百神~ヒャクカミ~データwiki

ハトホル(時空の図書館)

Last-modified: 2018-07-21 (土) 19:21:28

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1章 幽霊船探索

【プロローグ】

  • ハトホル
    • うっわー...いかにもって雰囲気...ちょっとヤバめ?

ナイル川のほとりでハトホルと共にブラックホールに飲み込まれて...

「...キミ、大丈夫?」

覚醒すると、そこは見慣れない部屋だった。

ぎしりぎしり、と揺れるそこは...

「アタシも今、目が覚めたんだけど...どうもアタシ達、あの船の中にいるみたいなんだよねー...あはは...」

さすがのハトホルも笑顔が引きつっている。

「ここ...やっぱり幽霊船なのかな?と、とりあえず、出口探さなきゃって話!」

ハトホルに同意すると、出口を探すために立ち上がった。

【コンパス選択前】

  • あれ...わっ、前、前!止まって!
    • ハトホルに言われて前を見ると...どすっ!右の壁から左の壁に、矢が飛び出した!
  • ねぇ、アタシ達を飲み込んだ黒い穴、なんだったのかな!?
    • さらわれた時のブラックホールを思い出して怖くなったのか、ハトホルが両手で肩を抱く。
  • ん?どうしたの?わっ...
    • 魔物の気配に、しゃべるハトホルの口を慌ててふさぐ。
  • ねえ…この扉、いかにもって感じだけど…。
    • 怪しい雰囲気の扉を見つけた。

運命の選択発生!

  • ねぇねぇ、来てよー!この像の目、すっごくキラキラしてて綺麗って話!近くで見ようよ!
    • 像の目が怪しく光る...おそらく罠だ!あなたは急いでハトホルを止めた。
  • これって...やっぱり...走りぬけるしかないよね!
    • 骸骨たちが両脇から弓矢をつがえている通路に差し掛かった。

【コンパス選択後】大大大成功:好感度350UP・エンドウ豆1個入手/大成功:好感度200UP/成功:好感度100UP

あれ...わっ、前、前!止まって!~の後:

  • はぁ~…一瞬、キミに刺さるかと思って心臓止まったよ~…ほんと、よかったぁ…
    • そう言うハトホルの目には、少し涙が光っていた。(大大大成功)
  • 大丈夫?ちょっとかすったりしてない?…はぁ、よかったー!(大成功)
  • あっぶなー!もう、なんてもん仕掛けてんのって話!(成功)

ねぇ、アタシ達を飲み込んだ黒い穴、なんだったのかな!?~の後:

    • (大大大成功)
  • うぅー、思い出したら寒気してきた!なんかすっごく嫌な感じだったじゃんー!(大成功)
  • 魔法じゃないかって?...キミねぇ、そういうこと聞いてんじゃないって話!(成功)

ん?どうしたの?わっ...~の後:

  • 魔物の気配…?あ、ありがと!あっぶなー…あ、あの、でもさ、もういいんじゃないかなーって…
    • つい、ハトホルを後ろから羽交い絞めにしたままだったので、慌てて離した。(大大大成功)
  • え?魔物の気配があった?ご、ごめん!ありがと…(大成功)
  • ちょ、ちょっとー!びっくりしたじゃん!(成功)

ねえ…この扉、いかにもって感じだけど…。~の後:

  • きゃー!って、キミ、大丈夫!?
    • 扉を開けると、大量の槍が降ってきた。仕掛け扉だったらしい。間一髪で避けられたが、胆が冷えた。(原文そのまま)(大大大成功)
  • や、やっぱ、引きかえそっか?(大成功)
  • うー。怖いけど、ここ以外に進む場所ないしー…。(成功)

運命の選択発生!
ねぇねぇ、来てよー!この像の目、すっごくキラキラしてて綺麗って話!近くで見ようよ!~の後:

  • だーいじょうぶだって!ホラ!...えっ、ちょっ、やだー!ごめんっ!!
    • ハトホルが像に触れた瞬間、あなためがけて石が飛んできた。脳天に石がクリーンヒットしたあなたを見て、ハトホルは慌てている。...意識が遠のきかけている...。(大大大成功)
  • えっ、罠...?そうかなー?キミ、ちょっと慎重すぎじゃない?(大成功)
  • えー!なんでそんな意地悪言うのー!?(成功)

