわ。

もうそろそろここに到着する頃ではないかしら?

おお、そうか。それなら…俺は少し奥にいよう。	

オオクニヌシ…って、誰かなぁ。

私の後輩よ。	

よく一緒に稽古をしているの。	

稽古…いいな、僕も強くなりたいんだけどうまくいかなくて…。

ふふ、シランパカムイ君は強くなりたいのね。	

一人で修行もいいけれど、誰かと共に精進するのも悪くないわよ。

スセリヒメ殿!お迎えに上がりました!

本日はどちらへ稽古に参られるのでござりましょうか?

オオクニヌシ君、いらっしゃい。	

今日は稽古の前にこの子をアイヌへ送り届けようと思うの。	

この子…と、申しますと?

はっ!お初にお目にかかります。それがし、オオクニヌシと申す者。

あっ、君がオオクニヌシって神様なんだね~!	

僕はシランパカムイ。オオクニヌシ兄ちゃんも、稽古をするの?	

それがし、まだまだ未熟者でありますゆえ…。

スセリヒメ殿と共に稽古に励む身でありまする。

そうね。稽古…稽古が多いわね。	

そうなんだね。誰かと一緒に強くなれたら、とても心強いだろうな。	

…シランパカムイ君も、私たちと一緒に鍛錬してみたらどうかしら?

なんと。シランパカムイ殿も修練に励む身でありましたか!

えっいいの…?もし一緒に修行させてもらえるなら…嬉しいなぁ!	

それがしも同じ気持ちにござります!

ええ、とてもいいと思うわ。	

シランパカムイ君、もしまた日本に修行に来るときは、私を訪ねてくれるかしら。	

オオクニヌシ君も呼んで、鍛錬に励みましょう?	

それがし、喜んでお供いたしまする!

うん、そうするよ。どうもありがとう…!	

~このあと3人でアイヌの里へ向かいました~

----

~アイヌの里~

あっ!シランパしゃ、かえってきた!おかえり~!	

シトゥンペカムイ、ただいま~!

シランパしゃ、けがしてゆ?ほうたいまきまき~!	

…いたい?	

痛かったけど…スセリヒメ姉ちゃんに手当てしてもらったから、大丈夫だよ。

キュン!よかったね~!	

うん…!

あれっ!シランパカムイにシトゥンペカムイ、ちょうどいいんだぞ!

あのね、あのね、さっきチェプコロカムイにおさかなもらったんだぞ!

サケしゃ!?	

わぁ、すごいね~!	

ぼくちゃんやさしいから、2人にも分けてあげるんだぞ!

サケしゃ!すき~!ありがとう!	

むむっ!シランパカムイ、ケガしてる!

ぼくちゃん、力もちだからささえてあげるぞ!

えっ!わわ…お、重たくないの~?	

むふふ、ぼくちゃんにかかればこのくらい、おちゃのこさいさいなんだぞ!

ヌプリコロカムイしゃ、ちからもち~!	

わたしもおてつだいすりゅ!	

シランパしゃのおにんぎょう、もつの!	

わぁ、どうもありがとう…!	

稽古をつけてもらって強くなったら、きっと恩返しするね!	

気にすることはないんだぞ!

でもぼくちゃん、けいこ?ってなんだか気になるぞ!

強くなれるの?

おけいこ?	

うん、日本のスセリヒメ姉ちゃんたちと一緒に、修行させてもらえることになったんだ~。	

修行!なんだかわくわくするんだぞ!

ぼくちゃんも行きたーい!

わたしもわたしも!あそびいく~!	

オオゲツヒメしゃにあえりゅかも!	

じゃあ、一緒に行こう?	

わーい!やったー!楽しみなんだぞ!

うん、僕も楽しみだよ~!	

しっかり怪我を治していかなくっちゃ。	

サケしゃたべてげんきなれりゅよ!	

そうだぞ!まずはしっかり食べるんだぞ!ねっシランパカムイ!

う、うん…!




**ナビィの部屋 消えたモルフェウス [#y41743aa]

&ref(ナビィの部屋 消えたモルフェウス.jpg,nolink);


~ギリシャ神殿~

もー!仕事もしないでどこいっちゃったんだろー!タナトスさんに怒られちゃうよ!

ヒュプノスさん、モルにぃ見かけなかった?

あら~どうかしたの?モルフェウスは見ていないけれど…	

こっちには来てないかー…ねーヒュプノスさん、一緒に探すの手伝って!人手は多いほうがいいジャン?

そうねぇ…ふふ、いいわよ。今ちょうど時間が空いているの。	

あっ!タナトスさんにはナイショにしててね!

一応、ポベにぃも探してるんだけど…神殿にいないなら、どこか外に行ったのかなー…。

内緒にしておくのね?わかったわ。ふふ、たまにはこういうのも楽しいものね。	

うーん…外に行ったなら…ギリシャ平原かな?

~平原に到着~

いい夜ね、こんな日にはとっても素敵なスカルが見つかりそう。	

いつ来ても広いねー!

…っと危ない!フェロニアが植えた花につっこんじゃうところだったよー!

あら危ない。ユースティティアに怒られちゃうわ。	

あたしがスカルになるのはやだよ!?

ふふ、パンタソスはスカルになってもかわいいと思うわよ。	

~そして冥界~

もー!ヒュプノスさんってばー…モルにぃー!いるー?

…やっぱ、こっちには来てないのかなー?

寝るのには静かでちょうどいい場所なのにね?	

ん?ヒュプノスにパンタソスじゃん!どうしたの?2人で平原にくるなんて珍しいね!

