イザナギ・イザナミ(時空の図書館)
1章 山の上を目指して †
【プロローグ】
- イザナギ・イザナミ
- アマテラスったら、幻の温泉なんて誰に聞いたのかしら?ま、宿につけば気が変わるわよ。
山の上には、イザナギ一家がよく行く温泉宿がある。
今回は皆でそこに行くのが目的だ。
しかし、アマテラスにはもう一つ、目的があるらしい。
「幻の温泉を探すのじゃ!」
嬉々としてそう告げるアマテラス。
イザナギは困った顔でアマテラスをなだめる。
「うーん。それは、また別の機会にしない?」
「嫌じゃ!父上、今日は天気がよく探し物には好機なのじゃ!今日がいいのじゃ!」
「とりあえず、宿に行こう?探すなら、それからでもいいだろう?」
アマテラスは不満そうだったが、こうして一行は山の上を目指して出発した。
【コンパス選択前】
- この辺りは路が悪くなってるね。気をつけて登ろうね。
- イザナミに注意を促される。確かに、少し泥がぬかるんでいるようだ。
- あら、あのキノコって食べれるのだったかしら?採っていって宿で料理してもらう?
- イザナミが指さす先には、キノコが群生している。少し毒々しい色だ。
- 少し休憩しましょう。お茶があるわ。アナタもいる?
- イザナミがかばんから、水筒を取り出す。
- さぁ、先に進むよ。…アマテラスを呼んでくれるかな?
- イザナギの視線の先には、少し疲れ気味なアマテラスがいる。
- 今日行く宿には、昔からよく行くんだ。そうだねぇ、アマテラスが生まれる前から知っているから...
- イザナギは、うーんと指折り数え始める。
□運命の選択発生!
- そうそう、これから行く温泉の効能、聞いている?
- イザナミに聞かれて…
- ツクヨミとウケモチを呼んでくれる?山菜とキノコに夢中みたいなの。
- イザナギの視線の先には、山菜を前に話しているツクヨミとウケモチがいる。
- スセリヒメは頼もしいよね。とても気も利くんだ。
- さすがというべきか、息を乱さず上っているスセリヒメを見てイザナギはにっこり笑う。
【コンパス選択後】大大大成功:好感度350UP・伊勢エビ1個入手/大成功:好感度200UP/成功:好感度100UP
この辺りは路が悪くなってるね。気をつけて登ろうね。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- あ...あーあ。アマテラス、危ないなぁ。ま、ああやってスサノオやツクヨミがフォローしてくれるから、心配いらないかな。(大成功)
- 一昨日の悪天候せいかなぁ…この辺りはちょっと雨が降ってたみたいだね。(成功)
あら、あのキノコって食べれるのだったかしら?採っていって宿で料理してもらう?~の後:
- フフ。目が輝いちゃって。おいしいものに目がないの、アナタとツクヨミって似てるかもしれないわ。フフ、いいのよ。かわいいから!
- イザナミに笑われたが、おいしそうなキノコを手に入れた。ツクヨミも興味深そうに、いいキノコだねと話しかけてくれた。(大大大成功)
- あら、その毒々しいのじゃなくて横のキノコよ。毒々しいのは毒キノコだから気をつけて?フフ…間違って食べたら、一日笑い通しよ?(大成功)
- アナタは景色の方が楽しいかしら?あっ、あそこに滝が見えるのよ。(成功)
少し休憩しましょう。お茶があるわ。アナタもいる?~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 気に入った?フフ、それなら今度、茶葉をわけてあげるわね。私たちの秘密の茶葉だけど、 アナタだから特別!(大成功)
- はい、どうぞ!朝、緑茶を水筒に入れておいたのよ。(成功)
さぁ、先に進むよ。…アマテラスを呼んでくれるかな?~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- はは、アマテラスを説得できなかったって?しょうがないね、僕が行こうか。(大成功)
- え?まだ休みたいと言ってたって?でも、そろそろ進まないとね。(成功)
今日行く宿には、昔からよく行くんだ。そうだねぇ、アマテラスが生まれる前から知っているから...~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- アマテラスたちが小さい頃にもつれてきたり…あぁ、それでツクヨミはキノコ好きになったのかな?…あれ、違ったっけ?(大成功)
- 昔は、戦いでできた傷の療養に行ったり...なんて、昔の物騒な話は面白くないか。はは、ごめんね?(成功)
□運命の選択発生!