これって...やっぱり...走りぬけるしかないよね!~の後:

  • ハァ、ハァ…やったね!キミも案外走るの速いね?アタシたち頑張ったよねって話!
    • 猛ダッシュで矢をかわしながら走り抜け、何とか通路を抜けられた。ハトホルはこんなことになっても楽しそうだ。(大大大成功)
  • え?危ないから遠回りする?うーん、あっちに何かある気がするけど…。(大成功)
  • ...やっぱ、やめる?(成功)

~の後:

    • (大大大成功)
  • (大成功)
  • (成功)

【コンパス選択なしの画面】

  • 船の表...甲板っていうの?そこに出たら逃げられるかも!でも、どこから出ればいいんだー?
    • ハトホルはきょろきょろしている。
  • 素敵なオジサマが颯爽と現れて助けてくれる!...なんて、ないよね...あはは、わかってるよー!
    • ハトホルは微妙に残念そうな顔をしている。
  • こういう薄暗いのも、遊びだったらスリルがあっていいんだけどなー...
    • 不気味な船内を見て、ハトホルがため息をつく。

【エピローグ】

  • ハトホル
    • え!?どういうこと!?ねぇねぇ、アタシ全然わかんないんだけど...キミ、わかる!?

船長室と思しき部屋を見つける。

ハトホルは、えいやと勢いよくその扉を開いた。

そこにいたのは、魔神・アクウと...

「セト!?」

「...まさか、お前がいるとは思わなかった」

セトはにやりと笑う。

「ま、まさかセトが犯人ってこと!?」

セトは低く笑うと、魔神を一瞥し、床を蹴った。

「へっ!?」

いつの間にか片手で横抱きにされて驚いていると、同じように片手で抱えられてハトホルが声を上げた。

「少し大人しくしていろ」

そう告げると、セトはあっという間に船長室を出て走り去る。

  • アイテム獲得
    • コブラの丸焼きを1個手に入れた!

2章 セトとハトホル

【プロローグ】

  • ハトホル
    • ちょ、ちょっと、どういうこと!?セトが犯人...じゃなくって...?

船長室から大分離れた一室に入ると、やっとセトに下ろしてもらえた。

「何を勘違いしているか知らないが、お前達は俺がやつを倒す機会を邪魔したのだ。謝罪の言葉くらいくれてもいいと思が?」

セトの言葉で、あの魔神がこの船の主であり、セトはそれを倒そうとしていたと知った。

「...大人しく隠れていろ。あいつを倒した後、川岸までは送ってやってもいい」

「ちょ、ちょっと待って!アタシも行く!」

ハトホルの言葉に、セトはぴくりと眉だけ動かす。

「あいつがこの船の騒ぎの犯人なんでしょ?アタシだって、エジプトの神だし...ここで隠れてらんないって話!」

ちょっと怖いけど...と付け足したハトホルに、セトは嘆息した。

「足手まといはごめんだ。邪魔はするな」

背を向けたセトを、ハトホルと共に追う。

【コンパス選択前】

  • ちょっとセト!置いてかないでよねって話!聞いてるー!?
    • 足早に進むセトに、ハトホルが不満の声をあげている。
  • あの魔神がこの船の船長なの?そっか...あの、シブいオジサマは...?
    • ハトホルがそっと耳打ちで聞いてきた。
  • うわーん!もうやーだー!何これ!?
    • ハトホルが足をばたばた振っている。よく見ると、ハトホルの足に網が絡みついている。
  • セトって…意外と優しい…?
    • 何だかんだと前を歩いてくれるセトの背を見て、ハトホルがつぶやいた。

運命の選択発生!