あら~こんばんは、いい夜ね。今ちょっとモルフェウスを探しているの。	

やっほーアルテミス! モルにぃ見てない?仕事の時間だってのにいなくなっちゃったんだよねー…。	

んー、モルフェウスは見てないかも。あたしこの辺でずっと狩りしてたんだけど、そんな影は見なかったなー…。

そっかーアリガト! 平原に来てないってなると…ヒュプノスさん、何かいい案ある?	

そうね…。ポベートールも探しているのよね?彼にお話を聞いてみてもいいんじゃないかしら。	

確かに、もしかしたらポベにぃのほうで見つけたりしてるかも!行ってみよ!	

それなら早速…でもポベートールはどこにいるのかしら?	

ポベにぃは、まだ神殿でモルにぃのこと探してるんじゃないかなー?	

あたし平原に行くって言わずに来ちゃってた!	

それならまだ神殿にいるかもしれないわね。	

じゃあね、アルテミス!また今度遊ぼーよ!	

うん!じゃあね!

----

~再びギリシャ神殿~	

ふふ、タナトス兄さんの仕事は兄さんしかできないもの。それは兄さんもよくわかってるわ。

そうね…タナトス兄さんがいたら私が足止めしておいてあげるわよ?

うーん、どうしようかな…。	

……。

ハデス様に聞いてみるとしようか。

うん。聞いてみよ!ハデス様なら知ってるかな?	

ハデス様!モルにぃこっちに来てない?	

ドリームキャンディーがなくなっちゃったみたいだから、取りに来てないかなって…。	

モルフェウスが?いや、ここには来ていないが…?

…なるほど、ドリームキャンディーか。そういえばそろそろそれを取りに来る頃合いだったな。

えー!こっちにも来てないのー!? ポベにぃ!モルにぃ来てないジャン!	

…すまん。	

…モルフェウスが仕事をさぼってキャンディーを探しているのなら、俺の顔を見にわざわざ来ることもないだろう。

…!ほんとだ!わざわざ怒られに来るようなこと、しないよねー…!	

ほら、瓶も空っぽなんだー…ここまで来たし、モルにぃにキャンディーもらっていってもいい?	

キャンディーなら好きなだけ持っていくといい。

やった!キャンディーもらってくねー!アリガト!	

…タナトスが先ほどナビィの部屋へ向かったが、彼に聞いてみるのもいいかもしれないな。

あら~、ハデス様のもとへ行くと言っていたからお仕事だとばかり思っておりましたわ。	

ドリームキャンディーはナビィの部屋にも設置してあるからな。

ときどき、タナトスに仕事で出向くついでに置きに行かせている。

…た、タナトスさんに聞く…。	

…何か問題があるのか?

ないよ!全然ないに決まってるジャン!	

それなら早くいった方がいいだろうな。

居なくなってしまっては手がかりも掴みにくいだろう。

そうするよーもうハデス様にもバレちゃったし、タナトスさんにバレてもおんなじだよね。	

…ナビィの部屋かー、あたし行ったことないけど、どんなところなんだろ?	

…俺も行ったことはないな。	

私も噂に聞いた程度しかないのよ。でもとっても楽しいところだと聞いたわ。	

きっとお昼寝に丁度いいのね。そのまま安らかに死んでしまいそうなほど。	

楽しいところなんだ!いいねー!あたし、オモシロイこと大好きだよ!	

それなら丁度いいわね。場所なら、ハデス様に以前教えてもらったことがあるし迷わないはずよ。	

ヒュプノスさんいつの間に聞いてたのー!?さすが! えーっと、方向こっちで合ってる?	

ふふ、そっちの方向で合ってるわよ。きっとすぐに到着できるわ。

----

~ナビィの部屋~

あったあった!ここジャン?
	
まぁ~、わかりやすくてよかったわ。

タナトスさん、いるかな…。

ガチャッ

わっ!

び、びっくりしちゃったジャン!急にでてこないでよー!

あ!パンタソス様!それにヒュプノス様、ポベートール様も!こんばんは~♪	

…こんばんは。

おっと、パンタソスか。こんなところまでどうしたんだ?	

あ!タナトスさん…!ナビィもいる!

…あー、言いにくいんだけど、モルにぃが神殿からいなくなっちゃったんだよねー。

モルフェウスが?…あぁ。ちょっと部屋覗いてみろ。	

えっ?

スヤスヤ…。	

あーっ!

モルにぃ!ここにいたんだー!

モルフェウス様を探していたんですね~!よかったです~!	

むにゃむにゃ…。	

平原とか冥界まで行って探し回っちゃったジャン!

あれ…?みんなしていつの間にここに?	

『あれ…?』じゃないよー!無事でよかったけど!

ふふ、無事見つかってよかったわね。眠りすぎて死んじゃったりしてたらどうしようかと。

ヒュプノスさん、嬉しそうだね…。

あー…ごめん。キャンディーが切れちゃってたから探しに行ってたんだ…。	

でも、途中で眠くなっちゃって…ふわぁ…。	

キャンディーなら、あたしたちでハデス様にもらってきたよ!

本当に?あっ、本当だ!ありがとう、早速一口…	

もー!モルにぃ!

ごめんごめん。歯磨きはちゃんとするから…。	

全く。俺がナビィの部屋に行く途中で漂ってたのを見つけたからよかったけどな。	

! タナトスさんに助けてもらってたんだ…!

そのままどこかに漂着しちゃったりしたら大変ジャン!

どっかにくくりつけておかないと危ないぜ?	

…だって!ポベにぃ!

え…?