そうそう、これから行く温泉の効能、聞いている?~の後:
- 温泉は効用も大切だけれど、一番大切なのは一緒に過ごす時間…それが若さの秘訣、なんてね!
- イザナミは冗談めかして言ったが、彼女を見ているとあながち間違いではないように思う。(大大大成功)
- これから行く温泉、肌にいいのよ。それでヤマトタケルはノリノリなのよ、フフ。(大成功)
- あら、効能にあんまり興味ない?まぁ、気持ちいいことが大事よね。(成功)
ツクヨミとウケモチを呼んでくれる?山菜とキノコに夢中みたいなの。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- ???(大成功)
- 二人の邪魔をしたくない?ダメよ?そろそろ進まなきゃ!(成功)
スセリヒメは頼もしいよね。とても気も利くんだ。~の後:
- イザナミ、なんだい?…女の子に頼もしいなんて言っちゃダメ?そ、そうか…ごめんよ。でも僕は、君やスセリヒメのような頼もしい女の子…素敵だなって思うよ。
- イザナギの言葉に偽りはない。イザナミはもう!と笑っているが、少し照れているようだ。(大大大成功)
- 時々はスサノオよりも頼もしかったり…おっと、これはスサノオには秘密、だよ?(大成功)
- 落ち着いているよね。もしかしてオオカムヅミよりも?…冗談だよ、オオカムヅミ。(成功)
【コンパス選択なしの画面】
- いい景色だよね。まぁ、あまり急がずゆっくり登ろう。
- 山は紅葉が綺麗だ。それを見ていると、イザナギが歩くペースを落としてくれた。
- 秋の山は綺麗よね!この景色も山の名物だから、しっかり目に焼き付けておくといいわ。
- 山は紅葉が綺麗だ。それを見ていると、イザナミが、山のことをいろいろと教えてくれる。
- あはは、アマテラス、疲れちゃったのかな?まだ宿までは少しあるんだけどなぁ。
- 遅れ気味で息の上がっているアマテラスを見て、イザナギと顔を見合わせる。
- あらあら、アマテラスったらはしゃぐから。もうあんなに疲れて…ほら、もうすぐよ!
- 遅れ気味で息の上がっているアマテラスに、イザナミは笑いながら手を差し出している。
【エピローグ】
- イザナギ・イザナミ
- あはは、せっかくついたのに、アマテラスはもう疲れちゃってるみたいだね。でも、温泉を見たらきっと元気になるよ。
「やっと…ついたのじゃ…」
「姉さん、大丈夫か…?」
「む。スサノオ!わらわをバカにするな!こんなもの、運動のうちにも入らないのじゃ!」
「そ、それならいいが…」
最初の元気はどこへやら、疲労困憊のアマテラスに、イザナミはくすくす笑っている。
- アイテム獲得
- お神酒を1個手に入れた!
2章 温泉に入ろう! †
【プロローグ】
- イザナギ・イザナミ
- 私たちは後で入るわ。アナタはどうする?一緒に、部屋でお話しする?
温泉は男女に分かれている。
「私たちは少し休んでいるから、先に入ってらっしゃい」
イザナミにそう言われて、皆温泉へ行く。
イザナギとイザナミは部屋でくつろぎ、後で入るという。
「あら、アナタも一緒に休憩する?」
ひとまず休憩したかったので、そこへ混ぜてもらうことにする。
【コンパス選択前】
- イザナミ、あんまりみんなの小さい頃の話をしたら、みんながすねちゃうんじゃ…
- イザナギが、何を話そうかと思案しているイザナミを止めている。
- アマテラスたちが小さい頃にも、よく来てたのよ。そうねぇ、あの頃は…
- イザナミが何かを思い出して、にんまり笑う。
- …あれ?オオカムヅミ、この荷物、温泉に持っていくって言ってたような…
- イザナギが部屋の隅で、桃の模様をあしらった袋を見つける。
- 君も温泉は後で、本当にいいのかい?