  • みんな...きっと心配してるよね。
    • ハトホルは少し不安げだ。
  • セトってちょっとぶっきらぼうだよね?もうちょっと仲良くできたらいいのになーっ!
    • 少し前をゆくセトを見ながら、そうハトホルが話しかけてくる。

【コンパス選択後】
ちょっとセト!置いてかないでよねって話!聞いてるー!?~の後:

  • まあ、でも、さっきは魔神から助けてくれたみたいだし...悪いヤツだと思ってたけど、結構いいヤツなのかも...?
    • あなたにハトホルがこそこそ耳打ちしているのを見て、セトが怪訝そうな顔をしている。(大大大成功)
  • 待ってくれないと、オシリスに言いつけるんだからねって話!...ちょ、ちょっと、本気でにらまないでよ!(大成功)
  • 女の子には歩幅をあわせてあげないとダメなんだからねー。モテないぞ!(成功)

あの魔神がこの船の船長なの?そっか...あの、シブいオジサマは...?~の後:

  • えっ、セト?うーん、セトはほら、ちょっと若いじゃん?アタシの守備範囲からちょっと外れるっていうか...いや、確かにちょっとシブいけど...
    • ハトホルは真剣に悩み始めた。セトは聞こえないふりをしている。(大大大成功)
  • キスしたら呪いが解けて、あれがシブいオジサマに!?…あのね、アタシでもそこまで夢見てないからね!?(大成功)
  • って、冗談だってー!あは、あはは、アタシだって本気で探してたわけじゃ...(成功)

うわーん!もうやーだー!何これ!?~の後:

    • (大大大成功)
  • キミ、ちょっと!これ、これ取るの手伝ってー!(大成功)
  • うえっ...ごめんなさい...セトにうるさいって怒られた...(成功)

セトって…意外と優しい…?~の後:

  • こうして話してみると…結構シブいし…かっこいいかも…ホルス君が泣いちゃう?な、なんで!?敵だから!?
    • ホルスのためにハトホルに忠告したが、いまいち理解してもらえていないようだった。(大大大成功)
  • 元々悪いやつじゃないんだよね…オシリスも、嫌いじゃないって言ってたし…(大成功)
  • でも、なーんか怪しいよね...犯人じゃないってわかっても、なんか、雰囲気が...(成功)

運命の選択発生!
みんな...きっと心配してるよね。~の後:

  • そうだね!キミもセトもいるし、大丈夫だよねって話!ありがと、ちょっと元気でたよ。
    • 笑顔になったハトホル。やはり笑っているほうがハトホルらしい。(大大大成功)
  • ハピとトトがきっとホルス君に伝えてくれてるよね。助けに来てくれるかな…。(大成功)
  • モンチュとか大慌てしてそう。無事だって伝えてあげたいなー...。(成功)

セトってちょっとぶっきらぼうだよね?もうちょっと仲良くできたらいいのになーっ!~の後:

  • モンチュはセトのこと好きな気がするんだよねー。モンチュって筋肉がしっかりついてるオトコが好きだからさー!
    • やめてくれ、とセトが珍しく本気で嫌そうな顔をしているが、ハトホルは楽しそうだ。(大大大成功)
  • あたしってば、おじいちゃんの方が仲良くなるタイプなんだよねー!セトがおじいちゃんになったら仲良くできるかな?(大成功)
  • ホルス君とも仲良くしてくれればいいのにね!だって、家族みたいなもんでしょ?ねぇ、キミもそう思うよね!(成功)

【コンパス選択なしの画面】

  • ねぇ、なんで一人でいたの?...仲間は?もしかして...いないの?
    • ハトホルは果敢にセトに質問している。
  • ねぇねぇ、ここってまだ見てな…わっ!あ、あっぶなー!
    • ハトホルが躊躇なく開いた扉から、矢が飛び出してきた。間一髪のところでかわす。
  • もう少しゆっくり歩いてよー!
    • 歩幅の大きいセトはどんどん前に進んでしまう。ハトホルが抗議している。

【エピローグ】

  • ハトホル
    • あの魔神...どこ行ったの?もしかして逃げてくれちゃったり...そんなわけないよね...?

「誰もいない...?」

再びたどり着いた船長室は無人だった。

セトが軽く舌打ちした時、再び扉が開く。

現れたのはホルスだった。

「ハトホル、無事だったか!しかし、まさか...セト、お前が...」

それを聞いて、ハトホルは慌てる。

「ホルス君、違う!待って待って!」

しかしセトは意味ありげに笑うだけだ。

「遅かったな。王の名が泣くぞ」

その時、ハトホルの背後がゆらりと揺れる。

「ハトホル、後ろ!」

「えっ?...わっ!」

現れた魔神、アクウにセトは表情を変えて構えるが、魔神はハトホルを連れてあっという間にブラックホールに消えてしまった。

  • アイテム獲得
    • エンドウ豆を1個手に入れた!