えっ、それは嫌だな!ご、ごめんって…。	

タナトスさん、モルにぃのこと助けてくれてアリガトね!

まぁ、大したことしてないけどな。	

あっ。タナトスに言われてた仕事すっかり忘れてた……。	

モルにぃ! もー!仕事するまでキャンディーはおあずけだよ!

えっ…もう一粒なめたら仕事するから!	

~無事に見つかってよかったです!~




**ナビィの部屋 特別編 見てくださいっ! [#ie153647]

&ref(ナビィの部屋 特別編 見てくださいっ!.jpg,nolink);


~ナビィの部屋~

-チヤヴァナ
--ナビィさん!ナビィさん!
-ナビィ
--はい、ナビィです~…	
--あれっ!?チヤヴァナ様、その髪は…?!
-チヤヴァナ	
--気づいていただけましたか!
--見てくださいっ!アシュビンのお二人とおそろいの白髪ですっ!

----

-ソーマ
--カーラネミ、僕の分けた薬をおかしな使い方しちゃだめだよ。	
-カーラネミ
--むむっ、何のことかな?私は用法用量を守って正しく使っているよ?
-ソーマ
--本当かなぁ…。	
-カーラネミ
--私が扱いやすいように少し改良した程度だよ。むふふ、ねぇ壷ちゃん。
-ソーマ
--そう思って大したもの渡さなくてよかった。	
--まぁ、困るのは僕じゃないけどね…フフフ。	

~そのあとすぐに元に戻りました!~



**ナビィの部屋 カキ氷が食べたいの! [#n6c0472b]

&ref(ナビィの部屋 カキ氷が食べたいの!.jpg,nolink);



~日本神社~

イナリ!ヒメ、何かおいしいもの食べたいの!	

毎度のことながら唐突ですね…どんなものがいいんです?

うーんと…最近暑いから、さっぱりしたもの食べたいの!	

…そうだ、カキ氷食べたいな!冷たくてさっぱりしてて…。	

カキ氷ですか…?まぁ、簡単に作れますしちょうどいいですね。

シロップはいちご味がいいな。甘くておいしいでしょう?	

そうですね…しかしまぁ、氷はどこで調達しましょうかね。

ほっほ、どうかしたのかえ?	

ああ、ウカノミタマ様。ヒメのワガママですよ。

もうっ!ワガママじゃないもん!	

なるほどのう。確かに、この時期からカキ氷が美味しくなるものじゃ。	

氷の準備はまだできておらんが、氷の神が居れば準備も必要なさそうじゃな。	

肝心の氷の神が見当たらないのですけどね。

他地域の神も誘ってみてはどうかえ?	

ナビィに聞けば、ちょうどいい神がわかると思うのじゃ。	

なるほど、ではナビィの部屋に行ってみましょうか。

やんっ!うれしい!イナリイナリ、早く行こうっ!	

ヒメ、焦らなくてもナビィは居なくなったりしませんよ。

いい手土産、期待しておるぞ。ほっほ。	



-----


~ナビィの部屋~

トラウィスカルパンテクートリ様、イツラコリウキ様、来てくださったのですね~!	

…イツラコリウキが来たいって言うからな。

…ボク…ナビィに会いたかった、から…。

本当ですか!嬉しいです~♪	

あまり長居しないからな。


…邪魔になっても面倒だろ。

そんなことないですよ!今日はナビィ、一人でのんびり過ごしていたので!	

…ナビィ、これ…おみやげ…。

はい!なんでしょう…?	

あっ!トマトが凍ってシャーベットみたいになってます!	

イツラコリウキの霜の力で凍らせたらしい。

すごいです~!頂いてもいいんですか?	

うん…。

ありがとうございます~!	

ナビィの部屋…ここですか?

あれっ、イナリ様!それにオオゲツヒメ様も!いらっしゃいませ!	

わぁ、ナビィの部屋はじめて来た!こんにちは!

先客が居たのですね。失礼しました…少しナビィに知恵を借りたいと思いまして。

はい、ナビィで答えられることなら…!	

ナビィ、ヒメね…カキ氷食べたいの!

ただ都合よく氷もないので、氷を扱える神を紹介して欲しいと思いまして。

なるほど…!そういうことなら、ちょうどいい方がいらっしゃいますよ♪	

イツラコリウキ様、呼ばれてますよ!

……?	

イツラコリウキがどうかしたのか。	

なるほど、霜の神ですね。ちょうど良かった。

氷のお菓子を作るのですが、氷がなくて困っていたのですよ。

力を貸してくださるなら、あなた方にも是非振舞わせて下さい。

…氷の…お菓子…?	

削った氷にね、甘いシロップかけて食べるの!おいしいよ!

…トラウィスカル…ボク、食べたい…。	

…ん?…いいけど。	

あ…ありがと…。	

氷…作ればいいの…?	

そうですね。シロップはこちらで用意しているので。

…わかった…。ボク頑張る…。

おいしいカキ氷を食べられました♪


----


~アステカ遺跡~

イツラコリウキちゃん、トラウィスカルパンテクートリと一緒にナビィちゃんのところに遊びに行ったの?	

いいないいなー、どんなお話したの?	

…えっと…氷のお菓子……。

氷のお菓子?あら、おいしそうじゃない!	

……氷…作って、削って……それに、甘いシロップ…かけるの…。

カキ氷って言うらしい。…日本地域の祭りで食うとかなんとか…。

あら、トラウィスカル!カキ氷って言うのね。チャンティコちゃんとか知ってないかしら…。	

…作り方、簡単だから…ボク…作る、よ…?