- イザナギが改めて聞いてくれる。
- フフフ、まだまだ話を聞き足りないって顔ね?さぁ、次は何の話をしようかしら!
- イザナミは嬉々として、あれはどうかこれはどうかと思案している。
□運命の選択発生!
- そういえば、スサノオ、他にも誘った子がいたけど、断られちゃったみたいね。
- イザナミが、えーっと、と話そうとしている。
- そういえば、幻の温泉もとっても肌にいいって聞いたことあるわね。
- イザナミが思い出した、と話し始める。
- えっ、スサノオが誘った子の話…?イザナミ、その話はよした方が…
- イザナギは、イザナミの話を止めようとしている。
【コンパス選択後】
イザナミ、あんまりみんなの小さい頃の話をしたら、みんながすねちゃうんじゃ…~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 君も、ここで聞いた話は他言無用だよ?...あ、あれ、僕、怖かったかい?ごめんよ...(大成功)
- ほどほどにしようね。アマテラスは聞いたらすね ちゃうよ、きっと。(成功)
アマテラスたちが小さい頃にも、よく来てたのよ。そうねぇ、あの頃は…~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- ツクヨミは少し泣き虫だったかもね。フフ、今からは想像できない?ウケモチに出会って変わったのかもしれないわね。(大成功)
- アマテラスは今とあんまり変わらないかしら?なんて…あら、冗談よ!(成功)
…あれ?オオカムヅミ、この荷物、温泉に持っていくって言ってたような…~の後:
- あっ、イザナミ、勝手に開けちゃダメだよ・・・って君まで覗き込んで。…僕は知らないよ…?
- イザナギがそう言うので、少し緊張して中身を覗くと…中身は桃の実で、イザナミは「何に使うつもりだったのかしら?」と首を傾げた。(大大大成功)
- あぁ、オオカムスヅミはあれで少し抜けていてね。それが彼のかわいいところでもあるんだけどね?(大成功)
- 僕の気のせいかな。まぁ温泉はひとりではないから困らないだろうし…とりあえず置いておこうか。(成功)
君も温泉は後で、本当にいいのかい?~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 夕飯の後で、ゆっくりつかるのもいいね。僕は好きだよ。(大成功)
- 今なら皆に間に合うと思うけど…ううん、君がいいなら、いいんだ。(成功)
フフフ、まだまだ話を聞き足りないって顔ね?さぁ、次は何の話をしようかしら!~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- ???(大成功)
- あら、イザナギもいろいろ話したいことあるでしょ?話してもいいのよ?(成功)
□運命の選択発生!
そういえば、スサノオ、他にも誘った子がいたけど、断られちゃったみたいね。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- あぁ、コノハナサクヤは女子会らしいわ。エジプトへお出かけですって!いいわね、楽しそうだったわ。(大成功)
- あら、知りたそうな顔ね。アナタもこういう話好きね?(成功)
そういえば、幻の温泉もとっても肌にいいって聞いたことあるわね。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 私?私もそう言われると、興味あるけど…今でも十分綺麗?もう、イザナギったら!(大成功)
- 美肌になるのかしら…ヤマトタケルが聞いたら、アマテラスに加担しそう!隠しておきましょう?(成功)
えっ、スサノオが誘った子の話…?イザナミ、その話はよした方が…~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- あっ、ああ、コノハナサクヤのことかい?そうだね、彼女はアヌビスのところへ行くって…あはは、なんだ。(大成功)
- こらこら、イザナミ、あまり面白がったらスサノオが可哀想だよ?(成功)
【コンパス選択なしの画面】
- 夕飯は山の幸が満載だって。楽しみだね。
- イザナギはくつろぎながら、今日の夕食で饗されるであろう山の幸を教えてくれる。
- そうだわ。ツクヨミたちが採ってたキノコ、預けて来て料理してもらって…
- イザナミは荷物を片付けている。
- 私たちはあとでゆっくり入るのよ。フフ、それはアナタでも遠慮してもらっちゃうわ。ごめんね?
