スサノオノミコト(時空の図書館)
1章 山の上を目指して †
【プロローグ】
- スサノオノミコト
- では、出発するとしようか。
山の上には、イザナギ一家がよく行く温泉宿がある。
今回は皆でそこに行くのが目的だ。
しかし、アマテラスにはもう一つ、目的があるらしい。
「幻の温泉を探すのじゃ!」
嬉々としてそう告げるアマテラス。
イザナギは困った顔でアマテラスをなだめる。
「うーん。それは、また別の機会にしない?」
「嫌じゃ!父上、今日は天気がよく探し物には好機なのじゃ!今日がいいのじゃ!」
「とりあえず、宿に行こう?探すなら、それからでもいいだろう?」
アマテラスは不満そうだったが、こうして一行は山の上を目指して出発した。
【コンパス選択前】
- そうだな…。
- 秋といえば…?と聞いてみた。
- まったく世話の焼ける家族たちだ。いつもオオカムヅミやオモヒカネ、トヨウケヒメには苦労をかけている…。
- 軽くため息をつきながらスサノオは歩いていく。
- 秋の山はいいな。
- 空を見上げてスサノオがつぶやく。
- 山歩きは慣れてるか?
- 一行の最後尾を歩きながら、スサノオが気遣ってくれているようだ。
□運命の選択発生!
- 家族みんなで温泉か…戦う日々も嫌いじゃないが、こういうのも悪くない。
- 穏やかな顔でスサノオが笑っている。
- 幻の温泉か...。
- アマテラスの言っている幻の温泉について聞いてみた。
【コンパス選択後】大大大成功:好感度350UP・伊勢エビ1個入手/大成功:好感度200UP/成功:好感度100UP
そうだな…。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 父上は、スポーツの秋よ!とかいう母さんに振り回されていた記憶があるな。あれはいつだったか…。(大成功)
- まず兄さんと姉さんは食欲の秋だろうな。見ればわかってくれると思うが…。(成功)
まったく世話の焼ける家族たちだ。いつもオオカムヅミやオモヒカネ、トヨウケヒメには苦労をかけている…。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- 姉さん、今度は肩車がいいのか?...わかったよ。(大成功)
- スセリヒメが一番しっかりしているよ…いや、親バカとかじゃなくてだな。(成功)
秋の山はいいな。~の後:
- キノコにアケビ、ブドウなんかも取れるようだぞ。お前は何が食べたい?
- せっせと山の幸を集めているツクヨミとウケモチノカミを横目で見ながらスサノオが言う。食欲の秋を体現する二人だ。(大大大成功)
- 今日は晴れてよかった。まさに天高く馬も肥ゆる何とかだな。(大成功)
- ウロコ雲が綺麗だな。秋ならではだ。(成功)
山歩きは慣れてるか?~の後:
- (大大大成功)
- そうか。景色を楽しみ余裕があるなら問題ないな。(大成功)
- そうだな。お前は冒険で慣れているから大丈夫か。(成功)
□運命の選択発生!
家族みんなで温泉か…戦う日々も嫌いじゃないが、こういうのも悪くない。~の後:
- ???
- ???(大大大成功)
- …うん?ヤマトタケル…?まあアイツも家族みたいなものだ。…たぶん。(大成功)
- 山の上の宿は、母さんたちが行きつけの宿なんだ。お前もゆっくり休めると思うぞ。(成功)
幻の温泉か...。~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- 姉さんは何であんなに温泉にこだわるんだろうな?(成功)
~の後:
- (大大大成功)
- (大成功)
- (成功)
【コンパス選択なしの画面】
- おい、姉さん、まだ登り始めたばかりだろう…?
- スサノオは、おんぶをせがむアマテラスに困り顔だ。
- 兄さんもウケモチノカミもキノコに夢中だな…おいそっちは谷だから危ないぞ!