本当?すっごーい!じゃあ、テペヨロトルちゃんたちも呼んでみない?	

…! うん…。

---

ナーゴ!つめたイ!甘くテ、うまいゾ!	

うん、さっぱりしててたくさん食べられそうなんだよ!

だからって、調子に乗って食べ過ぎちゃだめよ?	

またおなか壊しちゃうかもしれないし。	

大丈夫大丈夫!わかってるんだよ。

冷たくておいしいー!もっと食べたいな!	

あーん!ぼくの氷、とけちゃったよー!あーん!	

早ク食べないからダ!でも、水になってモ、うまいゾ。	

…大丈夫、また凍らせれば…食べられるから…。

ぐしゅっ…ありがと……。	

イツラコリウキちゃん、大人気ね!

…う、うん……。

良かったじゃねぇの。

…ちょっと、恥ずかしい…。

…でも、嬉しい……。



**ナビィの部屋 番外編 ネフェルテムと秘密のメモ [#za389829]

&ref(ナビィの部屋 番外編 ネフェルテムと秘密のメモ.jpg,nolink);

~ある日のエジプト砂漠~

あ、トト様!こんにちは。	

こんにちは、ネフェルテム。今日もスカラベ探しですか?

はい!甲羅に筋のある子を探しているのですが、トト様は見かけましたか…?	

いいえ、残念ながら見ていませんね。

そうですか…。	

落ち込まないでください。もし見かけたら、すぐにネフェルテムに知らせますよ。

…ほら。この通り、しっかりメモも取りましたから。

ありがとうございます、トト様!	

…ところで、トト様はいつもメモを書いていますよね。	

どんなことを書いているんですか?	

大したことではないですよ。初めて知ったことや、自分と異なる考え方…

それに今のような大切な事柄を、忘れないようにメモに残しています。

それでトト様は、いつもきちんとしているんですね。	

私がきちんとしているかはわかりませんが、備忘録を作っておくことは役立ちますよ。

僕、いつもお使いを忘れて、母上に呆れられちゃうんです。	

珍しいスカラベがいると、どうしても追いかけてしまって…。	

でも、トト様を見習ってメモを書けば、お使いも忘れませんよね!	

そうですね。メモを取るのは良いことだと思います。

予備のパピルスをさし上げますから、ネフェルテムも始めてみてください。

はい、ありがとうございます!	

ふふっ。僕もトト様みたいに頑張りますね!

----


~その日の夕刻~

…母上、ただいま戻りました!

おーお帰り、ネフェルテム!今夜はご馳走だよ!	

レウがすごく大っきな獲物を仕留めたんだ。礼を言っておくんだぞ?	

はい、母上!…レウ、今日は何を捕ったの?そう、ナイルのワニを…すごいね、レウ!

…ねぇ、その近くでスカラベを見なかった?甲羅に筋のある子。…見てないんだね。

…あ!大事なことは、書いておかないと!

「ナイルのほとりに筋の子はいない」…と。ありがとう、レウ。

おい、ネフェルテム。レウに変なことを聞くんじゃないぞ!	

変なことじゃないです、大事なことです!

そーかそーか。…ん?メモを取ってるのか?トトみたいなヤツだな。	

はい、トト様のパピルスを頂いたんです。確か、び…えっと…びんぼう…?

もしかしてビボウロクか?難しい言葉を教わったじゃないか。

そう、それです!トト様は、大事なことを忘れないようにって。

へぇー、それはいいことだな。トトを見習って、しっかり使うんだぞ。	

もちろんです!

それじゃ試しに、明日早速、大事なお使いを頼むかなー。	

任せてください、母上!どんなスカラベを捕ってきますか?

もーお前はそればっかりだな!仕方ないヤツ!

----


~その後~

ラー様、こんにちは!

ネフェルテムか。元気そうだな。…そのパピルスはトトのか?	

はい、トト様に頂きました。びんぼうろくです!

ふむ、良い心がけだ。…ならば、ネフェルテムよ!	

はい…?

お前のそのパピルスに、私がオシリスよりも優れている点を書き連ねると良い!	

ただし、すぐに枚数が足らなくなるだろうがな!ハッハッハ!	

ネフェルテムくんのそのパピルス、トトちゃんとお揃いなんだね。	

そうなんです。マアト様、何かメモすることはありますか?

そうだね…「ネフェルテムくんが早くお父さんに会えますように」って。	

…!ありがとうございます、マアト様!

「マアト様は、とってもとっても優しい方」…。

ネフェルテムくん、何て書いたの?	

ふふっ。秘密です。

こんにちは、ヌト様。ロータスが咲いたので、よかったら…。

あら、綺麗なお花!ありがとう。ゲブにも見せてあげなくちゃ!	

そう言えば、ネフェルテムちゃんもメモを始めたそうね。どんなことを書いたの?	

今はお使いのメモです。僕、ちょうどゲブ様のお使い中なんですよ。

ゲブの?いったい何を頼んだのかしら?	

「綺麗なロータスが咲いたら、ヌトに届けてやって…」って。

ふふっ。このメモ、ヌト様だけには秘密なんですって。

ヌト様とゲブ様は、とっても仲良しですよね。

もうっ、ネフェルテムちゃんったら!

----

~そうしてネフェルテムがメモに熱中している頃~

こんばんは、セクメトちゃん。お夕飯の差し入れに来たの。少しだけいい?

おーマアトか!遠慮なく入れよな!おっ、トトも一緒なのか!	

こんばんは。…あれ?もう夜なのに、ネフェルテムはいないのですか?