- イザナミはウィンクしている。横で、イザナギが少し照れているようだ。
- あ、このおまんじゅう、おいしいよ。君もひとつどうかな。
- 宿の部屋に置いてあったまんじゅうを、イザナギがすすめてくれる。
【エピローグ】
- イザナギ・イザナミ
- おや、みんな帰ってきたね。そろそろ夕飯の時間だよ。温泉は夕飯の後にしようかな。
「少しのぼせたのぅ…」
「アマテラス、お父さんが言ったこと聞いてなかったの~?」
顔が赤いアマテラスは、ウケモチに扇いでもらっている。
湯当たりしたようだ。
皆は山登りの汗を流し、さっぱりしたところで食事の時間になった。
- アイテム獲得
- お神酒を1個手に入れた!
3章 幻の温泉 †
【プロローグ】
- イザナギ・イザナミ
- 君も手伝ってくれるかい?…悪いね。アマテラス、暗い中で迷って泣いてないといいけれど…
温泉に入り、夕食を終えてくつろいでいる時。
「…今のうちじゃ……」
宿の裏手からこっそりと出ていく影。気付く者はいない…。
「あれ、アマテラスは?」
イザナギが部屋を見渡す。
「随分前から姿が見えないようだけれど」
宿の中を探すが、アマテラスはいない。
「まさか、幻の温泉とかいうのを探しに行っちゃったんじゃ…」
宿の入り口辺りを見て戻ってきたツクヨミが、渋い顔でそう推測する。
「…まずいな。霧が濃くなってきた。いくらなんでも危険だ」
スサノオに言われて外を見ると、月明りが木々と霧で遮られている。
「探そう」
皆で分かれてアマテラスを探すことになった。
【コンパス選択前】
- 夜の山って雰囲気あるわよね。アマテラス、泣いてないかしら…
- イザナミは霧で隠れた月を見上げている。
- …きっと理由があるんだよ。アマテラスはやんちゃもするけど、理由もなくみんなを困らせないよ。
- イザナギはイザナミにそう話している。
- まったく、アマテラスのやんちゃも元気の証って思ってたけど…今回は叱るわよ。
- イザナミは明るく言うが、叱るのは本気のようだ。
- 君も、幻の温泉が気になるのかな?
- イザナギがそう聞いてくる。
- ん?アマテラスの父親は大変かって?
- ふと、イザナギに質問してみる。
□運命の選択発生!
- あら、スサノオだわ。
- イザナミの視線の先、霧の中から、別の場所を探していたスサノオが姿を見せた。
- アマテラス、まさかそこまで幻の温泉を真剣に探していたなんて…意外だったんだ。
- イザナギは、首を傾げる。
- 霧がなければ、夜の山も少し散歩したくなるくらい綺麗なのよね。
- イザナミはそう言って、霧でさえぎられた月を見上げる。
【コンパス選択後】
夜の山って雰囲気あるわよね。アマテラス、泣いてないかしら…~の後:
- それは、あの子のためにちょっと困ったことになってるけど、あの子が泣いていたら悲しいもの。早く見つけてあげなきゃね!
- イザナミの言葉に、イザナギも力強くうなずく。それに呼応して、あなたもうなずく。(大大大成功)
- あなたも足元を気をつけてね?ほら、そこは足場が悪いわ、こっちに来なさい(大成功)
- あの子、暗いの苦手なのに…こんな暗い中…(成功)
…きっと理由があるんだよ。アマテラスはやんちゃもするけど、理由もなくみんなを困らせないよ。~の後:
- どうしたんだい?…これは、足跡…!アマテラスくらいの大きさだ。ありがとう!こっちへ行ってみよう。
- 少ない手がかり、貴重な手がかりに、イザナギの顔に少し安堵が広がる。(大大大成功)
- ???(大成功)
- とはいえ、危険に変わりはない…早く見つけないと…(成功)
まったく、アマテラスのやんちゃも元気の証って思ってたけど…今回は叱るわよ。~の後:
- みんなが心配してる、愛しているって事をあの子に忘れて欲しくないの。…そういう意味では、アナタもよ。私たちがいるの、忘れちゃダメよ?