- 一番下の弟なはずだが、引率者のようになっているスサノオを見て、イザナギ・イザナミが笑っている。
- …。
- 手を繋いでラブラブで歩いていく両親を見て、スサノオは複雑な表情をしている。
- ん?コノハナサクヤか?女子会...とやらに行っているようだぞ。
- 姿の見えない女神について聞くと、そう返ってきた。
【エピローグ】
- スサノオノミコト
- やっと着いたな。姉さん、もう肩から降りてくれ。
「やっと…ついたのじゃ…」
「姉さん、大丈夫か…?」
「む。スサノオ!わらわをバカにするな!こんなもの、運動のうちにも入らないのじゃ!」
「そ、それならいいが…」
最初の元気はどこへやら、疲労困憊のアマテラスに、イザナミはくすくす笑っている。
- アイテム獲得
- 甘酒を1個手に入れた!
2章 温泉に入ろう! †
【プロローグ】
- スサノオノミコト
- ん。お前も一緒に入るか。
温泉は男女に分かれている。
「私たちは少し休んでいるから、先に入ってらっしゃい」
イザナミにそう言われて、早速温泉に入ることにする。
「ここの温泉は温度が高いから、のぼせないようにね」
イザナミに見送られて温泉へ行くと、すでにヤマトタケルやスサノオらがいた。
【コンパス選択前】
- 気になるか?
- スサノオの体には古傷がたくさんあるようだ。
- なんだ、気になるか?
- スサノオの鍛え上げられた身体を見ていると、気づいたスサノオに声をかけられた。
- 向こうも賑やかだな。
- 何やら女湯の方から楽しそうな話し声が聞こえる。
- 良い心地だ。お前も体を休めるといい。
- すっかりゆったりした気持ちだ。ここにもう1つ足すとすれば...。
- ん。背中を流してくれるのか。
- 身体を洗うスサノオに声をかける。
□運命の選択発生!
- ん?何だ?
- スサノオがツクヨミに話しかけられている。
- ちゃんと身体を洗ったか?
- 何だか親のようなことをスサノオに聞かれた。
- 父上と母さんか?
- 部屋に残ったイザナギ・イザナミのことを聞いてみた。
【コンパス選択後】
気になるか?~の後:
- (大大大成功)
- これは…あー…あれだ。ソウルとやらになった時の…いや、うん。お前にも迷惑かけたな。(大成功)
- これはまだ幼い頃に魔物と戦ってヘマをした時のだな。流石に今はもうそんな失敗はしないが。(成功)
なんだ、気になるか?~の後:
- (大大大成功)
- ヤマトタケルはもうちょっと筋肉つけたほうがいいと思うんだがな。(大成功)
- お前も毎日稽古をすればすぐこうなるさ。湯から上がったら手合わせするか?(成功)
向こうも賑やかだな。~の後:
- (大大大成功)
- 女同士好きな人の話でもしてるんじゃないかだって?...もう、スセリヒメのことで暴れたりしないぞ。大丈夫だ。(大成功)
- 姉さんがまた滑って転んだりしないといいが...。お前も気をつけろよ。(成功)
良い心地だ。お前も体を休めるといい。~の後:
- (大大大成功)
- ほう、温泉卵か。あっ、こら兄さん、皆の分をちゃんと残しておいてくれ。(大成功)
- ん?肩を揉んでくれる?そうか。有難く頼もう。(成功)
ん。背中を流してくれるのか。~の後:
- 昔は父上の背中をこうやって流したものだ。よし、お前のもやってやろう。
- こんな機会もそうないので、ありがたく流してもらうことにした。心地よい時間が流れていく。(大大大成功)
- お前は気が利くな。今日もとても助かっている。(大成功)
- 上手いな。ありがとう。(成功)
□運命の選択発生!