そうなんだよなぁ。アイツったら、この頃いっそうスカラベに夢中でさ。	

スカラベは夜行性ですから、夜の間にたくさん見つけて、たくさんメモを書かないと!だって。	

ふむ…それは心配ですね。

そうだよね。夜は危険な動物もたくさんいるもの…。

まぁアイツもああ見えて男の子だしなぁ。	

おまけにアタシの息子なんだから、ちょっとくらいは大目に見てるんだ。	

すごいね、セクメトちゃん。すっかりお母さんらしい!

ふふ、本当に。あなたの子どもが大人しいはずはないですからね。

こらっ、トト!それはどういう意味なんだ!	


セクメトの考えた通りですよ。ほら、あなたは毎日どこかへ飛び出してゲレグを困らせていましたし。

うっ…。	

セクメトちゃん、いつもレウちゃんと一緒に泥んこになって帰ってきたものね。

ぐっ…。	

狩りに出かけたまま迷子になったり…。

大事なお使いを放り出して、怒られていたこともあったよね。

もー二人とも!降参だから勘弁してくれよ!	

~夜は更けて…~

ただいま戻りました!…あ、大きなマアト様に大きなトト様、こんばんは。

こんばんは、ネフェルテムくん。お邪魔してますね。	

お帰り、ネフェルテム。…それにしても、ふふ。	
	…?
見事な泥んこですね。…ああ、こすったらいけません。ほら、鼻もほっぺたも真っ黒ですよ。	

もーネフェルテム!洗濯が大変だって言っただろ!	

ごめんなさい、母上…。スカラベを探していたら、つい…。

お前はいつもそれだよなぁ。	

うふふ。あんまり怒っちゃ駄目だよ、セクメトちゃん。	

ネフェルテムくんも、早く身体を洗っていらっしゃい。私、お料理を持ってきたの。	

たくさん遊んで、おなかが空いたでしょう?お夕飯にしましょうね。	

はい…!ありがとうございます、大きなマアト様!僕、すぐに戻りますね。

ちゃんとキレイにして来るんだぞ!

----


~そして~

こんにちは、ネフェルテム。メモの具合はどうですか?

トト様!お陰さまで、お使いは完璧です!	

そうですか、それはよかったです。

よければ、ネフェルテムのパピルスを見せてくれますか?メモは工夫が大切ですから、参考にさせてください。

僕のメモをですか?トト様はメモの先生ですから、少し恥ずかしいですが…。	

ふふ、恥ずかしがることはありませんよ。…ありがとうございます、見せてもらいますね。

……。

………。

…ネフェルテム、これは?

あ、それは絵を入れてみたんです。ち…プタハ様に知恵を頂いて。	

スカラベは種類によって食べ物の好みが違うので、探しやすいように書いてみました。	

つやつやの子はこれで、筋の子はこれです。こっちは角のある子で…。どうですか?	

なるほど…。

(…黒い塊に脚らしきものが6本生えて…。何とか、スカラベに見えなくはないですが…)

(こちらはシマウマでしょうか?それとも、イノシシかアリクイ…。えっ、ゾウですか!?)

(可哀相なネフェルテム…。この絵心はいったい誰に似たのでしょう…)

…トト様?	

(…いえ。むやみに芸術的才能があって、スカラベ画家を志しては大変です)

(スカラベ図鑑に着手したが最後、神の本分がおろそかになる可能性も…)

(…ご両親の苦労を思えば、かえってよかったのかもしれませんね…)

トト様!どうしたのですか?やっぱり、メモに絵はだめでしたか…?	

…いいえ、ネフェルテム。とても良い工夫ですよ。ネフェルテムの深い愛情がよく表れていますね。

(ですが、深すぎる愛情は時として不幸を招くと言います…)

(仕方ありません。そもそもは私が蒔いた種です)

(備忘録がスカラベ研究ノートになる前にやめさせるのが、私の責任ですよね)

…すみません、ネフェルテム。あなたのメモの真剣さに、つい感動してしまいました。

このパピルスをぜひ私の手本にしたいのですが、譲ってくれますか?

はい、構いませんが…。でも…。	

大丈夫ですよ、ネフェルテム。メモを取るようになって、随分としっかりしたはずです。

メモは卒業です。さあ、今度はメモを取らずにお使いを完璧にする練習ですよ。

…!さすがトト様です…。わかりました!僕、頑張りますね!	

~この後、エジプトの神様がこのメモを見ることはなかったそうです…~

----

~おまけ~

あぁ、トト。	

こんにちは、プタハ。ちょうどいいところで会いましたね。

僕に何か用ですか?	

用と言いますか…。このパピルスに見覚えは?

ネフェルテムが持っていたものですね。貴方にもらったと喜んでいましたよ。	

随分熱中していましたが、本当によく書き込んだんですね。	

…ん?この塊は何ですか?黒い塊に、脚が6本…?	

それはネフェルテムの描いた絵で、スカラベだそうですよ。

なるほど、スカラベですか。…これが?	

参りましたね…。確かに絵を添えたらどうかとは言いましたが、これは…。	

ですから、私が回収しました。

賢明な判断だと思います。あの子の将来のためにも。	

…それにしても、どこか懐かしい画風ですね。	

え…?

何故だか、昔セクメトがくれた絵を思い出します。	

あれもやはり、花のような素朴な絵でした。	

…トト。よかったら、そのパピルスを私に譲ってくれますか?	