- イザナミの表情が優しくなる。旅に心強い言葉をもらった。(大大大成功)
- ???(大成功)
- これは私たちの問題だから、悪いけどアナタでも口出し無用よ。(成功)
君も、幻の温泉が気になるのかな?~の後:
- もし気になっても、一人で探しに行くのはダメだよ。心配になっちゃうから…どうしてもって言うなら、みんなで行くのがいいんだ。
- その言葉は、あなたに言っているようでもあり、ここにいないアマテラスに向けた言葉にも聞こえた。(大大大成功)
- 前からある噂だけど…僕は、みんなでここに来られるのが好きなだけだから、探したこと はないね。(大成功)
- アマテラスは誰に聞いたんだろうね…雷神辺りかな?(成功)
ん?アマテラスの父親は大変かって?~の後:
- (大大大成功)
- アマテラスは女の子だからね、ツクヨミやスサノオとちょっと違うけど...でも、大変なことはないよ。(大成功)
- 父親ってこういうものだよ。これくらい大したことはないよ。(成功)
□運命の選択発生!
あら、スサノオだわ。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- ところで、スサノオはヤマトタケルと一緒じゃなかったかしら?…はぐれちゃったの?大丈夫かしら。(大成功)
- アマテラス、見つかった?…そう。もう少し探さないといけないわね…(成功)
アマテラス、まさかそこまで幻の温泉を真剣に探していたなんて…意外だったんだ。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- そうだね、きっとそれ相応の理由があるんだ...見つけたらきちんと理由を聞いてあげよう。君の言うとおりだ。(大成功)
- でも、皆に心配かけるのはダメだね。そこはちゃんと注意しないとね。(成功)
霧がなければ、夜の山も少し散歩したくなるくらい綺麗なのよね。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- アマテラスが見つかって月が出たら、ヤマトタケルに舞いを見せてもらいましょうよ。(大成功)
- でも、ひとりはダメよ?危ないもの!(成功)
【コンパス選択なしの画面】
- もう、アマテラス…戻ったら、久しぶりに怒らなきゃいけないかしら。
- イザナミに笑顔はない。
- 霧の山は危険だ…僕らもあまり深入りしない方がいい。
- イザナギは霧の奥を見つめている。
- …こちらの方から、少しだけ通った気配がするわね…子どもの気配だもの、わかるわよ。でも、霧のせいか今日はわかりづらいのよね…
- イザナミが指さす方向に進む。
- オオカムヅミ、あちらを見てくれるかな?気をつけて行くんだよ。
- イザナギはオオカムヅミに、別の方向を探すよう指示している。
【エピローグ】
- イザナギ・イザナミ
- いろいろ言いたいことはあるけど、ここはあの人にまかせるわ。…え?私たちのため?
霧が晴れていく...と、目の前には湯気が立ち上がっている。
そして、そこにはアマテラスの姿があった。
アマテラスは振り向く。
「み、皆、なぜここに?」
「みんなアマテラスが心配で探してたんだよ」
イザナギの静かな声に、アマテラスはびくりと肩を震わせる。
「...ごめんなさい」
アマテラスは小さな声で謝罪する。
「...どうして無茶をしたのかな?よかったら、聞かせてくれる?」
イザナギが静かに聞くと、アマテラスはおずおずと話し出した。
「父上と母上に、幻の温泉に入ってほしかったのじゃ...その、幻の温泉は、健康にいいと聞いたから...」
- アイテム獲得
- 想い出の温泉まんじゅうを1個手に入れた!
エンディング †
- イザナギ・イザナミ
- 気持ちがいいねぇ…これが、幻の温泉ってやつなんだね。大変なこともあったけど、アマテラスには感謝しないとね?
「アマテラスが見つからなかったら山を壊しちゃうところだったわ!」
「壊したら余計に見つからなくなると思うよ、イザナミ…」
二人のそんな会話が、背後から聞こえてくる。
二人が温泉に入る間、少し離れた場所で見張りを名乗り出た。
二人の仲睦まじい会話を耳だけで聞く。
「アマテラスったら、私たちのためだったなんて…子どもが元気だったら、私たちそれ以外何もい らないのに」
「そうだねぇ」
「だから、アナタも無理しちゃダメよ?もう家族も同然なんだから!」
突然こちらに声をかけられて驚くが、嬉しい言葉に顔がほころんだ。
- アイテム獲得
- アマテラス&イザナギ・イザナミ限定写真を1個手に入れた!