3章 出口を探せ!

【プロローグ】

  • ハトホル
    • アタシ、キミと一緒でほんとよかった...ううん、弱気はダメだよね!絶対、みんなのとこ帰るよ!

目を覚ますと、そこはまた見知らぬ部屋だった。

暗く狭い部屋。
隣にハトホルも気絶している。
慌てて揺り起こし、二人で周囲を見渡した。

ドアは一つだけ...
小さな覗き窓から外をうかがうと。

「うっわ!魔物だらけじゃん!」

そう、外は魔物の群れがひしめき合っている。

しかし、ここでこうしてじっとしていても始まらない。
いつまた魔神が現れるかわからないのだ。

そう言うと、ハトホルも決意したように真剣な顔でうなずいた。

「逃げよう!きっとキミと一緒なら...大丈夫!」

脱出作戦の始まりだ。

【コンパス選択前】

  • なんか、船が全体的に騒がしくない?
    • 魔物をやり過ごすために、無人の空き部屋に隠れていると、確かに周囲の壁からばたばたと足音が聞こえる。
  • キミのこと巻き込んじゃって...ごめんね?
    • ハトホルが申し訳なさそうに眉を下げている。
  • ホルス君って、昔はちょっと大人しい子だったんだよね~。
    • 出口探しに行き詰っていると、ハトホルが話し始めた。
  • こんなところで魔物にかじられて死ぬのはイヤだーって話!
    • 追いかけてくる魔物から逃げていると、ハトホルがむっとしてそう言う。

運命の選択発生!

  • ホルス君、怪我とかしてないかなー?
    • ハトホルがそんなことを言う。
  • ねぇ、もしかして、トト達もいるの!?
    • ハトホルが指差したところに、見覚えのあるパピルスが落ちている。
  • え?アタシが思いのほか元気でよかったって?
    • さらわれて随分経つが、元気そうなハトホルに安心していたが...

【コンパス選択後】
なんか、船が全体的に騒がしくない?~の後:

  • あっ、ホルス君達ががんばってくれてんのかな!?そうだったら、あと少しで合流できる!?(大大大成功)
    • きっとそうだと同意すると、ハトホルの表情が明るくなった。
  • アタシ達がちょっとばたばた走っても、気付かれないかも!?って、そんなわけないか!(大成功)
  • これ全部魔物!?そんなのイヤー!(成功)

キミのこと巻き込んじゃって...ごめんね?~の後:

  • そうだね、今は出ること考えよ!うん!そうしよう!キミ、いいこと言うじゃんー!さっすが!
    • ハトホルが背中を叩くので少しむせたが、悪い気はしない。(大大大成功)
  • でも、キミと一緒で心強いのも事実なんだ!ありがとうね!(大成功)
  • そうそう、モンチュだったら頼りになる...って違う違う!そういう意味じゃないって!(成功)

ホルス君って、昔はちょっと大人しい子だったんだよね~。~の後:

    • (大大大成功)
  • 静かっていうか、大人びてるっていうか...あの時のはちょっと近づきにくかったなー。王サマだから仕方ないかー!(大成功)
  • あっ、ごめんごめん!ちょっと思い出しただけ!(成功)

こんなところで魔物にかじられて死ぬのはイヤだーって話!~の後:

  • 素敵なオジサマに出会わないままなんて、笑えないって!あ、諦めてないんだから、アタシ!
    • そう叫んだハトホルは、前から押し寄せた骸骨にタックルしていった。(大大大成功)
  • また封印される!?それもイヤー!バラバラの石にされんの、すっごい怖いんだからね!(大成功)
  • キミだってそうだよね!?ほら、必死で逃げろ逃げろー!(成功)

~の後:

    • (大大大成功)
  • (大成功)
  • (成功)

運命の選択発生!
ホルス君、怪我とかしてないかなー?~の後:

  • ホルス君の戦い方って、乱暴っていうか、豪快っていうか…その割にけっこー細いじゃん!?心配だよー!
    • ハトホルは、こんくらい!?と言いながら、ホルスの体の細さを語っている。本人が聞いたら少し悲しみそうだ。(大大大成功)
  • セトは大丈夫でしょー!さっきも骸骨達片手でばしばし倒してたし!あれ、ちょっとかっこよかったなー!(大成功)
  • この船、魔物だらけじゃん!?ホルス君逃げるってこと知らないから心配って話!(成功)