そうですね。私もなぜか、プタハにさし上げたい気分です。

~こうしてメモは今度こそアアルの闇に葬られたのでした~


----

**ナビィの部屋 あの子はどこへ!? [#rcc36ca1]

&ref(ナビィの部屋 あの子はどこへ!?.jpg,nolink);


~雪の森にて~
あのね、フリームファクシ。お願いがあるの…。	

以前遠乗りに出かけたとき、ケルトでダヌさんに会ったでしょう…?覚えているかしら…。	

…ええ、そうよ。果物のいい香りがしたわね…。	

あなたが水を飲んでいる間、私、あの方と話していたのだけど…。	

ダヌさん、今度フィドルの演奏会を開くのですって…。	

それでね…。	

---

…それでね!私、あなたに聞いてみたいことがあったのよ。

私に…?	

ええ!北欧のノートちゃんって言ったら、とっても馬に詳しいってケルトでも評判だわ。

そうなの…?うぅ…恥ずかしいわ…。	

ふふっノートちゃんって控えめなのね。

私だったら、「ケルトのダヌはとってもフィドルが上手なのよ~!」って宣伝したいくらい!

だからね、演奏会を開いて、私の演奏をいろんな神様に聴いてもらうことにしたのよ。

素敵だわ、とても…。私も招待してくれるかしら…?	

もちろん。北欧の神様をたくさん誘って来てね!

でね。相談なんだけど…。

演奏会を開くからには、私、お客さんに最高の演奏を聴かせたいわ。

だから、フィドルも最高のメンテナンスをすることにしたの。

なのに、ちょうどいい弓毛が見つからなくて。ちょっと困ってるのよ。

…確か、フィドルの弓も馬毛を使っているのよね…?	

そうよ!だから、ノートちゃんにしなやかな毛の馬を紹介してもらおうと思って!

フィドルの弓って繊細なのよ。柔らかくてコシのある尻尾が欲しいわ。

心当たり、あるかしら?

…そういうことなら、私、本当に素敵な馬を知っているの。きっと気に入るわ…。	

ほんと?嬉しいわ!ふふっあなたに聞いてみてよかった!

---

…というわけなの。	

ねぇ、フリームファクシ。あなたの尻尾を一房、ダヌさんに分けてあげられないかしら…?	

もちろん、あなたが良ければだけど…。考えてみて…?


----


~翌朝~

…ダグ!ダグ、いるかしら…!大変なの…!	

…ふぁ~。どうしたの、ノート?まだ朝も早いよ?

ごめんなさい…!でも、大変なのよ…!	

大変なのはわかったよ。一体どうしたの?

フリームファクシがいないのよ…。厩にも牧場にも姿が見えないわ…。	

朝の散歩だとしても、私を誘ってくれないことなんて、今までなかったのに…!	

ノート、落ち着いてったら。ボクもスキンファクシにも聞いてみるから。

---

…うんうん。そうなんだ。なるほど…。

…ねぇ、ダグ。スキンファクシは何て…?	

夜明け前に出かけたみたい、だって。東の方に駆けていったって。

しばらく出かけるから探さないで、って言ってたらしいけど…。これって家出?

あぁ…!きっと私のせいだわ…!	

私、あの子が誰よりも尻尾の毛並みに気を遣っているのを知っていたのに…!	

きっと怒っているんだわ…。	

待ってよ、ノート。泣かないで。何があったの?

昨日のことよ…。	

---

…それでノートは、フリームファクシが怒って家出したと思ったんだね。

えぇ…。大切な尻尾だもの…。機嫌を損ねて当たり前だわ…。	

うぅ…私、なんて駄目なのかしら…。	

ほら、ノート、大丈夫だから。ボクが探してくるよ。

ヘイムダルやフレイたちにも協力してもらおう?きっとすぐに見つかるよ。

ありがとう、ダグ…。優しいわね…。	

当然だよ、ノート。ボクたち、家族なんだから!


----

~それから~

ノート、フリームファクシと喧嘩したのね。…クスクス。

喧嘩ではないわ…。うぅ…私が悪いのよ…。	

へぇ。…フフフ、あなたの馬、日本にいるかもしれないよ?

…え?	

ヤマトタケルが知らせてくれたよ。日本の女神のところで見かけたって。

本当…?ありがとう、すぐに探しに行くわ…!	

ノート、大慌てだね。いつもと全然違う。…クスクス。

---

あ、ノート!

あ…あの…。先日はごめんなさい…。怒っているかしら…?	

ん?何の話?ま、いいや。ダグに聞いたよ、今度のこと。大変みたいだね?

キミの馬、普段は絶対キミから離れないクセに、どういう風の吹き回しだろうね。

これはなかなか面白…おっと!でも大丈夫だよ。ボクも探してあげるからさ。

え、えぇ…。ありがとう…。	

そう言えば、中国に見かけない黒毛の馬がいたって話、グッルトップが麒麟ってのに聞いたそうだよ。

もしかしてキミの馬じゃない?確かめに行く?乗せてあげるよ?

うぅ…ごめんなさい!	

確かにグッルトップは力強いし、特に後肢の大腿筋なんて惚れ惚れするけれど…。	

私、あなたと相乗りはできないわ…。	

知らせてくれたことには、感謝しているわ…。本当にありがとう…。	

あ、うん。別にいいけどさ?

気をつけて!会えるといいねー!…って、もう行っちゃったよ。

…グッルトップ。何でボク、ノートに嫌われてるのかな?

---

おーぅい、ノート!フリームファクシを探してるんじゃって?

うぅ…オーディン様のお耳にも届いたんですね…。	

ダグに聞いたんじゃよ。心配しとったぞ?