ん?何だ?~の後:
- (大大大成功)
- どうやったらソウルとやらになるのかって...?兄さん、そのことについてはそっとしておいてもらえるか...?(大成功)
- 宿の夕飯が気になる...?そうだな。風呂から出たら宿の女将に聞いてみよう。(成功)
ちゃんと身体を洗ったか?~の後:
- (大大大成功)
- 姉さんは風呂場では走るしいきなり湯船につかるしで、今考えると母さんは大変だったんだろうな...。(大成功)
- 姉さんがな、昔よく怒られていたんだ。母さんに。(成功)
父上と母さんか?~の後:
- まさかまた宿の女将に俺や姉さんたちの昔の話とか最近の話とかしてないだろうな…。いや、してるだろうな…。
- 口止めしてくるのを忘れた、と頭を抱えるスサノオに、口止めしたっていつも言われちゃうじゃない、と悟った顔のツクヨミが淡々と言った。(大大大成功)
- (大成功)
- 後で2人で入るんだろう。いつものことだ。(成功)
【コンパス選択なしの画面】
- この山はあまり魔物も出ないし、ゆっくりできるな。
- 日ごろの疲れを落とそうと、あなたたちは湯に浸かった。
- 姉さんが楽しそうにしてるな。良かった。
- 女湯からはアマテラスの楽しそうな笑い声が響いてくる。
- さっき姉さんが転びそうになるのを庇った時だな。
- スサノオの腕に小さなスリ傷を発見したので伝えた。
- 温泉か。久しぶりな気がするな。
- 湯船に寄りかかってスサノオは目を細めている。
【エピローグ】
- スサノオノミコト
- 皆と入る温泉は楽しいものだな。お前もゆっくりできたか?
「少しのぼせたのぅ…」
「アマテラス、お父さんが言ったこと聞いてなかったの~?」
顔が赤いアマテラスは、ウケモチに扇いでもらっている。
湯当たりしたようだ。
皆は山登りの汗を流し、さっぱりしたところで食事の時間になった。
- アイテム獲得
- お神酒を1個手に入れた!
3章 幻の温泉 †
【プロローグ】
- スサノオノミコト
- 姉さんは何を考えてるんだ…。
温泉に入り、夕食を終えてくつろいでいる時。
「…今のうちじゃ……」
宿の裏手からこっそりと出ていく影。気付く者はいない…。
「あれ、アマテラスは?」
イザナギが部屋を見渡す。
「随分前から姿が見えないようだけれど」
宿の中を探すが、アマテラスはいない。
「まさか、幻の温泉とかいうのを探しに行っちゃったんじゃ…」
宿の入り口辺りを見て戻ってきたツクヨミが、渋い顔でそう推測する。
「…まずいな。霧が濃くなってきた。いくらなんでも危険だ」
スサノオに言われて外を見ると、月明りが木々と霧 で遮られている。
「探そう」
皆で分かれてアマテラスを探すことになった。
【コンパス選択前】
- …。
- 何故か無言のスサノオをそっと見上げる。
- アマテラス姉さん!どこだー?返事をしてくれ!
- 大声で呼びながら夜の山を歩く。
- 少しあちらを見てくる。
- スサノオは一行から少しそれた脇道を探しに行くようだ。
- 姉さん…不安がっているだろうな。
- 闇の中、フクロウの目が怪しく光る。どこかで不気味な鳴き声もする…。
- おっと。気をつけろ。
- 暗闇に足を取られて転びかけたあなたを、スサノオが支えてくれた。
□運命の選択発生!
- 姉さんは良くも悪くも変わらないな。
- アマテラスのことをスサノオに聞いてみた。
- 帰り道のことか?
- 大分奥まで来てしまったようなので、不安になって聞いてみた。
- 何か手がかりはないか…?