ねぇ、もしかして、トト達もいるの!?~の後:

  • ハピも一緒なのかな?...それってちょっと気になるじゃん!?あの二人、いい感じだもん~!ねぇねぇ、見つけたら黙ってついて行ってみる!?
    • それはどうかと...と言うが、ノリが悪いぞー!とハトホルに背中を叩かれて終わった。(大大大成功)
  • あっ、このパピルス、船の中のこと書いてる!?ラッキー!これ見たら出口わかるじゃん!?(大成功)
  • トトなんて、大丈夫かな~!一人じゃないよね!?(成功)

え?アタシが思いのほか元気でよかったって?~の後:

  • も~!そういうこと言うな~!これでも結構がんばってるんだよ?わかってよー!...でも、キミと一緒だから大丈夫。
    • 少し泣きそうなハトホルの背中をさする。...絶対にここから無事に出ようと、再度決意を固めた。(大大大成功)
  • 元気でいられるのも、キミが一緒だからだって!本当に感謝だよ~!(大成功)
  • ま、まぁね~!これくらい、慣れっこって話!?(成功)

【コンパス選択なしの画面】

  • ここどこー!?
    • 同じところを堂々巡りしているような気がし始めた時、ハトホルが叫んだ。
  • ここ...出口どこって話...なんだけど...あ、これかな?ってうわっ!大丈夫!?
    • ハトホルがドアノブらしきものに手をかけた瞬間、頭上から鍋が落ちてきた。ぶつかる寸前で避けることができた。
  • またこーいう部屋...出口どこー!?...あっち!?ほんとだ!さっすがー!
    • 荷物が積まれた部屋を通る。見つからなかったもう一つの出口を、積荷をどけて見つけ出した。

【エピローグ】

  • ハトホル
    • あとちょっと...ちょっとで...出れたー!あっ、トトとハピじゃん!?わーん!やっと帰れるー!

魔物を振り切り、ハトホルと共に甲板へ飛び出した。

そこには、トトとハピが待っていた。

「ハトホルさん!」
トトの声に気付いたハトホルは、泣きそうな笑顔だ。

「やっと会えた~!」

しかし、背後に揺らと揺らめく気配を感じて振り返る。
魔神アクウが、両手を振り上げていた。

「させないっ...!」

と、その時、ハピがアクウに突進する。
しかしアクウはびくともせず、手の一振りでハピの体を宙に飛ばしてしまう。

アクウがさらに、ハピに飛びかかった。...が、その攻撃は届くことはなかった。

ホルスの蹴りが、背後からアクウの撃墜する。

「仲間にこれ以上手出しはさせない!」

そして怯んだアクウの下には、不敵に笑うセトの姿があった。

「散れ」

セトの杖から、竜巻が巻き起こる。竜巻は魔神の体を弾き飛ばした。

アクウは川へ真っ逆さまに落ちて行き...そのまま上がってこなかった。

  • アイテム獲得
    • を1個手に入れた!

エンディング

  • ハトホル
    • 何だかすっごく疲れたけど、スリリングな体験だったのかな!?でも、キミも災難だったよね!アタシ達さ、よく生きて帰って来れたと思わない?って話!

ハトホルは先日の出来事を、おかしそうに振り返る。

ナイル川のほとりは、すっかりいつもの落ち着きを取り戻している。

「キミには感謝してるんだ!アタシひとりだったら、怖くて泣いちゃってたよ~!キミってやっぱりすごいなーって思った!」

大丈夫そうに見えたが、と言うと、ハトホルはえ~と不満そうだった。

「助けに来てくれたみんなには、すっごく感謝だね!セトも含めて、ね」

セトに惚れたのか、と聞くと、ハトホルは明るく笑い飛ばした。

「違うってー!なかなかシブくてかっこよかったけど、アタシの好みとまたちょっと違うって話!あ、でも」

向かう先に見えたホルスに手を振りながら、ハトホルが言う。

「ホルス君くらいの年の男の子がかっこいいって思ったのは、久しぶりかも!モンチュが言うトキメキってやつ?...あれ?オジサマじゃないのに?」

ハトホルは本気で首を傾げている。

ホルスの先は長そうに思えた。

  • アイテム獲得