えぇ…。ダグは本当に優しい子ですから…。	

その通りじゃな。ダグもお主も、良い子じゃよ。

での、ワシも他の地域の神々に尋ねてみたんじゃが…。

お主の馬、インドにおるかもしれんぞ。ブラフマーが知らせてくれての。

インドに…?どうしてかしら…。あの子、暑いところは苦手なのに…。	

ありがとうございます、オーディン様…。私、行ってみます…。	

うむ。しっかり仲直りするんじゃよ!


----

~数日後~

ノート!ノート、戻ってる!?…って、うわ!

あら…。ダグ、どうしたの…?	

それはボクの台詞だよ。ノート、大丈夫?いつにも増して顔色が悪いよ?

えぇ、心配ないわ…。少し疲れただけよ…。ありがとう、ダグ…。	

それで、何かあったのかしら…?	

あっそうだった!いい知らせだよ、ノート!

フリームファクシが戻ってきたんだ!今、シヴのところにいるよ!

え…?あの子が帰ってきたの…!?	

あぁ、よかったわ…。	

あっ!ちょ、ちょっと、ノート!泣かないでったら!

ごめんなさい…。安心したら、力が抜けてしまったの…。	

どこを探しても会えなかったのよ…。もう帰ってこないかと思ったわ…。	

考えすぎだって!ノートの悪いクセだよ!

立てる?ほら、乗って。スキンファクシで送っていくから。

---

…シヴ、お待たせ。連れてきたよ。	

ありがとう、ダグ。お疲れさまだったわね。

フリームファクシ…!あぁ、お帰りなさい…!	

よかったわ…あなたが戻ってきてくれて…。	

ごめんなさい…。私ったら、あなたの気持ちも考えなくて…。	

でも、一体どこへ行っていたの…?フリームファクシ、聞かせてくれるかしら…?	

あーあ、ノートったらまた泣いてる…。	

よほど安心したのね。うふふ、あとはそっとしておきましょう?

---

…そう。まずは日本へ行って、コノハナサクヤさんに会ったのね…。	

椿油で尻尾の艶を調えたの…?えぇ、とてもなめらかで美しいわ…。	

中国では、ジョウガさんに毛並みに良い薬膳を教わったのね…。	

インドのソーマさんには、毛質を損なわない方法で脱色してもらって…。	

バビロニアの薔薇水や、ギリシャの炭酸泉も試したのね…。	

それで仕上げに、シヴにブラシをかけてもらっていたところ…?	

この尻尾なら、きっとダヌさんもいい演奏ができるはず、って…。	

…え?すると、あなた、怒って出て行ってしまったのではないの…?	

私がとても楽しみにしていたから、最高の尻尾を用意したかった…?	

フリームファクシ…!あなた、なんて優しいのかしら…!	

でも、私、とても心配したのよ?いくら驚かせようとしたからって…。	

…いいえ。あなたはしっかり、スキンファクシに伝言を残してくれていたわね…。	

疑ってごめんなさい…。うぅ…私、恥ずかしいわ…。	

…許してくれるの?本当かしら…?…ありがとう、フリームファクシ…!	

…もうっ!まったく、人騒がせなんだから…。	

あら、仲良しなのは良いことだわ。とても素敵よ。

ふふふ。ダヌの演奏会、ぜひ北欧の皆で行きましょうね。

フリームファクシの尻尾は、どんな音を奏でるのかしら?楽しみだわ。


----


~そして演奏会当日~

わぁ~!お客さんがいっぱいで、ナビィの部屋が満席です~!	

皆さん、ダヌ様のフィドルを楽しみに集まったんですよね!すごいです~!	

さすがに緊張するわ…!でも、とっても素敵な舞台よね!

フィドルも張り切っているわ。この弓には、みんなの応援がたっぷり詰まっているもの!

弓に何かあったんですか?	

ふふっ、ナビィにもあとでゆっくり教えてあげるわね!

まずは、私のフィドルを聴いてちょうだい!

~♪

あ、この音…。	

うふふ。	

きれいだね。…クスクス。	

いいもの聴かせてもらっちゃったなー!	

うむ。まさに天上の音じゃな!ブラーヴォ、ブラーヴォ!	

…聴いているかしら、フリームファクシ?ダヌさんのフィドル、本当に綺麗な音ね…。	

私、今とても幸せだわ…。あなたと一緒に、こんなに素敵な音楽を味わえるなんて…。	

あなたが頑張ってくれたからよ…。…ありがとう、フリームファクシ。	

でも、ひとつだけ、お願いしてもいいかしら…?	

世界中を駆け回るなら、今度は絶対、私も誘ってね…?	

…大好きよ、フリームファクシ。これからもたくさん、遠乗りへ出かけましょうね…。	

~こうしてダヌ様の演奏会は、大成功を収めたのでした~

----

**ナビィの部屋 積極的なお客様 [#n264c2ae]

&ref(ナビィの部屋 積極的なお客様.jpg,nolink);



~ナビィの部屋にて…~

うーん!伸び伸びできて気持ちいいねー!

…付き合わせてしまって…すまない。	

ふふ、何を言っているの?ハオカー。


ボクもナビィの部屋に来てみたいと思っていたんだ。丁度よかったよ!

みんなで一緒は楽しいからねー!

ここならハオカーも落ち着いてアクセサリー作れるね!

ナビィも、みなさんが来てくださってとっても嬉しいです♪	

やったー!アウォナウィオロナに教えてもらってよかったー!

プテサンウィ、あまり暴れるとハオカーのビーズが転がっていっちゃうよ。

そ、それは大変です~!	

おっと!そしたらみんなで探せば大丈夫!