- 暗い夜道のなか、手がかりを探す一行。
【コンパス選択後】
…。~の後:
- (大大大成功)
- …なんだ?俺の顔に何かついているか?(大成功)
- …ああ、いや、姉さんのことを考えていたんだ。(成功)
アマテラス姉さん!どこだー?返事をしてくれ!~の後:
- (大大大成功)
- お前まではぐれるなよ?遠くだが魔物の気配もする。気を抜くな。(大成功)
- 月明かりでもあれば見つけやすいんだが…霧がかかってしまってよく見えないな。(成功)
少しあちらを見てくる。~の後:
- (大大大成功)
- こっちにも何もないな…。オオカムヅミも違う方角を探しにいってくれたが…。(大成功)
- お前は危ないから父上と一緒にいてくれ。(成功)
姉さん…不安がっているだろうな。~の後:
- (大大大成功)
- 姉さんはああ見えて怖がりなんだ。俺より年上なはずなんだがな。(大成功)
- こういう時はやっぱりオオカムヅミは頼りになるな。俺たち家族に忠義を尽くしてくれる。(成功)
おっと。気をつけろ。~の後:
- (大大大成功)
- ここいらは少しぬかるんでいるから、滑るな。木につかまりながら歩くといい。(大成功)
- 母さん!母さんも、あまりドンドン先に行くと危ないぞ。(成功)
□運命の選択発生!
姉さんは良くも悪くも変わらないな。~の後:
- (大大大成功)
- いつもこうやって迷惑をかけられるんだ。でも好き勝手なことを楽しそうにやっている姉さんを見ていると、それもいいなと思うよ。(大成功)
- いつもこうやって抜け出したり悪さしたりして、母さんに怒られるんだ、姉さんは。(成功)
帰り道のことか?~の後:
- (大大大成功)
- 問題ない。姉さんはともかく、俺はこの山の道は暗くてもわかる。(大成功)
- 確かに霧も出ているし、注意深く進もう。(成功)
何か手がかりはないか…?~の後:
- これは…!姉さんが持っていた金平糖の紙だな。ありがとう、まだ近くにいるかもしれない。お前のおかげだ。
- 足下に金平糖の包み紙が落ちていた。アマテラスがここを通ったに違いない。急いで探そう。(大大大成功)
- (大成功)
- 足跡でもあれば手がかりになるんだが…。(成功)
【コンパス選択なしの画面】
- おい、そっちは道じゃないぞ。あまり離れるな。
- うっかりはぐれようとして、注意されてしまった。
- 暗くて見えづらいから足元に注意するんだぞ。
- スサノオは周囲に気を配りながら歩いている。
- 本当に姉さんは世話が焼ける…。
- やれやれ、とスサノオは霧の中を進んでいく。
- ヤマトタケルはどこいったんだ…?一緒に探すと宿を出てきたような気がしたが。
- ヤマトタケルの姿はないようだが…。
【エピローグ】
- スサノオノミコト
- 良かった…姉さん、あまり心配させないでくれ。
霧が晴れていく...と、目の前には湯気が立ち上がっている。
そして、そこにはアマテラスの姿があった。
アマテラスは振り向く。
「み、皆、なぜここに?」
「みんなアマテラスが心配で探してたんだよ」
イザナギの静かな声に、アマテラスはびくりと肩を震わせる。
「...ごめんなさい」
アマテラスは小さな声で謝罪する。
「...どうして無茶をしたのかな?よかったら、聞かせてくれる?」
イザナギが静かに聞くと、アマテラスはおずおずと話し出した。
「父上と母上に、幻の温泉に入ってほしかったのじゃ...その、幻の温泉は、健康にいいと聞いたから...」
- アイテム獲得
- 想い出の温泉まんじゅうを1個手に入れた!
エンディング †
- スサノオノミコト
- 入った感じでは、普通の温泉と変わりないようだが…ん?これは…昼間のスリ傷が治った…?
スサノオは腕を見せてきた。
どこを探しても、スリ傷はない。
「さすがに俺でも、こんなに早く治らない…これが幻の温泉の力か」
それからスサノオは、手のひらで湯をざばりとすくう。
「姉さんには困ったものだが…優しい姉なんだ。許してくれよ」
無論責める気持ちなどないと伝えると、ありがとう、と感謝された。
「お前は俺にとって、家族同然だ。その…またみんなで来られると嬉しいなと思う」
もちろん、と大きくうなずくと、スサノオは少しくすぐったそうな顔をして、頭をポンポンと撫でてくれた。
- アイテム獲得
- 想い出のカニ三昧セットを1個手に入れた!