…そうだな、部屋の中なら…見つけやすいだろう。	

コンコン

んっ?	

ドアの方から音がしたね。お客さんかな?	

一体どなたでしょう?	

コンコン

入ってこないね?どうしたんだろー!アタシ開けちゃうよー!	

モ。

!	

!	

!	

牛だ!	

うしさんですか!?	

迷子になっちゃったのかな?	

…この牛…。	

えっ!ハオカー!何してるのー?	

ああ、アクセサリーが完成したんだね。	

…似合う、と思うが…どうだ。

あ!うしさんのお耳にぴったりです~!	

なるほどー!ハオカーって優しいねー!	

ふふ、この牛も喜んでいるようだよ!	

モ…モォ~!

うむ…?そう寄らなくても…。

気に入られたようだね、ハオカー。	

この牛、ハオカーのこと好きになっちゃったのかな!?	

う、うしさんとっても積極的です…!	

それにしても、このうしさんは一体どこからやってきたんでしょう?


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~数時間後…~

カチカチ!

ひゃっ!	

わー!ナビィ、大丈夫?鳥だよ!	

へぇ、この鳥は…カササギかな?

話には聞いたことがあるけど、綺麗だね。なんだか光っているよ。

ひぇ~!突然だったので、びっくりしてしまいました!	

あれ?このカササギさん…どこかでお会いしたような気が…!	

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ああ、ここにいるのですか…?

モォ?	

見つかったようで、安心しました。よかった…!

モォ~!	

彦星様に織姫様~!こんにちは!	

こんにちは、ナビィさん。突然お邪魔してしまってすみません。

こんにちは。カササギさんがこちらに案内してくれたんです。

やっぱり、このカササギさんは、彦星様と織姫様のお友達だったんですね~!	

人が増えたねー!賑やか!いいねいいねー!楽しくなってきた!	

初めまして。ワタシたち、牛を探してきたのです。

…もしかして、この牛の飼い主だろうか…?	

ああ!はい、その通りです。

あなた様方が保護してくださっていたのですね。ありがとうございます!

ううん、仲良く遊んでいたところだから気にしないで!	

そうだったのですね。見つけてくれたカササギさんにも、またお礼を言わないと…!

カチ!

…あら?この子、可愛らしい飾りがついていますね!私、初めて見ましたわ。

おや、本当だ。もしかして、あなた様方がつけてくださったのですか?

それはハオカー様が作ったものなんです~!	

…う、うむ…その、勝手に、すまない…似合うと思ってな…。	

ハオカー、照れなくてもいいんだよー!	

牛も喜んでくれたみたいだし、そのままにしていたんだけど、まずかったかなぁ。	

そんな、とんでもない!とても嬉しいですよ。

ふふ。この子もとっても気に入っているようですね。

しかし、どうお礼いたしましょう…。

いただくばかりではなく、ワタシたちにも何か用意させてください。

モォ。モォ~!	

?彦星様、この子が何か言いたそうです。

おや?何々…?

モ、モモォ…。	

モォ~!	

なるほど。…アクセサリーのお礼に、是非自分のミルクをみなさんに、と。

モォ!	

まぁ、とても素敵です!

本当に!?いいねー!貰っちゃうよー!	

ふふ、うしさんの心…とっても嬉しいな。	

…お主らがよければ…ありがたく受け取ろう。	

モモォ~!	

ふふ…特に、あなた様にいただいてほしい、と言っていますよ。

…むっ!俺か…!?	

よかったねー!ハオカー!	

牛も満足そうだね。飼い主とも会えてよかったよ!	

では、ナビィはさっそくコップを用意しますね~!	

はい、ありがとうございます!よろしくお願いします。

うしさんのミルクはとってもおいしかったです!


**ナビィの部屋 おいしい葡萄酒のために! [#gbf3605c]
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**ナビィの部屋 まじっくしょ! [#l1cccc25]

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**ナビィの部屋 図書館司書の品定め [#ebe08d1e]

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**ナビィの部屋 特別編 尊き美を求めて! [#a2b6b56a]

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**ナビィの部屋 番外編 お花に囲まれて [#m080ce6b]

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**ナビィの部屋 海を渡って [#ccaf4f6a]

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**ナビィの部屋 山と海の対決 [#cb35876f]

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~ある日~

ナビィの部屋もいろいろな神様が訪れるようになりましたし…	

お部屋を飾ったり、すぐにおもてなしできるようなものを置いておきたいですね~!	

名案だと思うよ。ほら、あの辺りに貝殻を並べて飾ったらきっと綺麗だ。

なるほど~!確かにそうですね!早速貝殻集めに…	

おもてなしの何かがあったほうがいいんじゃない?装飾はその後!

山にくれば色んな木の実があるから、お菓子作るのにちょうどいいんじゃない?

むむ…それも一理ありますね…。	

じゃあ俺達がそれぞれ集めてくるとしよう。それならナビィも悩むことがないんじゃないか?

それもそうね。どうせなら勝負しない?どっちがたくさん集めてこれるか、みたいなやつ!

勝負ですか?わぁ~楽しそうですね!	

勝負か…いいね、面白そうだ。勝負と言うからには負けないよ。

あたしも、ふっかけたのはこっちだからね!負けるわけにはいかないし!

ドキドキしますね~!ナビィはここで集計してます~♪	

うん、ありがと!じゃあ早速行ってくる!お先にー!

相変わらずスカジは元気だね。それじゃあ俺も行ってくるとするよ。後はよろしくね。

はい~!	


どちらが勝つのか?!注目の結果は…



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